すみません
私だって忙しいんです()
雅鵺 「だ…誰だ…!」
???「あら、これは急に失礼したわね。」
雅鵺 「……名前ぐらい名乗ったらどうだ…。」
???「あら、女性を急かす男性は嫌われますわよ?」
彼女はそう言いながらくすくすと笑う。うるさい、と言ってやりたいが我慢しよう。
???「私の名前は『
悠哉 「妖怪…!?」
雅鵺 「んなもんがいるわけ……っ!?」
紫 「どうかなさいまして?」
身体が強ばっている。まるで「彼女は危険だ」と言い張る様に。
それに、怖いのだろう。純粋に…。
彼女の背後にあるその裂け目が、妖怪であることを示している。
そこから来る恐怖、威圧感によって身動きが取れない。
そんな中、声を絞り出して会話をする。
雅鵺 「…よ…妖怪という非科学的なものがあるなんて…有り得ん…。」
そうだ。有り得ないのだ。妖怪という非科学的なものがあるなんて事は有り得ないのだ。
だが、現にこうして目の前にいる。その事実は変わらない。
紫 「そう、ここではない。外の世界なら有り得ない事。でも、ここ幻想郷ではこれが普通よ。」
悠哉 「これが…?」
紫 「えぇ、詳しくは『レイム』の所で話しますわ。ついてらっしゃい。」
そう言うと彼女は歩き始める。ゆっくりと…。
さっきの裂け目を使えばいいのに…、と思いつつもついて行く。
だって見失うとヤバそうなんだもん。
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??? 「……はぁ。」
??? 「よぉ霊夢。どうしたのぜ?そんなつまんなさそうな顔して。」
霊夢 「なんだ、魔理沙か。」
魔理沙「なんだとはなんだ。遊びに来てやってるんだよっ♪」
にしし、と満面の笑みを浮かべる。
霊夢 「お茶なら自分で淹れてちょうだい。」
魔理沙「えぇ…。あくまでも私は客人だぞ…?それくらいやってくれてもいいじゃないか…。」
霊夢 「別にいいじゃない。あんただから言えるのよ。」
魔理沙「え…あ…/// 急に恥ずかしいこと言うなよ…///」
霊夢 「え…?何顔真っ赤にしてるのよ……。」
魔理沙「引かれたっ!?」
そう、これがいつもの会話。魔理沙とは、幼馴染と言っていい程の付き合いだ。
魔理沙「にしても、霊夢ってだいぶ丸くなったよなぁ。」
霊夢 「そう?」
魔理沙「あぁ、そりゃもう。ちょっとしたことなら怒んなくなったじゃんか。」
霊夢 「失礼ね…。まるで私が怒りっぽいみたいじゃない…。」
魔理沙「そんな事ないぜ?霊夢はいつでも優しいじゃ……」
ドスンっ!!!鳥居の前に人が落ちてきた。
霊夢 「何!?なんなの!?」
私は慌てて、見に出た。……なぜこんな所に人、それも「外の世界」の人間が…?
すぐに確信できた。奴らは「外の世界」の人間だと。その理由は……
紫 「こんにちは、霊夢♪」
ヤツのせいだ……。
ごめんなさい。
本当に忙しかったんです。
言い訳はしません。
受験受かったから許して……()
1年以内には投稿出来ました…。
また遅くなると思いますが、ちゃんと書くので許してください。
次回「幻想郷の説明会」
え?話が大体読める?……タイトル変わると思います()