ゼノブレイド2 特別執権官補佐   作:青い灰

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  ギャグも入れてきます。

  カグツチキャラ崩壊。


誤字修正致しました。
報告、感謝します!


監視室の話

「ちくしょー……」

 

「すいません、お嬢様……」

 

「あ、忘れてた」

 

 

そうだった、この二人どうしようか。

 

 

「どうする、パクス君」

 

「何故私なのですか!?」

 

「パクス軍隊長、どうするの?」

 

「カグツチ様まで!?

  決めるの貴方達では!?」

 

 

ナイス、カグツチ。ハイタッチする。

 

 

「と、とりあえず巨神獣戦艦に

   入れておけば良いのでは?」

 

「そうだな、で、残り二人はどうする?」

 

「えー、この者を死刑にするという情報を

 流せば助けに来るのではないでしょうか?」

 

 

いや、パクス君すげぇな。

結構急に言ったのに普通に頭の回転が早い。

 

 

「流石パクス君だ。それで行こう」

 

「そうね、流石はパクス軍隊長」

 

「あ、ありがたきお言葉です……?」

 

 

あのブタ領事の元でも頑張ってるのだ。

今度、彼の給料アップしておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから1日がたち、その夜。

 

 

「引っ掛かったね、流石パクス君だ」

 

「胃が持たないので辞めて下さい!?」

 

「カグツチはメレフと宿に泊まってるし、

 彼らが出ていくのは朝になるだろうから

 後で起こして連絡すればいいだろう」

 

「ところで、一人ノポンが増えていますね」

 

「あぁ、それにあれは………機械のブレイドか?」

 

 

珍しい。しかもあれはおそらく………

人工のブレイドだな。

 

 

「面白くなってきたな、

 あ、パクス君、お疲れ」

 

「失礼させて頂きます、御武運を」

 

「おやすみー」

 

 

パクス君が帰ったので、

俺は戦艦内部の監視カメラで観察を開始する。

覗きではない。いいね?

 

 

「お、早速助けにいったな、

  うわ、鉄の扉ぶち抜いた、修繕費が…」

 

「ただいまー」

 

 

ヤエギリが帰って来た。

 

 

「お前どこ行ってたんだ?」

 

「モンスター狩りだけど?」

 

「……まぁ、これだけ自然が豊かなら

  生態系が壊れることもないか………?」

 

 

実際、スペルビアのモンスターの

数が目に見えて減った。

 

害があるモンスターを倒しているので、

こちらもあまり強く言えない。

 

という訳で朝以外は単独で狩りしない

と決めた。

 

敵が弱いと蹂躙される彼らが少し

可哀想になってきている。

 

あまり敵が強すぎるとヤエギリが

死ぬ可能性まである。

それは絶対に避けなければならない。

 

 

「ヤエギリ、朝以外は狩り禁止な」

 

「ええー!?」

 

 

そんな話をしている内に、

レックスたちが戦闘をしていた。

 

 

「小型巨神獣兵器が………

  あれ直すの大変なのに………」

 

「うわー兵士たちも次々と……」

 

「慰謝料出しとかないとなぁ……」

 

 

うちはホワイトな軍隊だ。

うちの皇帝が倹約家な為、金は余っている。

つーかスペルビアの家系は皇帝向いてないな。

 

食事もだいたい俺が作っている。

コックと一緒に。

 

 

「……はぁ、インヴィディアと

  戦争でもあったら終わりかねぇ」

 

「仲悪いもんねぇ」

 

「あ、迷ってんなこれ」

 

 

巨神獣戦艦だが、結構複雑な造りになっている。

まぁ、兵士全員が覚えてはいるが、

初めて来る奴はだいたい迷う。

 

 

「しっかし、あのニアっていうのはともかく、

  戦いが下手くそだね、天の聖杯のドライバー」

 

「あぁ、ブレイドに頼り過ぎているな、

  典型的なブレイドとの戦闘初心者だ」

 

 

なんとか天の聖杯、ホムラとか言ってたか?

