RACING CLIMAX(「Progress Dream」として仕切り直し予定)   作:カノンノ

13 / 16
第8話 特訓の成果

雪菜が亜里紗とのバトルが終わってからの翌日・・・紗夜はこの日もドラテク強化と遠征先のコース適応のためドライビングシミュレーターと名付けられたレースゲームをしていた・・・

 

 

紗夜「っ・・・!このコース、なかなか厳しい連続ヘアピンね・・・!」

 

 

「セガラリー2」のPC版追加コースで苦戦する紗夜。それでもドラテクを鍛えるためにGC8インプレッサWRCでトップのプジョー 106を追う・・・!

 

 

・・・苦戦の末にランエボ4を追い抜いてトップでゴール!

 

 

紗夜「厳しい戦いだった・・・でもクリアできたからいいかな」

 

 

だが、これはドラテク特訓の一環でゲームが進めば進むほどコース・ゲームのレベル、両方とも難易度上がるので厳しい戦いになる事は間違いないだろう。

 

 

美海「あっ!紗夜ちゃん!・・・すごい、5yearまで進んだね!」

 

紗夜「4つ目のコース、ちょっと厳しかったけど・・・」

 

美海「うん、この調子でいけば遠征先のコースも走れると思うよ!」

 

 

紗夜が10yearsモードの5yearのクリアの画面を見て喜ぶ美海。だがプジョー 106マキシが使用可能になった画面を見つめる・・・

 

 

美海「今度の隠し車種はプジョーなんだ。プジョー106もなんだかかわいいよね!」

 

紗夜「306もちょっとかわいいスタイルだけど106は306を小さくした感じでいいですよね」

 

 

106を見てこの車種がかわいいと感じた美海と紗夜だった・・・

 

 

美海「そうだ!明日休みなんだから明日の朝から、気分転換の簡単な旅行気分や特訓の成果のチェックも兼ねて1泊2日で埼玉の定峰に遠征してみない?」

 

紗夜「えっ?妙義へ?」

 

 

ここまでやりこんだと見た美海は遠征先で通用するかもしれないと判断し、紗夜を遠征に誘う!

 

 

美海「もしかしたら、これで成長したドラテクが遠征先でも通用すると思うよ?」

 

紗夜(独白)「・・・そうときたら・・・行くしかないよね!」

 

 

紗夜は今の自身のドラテクを試すべく妙義に遠征することに!

 

 

 

・・・その翌朝、美海は86で紗夜の家の前にやってきた・・・

 

 

美海「紗夜ちゃん、まだかなー?」

 

 

紗夜を待つ美海。しばらくすると紗夜が家から出てS2000に乗り込み、美海の86に近づく。

 

 

紗夜「美海先輩、いつでも行けますよ!」

 

美海「よし、妙義に行こうよ!」

 

 

紗夜と合流した美海は数時間かけて群馬に移動する・・・

 

 

・・・夜になり、妙義に到着した紗夜と美海。

 

 

美海「ついたよー!妙義!」

 

紗夜「群馬に私と美海さんの2人きりで来たの、初めてかな」

 

美海「うん!紗夜ちゃんと2人きりの遠征も楽しいよ!」

 

 

遠征の楽しみにする2人!

 

 

美海「そうだ!最初に私とバトルしてみよっか!」

 

紗夜「美海先輩と2人きりでここに来たのなら2人で走ってみたいです!」

 

 

憧れであり、大切な存在である美海と2人きりであることをチャンスに紗夜は美海とバトルすることに。

 

 

美海「えっと・・・スターターがいないから紗夜ちゃんが先行でいいかな?」

 

紗夜「わかりました!私は美海先輩の86についていくから!」

 

 

お互いの愛車のエンジンを始動させ、美海の86が走り出す!紗夜のS2000もそれに続いていく!

 

 

ダウンヒルスタート地点の神社から猛スピードで走りだしカーブを超えた先のヘアピンへ!美海・紗夜ともに見事なアクセルとブレーキ、ステアリングさばきでヘアピンを通過していく!

