ダブルバトルの美学   作:ぷかぷかしてるくらむぼん

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お待たせしました 第二話です
主人公の手持ちを公開できて満足


ゴルバット組み手危機一髪

ゾロアーク!辻斬りだ!」

 

僕今テンガン山の内部で野生のゴルバットたちと戦っていた。

すべては自分の望みを叶えるため、そのためには何よりも自分に足りないものである実力を身につける必要があった。

 

「次は三匹同時に来るぞ!ゾロアーク『守れ!』メタモン!ロックブラストを乱れ打ちだ!」

 

自分とポケモンを同時に鍛える方法はいくつかあるが大きいのは二つ。

トレーナーと戦うか野生のポケモンに喧嘩を売るか。

前者の利点は、公式戦の練習ができることと、相手のトレーナーと意見交換ができること。

ただし都合よく相手が出てくるわけではないし、何戦も付き合ってくれる人はまれだ。

 

その点野生のポケモンならばその気になれば何時間でも戦えるし、自分の都合のいいタイミングでバトルを始められる。しかしこちらにも当然問題点がある。

それは――

 

「数が多すぎる..一度引くべきかもしれない」

 

バトルする時間、一度に戦う相手の数、そして野生のポケモンからは敵として襲われることである。

今回はゴルバットの大型グループを引いてしまったようで、こちらのポケモンは押されてしまっていた。このままでは近いうちに全滅してしまうだろう。野生のポケモンたちとのバトルに『こうさん』は存在しない。そのまま晩餐会行き待ったなし。

 

「撤退だ!リザードン頼む!」

 

すぐさま手持ちの最後の一体であるリザードンに指示を出す。こういった事態にはすっかり慣れてしまったのかリザードンに迷いはない。『えんまく』を張り全力で吠える。

空気が揺れ、体が震える。音が反響しやすい洞窟内では迫力も段違いだ。

『技』のレベルには達していなくても、えんまくを張る前に見えた『こわいかお』と口から漏れる炎はゴルバットたちを怯ませる。

隙ができた瞬間にすかさずメタモンとリザードンをボールに戻し、ゾロアークに自分を運ばせ脱出を試みる。

 

「そこ次右!上にゴルバットが張り付いてる!一瞬だけ加速して振り切って!」

 

指示を聞きながらゾロアークは洞窟を走り抜ける。駆ける、駆ける。

こういった事態が起こったときに正確に指示が出せるか、そもそも道を把握できているかなどはトレーナーの実力として問われる重要なポイントだ。幸いそこまで深い場所に潜っているわけではなかったのですぐに出口につくことができた。まさに危機一髪である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やれやれ、なんとか脱出成功か」

 

バシッ

 

無事に脱出して一息ついているとゾロアークに頭をはたかれた。

見るとどこか責めるような目でこちらを見ている。

 

「痛いっ 今結構本気で叩いたでしょ!?」

「アグッ」

 

ぷいっとそっぽを向かれてしまった。とはいえ心当たりはあるのでこれ以上は強くはいえない。さっきゴルバットたちから逃走する原因を作ったのはトレーナーの僕だからだ。

トレーナーに求められることはいくつかあるがピックアップされるのは、

 

 

 

①基本的なポケモンや木の実、道具に関する正確な知識

②怪我をしたポケモンの手当ができるかどうか

③ポケモンがバトルに集中にできる環境を作ってあげられるか

 

この三つ。

 

 

僕はその三つ目を今回失敗してしまったということである。

全体的に暗い洞窟内で、状況の確認がしきれず結果的に撤退という結果を招いてしまった。これは反省すべきだ。

もうすっかり暗くなっている。リザードンに運んでもらってポケモンセンターに行こう。

反省会はそこでだ。

今日もまた一つ強くなれたのだろうか。答えはだれにもわからない。それでも足掻くしかないのだ。泥水をすすってでも花を咲かせるしか道はない。

 

 

 

帰りのリザードンの運転はいつもより少し荒っぽかった。

 




やっとこさリアルの時間が空いて続きを書けました。
特殊なポケモンがいますが説明は後々で
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