俺ガイル色々ごちゃごちゃ   作:根王

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 できたぞおおお、できたぞおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ‼(編集完了)

 ううううおおおおおぉぉぉぉおぉぉぉ‼(修正、プレビュー確認)

 ぬうああああああああぁぁぁぁぁぁ‼(ハーメルンに投稿)  

 見ていけクソったれええええええええええ‼(Pixivに編集)

 読者めえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼(Pixivに投稿)

 ( ˘ω˘)スヤァ zzZZZ

 ※ 心の中です。リアルで叫んで書いていません
 
 誤字の報告時の根王↓

.,,..,,,,_
/ ,' 3  `ヽーっ
l   ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"  

 



 最近疲れて来てるのかな俺…因みに構成が浮かばないと某水の駄目女神みたいになっております

 それと、はぁーちまんがまたキレます


彼は少女に同じ道を辿させない為に勇気を少し与える 中編

 

 状況説明、雪ノ下と由比ヶ浜が和解、俺が過去を話す、千葉村来た、葉山たちが来た。

 

 

 

 

 葉山がいる

 

「YOUは何しに千葉村へ?」

 

「えっボランティアで内申点貰えるから来たんだけど…」

 

「内申点…いる?お前に?」

 

 ぶっちゃけ要らねえだろ。お前…

 

「え、なんかただでキャンプできるっつーから来たんですけど?」

 

「だべ?いーやーただとかやばいっしょー」

 

 伝言ゲーム下手くそか!平塚先生に聞くと内申点を餌に釣ったんだと…まあ人手が増えれば問題はねえか。

 

「これもいい機会だろう。奉仕部の面々だけではなく他のグループと交流することをここで慣れるんだ」

 

「ああ…自覚していますよ。でもなんか葉山とは気が合わないというかなんというか波長が合わないというか」

 

「なあに、上手くやれといわない。今すぐとはいかない。ただ、他のグループと何事もなく付き合えばいい」

 

「利用しろとでも?」

 

「そうとも言える。この合宿でそれを身に着けたまえ、さて、そろそろ挨拶の時間だな」

 

 昔やったRPGゲームみたいに平塚先生の後ろに付いて行って歩いて行くと小学生たちが集まり、この頃、特有の台詞を教師が言っていることを見かけるとまだ続いているようだ。小学生たちの手には林間学校のしおりが握られており、各々が開いて見たり丸めたりしている。話聞いておけよ…退屈かもしれないけどさ

 

 俺たちの挨拶は葉山が代表してやってもらったが…いやー大盛り上がりだったな。女子生徒たちはキャーキャー煩かったな…どうでもいいけど。一日目はオリエンテーリング、またはウォークラリーが始まった。何もやることは無いので固まって行動することに、小学生たちを何度も見かけていくと

 

「いやー、小学生マジ若いわー。俺ら高校生とかおっさんじゃね」

 

「ちょっと、戸部やめてくんない?あーしがババァみたいじゃん」

 

「いや、マジ言ってねーから!ちげーから!」

 

 アホらしい…そもそも大人ってなんだ?どこでそれを判断するんだ?自立できるようになってか?自分で稼ぐことができるようになって生活できることが大人か?

 

「小町から見ても高校生って大人って感じしますよ?」

 

「そんなもんか?」

 

「僕が小学生くらいの頃って高校生は凄く大人に見えたなぁ。僕にとって八幡は大人に見えるよ?」

 

「どうだが…そもそも大人ってなんだ?その判断基準が分からないのに大人だの子供だの、そうやって判断すること自体ナンセンスだと思うがな、俺たち高校生だって親のお陰で学校行ってるんだ。まだまだ子供じゃねえのか?」

 

 アホらしいと吐き捨てる。更に睨まれるあいつ…可哀想にでも発言には責任が付き物だぜ。

 

「お兄ちゃん…」

 

「そんな目で見んじゃねえよ…あれだ、あれ。感性も人それぞれだ。まあ気にすんな。えーと…戸部」

 

「ヒッキー…」

 

「そんな会話なんてしないから…」

 

 雪ノ下も川崎もジト目で見るな、俺が悲しくなるしなんだろう…ブーメラン? 

