俺ガイル色々ごちゃごちゃ   作:根王

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 狂った日が始まる。彼女達はもう戻れない





重い想い 中編 グループの崩壊

side 葉山

 

 陽乃さんに修学旅行の真相を知られ、今日何が起きるか分からないまま学校に来てしまった…比企谷は来てなかった。それと珍しく結衣がまだ来てないどういう事だろうか?もしかして…何かするつもりなのか?段々とクラスメイト達が教室に来るけど相変わらず結衣の姿は無い…教室に来た川崎さんが俺の事を睨んでいた。まさかとは思うが…陽乃さんはもう動いたのか?不味い…不味すぎる‼

 

 暫くして結衣がやって来て挨拶をしたら無視された…それに優美子が喰らい付いた。けど結衣は何も思っていないような表情していた。まるで俺の存在を無視しているようだ。

 

「ちょっ結衣‼何で無視してんの‼」

 

「あー優美子、おはよー。何か用?」

 

「だから…‼なんで隼人を無視するし‼結衣、今日おかしいし‼」

 

「おかしいのは…」

 

 本当に結衣なのか?優美子の剣幕に動じず無表情なまま受け答えをしている…

 

「何時までも本当の事を話さない隼人君じゃないの?」

 

「…何それ?真実って何の事だし?」

 

「海老名さんに聞けば分かるよ。それとあたしこのグループから抜けるから」

 

「えっ結衣どうしたの!?本当にどうしたんだし‼何が起きてるの…ねえ姫菜何か知ってるの?」

 

「それはね…」

 

「海老名さん駄目だよ。まだ言っちゃったらそれと放課後奉仕部に来てくれないかな?」

 

 このままでは優美子達に知られてしまう!何とかして逃げる理由を探していたら携帯から通知が来る。開くと…

 

『逃げたら駄目だぞ♡』 

 

 陽乃さんからのメールだった完全に逃げ場を失った俺は諦めて奉仕部に向かう事になった。その先に何が起きるのかも知らずに

 

 

 

 

 

「なんだべや。ゆいっち」

 

「それな」

 

「だな」

 

「…」

 

「姫菜どうしたん?具合悪いの?」

 

「大丈夫だよ…大丈夫」

 

 姫菜は分かっているんだ。何が起きるのかを…俺は放課後まで祈っていたが…無駄だったようだ。重い足取りで奉仕部の部室に行くと…そこには雪乃ちゃん、結衣、川崎さん、城廻先輩がいた…四人共真っ黒に染まった眼で俺達を睨んでいた…結衣でさえも

 

「来たのね…葉山隼人」

 

「雪ノ下さん…」

 

「名字だけでも呼ばれるのは非常に不愉快だわ…存在自体も不愉快だけれども」

 

 名字ですら拒絶されるなんて…ここまで…俺はひょっとして

 

「雪ノ下さん…あんた…」

 

「あなたは黙って頂戴三浦さん」ハイライトオフ

 

「ひっ!?」

 

 取り返しのつかない事をしてしまったのだろうか?

 

「そうだね…優美子…黙って?」ハイライトオフ

 

 前の結衣の姿からは考えられないぐらい怒気と殺気を感じそれを優美子に向け怯ませる。

 

「ゆ、結衣…」

 

「結衣!優美子とは親友じゃなかったのか‼どうしてそんな態度を…」

 

 本当に結衣なのか?優美子や姫菜に対しても他人行儀だ。俺は結衣を止めようとするが川崎さんの指摘に遮られる。

 

「アンタが言える事?八幡を利用しないとグループを守れなかった男がそんな台詞を吐くんじゃないよ…聞いてるだけでイライラする…」

 

 確かに俺は戸部と姫菜な依頼を受けた…けど手に負えず比企谷に任せてしまった。何とかしてくれるって…

 

「そうだねー文化祭の時も…何時になったら言うかな?噂を広げないようにしてたけどさ…真実を言えば良いんじゃないかなー?」

 

「…ねえ聞いてれば何?真実って何?あーし全然分からないし」

 

「じゃあ言うね。優美子…文化祭と修学旅行の真実」

 

「待て‼それだけは‼」

 

「何で止めるの葉山君?」

 

「言っちゃいなよ。由比ヶ浜…下手な真似したら叩きのめすから」

 

「私も喜んで加勢するわ」

 

 もう詰んだのか…俺は?いや諦めるな‼何とか説得すれば…‼まだ知られる訳にはいかない

 

「ひ、比企谷がいる時にしないか?」

 

「それは駄目だよー?だって八幡君にとってこの学校は危険だからねー」

 

「前あいつリンチされてたんだよ…来れる訳ないじゃん馬鹿じゃないの?…そこの二人が間接的に関わってるようだけど?」

 

「そういう事よ…そこの優柔不断な大男さんと風見鶏さん?あなた達ね嘘告白を広めたのは…覚悟なさい恨むならそこの男を恨みなさい」

 

