コンプ出来てないんですよね。
出る確率鬼畜過ぎないですか?
ナナコオリは忍耐力必要です。
終わってないです。
「生きて、いたのですか」
「なんだ、死んで欲しかったのか?」
「いっ、いえ!そういう訳ではありません!」
ホムラが慌てる。
いや、性格変わりすぎだろ。
「………言わない方がいいか?」
「っ!?は、はい……」
やはり、あれが原因か。
力を封印した、って感じだな。
「ま、誤解、ってか敵意はない。
あくまで俺の目的は天の聖杯の調査だ」
「捕まえないのか?」
「必要ねぇからな」
「そうか、ならいいか」
すると、ヤエギリが帰ってきた。
「ん、和解できたの?」
「まぁな、じゃ、自己紹介といこうか。
俺はオウカ・スローン、んで、こっちが」
「オウカのブレイド、ヤエギリだよ。よろしく」
俺たちは名前を名乗る。
「俺はレックス」
「改めて、ホムラです」
「改め、セイリュウじゃ」
「ニアだ、よろしく」
「ビャッコと申します」
「トラだも」
「ハナですも」
「あぁ、よろしく」
「ところでレックス、
どこへ向かうつもりか聞いてもいいか?」
「世界樹だ、そこに向かう」
「…………ふむ、止めはしない、
だが、俺も共に行ってもいいか?」
「良いのか!?心強いよ!」
「そう言ってくれると助かる。
トリゴへ敵対するなと伝えてある」
「おおっ!」
「それでは、そろそろ行くことにしようか」
ウモンさんの造船所で船を借りた
俺たちは、巨神獣船で世界樹付近へ向かう。
「これが、世界樹」
「こんなに近くで見るのは初めてだよ」
世界樹の周辺は、雲海が下へと流れ落ちており、
近付くのは危険そうだ。
「凄い流れだね、落ちたら助かりそうもない」
「来たのはいいけど、どうやって
向こう側に行けばいいんだ?ねぇホムラ」
………!
これは、この感じは、不味い!!
「に、逃げて下さい!!」「逃げろレックス!!」
ホムラも危険を察知したようだ。
ホムラと同時に叫んだ。
奴が来る!
「に、逃げろってどうしたんだよいきなり」
その時、前方の雲海から、
それは飛び出してきた。
紫色の巨大な蛇のような身体をした、
それは─────
「「サーペント………!!」」
「サーペント?」
「レックス!船を旋回させろ!来るぞ!!」
「あ、あぁ!」
レックスがハンドルをまわし、
船を旋回させる。
逃げ切れるか………!?
「っ!不味い!」
サーペントが大きく尻尾を持ち上げる。
叩きつけが来る!!
「くっ!」
船には直撃しなかったが、
巨大な衝撃が船を吹き飛ばす。
「な、なんだ?」
レックスの言葉に、
俺はサーペントを見る。
見逃したのか、サーペントは再び、
雲海の中へ消えて行った。
「どうしたんだ?あいつ突然?」
俺は船の前を見る。
おいおい嘘だろ!?
ありゃまさか…………
「みんな、全力で船に捕まれ!!
振り落とされるなよ!」
巨大な巨神獣、インヴィディアのアルスが
大きく口を開き、船を飲み込んだ。
サーペント・デバイス lv117
レベルオーバー。
ユニークモンスター扱い。
チェイン反射持ち。
即死級のアーツを後半に使ってくる。
反射無効、レベル99あれば倒せます。