 

「もしかしてその子は比企谷の…」

 

「俺の妹だが?」

 

 なんだよ、その眼は…戸部も三浦も意外みたいな顔すんな…と思ったら小町が前に出て軽く会釈して挨拶する

 

「どうも、兄の比企谷八幡の妹のこと、()()()小町です~」

 

 比企谷をご丁寧に強調して自己紹介する小町に葉山一同は苦笑いする。尚、小町は笑顔のまんまだ。成程、笑顔って威嚇という意味よく分かった気がする…雪ノ下陽乃もそのような雰囲気を感じるがあまり考えたくないな。川崎が言ったように近くに再会するかもしれないしな。うわやだな…それ

 

 暫く歩いて小町がそっと近寄り

 

「お兄ちゃん、この人イケメンだよ。危険信号だよ~お兄ちゃんの方が考えは大人っぽいけど、社会的にはまだまだあの人が上だよ~大変だよ~」

 

「別に競ってる訳じゃないし」

 

「確かに大変かもしれない……。ヒキタニ君、受けオーラ凄いしヘタレ受けって感じだから葉山君に迫られたら即墜ちそう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ"っ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 一瞬だけ、静寂が支配した…バトルもんでありそうな文章だがそんな物騒な展開はないです。そういう展開が大好きな奴は居たけど、今はどうでもいい。原稿でも書いてやがれそんでまだ酷評してやる

 

「あ、その、なんでもないです……はい」

 

 思わずこんな声と目をしてしまった失敬失敬…まあ、てめえの趣味なんざ知らんがな

 

 やっべ、さっきから葉山たちとのやり取りがぎこちなさ過ぎる。なさ過ぎてムードの欠片もねえ、さっき小学生の一団が俺の顔見て「ひっ」って声を上げたってことは死人のような目してんだろうな…あぁ、ド〇えもんいねえかな~この目を誰かと取り換えられる道具が欲しいな~…駄目だ発想がエグいな。こんな発想してる時点で駄目だと思う

 

 ん?前方に小学生の一団…何してんだろうな

 

「ちょっと見てくるよ」

 

 だろうな。こいつのことだからすぐ動くだろうな。あと三浦子供好きアピールし過ぎだ、どんだけアピールしてんだよ…葉山の方を見ると蛇を掴み上げていた。問題は解決してそうだが、ふと視界に映ったのはデジカメ?を持っている少女がポツンと立っていた。先ほどのグループ4人だったな…

 

 はぁ…今も昔も変わらないということか。あの四人がその娘を見てクスクスと笑ったときに確定したよ、その光景も雪ノ下も由比ヶ浜も川崎もみる。そんな中、葉山がその娘に話掛ける。葉山は笑顔で応対するが彼女はどうでもよさげな態度を取り、葉山はそのままあのグループへ…その時に感じた物を見て雪ノ下はそっと呟いた

 

「いいやり方とは言えないわね」

 

 ごもっともだ。容姿といいコミュ力といいそこだけに気付けないような葉山に俺はため息を吐いた…

 

 

 

 

 平塚先生に言われた場所にたどり着き昼の準備を始める。配膳と梨剥きに別れた。雪ノ下と川崎、小町は勿論梨剥きに俺も加わるが…

 

「ヒッキー見てて!綺麗に剥くから!」

 

「お、おう…」

 

 気合い十分の由比ヶ浜だが、出来上がったのはほぼ直角…というか食べれる所がない。なんでやねん…

 

「…」(´A`)

 

「…」メソラシ

 

「由比ヶ浜さん…これは流石に…」

 

「本当に何があったの?」

 

「結衣さんごめんなさい…フォローのしようがないというか」

 

「ママがやってるのあんなに見てのに!」

 

「わかった…わかったから…今度、あれだ一回皆で集まって料理教室やろうそうしよう。ほれ由比ヶ浜もう一回やるぞ。俺も一緒にやるから」

 

「え?あ、うん!」

 

 由比ヶ浜と一緒に梨を剥くことにした。しかし、こいつ包丁の扱いがあぶねえ…FPS?ゲームじゃねえんだぞ…

 

「包丁を動かすんじゃなくて添えて手で梨を回せば…ほら」

 

「ヒッキー何気に上手いし…あたしって一体…」

 

「お前の番だぞ。手伝うから」

 

 由比ヶ浜の包丁を持つ手を握ってやる。

 

「ひ、ひ、ヒッキー!て、手ぇ!」

 

「片方の手を動かせ」

 

 あうあう、と由比ヶ浜が喚いているが梨を剥くことに集中させる。さっきよりは大分マシに剥けた梨が完成するが

 

「「…」」

 

