「この村ともお別れですね、今はもう廃墟しか残っていませんが
立ち去るとなると、少し来るものがありますね」
「もう一生来れなくなるわけじゃないし、また来よう」
「そうですね」
ネクサスと契約の数ヵ月後粗方学べるところは学び
自在法を習得したイリスは旅立とうとしていた
「皆さん世界が忘れても私が覚えています、どうか安らかに」
花を手向け村を去っていく
「イリス、これから何処にむかうの?」
「そうですねひとまず、情報を集めつつ放浪してみようと思っています
できれば同業者の方々に話を聞きたいですね」
「そうだねーそうなると探知の自在法を使った方が早いねー」
「そうですねでは早速__自在式展開__”星導の天球儀”」
杖を地面に一突きするとそこから自在式が広がって行き自在法”星導の天球儀”が出現する
「すごいよねーその自在法こんなの見たことない」
「元となるものがあるので、作るのは簡単でした、えっと・・・この付近でいそうなのは・・・
ここですね」
”星導の天球儀”その名の通り天球儀の形をしており、ザックリと存在の力が探知できる
宝具”玻璃壇”の広範囲版、張り段ほどの精密さはない
「これって、存在の力で見てるから”徒”かフレイムヘイズかわからないんだよね?」
「ええ、ですがそれだけ分かれば十分でしょう」
「これが、もし宝具だったら世界中のフレイムヘイズが欲しがるだろうね」
「・・・なるべく人前では使わないようにしましょうか」
「うんそれがいいよ」
「行きましょうか・・・」
「”星導の天球儀”で見えた場所はもうすぐですね、まだいるでしょうか」
「どうだろうね?____いそうだねぇ」
「どうやらそのようですね、かなり強烈な存在の力ですねこの距離でも感じ取れるとは」
「一応警戒はしておいた方がいいかもしれないね」
「そうですね、__自在式展開__詠唱;夢想の白兎」
地面に展開した自在式から白い箱に乗った時計をその手に持っている白兎の金像が出現する
「では行きましょうか」
慎重に町に近づいていく__そんなイリスの後を金像が空中に浮かびながらついてくる
「此処から、見る限り”徒”が暴れてる様子はないね」
「はい、ですが油断は禁物ですこちらを誘って罠にかけようとしているのかもしれませんから」
「そうだね___イリス!!」
「ッ___」
突然飛来した、巨大な岩を杖で弾き飛ばす
「ああ、同業者の方でしたか申し訳ない」
「ふむ、そのようじゃの」
声が聞えた方(申し訳程度に立っている外壁の上)を見るとフードを被り
手には長く太い金属の棒を持っている、少年らしき人影が見える
「貴方達もフレイムヘイズですか?」
壁から下りてきた少年が
「”偽装の駆り手”カムシン・ネブハーウと申しますこちらが」
「”不抜の尖嶺”ベヘモットじゃ」
「ご丁寧にどうも、イリス・アンテュールと申します」
「”安寧”ネクサスよやっぱり貴方達だったのね」
「?イリスさんと申しましたね二つ名はどうしたのですか」
「二つ名?ですか?」
「そう言えばまだ話してなかったわね、まあそのうち勝手に決まるからいいでしょ」
「相変わらず適当じゃな”安寧”」
「細かく考えったって仕方ないのよ、どうせ勝手に決まるんだから」
「カムシンさんたちはフレイムヘイズになって長いのですか?」
「ああ、外通りですもかなりの年月が流れましたね、そう言うイリスさんは・・・」
「はい、ついこの前契約した新人ですね」
「やはりそうでしたか」
「ねね、私達面白い情報を集めてるの何か知らない?」
「ああ、面白くはありませんが一つありますよ、今我々フレイムヘイズが気にしていることが」
「うむ、”大縛鎖”じゃな祭礼の蛇も奇怪なことを思いつくものよ」
「”大縛鎖”ですかそれはどういう?」
大縛鎖説明中
「聞えはいいですが、大量に人が消えるのはいただけませんね
案としても別に悪くはないと思うのですがね」
「こちらも少しでも人出が欲しかったのです、協力してほしいのですが」
「もちろんお手伝いさせていただきます」
「ああ、ありがとうございます、開始までもう半月もないのです
今から向かおうと思うのですが」
「はい、構いませんよ」
「では、行きましょう向かいながら作戦をお話します」
「お願いします」
結論だけ言いましょう、なぜか蛇さんと仲良くなりました
なぜかやたらと話が合うんですよねえ、なぜでしょう不思議です
ですが仕事は仕事ですちゃんとしますよ
儀式が始めりました
儀式の途中で予定通りフレイムヘイズ達が妨害に入ります、
少しほんとに妨害するか考えちゃったのは誰にも内緒です、多分ネクサスには気付かれてるでしょうけど
ネクサスは特になにも言ってきません
今回の戦い、戦闘には参加せず回復役に努めようと思います、
頑張れ!
<願いは蜀台、祈りは灯!叶えるために祈ります
<もう!また怪我してるじゃない
ついでにエイラを出しておきましたがやっぱり強いですね
ですがそんな強化されたフレイムヘイズでも”祭礼の蛇”さんを”久遠の陥穽”に封印することが限界だった
ようです、封印するときにも何人か犠牲になりましたが、その後の撤退戦では更に犠牲が出てしまいました
というかほとんど残ってないですね、
私ですか?もちろん撤退が始まったら逃げましたよ”ケリュネイヤ”流石早いですね迅速でした
それにしても、蛇さんが最後に私に言い放った言葉・・・おそらくまだあきらめていないのでしょう困ったものです
蛇さんも、次はもっとまともな物なら協力してもいいかもしれませんね
≪安寧の護り手よ!貴殿との会話久方ぶりに楽しいと感じたぞ!
また会おう、次こそは___≫
さて大縛鎖を防いだ後のことですがしっかり生き残っていたカムシンさんたちと別れ西洋の方へやってきました
乱戦もいいですが今度は一対一で戦いたいですね
という考えのもと、適当にいそうな場所を彷徨ってみることにしました
「イリス!この気配はおそらく”徒”ね!行きましょ」
「はい、殴りこみです」
かなり大きな町が”徒”に襲われているらしい、かなり大きな炎があがっている
イリスの自在法及び自在式はシャドーバースの
カード―を元にしています、元のカードの詳しい説明がきになる方は
ご自分で調べてください
大体はシャドーバースのルールにの取って進行しますが
要所要所改変しています、そのままだと不都合がありますから
たとえば普通は40枚一組のデッキを作って三枚ドローしてから試合が開始されますが、
この世界においては、40枚の選んだカードが自由に使えます
(もちろんコストとして存在の力は消費しますが)
いわゆる、ドロソと呼ばれるカードデッキからカードをドローできるカードの
扱いは、デッキからではなく全ての(自身のタイプとニュートラルを除く)
(ビショップなら、ビショップとニュートラルを抜いた)タイプからランダムで選ばれ仕えるようになります
例としては
純心の歌い手を出したとする
↓
ビショップとニュートラル以外のカードからランダムで一枚選ばれ
そのカードが使えるようになる
わかりにくい説明かもしれませんが申し訳ありません
私の語彙力ではこれが限界です