遊☆戯☆王 CLOSE   作:ブラッドマスカレイド

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前回遊牙に倒されたモヒカン達はならず者や浮浪者がさまようアグリィ・エリアにある酒場にて、デュエルディスクを磨く一人の男に頭を下げていた。

「頼むよ兄貴!あのドラゴン野郎をぶっ倒してくれ!!」
「お願いだ!コイツじゃ全然役立たず何だよ!」
「なんだとゴラァ!!」
「だってそうじゃねぇか!オメェが油断しなきゃあと少しで勝てたっつーのによ!」
「そーだ!そーだ!」
「やかましい!!」
『ヒィ!?…』

モヒカン達は男に怒鳴られ情けない声を出す。

「まぁいい…だけどその頼み聞いてやるよ!」
「やったぜ!」
「これでアイツも終わりだ!」
「そーだ!そーだ!」
「だけど…その前に!」
『?』
「最近腕の方が鈍っちまってよ…お前ら、決闘(デュエル)しろよ。」

男はそう言いながら手をゴキゴギと鳴らす。それを見たモヒカン達は顔を青ざめる。

「…あっ!俺そろそろ夕飯の買い物にかねーと!」
「おっ俺もファミレスのバイトがあるんだった!」
「俺も今日はヨガ教室があるんだった!」
『じゃ!帰りまーす!!』

そう言うとモヒカン達はその場から立ち去ろうとし、それを見た男は懐からカードを取り出し、モヒカン達に投げつける。

「は!?」
「に!?」
「わ!?」
「下手な嘘ついて逃げんじゃねぇ!たく!…つべこべ言わずに決闘(デュエル)!!」








『ぎゃあああああああああああ!?』
数分後アグリィ・エリアにて叫び声が響いた。


TURN−2 爆走(ばくそう)!夜露死苦(よろしく)!スカルライダー!

遊牙達はモヒカン達を倒した後新パックを入手するためカードショップ怒路尾(どろお)屋にやって来た。

 

「やっとついた…」

「結構距離あったもんね…とにかく入りましょ。」

「そうだな。」

 

遊牙達はそう言いながら怒路尾屋に入って行った。

 

「……見つけたぜドラゴン野郎!」

 

そんな二人の後ろ姿を遠くから見ている者がいた。

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼

 

 

 

店に入ると店内では決闘(デュエル)をしている大人と子供で賑わっていた。

 

「相変わらず賑わってんな。」

「おーい!遊牙!」

 

遊牙達が店内を見回しているとガタイのいいスキンヘッドの男がレジカウンターから声を掛けてきた。

 

「店長!」

「おう!らっしゃい!」

 

怒路尾屋の店長…強謙(ごうけん)貪無(どんむ)が笑顔で遊牙達に手を降っていた。

 

「どうも店長。」

「ミオネちゃんもらっしゃい!相変わらず綺麗だねぇ〜!」

「もう!店長たら!」

「それで?今日はなんの用事だ?」

「今日はな「どうせコレだろ?」ん?」

 

遊牙が新パックを店長に頼もうとすると横から黒髪のサイドテールの少年が頼もうとした新パックを2つ差し出して来た。

 

禁無(きんむ)!帰ってたのか?」

「さっきな。」

「よっ!禁無!」

「こんにちは禁無くん。」

 

遊牙達は黒髪のサイドテールの少年…強謙(ごうけん)禁無(きんむ)に挨拶する。

 

「何処行ってたんだよ?」

「ちょっとこれをな。」

 

そう言って禁無はポケットから1枚のカードを取り出した。

 

「えっ…それってもしかして…?」

「トリシューラのシークレットレア。」

「嘘ぉ!?」

 

遊牙は『氷結界の龍 トリシューラ』のシークレットレアを見て驚いた。

 

「オークションでコレを買い取りに行って来た。」

「えーと…ちなみにお幾らしたの?」

「確か…185万位?」

「185万!?」

「オメェ…またそんなに使いやがって…」

「どうせまた…売るんだし…良いじゃん?」

 

ミオネは値段を聞いて驚き、貪無は呆れていた。すると遊牙はニヤつきながら禁無に近づいた。

 

「なぁ〜禁無く〜ん?」

「な…なんだよ?」

「そのトリシューラさ〜…少しだけ触らせて?」

「嫌だよ!」

「そんな事言わずにさぁ〜?」

「これは売り物なんだよ!そう簡単に触らせるかっつーの!!」

「良いじゃん良いじゃん!」

「良くねぇ!?てかお前らはパックを買いに来たんじゃねぇのかよ!?」

 

遊牙達はそう言われて本来の目的を思い出した。

 