 物凄い目で見られているんですけど…いやだって補助要らないでしょ?君達。小町に目で助けを求めたけどサムズアップで返してきた。なんてこったい助ける気ねえじゃん。その後、梨について色々と話していたら雪ノ下が受験生である小町に問題を提示する。梨の生産量一位はどこか?勿論、千葉だが果物としてのイメージが大きい山梨県と答えてしまう。尚、由比ヶ浜は鳥取と答え俺氏絶句。小町が次に島根と答え思わず凝視してしまう。千葉出身だけど…ほんまになんでやねん

 

 キャンプといったらカレーかバーベキュー。今回はカレーだ。作るのは簡単だ、鍋用意して材料切って炒めて水入れて沸騰したらルー入れて蓋すれば完成だろ?普段作らない俺でもできるぞ。由比ヶ浜は……察してください… 

 

「まず最初に私が手本を見せよう」

 

 炭を積み上げて着火剤に火つけてサラダ油ぶっかけた平塚先生。派手に燃えてんな…

 

「ざっとこんなところだな」

 

「なんかめちゃくちゃ手馴れてますね」

 

「ふっ、これでも大学時代はよくサークルでバーベキューをしたものさ。私が火つけている間、カップルたちがいちゃこらいちゃこら。……ちっ、気分が悪くなった」

 

 しちゃいけねえ顔をしてるぞあんた……!その後に女子と男子に分けさせたのは意図があるものではないと俺は信じている。火起こしのときに葉山がずっとこっちを見ていた気がするが「話掛けんな」オーラを醸し出して火起こしに集中させてもらった。戸塚が持って来てくれた飲み物は美味かったぜ

 

 夕飯のカレー作りが始まる。食材やら器具やら持ち運んでいくとさっき見かけた少女を見かけ視線が合ってしまう。そのまま見つめ合っていたが小町が俺を呼ぶ声が聞こえた気がするので急いで向かった。千葉の兄妹は些細な声も聞き逃さないのだ

 

 何にも喋ることなく米を炊く、その内誰かが家のカレーについて語り始める。由比ヶ浜が母親がカレーに何か葉っぱ入れてることについて愚痴っていた。雪ノ下がローリエと教えたが

 

『ふええ……カレーに葉っぱ入れちゃったよう……』

 

 なんでこんなことを頭で思い付くんだ…材木座と知り合った当初、よくアニメDVDを押し付けられる形で見ていたな。少しずつのめり込んでいたが…まさか…まさかぁ…

 

「…」

 

「?どうしたの比企谷、目元押させてさ…具合でも悪くなった?」

 

「違う…川崎…なんでもない」

 

「ローリエは月桂樹の葉のことよ」

 

「言うな、分かってるから」

 

 それにしても由比ヶ浜の母親は随分と凝ってるんだな。なんでそれが娘に遺伝しなかったのか不思議でたまらんし、成績といいアホの子でもあり不思議な子でもある。密かに雪ノ下も川崎も思っているだろうが口に出さないのはそれは優しさです。あと眼鏡の女の…海老名か?何か言っては三浦に頭をはたかれた。あの時のやり取りがあったのでちょっぴりざまぁっと思ったのはここだけの秘密だ

 

 やはりというべきか、さっきの娘が孤立している…にも関わらず葉山は構う。そうじゃないんだよなーこいつは…テニスの件といいチェーンメールといい…

 

 余計に注目を浴びてしまった留美は葉山の質問に素っ気なく答えて、退場する。四人組の方を見れば蔑んだ目が見受けられる。葉山は言わずもがな

 

 あと由比ヶ浜、カレーに桃なんていれるな。リンゴだったらまだ分かるが桃はフォローしようにもねえぞ。これには雪ノ下たちも頭を抑え始める

 

「ほんと、バカばっか」

 

「そうだな、そんなもんだぜこの世界…不条理なことが存在するからな」

 

「…」

 

 悲しそうな表情をする雪ノ下…ああそうか俺が過去のことを教えたもんな。正しくあろうとするお前からすれば腸が煮えくり返るぐらいのことだろうからな

 

「名前」

 

「俺か?」

 

「名前聞いてんの。普通さっきので伝わるでしょ」

 

「……人に名前を尋ねるときはまず自分から名乗るものよ」

 

 雪ノ下から指摘で彼女は威圧感を感じたのか、彼女から名前を名乗る

 

「…鶴見留美」

 

「私は雪ノ下雪乃。彼は」

 

「いや自分で言う。比企谷八幡だ、丁度来た二人は由比ヶ浜結衣と川崎沙希だ」

 

