契約者達への鎮魂歌 -Re.birth-   作:渚のグレイズ

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Gジェネにて、ついに念願のスペリオルドラゴン様をお迎えできたぞぉォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!


ぼくらの勇者・・・・騎士ガンダムの真の姿。
心の底からカッコいいゼ・・・・!!(ゆゆゆ関係無ェ!?)


ある日のM.T. -一欠-

あれから二週間。バーテックスの侵攻も、妖忌の出現も無く、平和な毎日を過ごせている。

平和なのは良いことだ。趣味の梅干し作りが捗るというものよ・・・・

 

「・・・・・・・ん?」

 

そんなワケで、梅を漬ける為に紫蘇の葉を買ってきたその帰り道。

東郷家の前を横切ろうとした俺の前に、見知らぬ少年がいた。

誰だ?あいつ・・・・・・

 

「─────ん?」

「おっと」

 

少年がこちらを向いたので、急いで物陰に隠れる。

アイツが誰かは分からんがなんか面白そうな空気がしているから、このまま隠れて様子を伺うとしよう!

 

「お待たせ!」

「す────東郷さん」

「ふふ・・・・良いのよ?別に。無理に今の名前に合わせなくたって」

「そんなわけには・・・・・」

 

ほうほう────

こりゃあ、"昔の男"ってヤツだな・・・?(キリッ

 

「あ!東郷さーん!・・・・と、どちら様?」

 

なんて下らないことを考えていたら、向こうから友奈がやって来た。

不味い・・・・非常に、不味い。

ここは早々に立ち去るべきだと、俺の勘が告げている。

 

「─────むむ?かぐやちゃんの気配がする」

「え?」

 

気配ってなんだよ。

って、ツッコミをしている場合じゃねえ!

友奈の方を見つつ、後ろに向かって抜き足差し足忍び────

 

「かぐやちゃん見ーつけた♪」

「──────お前いつの間に後ろに」

 

こいつ・・・・瞬間移動をいつの間に!?

 

―――――――――――†――――――――――

 

「えっと・・・・・はじめまして。三ノ輪鉄男です」

「俺は、『“(かがや)“ける“月“となり、(すべ)ての“夜“道を“(てら)“す者』───煌月輝夜だ」

「かぐやちゃんのそれ、久しぶりに聞いたなぁ」

 

うっせーやい

さて、友奈に見つかった俺は、仕方ないので物陰から出て来て自己紹介をすることにした。

しかし・・・・鉄男とな

 

「不思議な事が起こって、パワーアップしそうな名前だな」

「だから気に入ってます!」

「良い事だな!」

 

ビシガシグッグッと友情コンボを酌み交わす。これからは彼のことを"テツ"と呼ぼう。

 

「ふふふ・・・・鉄男くんと輝夜くんが、仲良くなれそうで良かった」

「うん!」

「んで、テツはなんで東郷ン家に?」

「ああ、ちょっと須美ね─────東郷さんに渡したい物があって」

 

須美?東郷のことか?

 

「昔、ある家に養子に出ていた時の名前よ」

「へー」

「それで、私に渡したい物って・・・・・」

「これです」

 

そう言い、テツはズボンのポケットから四つ折りにした一枚の紙を取り出して東郷に渡した。

 

「・・・・・()()()からね?」

「はい」

 

例の人・・・・?

渡された紙を開き、東郷は内容を読む。

 

「──────『満開には気をつけろ』」

「まん、かい・・・?───満開って、なんだ?」

「──────わからない」

 

キナ臭ぇな・・・・意味は分からんが、何か重要な事だってことァ、察する事ができる。

 

「んじゃ、僕はこれで────」

「あ、上がっていったら?お茶くらいしか出せないけど」

「えっと・・・・」

「特に用事が無ェなら、別に良いだろ?東郷とどういうご関係なのか、知りてェしな!」

「はいはい、無粋なかぐやちゃんは下がろうね~~」

「友奈にだけは言われたく無痛でででででででで!?」

「それじゃ、お二人はごゆっくり~~♪」

 

耳引っ張んじゃねぇ!?

そしてそのまま、俺は友奈に引っ張られて帰宅した。

 

―――――――――――†――――――――――

 

「まったくもう!あそこは空気読んで二人だけにしてあげるべきでしょ!」

「普段空気読まねェお前にだけは言われたく無いぞ」

 

尤も、友奈は"空気を読んでいない"のではなく、空気を読んでいない()()をしているだけなのは、ちゃんと理解している。

 

「・・・・はぁ、しゃーない。東郷とテツ坊の関係については、また次回にでも」

「無粋だよ」

「だって・・・気になるだろーよ。ならないの?」

「────────────」

 

俺の質問に対し、友奈は沈黙を持って答えた。しかし、俺には分かる。友奈も気になっているということが・・・主に顔で。

 

「気になるんだろ~?」

「───────それは、まあ・・・・少し」

「ほれ見ろぉ!」

「むぅぅ・・・・・・」

 

指摘された友奈は、頬を膨らませて抗議の唸りを上げる。フグみてーな顔しやがって。

えいえい

 

「ぷひゅ~~~~」

 

膨らんだ頬を突っつくと、友奈の頬風船は息を吹き出してしぼんだ。

面白い事するじゃないの・・・!

 

「さて、梅干しの仕込みも終わったし・・・・・そろそろ昼飯だな。喰ってくだろ?何にする?」

「かぐやちゃんシェフのおまかせで!」

「んじゃ、『釜玉カスタム』だな」

「わーい♪」

 

説明しよう!"釜玉カスタム"とは!?

 

単なるカルボナーラ風うどんのことである!!

 

以上!説明終わり!!

 

「よーし・・・んじゃ、作ってい────ん?」

 

ピン、ポーーン・・・

 

冷蔵庫内を確認しようとしたその時、ドアベルが鳴り響く。

誰だぁ?こんな時間に・・・・

 

「私が出るね?」

「頼む」

 

来客は友奈に任せて俺は昼飯の準備を────

 

「あのー・・・・かぐやちゃん・・・・」

「どうした?新聞なら断れよ?」

「じゃなくて・・・・ね?」

「あ、お邪魔しまーす」

「えと・・・・お邪魔します」

「なんで東郷とテツ坊がいるんだよ」

 

どうした事か、友奈が二人を連れてきた。いったい何があったし・・・・

 

「煌月さんって、梅干し作りの天才だとお聞きしました!僕、ぜひ見てみたくて・・・・」

「そいつァ構わんが・・・・・とりあえず、昼飯にしようや」

 

そんなこんなで、四人分の釜玉カスタムを作り、ちょっと遅めの昼食タイムを取ったのだった。

 

 

 

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