「あっそう言えば…」

「忘れてたな…」

「はぁ…ほらパック。」

「おっサンキュー!」

 

遊牙達は禁無からパック貰うとパック代払いパックを開けた。

 

「うーん…『トロイホース』『ロスト』『ねずみ()り』『チューニングガム』『カラクリ蜘蛛(グモ)』…ちょっと微妙だな…ミオネは?」

「私は…『きまぐれの女神』『悪魔の調理師(デビル・コック)』…あっ!『ブリザード・ファルコン』と『グリズリーマザー』が当たった!」

「いいなぁ…」

「ん?これって…」

「どうした?」

「初めて見るカードが出たんだけど…」

 

そう言うとミオネは遊牙にパックから出たカードを見せる。

そのカードは折れた刀を持った侍が『赤鬼』に向かって走って行くイラストの魔法(まほう)カードだった。

 

「新しいカードだなぁ…効果は結構面白いな。」

「ふーん…これ遊牙にあげる。」

「えっいいのか?」

「遊牙のデッキの方が相性良いでしょ?」

「おっサンキューな!」

「ふふっどういたしまして。」

「……」

 

楽しそうに話してる二人を禁無は見ていた。

 

「ん?何だよ禁無?」

「…いや、楽しそうにイチャつくな〜…って思って…」

「!?べっ別にイチャついてなんか無いって…///////」

「そうだぞ禁無。俺らはそんな関係じゃねぇよ。てか俺らがそんな関係になるなんて事はねぇよ馬鹿馬鹿しい…」

「……」

 

遊牙の言葉を聞くとミオネは思いっきり遊牙の足を無言で踏みつける。

 

「イッデェ!!?」

「フンッ!」

「…やれやれだ。」

「ハッハッハぁ!!」

 

遊牙達が話していると店の自動ドア開き一人の男性が入って来た。

 

「おっ!らっしゃい!」

「……」

 

男性は遊牙達の方を見ると遊牙達に近づき、遊牙の前に立った。

 

「なっ…なんだなんだよ?」

「お前が乱九遊牙か?」

「そーだけど…あんたは?」

「俺は鈴会(すずかい) 点島(てんとう)だ。」

 

男性…鈴会 点島は自分の名前を名乗った。

 

「でっ?俺に何か用か?」

「あぁコイツらからお前の事を聞いてな…」

 

点島は後ろを指差しながらそう言った。

 

「コイツら?」

 

遊牙がそう言うと点島の後ろから複数の人影が現れた。

 

「また会ったな!」

「今回はお前の負けを見に来たぜ!」

「そーだ!そーだ!」

「お前らは!」

 

人影の正体は先程遊牙にやられたモヒカン達だった。

 

「…何でそんなボロボロ何だよ?」

「…聞かないでくれ。」

 

何故かボロボロの状態だった。

 

「なぁミオネちゃん?アイツら何だ?」

「ここに来る前遊牙とデュエルして負けた奴ら何だけど…」

「…ただの負け犬かよ。」

『グッ!?』

 

禁無に負け犬と言われモヒカン達はその場に崩れ落ちる。

 

「まぁ…コイツ等の仇討ちって訳じゃねぇがお前に興味が湧いてな…」

決闘(デュエル)か?」

「へっ!分かってんじゃねぇか!」

 

ニヤリと笑いながら点島はそう言った。

 

「なぁ!此処に決闘場(デュエル・ゾーン)はあるか?」「あぁ!あるぜ!今は誰も使ってねぇぞ!」

「…だとよ?」

「じゃあやってやるよ!」

「そー来なくちゃっなー!!」

 

遊牙と点島は店の奥にある決闘場(デュエル・ゾーン)に行き、お互い向かい合う様に立ちデュエルディスクを起動する。

 

「行くぞ!」

「おぉ!」

 

決闘(デュエル)!!』

 

遊牙 LP8000

  VS

点島 LP8000

 

「先行は俺が貰う!俺のターン!」

 

遊牙

LP:8000

デッキ:35

EXデッキ:0

手札:5

墓地:0

フィールド

MMSゾーン:0

EXMSゾーン:0

魔法・トラップゾーン:0

 

「俺はカード1枚墓地へ送り!永続魔法!雛龍(ひなりゅう)産声(うぶごえ)!を発動する!」

 

雛龍(ひなりゅう)産声(うぶごえ)

永続魔法

(1):1ターンに1度、手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このターンドラゴン族モンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。

 

遊牙

墓地:0→1

 

「このカードがある時!俺はドラゴン族が特殊召喚した時俺はカードを1枚ドローする!」

「なるほどな…面白い!」

「更に俺はサモン・ジェット召喚!」

『キィー!』

 