「なに?どったの?」

 

 近くに来た由比ヶ浜と川崎を紹介する

 

「あ、そうそう。あたし由比ヶ浜結衣ね。鶴見、留美ちゃんだよね?よろしくね」

 

「アタシ、川崎沙希。まあ、よろしく」

 

 俺と雪ノ下の知り合いなのか由比ヶ浜については顔を見てないが口数は少し増えた気がする

 

「なんか、そっちの二人とその人は違う感じがする。あのへんの人たちと」

 

 曖昧な表現だけど、俺と雪ノ下と川崎を見て言った言葉をよく噛みしめて聞いてみると…成程。そういうことか

 

「私も違うの。あのへんと」

 

「違うって、何が?」

 

「周りはみんなガキなんだもん。まぁ、私、その中で結構うまく立ち回ってたと思うんだけど。なんかそういうのくだらないからやめた。一人でも別にいっかなって」

 

「で、でも。小学生のときの友達とか思い出って結構…はっ」

 

「…」

 

 やめろ由比ヶ浜…それは今の俺に効く…それに気付いた由比ヶ浜が必死になって謝っている。俺のメンタルモデルにダメージを与えてくるから

 

「別に思い出とかいらない…中学に入れば、余所から来た人と友達になればいいし」

 

 どこか諦めた目をする鶴見留美。今の状況を諦め新たな環境に身を置くようだ

 

「残念だけど、そうはならないわ」

 

 しかし、雪ノ下の無慈悲な通告が鶴見留美の希望を見事に打ち砕いた

 

「あなたの通っている小学生の生徒も、同じ中学へ進学するのでしょう?なら、同じことが起きるだけよ。今度はその『余所から来た人』とやらも一緒になって」

 

「……」

 

「やっぱり、そうなんだ……」

 

「ほんとバカみたいなことしてた」

 

「なにがあったの?」

 

「えっと……」

 

 鶴見留美が語るのはハブりあうという行為が流行っているのだという。彼女もそれをしてしまい、現在は彼女がその対象になってしまったようだ。だから、あんな風になっていたのか。いつの時代の小学生はそんな下らないことをする。だけど、そうもしなければノリが悪いだの言われる、と経験者は語る

 

「中学校でも、……こういうふうになっちゃうのかなぁ」

 

「……一つ言わせて貰うぞ」

 

 

 

 

「因果応報だ」

 

 

 

 

「大丈夫、かな……」

 

 由比ヶ浜がスプーンを置いて鶴見留美の身を案じる 

 

「ふむ、何か心配事かね?」

 

「まぁ、ちょっと孤立しちゃってる生徒がいたので……」

 

「それは違うぞ。自分の意志で孤立してるだけならいい。でも、悪意によってあいつは孤立してるんだぞ」

 

「はぁ?なんか違うわけ?」

 

「好きで一人でいる人間と、そうじゃない人間がいる。そういうことか?」

 

「Yes」

 

 ほうそこは分かるんだなこいつは 

 

「それで、君たちはどうしたい?」

 

「それは……」

 

 平塚先生が問うのは、悪意によって孤立している鶴見留美をどうするのか?またはどう助けるのか?それをここにいるメンバーに訴えている

 

「俺は……できれば、可能な範囲でなんとかしてあげたいと思います」

 

 実に葉山らしい答えだ。それに賛同するかのように三浦と戸部が頭を頷くが、それを切り捨てる人物がいた

 

「あなたでは無理よ。そうだったでしょう?」

 

 雪ノ下だった。鋭い視線を葉山にぶつける。

 

「そう、だったかもな。……でも、今は違う」

 

「いえ、絶対に無理よ。同じことを繰り返しても同じ結果になるだけよ」

 

「っ……」

 

 雪ノ下の追い打ちに葉山は何も言えなくなった。さっきから思ったが雪ノ下は葉山に対して辛辣な部分が見受けられる。これは過去に何かあったのか?今は聞くことではないが

 

「やれやれ……雪ノ下、君は?」

 

「……一つ確認します」

 

「何かね?」

 

「これは奉仕部の合宿も兼ねていると平塚先生はおっしゃいましたが、彼女の案件についても活動内容に含まれますか?」

 

 雪ノ下の質問に平塚先生はフッと笑う

 

「……ふむ。そうだな。林間学校のサポートをボランティア活動と位置づけたうえで、それを部活動の一環としたわけだ。原理原則から言えば、その範疇に入れてもよかろう」

 

