性転換系異世界勇者配信者が性転換して異世界の勇者になった話 作:たま
「ありがとう
あれから、どれだけ時間がたったのかわからないけど、僕の心は落ち着きを取り戻した。
だから、全てを話すことにした、
「…へぇ、じゃあ違う世界の君がミルキーちゃんになっちゃった、そういうこと?」
「僕も詳しいことは何もわからないけど、そうなのかも」
「なるほどね、まぁ…少し気づいてたよ」
「…へ?」
「私が助けてもらったときとはオーラが違ったからね」
どうやら、強者にはそれなりの雰囲気があるようで、僕には全くそれがないらしいので、話す前から違うことはわかってたようだった。
「本当のミルキーちゃんはね、さっきもいったんだけど、オーラが違うんだよ。一目見ただけでも敵わないな、って思わされるんだよね。実際そうなんだけど、圧倒的な強さをもっていて、誰にでも優しい、とてもすてきな人なんだよ!、他にもね…」
どんなに魅力的な人物だったのか、
聞いた所、この世界でミルキー・スターは最強の勇者として名を馳せていた。だけど、何年も前に突然行方不明になってしまっていたようだった。
「ちょっと喋り過ぎちゃったかも、でもミルキーちゃんのについては分かってくれた?」
「もちろん、
好きなものを好きなだけ語った彼女は、得意げに胸を張ってふふんと鼻を鳴らした。
「じゃあ、次は今のミルキーちゃんのこれからを話そっか、ミルキーちゃんはこれからどうする?」
「えっと、僕はこれが使えるようにしたい」
僕が取り出したのはスマホ。
友達、
「
「詳しいことは知らないけど、その辺に浮いてるエネルギーを使っているみたい、だから充電っていうのはできないかも」
勇Padを良く見させて貰ったけど、何かを差せるような穴は無かった、充電は存在しないのかも知れない。どうすればもう一度使えるようになるか、ある考えが浮かんできた。
「勇Padを作った人に会うことってできるかな?その人ならなんとかできるかもしれない」
「なるほどね、勇Padを作った人なら近くの国にいるよ」
一先ずの目的が決まった。
今日は日が沈んできているので、明日向かうことになった。
その夜は早々に眠ることにしたが、スマホが使えるようになるかもしれないという興奮で、なかなか寝つくことはできなかった。