「ということで早く言いな?ニゲラレルトオモウナ」

 

「わ、分かった…全部話すよ…」

 

 逃げられない俺は全てを明かした…優美子は俯き大岡と大和は青ざめていた…彼女達は俺を見下したり殺しそうな雰囲気だった。

 

「…ということだったんだ。けど信じて欲しい。俺は比企谷を貶めるような事は考えていない‼」

 

「私はあなたの言い訳なんてどうでもいいわ、それで真実を知ったあなた達はどうするのかしら?」

 

「あーしは…」

 

「三浦さんあなたは被害者よ…この男は信用できる?」

 

「優美子信じてくれ‼俺は君に迷惑をかけたくないからそれで」

 

 頼む‼せめて優美子だけでも‼

 

「ごめん…隼人。信じられない」

 

「どう…して…?」

 

 返ってきた答えは予想とは真逆だった。

 

「だって何で隠してたの?するべき事をヒキオに擦り付けて…最低だししてる事が…でも姫菜どうしてこんな事をしたの‼」

 

「だ、だって…隼人君じゃ何にもできないし比企谷君なら出来ると思って」

 

「でもしてる事は隼人と一緒だし…それにあんたら‼」

 

「「「!?」」」

 

「戸部…あんた恋愛舐めすぎ。それにヒキオを馬鹿にしてたの?それに姫菜の事をちゃんと考えていたの!?どうなんだし‼」

 

「お、俺は真剣に…」

 

「…戸部っちさ。ただ彼女が欲しいからじゃないの?誰でも」

 

「そ、それは…」

 

「私ね…いつか抜けようと思ったのこのグループ」

 

「戸部っちが比企谷君を弄って時を見て無いなと思ってたよ」

 

「…」

 

「それにね。チェーンメールの犯人いるんだよね?大和っちか大岡っちに」

 

「そうなの!?」

 

「そうだよ優美子…隼人君は知ってるけど」

 

「姫菜…?」

 

「比企谷君を苦しめんただよ私達…それにね。あんなメールを書くような人と居たくなくなったよ…だから嘘告白の事を広めるような事ができたんだよ」

 

「ありがとう海老名さん。色々と話してくれたあなたは見逃すわ…今回は。次は容赦無くコワシテアゲル」

 

「姫菜…?」

 

 まさか…修学旅行の真実を彼女達に教えたのは…姫菜だったのか?俺を裏切ったのか?

 

「ごめんね隼人君。でもこれが人の本質だよ」

 

「姫菜!?どうして…」

 

「だって…このグループと私の立場を考えたらね…」

 

「君はこのグループが好きなんじゃ…」

 

「それは昔の話。嘘告白を広めた事とチェーンメールの犯人を知ったら…居たくないよこの人達とは」

 

 姫菜の真意を知りグループの皆は呆然とする。姫菜がこのグループを去りたかったなんて…戸部に関しては目の焦点があっておらずふらふらした足取りで部室から出て行ってしまった。誰も止めることはなくすれ違いで…

 

「ひゃっはろー‼」

 

「あら姉さん終わったのね。お掃除が」

 

「うん終わった終わった♪八幡君に暴行したゴミは消しておいてオハナシしてたから!もういないよ」

 

「陽乃さん!?それってどういう事何ですか!?」

 

「ちょっとしたお仕置き…高校に入ってこんな事をする方も大概だしね…もう何人かは退学処分か警察のお世話になったよ」

 

「なんでそんな事を…」

 

「いい加減にしないと殺すよ隼人?警察が関与するぐらい酷かったってこと。後、ゴミに真実を教えたらあんたに一言言っていたよ」

 

「な、何ですか?何を言ったんですか?」

 

「よくも騙してくれたなって、それはそうだよね?あんたが文化祭と修学旅行の真実を話せば彼らは加害者に八幡君は被害者にならなかったからね。つまり、あんたの所為で多くの人間の人生を狂わせた…早く言っちゃえば良かったのにね」

 

「みんな仲良くを聞いて呆れるわね…あなた。その癖に八幡を助けようとしない今までの恩を仇で返す最低な屑ね。そして、事態を軽く見てる…まるで成長していないわね」

 

「ヒッキーが辛い目に遭ってるのに隼人君笑って過ごしていたよね?あたしは心苦しかったのに…ヒッキーがどんな目に遭ってから知らないなんて…どうしてこんな人友達になったんだろ?」

 

「アンタ無責任だね。葉山失望したよ…今のアンタは皆の葉山隼人なんかじゃない。只の卑怯者の屑だよ…自分の地位を必死に守る悪い政治家だよ…それに比べて八幡は助ける時は助けてくれる。例え泥を被ってもね」

 

「私も失望したかなー。文化祭の時、相模さんを推薦したのは葉山君だよね?良い迷惑だったよ?君にも間接的に関わってるからね?どうしてそんな無責任な行動ができるのかな?」

 

「ということで海老名ちゃん♪」

 

「はい…分かってます。明日、クラスの皆に真実を話します…」

 

