しかし六周年とは・・・・・いつの間にか、こんなに時が経っていたのか・・・・
日曜日────
「ヘ~イわっしー⤴️レッツ!!エンジョイ!!キャガワラーイフ!!!!!!」
「むぐーーーーーーーーーーー!!!むぐむぐむぐーーーーーーーーーーー!!!!!!」
「・・・・・・・・・・・うわぁ」
そのっちのお家で遊ぶ約束をした日。家までお迎えを出すと話していたけれど・・・・・
「あの・・・・一正くん、大丈夫ですか?」
「むぐむごむぐぐ・・・・!」
「あはははははは♪カズヤ~、何言ってるかわかんないよ~?」
「────────猿轡されてるから、当然」
「いや、一正くんが猿轡噛まされているのも簀巻きにされてるのも、理解出来ないんですが・・・・(汗)」
なんなの、これ・・・・?どういうこと・・・・?なんでそのっちのお家の車の中で、一正くんが縛られているの???
と困惑していると、メッセージが届いた。一正くんからだ。
・・・・・どうやって操作してるのかしら?
一正>休日テンションでかなりhighになった園子にやられた。猿轡は枢木に噛まされた。なんでそんなん持ってんの・・・・・
須美>・・・・・・こっちが知りたいわよ
銀>草wwww
園子>おハーブ生えますわwwww
明日香>ますわーwwww
一正>主犯共ォォォォァァァァァァァァァァ!!!!!
しずく>ほんと草
「─────大変な休日に、なりそうね」
これから起きるであろう混沌の時間を予見した私の心は、どうしてなのか、わくわくしていた。
──────view,change:一正────────
「────という事があったんだ」
「そうか・・・・・大変だったな」
「現在進行形で大変な目に合っているお前に言われると、身に沁みる思いだよ」
死んだ目で見つめあい、同時にため息を吐いた。
現在銀は園子達によって着せ替え人形とされていた。
園子の保有する可愛らしい衣服を、園子と枢木によってとっかえひっかえに着せ替えさせられていた銀は、若干憔悴している。
「はふぅ・・・・・・良かったわ・・・・・!」
「オゥ、イェース・・・・・ビューリホー・・・・・」
部屋の真ん中では、カメラを抱えて恍惚とした表情で横たわる須美と枢木の姿がある。
先程まで銀のファッションショーを独占取材していた両名は、「アリアリアリ」とか「ウリィィィィィィィィ」とか叫びながら写真を撮りまくっていた。
なんだよウリィィって・・・・テンション高過ぎだろ・・・・・正直、引くわ。
「それじゃ、次はわっしーね~♪」
「ええ・・・・・・・・・・・・・・・えぇ!?」
やっぱまだ続けるつもりか・・・・・そうだろうと思っていたけど・・・・・
そんな園子が衣装タンスの中から取り出してきたのは、純白のドレス。フリルがふんだんにあしらわれており、実に園子好みの衣装だ。
「これなんてどうかな~?わっしーに似合うと思うんよ~♪」
「そ・・・・そんな非国民な衣装・・・・!?」
非国民ってなんだよ。
「いやいや!アタシも似合うと思うぞ!!」
「銀っ!?」
「純白肩出しドルェェェェェェェェッス!!!!!!!これにはテンション上がらざるを得ないッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
これ以上テンション上がるんかい。
「さあさあさあ!わっしーにも着替えてもらうんよ~♪」
「須美の艶姿、撮影させてもらうからな~!!」
「撮影する者は、撮影される覚悟のある者だけだッ!!!!!!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
園子、銀、枢木の三人に追いかけられ、須美はほどなく捕縛され着せ替えられる。
「─────────後はごゆっくり」
須美のあられもない姿を見る前に、おれはその場から逃げ出した。
うらぎりものぉぉぉぉ………という須美の声が聞こえてきた気がするが、気のせいだな。