「そうですか……私は彼女が助けを求めるなら、あらゆる手段を持って解決に努めます」

 

「で、助けは求められているのかね?」

 

「……それは、わかりません」

 

「あ、あのーちょっといい?」

 

 由比ヶ浜がひっそりと挙手をして自分の考えを伝える

 

「由比ヶ浜さん?」

 

「留美ちゃんはきっと助けを呼びたくても呼べないんじゃないかな?ハブりに参加して自分がハブられてそれでハブられた子の気持ちが分かったから、自分だけ助けられるのは許せないんじゃ」

 

「どっかの誰かさんにそっくり」

 

「…」

 

「アタシもそう思うよ。因果応報だけど…でも気付けるところに気付けた。人の痛みを理解したんじゃない?」

 

「由比ヶ浜さんと川崎さんの言う通りね…」

 

 そっくりなのは大変遺憾なのだが、実にいい線を突いたぞ。由比ヶ浜。

 

「雪ノ下の結論に反対の者はいるかね?」

 

 平塚先生の言葉に誰も反論しなかった

 

「よろしい。では、どうしたらいいか、君たちで考えてみたまえ。私は寝る」

 

 といい、欠伸をしながら戻っていく平塚先生。最大のヒントを残していく辺り、やっぱりなっと思ってしまった俺がいる。それから、様々な案が出てきてとある案にピンと来た

 

「大丈夫、趣味に生きればいいんだよ。趣味に打ち込んでいると、イベントとか行くようになっていろいろ交友

広がるでしょ?きっと本当の自分の居場所みたいなのが見つかると思うんだよね。学校だけがすべてじゃないって気づくよ。そしたらいろんなこと楽しくなってくるし」

 

 つい先ほど、戸塚から教えられて彼女の名前は海老名姫菜。今までの案では大分マシな案が出ているのは確かだな

 

「わたしはBLで友達ができました!ホモが嫌いな女子なんていま……」

 

「チッ!」

 

 思いっきり舌打ちをかまして黙らせる。そこは要らねえんだよ!なんでそこを足したんだお前は!呆れた様子の三浦に突っ込まれる形で終了となった。途中まで良かったのに

 

「……やっぱり、みんなで仲良くできる方法を考えないと根本解決にならないか」

 

「はぁ…あなた言うけど。過去と同じことを繰り返しても結果は変わらないわ。二度目よ」

 

「ちょっと、雪ノ下さん?あんた、何?」

 

「何が?」

 

「その態度のこと。せっかくみんなで仲よくやろうってしてんのに、なんでそういうこと言ってるわけ?別にあーし、あんたのこと全然好きじゃないけど、楽しく旅行だからって我慢してんじゃん」

 

 ここで葉山に反対意見を述べる雪ノ下に三浦が噛みつくが、今そういうのでは無いので黙って貰おうか…と立ち上がろうとしたら川崎の口が開いた

 

「アンタら今は喧嘩じゃないでしょ?喧嘩なら余所でやりな」

 

「今は鶴見留美のどうするかだろうが、脱線させんな」 

 

 援護なら任せろ。葉山の咎めもあって三浦も席に着いたところで、行くか…お前ら任せて置け

 

「というか。今の俺たちがすぐにどうこうできる話じゃあるまい」

 

「待ってくれ。君は鶴見留美ちゃんを放っておくのかい?」

 

「何もできないなら、しょうがない。平塚先生が非常に良いことを言っていたんだがな」

 

「はっ?何だし」

 

「彼女は助けを求めているのかという話だ」

 

 俺が人差し指を立てて教えてやった。それにハッとする一同に雪ノ下は

 

「なら、今は何もしない方がいい…ということなの?」

 

「余計なことしない方がいい。たかが高校生の俺たちに何ができる?言ってみろよ」

 

「話し合いだよ…みんなで仲良くなるために留美ちゃんとその子たちで話し合いをさせるんだ。そうすれば」

 

「それで何が起きる?それだけで…解決できんのか?それに彼女はハブりに参加していたんだ…それが自分に回ってきて当然だ」

 

 俺がそう言い切ると葉山と三浦の表情は険しくなっていく、戸部も海老名も険しくなる。あれ、俺は間違ったことを言ったか?