「そうそう素直で良いよ♪お仕置きは無しにしてあげる♪それと大和と大岡だっけ?二人は部活の顧問に話しておいたから多分、噂を広めて八幡君のイジメを加速させたとして学校に知れ渡っているかもね後、隼人は比企谷に接触しちゃ駄目ね?だって疫病神だから…じゃあね♪」

 

「「…」」

 

 二人の顔に生気が失った…そして、俺は全てを失ったかもしれない。大岡と大和は部活にも迷惑掛けて追い出されたらしい。大和に限ってはチェーンメールの犯人として更に孤立して誰も彼に話し掛ける人はいない。次第に学校に来なくなった…

 

 姫菜は俺を見限り「お仕置き」から逃れる為俺を売った。戸部は俺を信用できないと言われ距離を置かれた…優美子もだ…

 

「お前は何を考えているんだ‼隼人‼」

 

「父さん‼聞いてくれ‼」

 

「無駄だ‼どう言い訳しても彼の立場を悪くさせたのはお前だろうが‼もし亡くなったらどうするつもりだ‼遅かれ早かれ真実は明るみになりお前が間接的に関わってる事が明らかになるのだぞ‼」

 

「それでも俺は…‼」

 

「もういい…この馬鹿息子が‼どうして悪意を信じない‼何故、彼を助けなかった‼どうして保身に走った‼それが弁護士を目指す者が取る行動か‼」

 

 父さんに叱られた俺は坊主頭にされた…こうして孤独になった。俺は彼女達の怒りに知らず知らずの内に買い…全てを奪われた…

 

 けど諦めきれずにあの日、比企谷にグループの再建を依頼した…孤独が辛かったから。確かに姫菜に裏切られてしまったが彼女も大和達も含めあの頃に戻りたかった。俺はすがるように頼んだが…拒まれて陽乃さんに接触をバレてしまいこの様だ…転校先の学校の屋上に座る俺は後悔していた。

 

「俺はどこで間違えたのだろう?」

 

 その問いに誰も答えない。今思うのは彼女達から蔑まれた言葉を思い出すと姫菜の裏切りを思い出す…よく考えれば俺は「みんなの葉山隼人」を演じるが故に大切なナニカを見逃してした部分があったな…チェーンメールの件の解決しようとしなかった事…俺はグループの事を深く考えていなかった。確かに近くに悪意があるのは…文化祭も相模さんを推薦した結果、比企谷の立場を悪くさせた。修学旅行で更に比企谷を嘘告白させてしまい危険な目に遭わせてしまった。俺は責任を気付かず逃げていたんだ…だから…

 

 何がみんなだ…俺はメンツを守る為に比企谷を犠牲にしていた…漸く分かった…全てを失って気付くのか…

 

「俺は…何もできない…ちっぽけな人間だったのか…肝心な所を見逃して…」

 

 新たな我が家に帰ると比企谷から電話が着ていた…俺は千葉を去る際に陽乃さんが何かを企んでいた気がする。せめてのも償いだ…俺は知らせないといけない彼に

 

 

 

 

 

 大和と大岡は…

 

「俺達が築き上げた物を壊しやがって‼」

 

「お前がそんな奴とはな…もう顔も声も聞きたくない」

 

「…あの人頭悪いよな。というか見損なったぜ」

 

「お前の所為で秋の大会に出れねえじゃん‼ふっざけんな‼もう来んなここに‼」

 

「俺は悲しいぞ…レギュラーのお前がそんな事をしていたなんてな」

 

 今回の件を部活の先輩、後輩、同級生に後ろ指を指され顧問からの信頼を失い

 

「あいつら最低だよな…」

 

「大和ってチェーンメールの犯人らしいよ?」

 

「だから噂流してイジメなんか悪化させたんだな…最低じゃん」

 

 同級生からも蔑まれ孤立し次第に学校に来れなくなった…二人は葉山を恨んだが…それはただ八つ当たりに過ぎなかった。

 

 戸部は…

 

「戸部大丈夫か?」

 

「あぁ…大丈夫…」

 

「暫く休めよ…落ち着いたらな?」

 

 ある意味被害者の戸部は精神的に苦痛だったが…部員たちに支えられ少しずつ立ち直っている

 

 優美子と姫菜

 

「優美子…構わないで…私は最低な人間だから」

 

「かんけねーし、あーしは姫菜を支えるから…だからもう隠し事は無し。分かった?」

 

「分かったよ…これからは頼りにしていいかな?」

 

 姫菜はグループを裏切り孤独でいようとしたが優美子は見捨てる事はせず彼女を支えようとしている。

 

 

 

「俺にできるのはこれぐらいしかないな…戸部、三浦、海老名さんだけでも…後は相模か」

 




 本音を言いますとね?元からアンチにする予定が無かったんですよ。ですが、いきなり雪乃達がヤンデレになるのはおかしいと思いこうなってしまいました。アンチが嫌いな人本当にすみません
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