本当に……本当に大変遅くなりました!これはもうマジで10年以上掛かってもおかしくなくなってきました。それでも、なんとかめげずに書いていこうと改めて決心致します。……ただ、今回も展開が早い上に短いです(土下座)
今回もアグルのオリジナル技が披露されます。といっても、FE3をやって使ったことのある人なら見たことある技ですが……
あと、この度ハーメルンだけでなくpixivでも同小説を投稿していくことにし、タイトルの表紙となる挿絵もあらすじの方に付け加えさせました。……こんなことしてるから余計に投稿速度が遅くなってしまうんでしょうが……(苦笑)
まぁそれでも、これもスランプから抜けるための息抜きだと思ってやっていきます
そして、ついでとなってしまいましたが、遅ればせながら石室コマンダー役の渡辺裕之さんのご冥福を心よりお祈り致します
※サブタイトル入れるの忘れてました(恥)
奏はウルトラマンの正体が一翔だと知って、一翔本人は奏からシンフォギアと二課の情報を提供してもらってから1ヶ月ほど経った。
ノイズの出現は1ヶ月の間も当然のようにありはしたものの、一翔も当然ウルトラマンとなって戦っていた。
しかし、やはりと言うべきかノイズは知能が発達してるようなのか、それとも誰かがノイズを使役してるのか、どっちにしろ殲滅に成功したものの、かなりの苦戦を強いられた時もあった。
そして、戦ってる最中に翼と響が来る気配を察知し、仕方なく残ったノイズは彼女たちに任せるために姿を消すこともあった。
その際、翼と響の戦いの様子を見ていた時もあるのだが―――
「つ、翼さん!すみません、こっちのフォローもお願いします!」
「それぐらい自分で何とかしなさい。前にも言ったけど、私は貴方と一緒に戦う気はない」
「ッ……!」
誰から見ても、まさに酷いの一言である。本来ならば先輩である翼が、まだ日の浅い後輩の響をフォローすべきなのだが、ウルトラマンに対する意見の食い違いの時から完全に明らかな私情で切り捨てており、指導なども全くしていなかった。
奏はまだ一時的な戦線離脱状態ではあるものの、二課に所属してる身としては、ちゃんと響をフォローする言葉をかけたりしてくれていた。
そして―――
「あたしも私情で戦いから一時的に身を引いてるから別にそういうのは構いやしない。でも、明らかにお前は、あたし以上の私情で動いて響に何もしてやってない。あたしが言えた立場じゃないが、ちゃんと響を見てやって―――」
「……いくら奏からのお願いでも、立花と一緒に戦うのは御免被るわ。出来れば、奏がそろそろ復帰してもらえると助かる」
「ちょ、ちょっと待てよ!翼!」
―――相方として奏は翼に注意していたのだが、翼は完全に響と一緒に戦うことが眼中になく、奏の注意をも無視して、そろそろ復帰してほしいとまで言ってくる始末であった。
それ以降、仲違いこそ起こさなかったものの、奏は今の翼とでは戦線に復帰したとしても、一緒に戦うことも、ツヴァイウィングとして共に歌っていくことも出来ないと思い、しばらくの間はまだ復帰せず、アーティストとしても一時的に離脱することにした。
それが影響して、ツヴァイウィングの表舞台への活動も、しばらく休止となった。
そんなある日の放課後。帰宅した一翔は自室に入り、部屋着に着替え、バックから教科書とノートとプリントを取り出し、すぐさま出された課題をやり始めた。
「……そういや、今日は確か流星が観られる日だって小日向が言ってたな」
以前、未来から響のことに関しての相談を終えた後にそう言われていたのを思い出し、時計を確認すると、まだ流星が観られる時間ではなかった。
「……もしノイズが現れたら俺が行けばいいだけだし、立花にわざわざ来てもらうわけにもいかないからな。念のため―――」
すると一翔は一旦課題を中断し、スマホを取り出してどこかへと電話をし始めた。
「もしもし、天羽か?」
[よー、わざわざそっちから電話してくるなんてな。何かあったのか?]
電話を掛けた相手は奏だった。一翔はすぐに用件を伝えようとする。
「悪いが、立花のことでな……あいつ、これから親友と俺の同級生とで流星群を観に行くって約束をしててな……」
[あー、そういやあたしも、響は今日は友達と一緒に流星群観に行くってのを聞いたな……んで、それがどうかしたのか?]