 

 

さらに続くヘアピン!だが、先ほどのヘアピンと同じ要領で美海の86と紗夜のS2000はスムーズにドリフトで通過!

 

 

美海(独白)「ドライビングシミュレーターの効果が出てきてる・・・!初めて走る峠なのに私についてきてる!」

 

 

初めて走る峠にもかかわらず紗夜は妙義のコースレイアウトを攻略していき美海の86についていく!

 

 

・・・

 

 

妙義の下りを走り終えた美海と紗夜は上りも走り、頂上スタート地点付近の駐車場にて自販機で飲み物を購入して少しの休息をとっていた。

 

 

紗夜「美海さん、お疲れ様!」

 

美海「紗夜ちゃんもお疲れ様!でもここ、初めて走るのにいきなり、ここまで私についてこれるなんて・・・たぶん、ゲームでほかのコースの特徴を覚えられたから遠征先の違う峠の特徴も覚えられたんじゃないかな?」

 

紗夜「そ、そう?私はなんとなく、「このカーブはあのゲームのあのコースのカーブみたいになってる!」って感じで走ってたから・・・特にセガラリー2006のほうは片道一本でこういうコースもあるかなと」

 

美海「うん!遠征でプラクティスで走ったら一発でマスターできると思うよ!」

 

 

紗夜のドラテクの成長に喜ぶ美海!

 

 

そこへ妙義ナンバーのR32スカイラインGT-Rが!

 

 

紗夜「妙義ナンバー・・・ここの人たちでしょうか?」

 

美海「うん・・・」

 

 

そのR32は美海たちの前に止まる!

 

 

R32のドライバー「86の女の子に、S2000の女の子じゃないか・・・ここじゃ見ない顔だな。どこの走り屋かな?」

 

美海「えっと・・・日向美海。箱根七曲をホームにしていて、アンジュ・ヴィエルジュっていうチームのリーダーを務めてるの!そっちはチームのナンバー2の紗夜ちゃん!」

 

紗夜「蒼月紗夜。よろしく」

 

R32のドライバー(独白)「「アンジュ・ヴィエルジュ」だと・・・!?しかもあの秋名のハチロクの再来っていう秋名のFDとやりあったS2000・・・!?」

 

R32のドライバー「まさか神奈川から秋名のFDとやりあったS2000の女の子が来るとはな。俺は中里毅。妙義ナイトキッズのリーダーだ。」

 

紗夜「よろしくお願いします。中里さん。」

 

 

R32のドライバーは中里毅という妙義をホームとするチーム「妙義ナイトキッズ」のリーダーだった。

 

 

美海「そうだよ!せっかくのバトルなんだからここで紗夜ちゃんの進化したドラテク見せてあげようよ!」

 

ここで美海は紗夜と中里とのバトルを提案する!

 

紗夜「えっ・・・中里さんと!?」

 

 

この反応に中里は・・・

 

 

中里「S2000か、相手にとって不足はないぜ!それに・・・ここ最近、秋名のハチロクに負けてたからなんとしてでもこの流れを断ち切らないとな!」

 

 

雪菜とバトルしたというS2000を見て、秋名のハチロクこと藤原拓海に負けていたためチームが最近不調続きという状況を打破するためにもバトルを受けて立つ!

 

 

紗夜「・・・わかった。中里さん・・・ぜひバトルしてください!」

 

 

紗夜もバトルを受ける!

 

 

信彦「わかった。バトルは下り1本。それでいいか?」

 

紗夜「わかりました!」

 

中里「よし、始めるぞ。妙義の谷は深いぜ・・・」

 

美海「スターターは私がやるよ!いいかな?」

 

紗夜「いいよ!」

 

中里「俺もいいぜ?」

 

 

美海がスターターにつき、カウントダウンの前にお互いのクルマのエンジンを始動させ、バトルの準備が整う!

