東方機人録 〜龍神創造伝〜   作:龍澤 マサヤ

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遅くなりました
すみません
私だって忙しいんです()


第2話 いつもの2人

雅鵺 「だ…誰だ…!」

 

???「あら、これは急に失礼したわね。」

 

雅鵺 「……名前ぐらい名乗ったらどうだ…。」

 

???「あら、女性を急かす男性は嫌われますわよ?」

 

彼女はそう言いながらくすくすと笑う。うるさい、と言ってやりたいが我慢しよう。

 

???「私の名前は『八雲 紫(やくもゆかり)』…この幻想郷を古くから見守る妖怪ですわ。」

 

悠哉 「妖怪…!?」

 

雅鵺 「んなもんがいるわけ……っ!?」

 

紫 「どうかなさいまして?」

 

身体が強ばっている。まるで「彼女は危険だ」と言い張る様に。

それに、怖いのだろう。純粋に…。

彼女の背後にあるその裂け目が、妖怪であることを示している。

そこから来る恐怖、威圧感によって身動きが取れない。

そんな中、声を絞り出して会話をする。

 

雅鵺 「…よ…妖怪という非科学的なものがあるなんて…有り得ん…。」

 

そうだ。有り得ないのだ。妖怪という非科学的なものがあるなんて事は有り得ないのだ。

だが、現にこうして目の前にいる。その事実は変わらない。

 

紫 「そう、ここではない。外の世界なら有り得ない事。でも、ここ幻想郷ではこれが普通よ。」

 

悠哉 「これが…?」

 

紫 「えぇ、詳しくは『レイム』の所で話しますわ。ついてらっしゃい。」

 

そう言うと彼女は歩き始める。ゆっくりと…。

さっきの裂け目を使えばいいのに…、と思いつつもついて行く。

だって見失うとヤバそうなんだもん。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

??? 「……はぁ。」

 

??? 「よぉ霊夢。どうしたのぜ?そんなつまんなさそうな顔して。」

 

霊夢 「なんだ、魔理沙か。」

 

魔理沙「なんだとはなんだ。遊びに来てやってるんだよっ♪」

 

にしし、と満面の笑みを浮かべる。

 

霊夢 「お茶なら自分で淹れてちょうだい。」

 

魔理沙「えぇ…。あくまでも私は客人だぞ…?それくらいやってくれてもいいじゃないか…。」

 

霊夢 「別にいいじゃない。あんただから言えるのよ。」

 

魔理沙「え…あ…/// 急に恥ずかしいこと言うなよ…///」

 

霊夢 「え…?何顔真っ赤にしてるのよ……。」

 

魔理沙「引かれたっ!?」

 

そう、これがいつもの会話。魔理沙とは、幼馴染と言っていい程の付き合いだ。

 

魔理沙「にしても、霊夢ってだいぶ丸くなったよなぁ。」

 

霊夢 「そう?」

 

魔理沙「あぁ、そりゃもう。ちょっとしたことなら怒んなくなったじゃんか。」

 

霊夢 「失礼ね…。まるで私が怒りっぽいみたいじゃない…。」

 

魔理沙「そんな事ないぜ?霊夢はいつでも優しいじゃ……」

 

ドスンっ!!!鳥居の前に人が落ちてきた。

 

霊夢 「何!?なんなの!?」

 

私は慌てて、見に出た。……なぜこんな所に人、それも「外の世界」の人間が…?

すぐに確信できた。奴らは「外の世界」の人間だと。その理由は……

 

紫 「こんにちは、霊夢♪」

 

ヤツのせいだ……。




ごめんなさい。
本当に忙しかったんです。
言い訳はしません。

受験受かったから許して……()
1年以内には投稿出来ました…。
また遅くなると思いますが、ちゃんと書くので許してください。



次回「幻想郷の説明会」

え?話が大体読める?……タイトル変わると思います()

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