百合表現が苦手な方はお気をつけて。
...こんにちは、アレクシア・フォン・デグレチャフであります。
連合王国攻略作戦は成功、ターニャと私はその戦功から、帝国最高位勲章の一つ、『黄金柏葉付騎士鉄十字章』を戴きました。
...嬉しいですが、ターニャが負傷してしまったため複雑な気分です。
現在は、帝都に帰還し、ターニャは一週間の絶対安静です。
私がつきっきりでずっと看病できるからいいものの...。
「ターニャ、痛みはどうですか?」
「ああ、お前の顔を見ていれば平気だ。」
「...茶化さないでください、本気で心配しているのです!」
「悪い悪い。...あの時は何も痛みは無かったが...こうして安全なところで冷静になってみると、じくじくと痛むな。」
腹部を撃たれたターニャですが、奇跡的に内臓をほとんど傷つけることなく貫通していたため、治りも早い、らしいです。
大事にならなくて、本当に良かったです...。
「...アレクシア、生きていたからこそ良かったが...あの時の事、まだ許していないからな。」
「...はい。ごめんなさい。」
「私は...お前の事を、大切な妹だと思っているが、それだけじゃない。...お前のことを、私の半身のように感じている。生涯の伴侶、とは違うだろうが...。」
「は、伴侶だなんて...。た、ターニャは私を嫁にでもするつもりなのですかっ!?」
「......成程、考えたことも無かったが...。確かに、アレクシアの作る料理は美味しいし、家事もある程度出来る。お前を、嫁に貰うのか...。(悪くないな...。)」
...私は、ターニャに貰われてしまいそうです。
「ど、どうして泣き出すんだ!?」
あれ、私、泣いてなんて...。なぜ、涙が流れるのでしょうか...。
ええと...その、ターニャの気持ちは、とても嬉しいです。
私だって、ターニャと一生を添い遂げたいと想います。
ずっとずっと、幼少の頃から想ってきましたから。
「あはは...嬉し泣きですよ。...ターニャ、責任を持って、私を貰ってくださいね。」
「......約束しよう。...同性愛が、許されるのは相当未来だろうが...。」
そうですね、西暦世界だって、同性愛が認められるようになったのはかなり未来ですから。
「...でも、ターニャの魂は、前世は男、なんでしょう?なら、何も問題は無いと思います!」
「ぐっ...そう言われると、今の私と殆ど同じ姿をしたお前に恋をするのは、ロリコンだとか、ナルシストだとか...。んむっ!?」
そんなことで悩んでいるのですか...。
愛さえあれば、いいのです。誰かが言っていました。
「...ターニャ、私とキスをして、どう思うのですか?」
私は、自分でしたくせに、心臓が張り裂けそうなくらいドキドキしています...。
「...そりゃあ、嬉しいに決まっているだろう。...欲を言えば、もっとしたくなる...。」
「...では、早くその傷を治してくださいっ!治ってから、私のことを好きにしていいですからっ!!」
な、も、もっと...!?
昼間から、面と向かって、1回するだけでこんなにも心拍数が跳ね上がるのに...。
もっと、なんてしたら、死んでしまいます!!
「...まあ、何をするにも今はこの傷を治すしかないがな。治った途端に、また参謀本部にお呼ばれするのだろうな...。」
「......。連合王国は、降伏とまではいきませんでしたが...どうやら、国内世論が揺れているようですよ。首都を爆撃されるという失態を、武力で汚名返上するべきという派閥、さっさと降伏して、協商連合国や共和国のように帝国の恩恵に与るほうが得だという派閥。真っ二つに割れているようです。」
「成程、どちらに転んでも、現連合王国政府は崩壊、帝国にとっては旨味しかないな。できれば、さっさと降伏してもらいたいところだが...。」
また、連合王国に吹き込まれ、帝国と戦争に至った周辺諸国は、帝国を中心とした同盟を締結しました。
西暦世界で言えば、EUみたいなものでしょうか。ブリテンだけ除け者にしていますが。
ただ、この同盟をして連邦戦は厳しいでしょうね。
...おそらく、合衆国は利益のために連邦へ色々と支援してくるでしょうし。
「...とりあえず、その話は後にしましょう。今は、ターニャの身体のほうが大切ですから。」
「...ありがとう、アレクシア。なあ...もう一度だけ、...キスを、してくれないか?」
「...はい。」
ターニャからされることはあっても、私からすることはあまりありません。
ですから...周囲も明るくて、恥ずかしいですが...ターニャのお願いなのです、断るなどありえません。
「...少し、眠くなってきた。寝ようと思うのだが...ここに居ても面白くないだろう。」
「いえ。私にとっては、ターニャの寝顔を見ることも楽しいですし、一緒に寝ることも楽しいですから。一緒に...居させてください。」
少しでもいいですから、今は、一緒に居たいのです。
ターニャの暖かさを、感じたいのです...。
「...一緒に、寝てもいいですか?」
「仕方ないな。風邪をひかせるわけにもいかない...ほら、私と一緒に昼寝でもしよう。」
ターニャは怪我人ですので、なるべく患部を触らないようにしなければ...。
「...ひゃっ!?た、ターニャ、ど、どうして私の身体をまさぐるのですか...。」
「...嫌だったか?」
「い、いえ...嫌ではないですけど...。」
「お前の身体にも傷がないか調べないとな?ほらほら。」
「ひゃっ...あっ...だ、だめです、傷なんて無いですからぁ!」
た、ターニャの手つきが、なんだかえっちぃのです...。
そ、それに...まだそういうことをする年齢ではないのです!!
「......。」
「だ、黙ってむにむにしないでくださいっ!やめてくださいっ!」
「...そう口で言っている割に、全然嫌がっていないじゃないか。」
......。
そ、そりゃターニャの傷を触っては...。
「うぅ、私の負けです...。ですが...く、くすぐったいのです、あんまり...。」
「...しかしな...この触り心地は...。」
...と、むにむに、ぺたぺた、と触るのをやめてくれません...。
仕方ないのです、今くらいは、ターニャのお人形さんになりましょうか...。
...意識が戻ったのは、もう辺りも薄暗くなってきた頃。
むにむに、ぺたぺたされているうちにだんだんと眠くなってきまして...。
そのまま、寝てしまいました。
ターニャも、私をむにむにしたまま寝てしまったようで、私の服装が...。
...療養ということで、私服...といっても、寝間着ですが。私服でよかったです。
もしこれが軍服だったら...シワになっていたかもしれません。
「...ん、起きたのか。おはよう、と言うにはもう夜だが...。」
「おはようございます...。」
「...アレクシアは、抱きしめていてとても落ち着く。なるべく、今日みたいに触ったりしないと約束するから、これからも一緒に寝てくれないか?」
「......仕方ないですね。」
絶対、私が寝ている間に触るのでしょうが、仕方ありません。
それに、ターニャに触られるのなら嫌ではありませんし...。
「...結局、昼食を抜いてしまったな。夕食は少し軽めのものにしようか。」
「そうですね、そんなに沢山食べたい気分でもありませんし。」
今日は、ターニャの身体に良くて、軽いもの、ですか。そうですね...。
野菜を多めに入れて、シチューにでもしましょうか。
だんだんレズみが増してゆく...。許せ、同志。
まだそこまで継続していませんが、感想など。
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良い
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まあまあ
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イマイチ