 

 

(イメージレースBGM:ユナイトライト/L.I.N.K.s(アンジュ・ヴィエルジュ))

 

 

美海「カウントいくよ!5!4!3!2!1!・・・GO!!」

 

 

GO!の合図とともに2台は走り出す!

 

 

美海(独白)「頑張って・・・紗夜ちゃん・・・!」

 

 

スタートしたS2000とR32!だがパワーのあるR32が前に出る!

 

 

中里(独白)「ハチロクよりもパワーがあるし、腕もいいからな。最初から全開で行くぜ!」

 

 

今回のバトルの相手がS2000のため中里は最初から全開で勝負を仕掛ける!

 

 

連続ヘアピンに差し掛かるS2000とR32!

 

 

中里「ハチロクの時は俺のミスで負けたが・・・今度は違う!グリップこそが最強だ!」

 

 

4WDであるR32のポテンシャルを活かすべく、確実にタイムの出るグリップで中里はヘアピンを攻略する!

 

 

対する紗夜もドリフトを決めていく!

 

 

続くヘアピンでも中里はグリップ、紗夜はドリフトを仕掛ける!だが、紗夜は中里のR32にしっかりとついていく!

 

 

中里「バトルで初めて走る妙義で最初からぴったりついてくるとはな・・・。車の性能もあるが、秋名ハチロクの再来と呼ばれるやつと張り合ったという腕は確かだ。あのハチロクとバトルした気持ちがよみがえるぜ!」

 

 

妙義での初めてのバトルでR32についていく紗夜を見た中里は拓海とバトルしたときのことを振り返った。

 

 

当時のバトルでは中里はハチロクを「ただの非力なクルマ」とみていたが拓海の実力を目の当たりにしその考えは吹っ切れ拓海の実力を認めた。

 

 

続くカーブでも、グリップとドリフトの攻防戦を繰り広げる紗夜と中里。中里は勢いのままにアクセルで踏み込む走りを見せる!

 

 

一方の紗夜は遠征先のコースに慣れていきコースに適応した走りを見せていく!

 

 

紗夜「初めてのコースに初めてのバトルだけど・・・でも、何回か走ってみたからうまくいく気がする!」

 

 

中盤の連続ヘアピン!だが・・・連続ヘアピン後半で・・・!?

 

 

中里「っ!?相手がS2000で秋名のFDとやりあったていうから無理に飛ばしすぎてきたか・・・!」

 

 

拓海とバトルしたときのようにR32のタイヤがへたりはじめグリップが低下し始める!

 

 

紗夜(独白)「相手のグリップが落ちてきてる・・・!飛ばしすぎかな・・・?」

 

紗夜「あっ・・・!そうだ・・・!」

 

 

だが・・・紗夜はあることを思い出した・・・!

 

 

それは、紗夜たちがチーム天音を結成する前のこと・・・

 

 

ナイア(回想)「あー、アテーサとなると安定するけどドリフト決められないんだよなー。面倒だなー」

 

紗夜(回想)「ナイアのR34、アテーサ搭載なんだ・・・確かにドリフトは厳しいけどグリップなら安定した走りを見せてくれるはずよ」

 

ナイア(回想)「そうかー。めんどくさそうだけどそれで走っても見るか。」

 

 

紗夜はアテーサETSによりR34の最高の走り方を見つけ出したいナイアが「アテーサはグリップ走行には適しているがドリフトが決めづらい」ということをぼやいていたことを思い出した!

 

 

紗夜「だけど、アテーサ搭載のGT-Rはドリフトが困難ってナイアが教えてくれたからドリフトが決めにくい以上ここで決める!」

 

 

中里の感情任せの走りにより場合によってはタイヤの負担も大きいという弱点、R34スカイラインGT-Rに乗るナイアが教えてくれたアテーサの弱点を見抜いた紗夜は後半から怒涛の走りに出る!

 

 

後半2連続ヘアピン!紗夜が勝負に出る!

 

 

中里「インに入ろうたって開けるか!」

 

 

中里はインに入りS2000をブロックに入る!ドリフトに入るS2000とグリップに入るR32!