 

「でも、由比ヶ浜と川崎が言うように彼女はそれの罪深さを知り反省もしている…けど助けを求めないのは駄目だ」

 

 それは俺だけで十分だ。鶴見留美、お前はその考えを持たなくていい。それは俺だけの考えだ

 

「だから、こうやって…それにきっとあの子たちは本当は根が良い子たちなんだよ…話し合いをすれば」

 

 その言葉が出てきた瞬間に席を立ち葉山の襟首を掴み上げ、怒鳴り声をあげた

 

「良い子だと…!?悪意によって孤立させられている現状を見てそんな言葉を吐くのかお前は‼」

 

「ちょ!ヒキオ!」

 

「比企谷!」

 

「お兄ちゃん!」

 

 引き攣った顔の葉山だが、それでも俺は止まらない。何も知らなすぎるこいつにイライラしていたが、もうそれに堪忍袋の緒が切れた

 

「…お前そもそもイジメの実態分かっているのか?」

 

「…」

 

「イジメには肉体的と精神的に分かれる。だがな最も辛いのどっち?心だよ…精神的な物には物的証拠が残りにくいし肉体よりもダメージが深い。悪意によって孤立している鶴見留美は危険信号なんだよ。それすら分からないのか?それでも、『皆仲良く』を掲げるのか?他の奴もよく聞け!イジメは一日そこらで解決できるほど浅くねえんだよ!根深いんだよ!無知どもめが!」

 

 思い思いに思い付く思考、言葉の全てをぶつけた。 

 

「この場に置いてお前の理想なぞ、心底どうでもいい…俺たちが求められるのは彼女を救う解決索だけだ」

 

「葉山さん、一つ質問します。お兄ちゃん、もう離して上げて」

 

 小町が俺の腕掴み、強い眼差しを感じ取り小町に託すつもりで俺は手を離した。葉山は乱れた上着を整える

 

「葉山さん。あなたは留美ちゃんが同じグループの子にどんな目で見らていたか…ご存知ですか?」

 

「い、いや。みんな仲良く…」

 

「失礼覚悟で言います。先に謝っておきますね。していませんよ?中学生の小町でも分かりますよ…葉山さんは人気ですよね?あなたは留美ちゃんみたいな子を放っておけませんよね?それが逆効果なんですよ…留美ちゃんばかり気に掛けられていることに同じグループの子が嫉妬していたんですよ。ハブられている子がそうやって特別扱いされていると更に嫉妬するんです」

 

 小町の言葉に何も反論することのない葉山…ただ黙って聞いている。それに釣られるように三浦も戸部も黙って聞いている。勿論、こいつらだけじゃない、俺も雪ノ下も由比ヶ浜も川崎も戸塚も黙って聞いている

 

「あなたがしたことは全部、意味がなかったんですよ…残念なことに。あなたはどうにかしたいかもしれませんが…留美ちゃんの現状を悪化させたのは間違いありません」

 

「それにあなたは話し合いになった時にどうするの?どっちの味方になるのかしらね…あなたの場合は、鶴見さん?それとも他の子たち?ましてや…どっちつかず?」

 

 言い切った小町に雪ノ下が更に追い打ちをかける。

 

「アタシは思うんだけどさ。まだ、ギリギリな状態なんでしょあの子?何も打開策を浮かべないなら今は大人しくして寄り添ってあげるべきなんじゃないの?」

 

「留美ちゃんがこれ以上苦しい姿なんてあたし見たくないよ。ねえヒッキー。留美ちゃんを助けたいよ…でも何も浮かばないよ」

 

「由比ヶ浜、大丈夫だ。海老名の案…これをちょっと変えれば、彼女を助けられるかもしれん」

 

「本当に?絶対?」

 

「あぁ…だが実行するのはもう少し彼女と話をしたい。そろそろ寝るか」

 

「待ってくれ。それを教えてくれないか?」

 

「…それを聞いてどうする?そもそも、これは奉仕部の活動だ…部外者に教えるつもりはない」

 

「ちょ、待つし。じゃあさっきの話し合いは…」

 

「あれは意見を求めただけだ。協力者募る時はこっちから言うから、じゃ…あーそうそう最後に一言…」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もし下手なことをして、鶴見留美を取り巻く環境を悪化させたら、鶴見留美は俺たちのことを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「許さないし恨むだろうな」

 

 それだけ伝えて、先にバンガローへと戻った。林間学校はあと二日…まだ時間は余裕があるし鶴見留美と会話するチャンスはいくらでもあるだろう。後は彼女の勇気次第だ。これは俺たちが横槍を入れていい問題じゃない鶴見留美が如何に変われるかだ。俺たちはそれの手伝いができればいい

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