「万が一だが、もしノイズが現れてしまったら、あいつは否が応でも約束を破らなくちゃいけなくなっちまう。だから、ノイズが現れたとしても、現場に来ないで流星観測を楽しむようにと言っといてくれ。立花からしたら事情を知らない俺が言ったんじゃ困惑しちまう」
そう用件を伝えると、奏は通話越しにため息をついていた。
[はぁ~……まぁ、確かにお前の方から伝えるよりはいいかもしれねぇけどよぉ……お前さぁ、あたしは便利屋でもなければ伝言係でもねぇんだぞ?]
「分かってるよ。それでも敢えて、現時点での二課の中では立花の他に信用してる奴が天羽なんだから、こうして頼んでるわけさ」
[そ、そうか……一翔がそう言うなら、分かったよ。響だけに言うわけにはいかないから、弦十郎の旦那にも伝えとく]
「頼む。ノイズが現れたら、それは俺が片付けておくよ。もし天羽の相方の女が来た時はそいつに任せて逃げるしかないがな……」
[そっちに関してはあたしの方がすまねぇな……あたしが戦線に復帰すればいいだけの話なんだけど、今の翼とじゃなぁ……]
「天羽が謝る必要はないだろ。とにかく、立花のことは頼んだぞ。それじゃあな」
そう言って通話を終了し、再び課題に取り組み始めた。
それから数十分後、特に多く出されたわけではなかったので、今日の分の課題の全てを早く終わらせ、一翔は夕飯の下準備を始めようとする。
「今日は久々にカレーでも作るか。えーっと、材料は……」
夕飯のメニューを決めたところで、その具材となる玉ねぎやニンジン、ジャガイモに豚肉を取り出した。そしてニンニクと生姜といった香味野菜も取り出す。
それから数分後、玉ねぎやニンジン、ジャガイモの皮を剥いてから食べられるサイズまで切り、豚肉と共に油を引いた鍋に入れる。そして野菜全てがしんなりするまで炒めたら水を入れて蓋をしてから煮込んでいく。
「さて、煮込んでる間にサラダも作っておくか」
そう呟き、冷蔵庫の野菜室からレタスやトマト、キュウリを取り出してまな板の上に置き、スライスしようと包丁を手に持ちかけたところで、部屋着のズボンの右ポケットに違和感を感じたため、ポケットに手を入れる。
そして、そのポケットの中に入れていたブレスレットが点滅しており、ノイズが出現したと気づいた。
「こんなタイミングでか……まぁ、仕方ない。火は一旦止めといて、サラダの野菜もひとまずは戻しとこう」
そう言って鍋の火を止め、サラダに使う野菜も野菜室に戻した後、黒ジャケットを羽織って玄関で靴を履いて外に出た。
そしてブレスレットを右腕に装着し、それが180度回転して一翔を光が包み込み、光の状態のまま現場へと向かった。
それから十数秒後、上空からノイズの群れを確認し、光の状態のまま猛スピードでノイズの方へと降下していく。
その衝撃で辺りに煙が舞い、その隙に光が晴れてウルトラマンが現れ、ノイズに攻撃を仕掛ける。
『デヤァッ!アイッ!』
さすがのノイズも対応が遅れたようであり、ほんの数秒だけで十数体までが倒され、炭化されていった。
『ハァッ!デヤッ!』
すかさずウルトラマンはリキデイターを何発も放ち、着々とノイズの数を減らしていった。
(だが、序盤はよくてもこの後が問題だ。今回もすんなり行けるかどうか……!)