 

 

だが・・・!?

 

 

中里「っ・・・またか・・・!」

 

 

タイヤのダメージ、GT-R特有のフロントヘビーが中里を襲う!インを開けられたR32!

 

 

紗夜「ここで一気に突っ込む!」

 

 

その瞬間を見逃さなかった紗夜はサイドバイサイドへ!その瞬間、横に並びながらもS2000は前に出る!

 

 

中里「しまった・・・っ!並ばされた・・・!」

 

 

並ばされたことに焦りを見せる中里!紗夜はアウトから仕掛け完全に前に出る!

 

 

中里「だが・・・まだここで負けてたまるか!RB26の底力、見せてやるぜ!」

 

 

RB26の底力を見せようとアクセルを強く踏み込みもう一度前に出ようとする中里!

 

 

・・・しかし!

 

 

中里「っ!?」

 

 

紗夜が前に出たことがプレッシャーとなり焦りを見せてしまい、無理にクルマのパワーを引きだそうとしたがグリップ低下を招いてしまい、コントロール不能に陥る!

 

 

なんとか制御する中里!

 

 

だが・・・間一髪でガードレールぎりぎりでR32を停車させる!

 

 

紗夜「っ!?中里さん・・・!?」

 

 

この様子を見た紗夜も慌ててブレーキを踏み急停車する!

 

 

中里「・・・また、ハチロクの時と同じか・・・」

 

 

接触にいたらなかったのはよかったが拓海の時と同じ敗因をしてしまった中里。

 

 

拓海とのバトルでも感情任せの走りとプレッシャーの弱さから最後の最後でRB26の力を引き出そうとぶん回したがアンダーステアを出してしまいがーとレールと接触してスピンし敗北していたのだ。

 

 

そこへ紗夜も駆け寄る。

 

 

紗夜「中里さん、大丈夫ですか!?」

 

 

中里「ああ、俺なら大丈夫だ。ただ・・・このバトルは俺の負けだ。」

 

 

・・・

 

 

バトルを終えた紗夜と中里は頂上の駐車場へと戻る。

 

 

美海「あっ!紗夜ちゃん!」

 

 

駐車場にクルマを止めた紗夜と中里はエンジンを切りクルマから降りる。

 

 

美海「バトル、どうだった?」

 

紗夜「バトル・・・勝ったよ。ただ、中里さんがスピンしてバトル終わったけど・・・」

 

美海「そうなんだ・・・」

 

 

バトルの結果を美海に伝える紗夜。

 

 

紗夜「でも、美琴たちが教えてくれたように遠征先のコーススキルや様々なコーナーの特徴を頭に入れておいてよかったのかな?」

 

美海「うん!それだけでも紗夜ちゃんは速くなってきてるよ!」

 

中里「まいったぜ・・・紗夜のドラテクには驚かされたな。」

 

美海「でもまあ・・・勝利の秘訣は遠征先のコースや多くのカーブを走れるように用意したレースゲームだったりして?」

 

紗夜「み、美海先輩!///」

 

中里「そうか、紗夜の勝利の秘訣はレースゲームでホームコースにはない仮想世界の様々なカーブを体験していたのか・・・!驚いたぜ・・・!」

 

 

紗夜の勝利の秘訣がドライビングシミュレーターということを聞いた中里は声も出なかった・・・!

 

 

中里「確かにゲームでコースを覚えるのもいいが・・・、遠征に行く前に遠征先のコースの情報も手に入れるのも大事だ。コースのガイドをみて攻略ポイントを探してみるのもいいだろう。チームメンバーの中に地図に詳しい奴がいたらそいつから教えてもらうのも大事だぜ。秋名を走りに行ったときはバトルの前に秋名を走りこんだからな。」

 

紗夜「ありがとうございます。大変参考になります。」

 

中里「また機会があったらバトルしようぜ。」

 

 

激励の言葉をかけた中里のR32のエンジンを始動させ神社を後にして峠を走り始める!

