ゼノブレイド2 特別執権官補佐   作:青い灰

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  オウカの武器ですが、
  1でディクソンさんが使っている武器です。
  (太い刀身に銃が仕込んである武器)

  基本的にオウカ視点で行きます。



メレフに悪戯とヤエギリ探索

「ヤエギリを探したいが、

 まずはメレフの所だな」

 

 

俺は、部屋を出て、特別執権官の部屋に

向かう。まぁ隣なんだけどな。

 

一応上司なので、先に呼びに向かう。

 

扉をノックし、返答が帰って来る前に開ける。

 

 

「うおっ!?なんだ!?」

 

「俺だ」

 

 

驚き、飛び起きるメレフ。

どうやら寝ていたようだが、

陛下の気持ちが分かった気がする。

 

 

「つーかお前も机上で寝てたのか」

 

「なんだ、オウカもか?」

 

「あぁ、陛下に悪戯された」

 

「わざわざ悪戯をされたのか」

 

 

メレフは立ち上がり服装を整える。

 

 

「天の聖杯が発見されてな、グーラへ行く。

 陛下から調査命令だ、カグツチも呼んどいてくれ」

 

「ほう、天の聖杯か」

 

「お前も気になるだろ?

 なんでも同調まで終わってて、

 ドライバーは少年なんだってよ」

 

「成る程な、直ぐ準備しよう」

 

 

俺は部屋から出て、ヤエギリを探すことにした。

どうせ皇宮の外だろう。

 

皇宮から出て、兵士にヤエギリが何処に

いるか聞く。

 

 

「すんません、ちょっと良いですか?」

 

「ん、なんっ!?

 補佐殿!?お早う御座います!」

 

「おはようございます。

 ヤエギリ何処にいるか分かります?」

 

 

俺は大体の兵士には敬語を使う。

大体の兵士が年上な為だ。

メレフは別だが。

 

俺は今年で18(という見た目と設定)だ。

軍の中ではかなり若い方である。

 

 

「ハッ、ヤエギリ殿は現在、地熱タービン

 付近でモンスターの討伐を行っております」

 

「了解、いつもご苦労様です」

 

「光栄です。行ってらっしゃいませ」

 

 

ヤエギリはかなりの戦闘狂で、

毎日のようにモンスターの討伐を行う。

 

まぁ帝都の被害がほとんど無くなるので、

放っておいているが。

 

ドライバーとブレイドは一心同体だと、

よく言われるのだが、

アイツは一人でも十分強い。

 

 

「という訳で帝都の外に来た訳だが、

 アイツは一体何処にいるんだ?」

 

 

その辺に倒されたモンスターが転がっている。

いつもの光景だ。

 

すると、戦闘音が聞こえた。

 

 

「……行くかぁ」

 

 

あまりダラダラしていると

メレフを待たせるので、加勢に向かう。

 

あの辺にはレパード種の

ユニークモンスターがいた筈だ。

確か異名は、″人喰いのドラン″だったかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおらぁぁぁッ!!」

 

 

女性とは思えないような声を上げ、

俺のブレイド、ヤエギリは大斧を″人喰い″に

振り下ろす。

 

 

「グルルァッ!」

 

「うわっ!?」

 

 

だが、爪の叩きつけを食らい、

吹き飛ばされる。

 

少し不味いか?

 

技──″アーツ″を軍刀から放つ。

 

 

「″サンダーボルト″」

 

 

俺は軍刀の先端から雷の銃弾を撃つ。

エーテルの雷が人喰いに命中、

人喰いが痺れ、怯む。

 

 

「何やってんだヤエギリ!

 ユニークに一人で手を出すなと言ったろ!?」

 

「良いじゃん別にー

  強そうだったコイツが悪い」

 

「チッ、さっさとコイツを仕留めるぞ!」

 

 

立て直した人喰いを前に、

俺たちは武器を構え直した。

 




  人喰いのドラン lv.32

  体力お化けで攻撃バカ。
  ドライバー封印持ち。

  作者は現在、全員がlv.99です。

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