すると体がジェット機のドラゴンが現れた。

 

サモン・ジェット

効果モンスター

風属性/レベル:4/攻撃力:1800/守備力:2000/ドラゴン族

カードテキスト

(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。

(2):1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。

 

「サモン・ジェットの効果発動!手札のレベル4モンスターを特殊召喚できる!フェアリー・ドラゴンを特殊召喚!」

 

『ピィー!』

 

緑の小さいドラゴンが現れた。

 

フェアリー・ドラゴン

通常モンスター

風属性/レベル:4/攻撃力:1000/守備力:1200/ドラゴン族

カードテキスト

妖精の中では意外と強い、とてもきれいなドラゴンの妖精。

 

「俺は雛龍の産声の効果で1枚ドロー!更に(うま)(ほね)対価(たいか)を発動!通常モンスターを1体墓地え送り2枚ドローする!フェアリー・ドラゴンを墓地に送り2枚ドロー!」

 

遊牙

手札:1→4

墓地:1→2

 

(うま)(ほね)対価(たいか)

通常魔法

効果モンスター以外の自分フィールド上に表側表示で存在する

モンスター1体を墓地へ送って発動できる。

デッキからカードを2枚ドローする。

 

「カードを1枚伏せてターンエンド。」

 

遊牙

LP:8000

デッキ:32

EXデッキ:0

手札:3

墓地:2

フィールド

MMSゾーン:1

・サモン・ジェット(守備)

EXMSゾーン:0

魔法・トラップゾーン:1

 

「俺のターンドロー!」

 

点島

LP:8000

デッキ:34

EXデッキ:0

手札:6

墓地:0

フィールド

MMSゾーン:0

EXMSゾーン:0

魔法・トラップゾーン:0

 

「俺はマンジュ・ゴッドを召喚!」

『はぁ!』

(マンジュ・ゴッド?儀式デッキか?)

 

効果モンスター

光属性/レベル:4/攻撃力:1400/守備力:1000/天使族

カードテキスト

(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した時に発動できる。

デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。

 

「マンジュ・ゴッドの効果で儀式モンスター!スカルライダーを手札に加え、そして!儀式魔法!スカルライダーの復活(ふっかつ)を発動!レベル3のマッドロブスターを2体生贄に捧げる…」

「スカルライダーの復活!?」

 

点島

墓地:0→2

 

スカルライダー復活(ふっかつ)

儀式魔法

「スカルライダー」の降臨に必要。

場か手札から、星の数が合計6個以上になるよう

カードを生け贄に捧げなければならない。

 

「現れよ!スカルライダー!!」

 

『ヒャッハーーー!!』

 

叫びとともに不気味なバイクに乗った骸骨のモンスターが現れた。

 

スカルライダー

儀式モンスター

闇属性/レベル:6/攻撃力:1900/守備力:1850/アンデット族

カードテキスト

「スカルライダーの復活」により降臨。

場か手札から、星の数が合計6個以上になるよう

カードを生け贄に捧げなければならない。

 

「デュエルモンスターズで最初に作られた儀式モンスター…でも何でそいつを?他にも使える儀式モンスターがいるのに…」

「へっスカルライダー(コイツ)は確かに他の儀式モンスターに比べたら弱い方かもしれない…だけどな!!スカルライダー(コイツ)は生まれ変わる!このカードでな!」

「!?」

「魔法カード発動!!転生のロード!!このカードはスカルライダーを生贄にし…」

 

転生(てんせい)のロード

通常魔法

(1):自分フィールドの表側表示の「スカルライダー」1体をリリースして発動できる。

自分の手札・デッキ・墓地から「スカル・ジェネラル・ライダー」1体を選んで特殊召喚する。

 

「現れよ!スカル・ジェネラル・ライダー!!」

「スカル・ジェネラル・ライダー……!?」

 

To Be Continued……




今回の最強カード!
遊牙「今回紹介するのは…こいつだ!」

スカルライダー
儀式モンスター
闇属性/レベル:6/攻撃力:1900/守備力:1850/アンデット族
カードテキスト
「スカルライダーの復活」により降臨。
場か手札から、星の数が合計6個以上になるよう
カードを生け贄に捧げなければならない。

ミオネ「点島が出した最初に作られた儀式モンスターね!」
遊牙「一体点島が出したスカル・ジェネラル・ライダーって何なんだ?」
ミオネ「でも遊牙なら大丈夫よ!」
遊牙「そうだな…おっ!そろそろ終わりだな。」
ミオネ「それじゃ!また次回もよろしくね!」
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