 

 

美海「・・・紗夜ちゃん、また1歩成長したね。」

 

紗夜「美海先輩たちが用意してくれたドライビングシミュレーターでコースをなんとなく覚えられたから・・・かな?」

 

美海「でも、今度雪菜ちゃんとリベンジする時はユフィちゃんと一緒に秋名のコースの情報手に入れて攻略ポイント見つけようよ!」

 

紗夜「はい!美海先輩!!」

 

 

遠征を終えた美海と紗夜は翌日に神奈川に戻るため宿泊先へと向かいつかの間の休息をとる。

 

 

ドラテクを試すべく遠征した先で攻略のヒントをつかんだ紗夜・・・、彼女の可能性の進化の物語は始まったばかりなのだから・・・!

 

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

・・・同じころ、秋名や妙義からちょっと離れた峠 七芝。

 

 

・・・

 

 

ブリリアントブルーのS15とライムグリーンのS14がバトルを繰り広げる・・・!

 

 

パーキングスペースから見えるカーブを先に駆け抜けていったのは・・・!C-WESTエアロをまとったブルーのS15!それに続いていくようにドリフトしていくのはURASエアロとBORDER製リアウィングを装備したグリーンのS14!!

 

 

ギャラリー「うおー!すげーぞ!あのS15とS14!!」

 

EG6の走り屋「そうだろ!それに・・・なんたってあのS15とS14のドライバーは高校生の美少女だぞ?」

 

AE86レビンの走り屋「マジかよ!?どんなやつなんだ!?」

 

EG6の走り屋「S14のやつは名前はわからんがギャルのような感じがしたな・・・けど、S15のほうはこっちじゃメジャーになってるからわかるぜ。確か・・・「七芝の[[rb:蒼き天使>ブルー・アンジェラス]]」・・・荻山葵だ!」

 

MR-Sの走り屋「ここだけの話、S15のドライバーは秋名のFDのドライバーと同じぐらいかわいいぜ?」

 

ギャラリー「クルマもドラテクもすごいけど、ドライバーもすげー!」

 

 

S14のドライバーとS15のドライバーが美少女であるという話で盛り上がるギャラリーだった。

 

 

レースも終盤に入り最終コーナー!インに入ったS15はドリフトを決める!続くS14もS15を追撃するかのようにドリフトへ!だが、S15を追い抜くことはできなかった・・・!

 

 

このバトルはS15が制した!

 

 

・・・

 

 

バトルを終えたS15とS14はふもとの駐車場にクルマを止める。S14から降りてきたのはブロンズのツインテールをした美少女、S15から降りてきたのはポニーテールをした美少女。しかも2人とも学生服(学校は違うが)とニーソだった。

 

 

S14のドライバーの少女「相変わらず速いね、葵。」

 

S15のドライバーの少女「でも、桜花(さくら)ちゃん・・・だんだん速くなってきてるよ?もしかしたら昴に勝てるんじゃないかな?」

 

 

S14のドライバーの少女の名は鳥海桜花(さくら)、S15のドライバーの少女の名は荻山葵・・・

 

 

「七芝の蒼き天使(ブルー・アンジェラス)」と呼ばれるS15使いの正体は葵だった!

 

 

桜花「にしても、あたし・・・気になる相手がいるんだよね」

 

葵「もしかして・・・桜花ちゃんのクラスメイトの(きょう)?」

 

桜花「ち、違うわよ!!///」

 

 

顔を真っ赤にして否定する桜花。

 

 

桜花「響よりももっと気になってるのは・・・最近、群馬で噂になってる「秋名のFD」って呼ばれてるFDのほうよ」

 

葵「秋名で有名なFDかあ・・・あたしも気になってたな」

 

 

桜花は雪菜が気になっていたようだ。また、葵も雪菜のことが気になっていた。

 

 

桜花(独白)「・・・今度、学校の帰りに秋名行ってみようかな」

 

 

七芝からの新たな挑戦者が新たなるへの招待になる・・・!

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。