だが、一翔の思うように、最近のノイズはかなり手強くなってきている。また苦戦を強いられるかもしれないという不安があった。
(……いや、ノイズがどれだけ強くなろうが、俺はその上を行ってやる。いつも同じ技しか使えないなんて思わないことだな)
それでも、なんとか不安を拭い去り、集まってるノイズに向かって走り出し、その勢いのまま体をスピンさせ、ドリルのように回転しながら突進していく。
そして、右手からブレードを形成し、回転した勢いを利用してプロペラのように高速回転させ、行く先にいたノイズたちを次々と斬り裂いていく。
『オゥラッ!』
さらに、着地した直後にもう一度、ブレードを出したまま体をスピンさせ、同じように残ったノイズに向けて突進していき、斬り裂いていった。そのお陰で、ノイズを多く殲滅させることに成功し、残るノイズは3体となった。
『ハァッ!』
着地した後、ブレードを戻して背を向けたまま、両腕をクロスした後に再びリキデイターを放つ構えを取った。
その時、何かの気配を察知して、完成したリキデイターを放たないまま顔を後ろへ向けると、突如巨大な何かがウルトラマンの背後のノイズを3体もろとも両断し、ノイズはそのまま炭化されていった。
(おいおい、マジかよ……)
その相手とは―――
「また会えたな、ウルトラマン」
シンフォギア―――天羽々斬を纏った翼だった。巨大な何かの正体は、以前に響を守るために自身が受け止めていた、巨大化した刀だったのだ。刀は元のサイズに戻り、翼の手に戻った。
「相も変わらずノイズ討伐に勤しんでいるようだが、そこに関しては感謝しておこう。しかし、ノイズを倒すだけで完全に味方だという確証はない。それにいずれは人間の脅威になりうることもある。だから今度こそ、貴様を捕まえ、正体を暴かせてもらう!」
翼はウルトラマンを鋭く睨み付けながら宣言してくる。
(俺からしたら、そっちも相変わらずだな。まぁ、確かに俺が違う立場だったら味方だと確証するのは難しいし、正体を暴こうとするのも無理はない……って、うおっ!?)
一翔は翼を見つめながら思っていると、翼がものすごい勢いで迫ってきたと同時に斬りかかってきた。しかし、すんでのところで回避した。
「そうやって、貴様は避けるばかりで何もしてこないつもりか……だがそれも、本当は私たちを油断させるためなのだろう……立花のような愚か者は騙せても、この私を騙すことは出来ん!」
ウルトラマン―――一翔が本来、人間と戦いたくないのは、ただ戦いたくないだけであるのだが、翼はそう思っておらず、言いがかりにも等しい言葉をぶつけてくる。
そして、正体が分からずとも、自分を信用してくれる響のことを愚か者呼ばわりしてくる始末である。
そんな言葉を聞いて―――
『自分の意見ばかり押し付けるな』
「ッ!?」
一翔―――ウルトラマンが言葉を発し、そう問いかけてきた。今までウルトラマンは掛け声を発することはあるものの、まさか日本の言葉で話すことが出来たという事実に翼は驚愕していた。
「こ、言葉が話せるのか……!?」
『話せるさ。といっても、お前の頭の中に語りかけているようなもの―――いわば、テレパシーだ。普段ノイズとばかり戦っているから、こういう機会が全くなかっただけだ』
ウルトラマンは翼の問いにそう答えるが、テレパシーだとしても、それでも人間と同じ言葉を話せることに翼は驚きを隠せないでいた。
『それより、お前が俺のことをどう思おうとそれは別に構わん。しかし、だからといって意見の食い違いによる力による捩じ伏せはよくない』
「……ふ、ふん……!ウルトラマンに説教される筋合いはない……!そうやって善人ぶっていても私は騙されん!必ずこの力で貴様を捕まえ、その化けの皮を剥がしてやるッ!!」
ウルトラマンからの忠告もただの説教だと吐き捨て、翼は刀を握りしめ構える。
『……仕方がない。人間と戦うのは心苦しいが、そっちがその気なら―――こちらも敢えて力でお灸を据えてやろう』
そう言い放った後、ウルトラマンも翼と向き合いながら戦いの構えを取る。
そして、ついに翼とウルトラマンの本格的な戦いの火蓋が切られていった。
今回使用したアグルのオリジナル必殺技・能力
スピニングブレードクラッシャー
原作ガイアで実際に使ってたスピニングクラッシャーに、アグルブレードを追加させた技。FE3で、アグルブレードを出した状態で走りながら〇ボタンを押した際に、実際にブレードを出したまま回転して突進していたので、前書きでも言ってたように、それを基に思いついた技(←要はその技に名前を付けただけ)
あと、今回アグルが言葉を発する(厳密にはテレパシー)シーンがありましたが―――あくまでこれは僕の推論ですが、ウルトラマンが変身者もしくは別の宇宙人以外の人間と会話する際は、現実世界とは別の空間内(例えばインナースペースとか)でないと出来ないため、現実世界で人間と会話する際はテレパシーで行う、もしくはエックスやザラブのように何かしらの翻訳機や通信機を通して会話をする必要があると思っております
主人公にCVを付けるなら?(最終投票)
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松岡禎丞
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内山昂輝