そのホムラが調整してるが、

レックスがかなりの勢いでアーツを

撃っているせいで辛そうだ。

 

 

「ま、放っておいても死ぬだけだしな」

 

「それもそうだね、

  たとえ天の聖杯と言っても現実は非常だ」

 

 

天の聖杯と連携、なんてレベルではない。

かなり酷い戦いだ。

 

ニアも天の聖杯を過信し過ぎている。

天の聖杯は必ずしも万能なんかじゃない。

 

 

「ん、あれは──」

 

 

モーフ、あのブタ領事、一体何を……?

 

 

「ブレイドまでいるね」

 

「あぁ、一体なにをする気だ?」

 

 

現在は明け方、しかも巨神獣戦艦の出口だ。

待ち伏せか?だが、あのブタが何故?

協力ならメレフやカグツチから

俺に連絡が来るはずだ。

 

 

「……まさかな」

 

「来たみたいだよ、天の聖杯一行」

 

「じゃメレフに連絡して、と」

 

 

そのまま、レックスたちは

モーフと戦闘を始めた。

 

あんのブタ領事、ブレイドを盾に……!?

クビ決定だ。職権乱用でも

あのブタ失脚させてやる。

 

 

「お、勝った」

 

「んじゃ、俺たちも行くかね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「早速始めてるね」

 

「ああ、メレフ相手に中々頑張ってるな」

 

 

俺はまた遠くから眺めている状態だ。

巨神獣戦艦のデッキで。

 

 

「あ、また逃げた」

 

「逃げてばっかりじゃん、

  天の聖杯、面白くないなー」

 

「しょうがない気もするけどな

  相手がメレフとカグツチだし」

 

 

ん?バラバラに逃げた?

レックスが炎の斬撃を貯水タンクに撃った。

 

 

………貯水タンク?

 

 

おい、それはマジで駄目だろ。

待て待て待て待て!

それは修繕費バカ高いんだぞ!?

払うの国だぞ!?

 

 

「ちょ、ああぁぁぁぁ!!!?」

 

「うっわ、派手にぶちかましたね」

 

 

貯水タンクから大量の水がぁぁぁぁ!?

 

 

「行くぞ、ホムラ!」

「はい、レックス!」

 

 

あれは……!

 

 

「ヤエギリ、頼むッ!!」

 

「オッケー!」

 

 

ヤエギリの起こした風に乗って

俺とヤエギリはメレフたちの元へ全力で向かう。

 

 

「「バーニング、ソード!!!」」

 

「……間に合えッ!!」

 

 

二人の前に着地し、

全力でエーテルバリアを展開する。

 

水へ炎が触れ、巨大な水蒸気爆発が起こる。

 

 

「………間に合ったか」

 

 

爆発が晴れ、大した傷を負っていない

メレフとカグツチを確認する。

無事だ。

 

ヤエギリもちゃんと風で爆発に

抵抗してくれたみたいで、無傷のようだ。

 

 

「……くっ、オウカ、助かったぞ」

 

「ありがとう、今のは危なかったわ」

 

「ふー、無事でよかったよ」

 

 

なんとか二人は助けられた。

 

 

「で、逃げられたみたいだけどどうするの?」

 

「ふむ、オウカ、今回の件だが、

  天の聖杯の調査、だったな?」

 

「ああ、一応調査は達成だな」

 

「そうだ、スペルビアへ帰るぞ」

 

「あー、メレフ」

 

「何だ?」

 

「俺はちょっと調査続けるわ、

  陛下に報告よろしく頼む」

 

「……オウカ、メレフ様は」

「カグツチ、待ってくれ」

「はい」

 

「何故、調査を続ける?」

 

「なんて言うかな、

  興味が湧いたんだよ、あのレックスに」

 

「ほう、なら、私にも

  調査結果を届けるなら行ってもいい」

 

「そんなことでいいなら、

  喜んでやろうか、ヤエギリ、行くぞ」

 

「はーい」

 

「あ、そうだな、天の聖杯一行は

 インヴィディアへ向かうから、

 俺はインヴィディアで調査してから帰るから」

 

「待て!何故インヴィディアへ行くと分かる?」

 

 

 

 

 

 

 

「……そうだな、言うなれば、

   

  それが″因果の流れの内″だからな」

 






こwれwがw因w果wのw流wれwだw

ザンザのモナド、カッコよくないですか?

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