BanG Dream!より、湊友希那(Roselia)が正式登場します。
名前伏せでしたが?04から登場した歌姫は彼女です。
予想よりもマトモだった。と言った処だと思う。
原因は水晶が贅沢だったからだ。
水晶はアホのように、
服やら靴やらアクセサリーやらを買い貯めるタイプでは無かった。
水晶は、デザインと機能を兼ね備えた名品を求めたのだ!
そんなレアモノ!普通に店売りしている筈が無い!!←ゲーム脳判定。
ハジメに依頼した方が、まだ現実的な選択だった。
「ハジメは服も錬成出来るのかしら?」
「機能美溢れたアーティファクトの服なら行けるかもな?
だがデザインはユエが担当。
解放者の住処で着ていた服は、全部ユエの御手製だ」
「私達も、生成魔法で服を作ったりは?」
「魔法の腕より、裁縫やら被服やらのセンスが要ると思うが?」
結局水晶は?美的感覚が日本人よりだった。
ファンタジーのデザインだけの服が、中々受け入れられないらしい。
機能勝負なら、自前の初期装備の方が優秀だった!(笑)
「デザインだけでも、もっとマトモな服は?」
「レアドロップの世界だな」←ゲーム脳判定。
肌着やら下着やらの替えを買うだけで、終りそうな雲行き。
だが転機は訪れた。クリスタベル服飾店である。
「あら~ん、いらっしゃい♥来てくれて、おねぇさん嬉しいぃわぁ~、
た~ぷりサービスしちゃうわよぉ~ん♥」
そこに所謂漢女な店員が居た。
だが流石だ精神支配無効!漢女と突然遭遇しても、精神汚染は無い。
そして水晶は流石の年長者!欠片も動揺の気配が無かった。
と言うか先日のキスシーンの観客に、
あんな感じの漢女が居たような気がする。
水晶は漢女な店員、クリスタベルのお勧めで服を見ている。
手持無沙汰になった。
この店にはアクセサリーのコーナーも有る。
そちらでも見て、時間を潰すか?
「これは!」
と思ったが、一着のドレスが目に留まった。
黒い肩出しのドレスだが、直感だった。
これはきっと歌姫に似合う。
このドレスを着た歌姫を見たい!と言う衝動に駆られる。
いきなりドレスのプレゼントとか重いかな?とか、
ドレスのプレゼントって、脱がせたい!と言うメッセージだったような?
と言う発想は無い。ただこのドレスを着た歌姫が見たくなっただけだった。
「これも良い気がする!」
調子に乗ってアクセサリーも選んだ。
薔薇の髪飾りだ。
少し大きめで、薔薇の名に恥じない派手さだが?
歌姫の銀髪で咲き誇るなら、アリだろう。行ける!
更にブーツも選んだ。
此処まで行くと、もうノリノリである。
サイズを外していない自信も有る。
いざとなったら生成魔法で微調整だ。素直に王都の仕立屋で直しても良い。
王都への道が拓けて、何処か気が弛んだのかもしれない。
気持ちの良い衝動買いだった。
クリスタベル服飾店を出て、旅の準備を進める。
水晶とふたり、町を歩いて居ると?
愚かなナンパ野郎共が、水晶に群がって来る。
クリスタベル服飾店で買った、新しい服の効果がもう出ている!
水晶は暫くの間、面白いゴミを見る目で対応していた訳だが?
厭きたらしい。ただのゴミを見る目に変わった。もう良いだろう。
「【恐慌】(フィアー)」
小声で魔法を発動。
【恐慌】幻覚を見せる。恐怖付与。
この魔法は、幻覚を見せて恐怖の状態異常を付与するモノだが?
幻覚の内容を設定出来る。
趣味に走った。趣味に走って、
クトゥルフっぽい幻覚を脳に垂れ流してやった。
リアルSAN値を削られて、夜中にいぁいぁ言い出すが良い!
「アイデアロールまで成功したか?」
ナンパ男共は全員倒れた。
SANチェック処か、アイデアロールまで成功したのかもしれない。
一時的狂気の発症である。
「どうするの?」
「放って置いても治るだろう?数時間で」
そう言うケースも有った筈だ。
不定の狂気を発症していても、知った事では無い。
ナンパ男共から離れる。
「水晶の新しい服が、似合い過ぎた結果か?」
「………言うのが遅いわ、マスター☆」
水晶が腕に抱き付いて来る。
どうやらギリギリセーフか?
ドレス選びにはまり過ぎて、
水晶の新しい服を褒めるのが遅れた。危ない処だった。
†
その後は順調に旅が進んで王都到着!
と言っても、まだ王都を囲う城壁の外だ。
このまま正規ルートで王都に入るなら、
ブルックの時と同じく、検問を抜ける必要が有る。
当然!ステータスプレートのチェックが入る。身元確認だ。
「此処からは、隠密行動で行く」
だがこれから王都でする事を考えると、
自分は居ない事になったままの方が好ましい。
王都の検問がどれだけ厳しいか解らないが、
コチラはオルクス大迷宮で、生死不明になった神の使徒の一人だ。
清水幸利の名前が、チェック対象に含まれていてもおかしくは無い。
「往年のスパイ映画も、バカに出来ないな?」
まず水晶にコネクトを頼んだ。
光学迷彩の不可視化の魔法も掛けて貰う。
いつぞやはハジメ達に、
夜の行為を見せない為に使っていた魔法だ。
そして検問の順番待ちをしている馬車に隠れた。
検問突破。王都へ潜入を成功させる。
そこから亜人街に急ぐ。
亜人街の、あの枯れた噴水の前だ。
思い返せば何と言う接点の薄さだろう。
約束?破られて当然だ。いつ頃戻れるかも話していない。
行き先はあのオルクス大迷宮だ。
とっくに死んだと思われてもおかしくは無い。
だと言うのに、また逢えると根拠も無く信じていた。
「約束、果たしに来た」
「幸利」
果たして歌姫はそこに居た。
他に誰も居ない枯れた噴水の前に、歌姫が居る。
歌姫はコチラを認識すると、飛び込むように抱き付いて来る。
腕の中の彼女を見る。間違い無く自分が知る歌姫だ。
「お帰りなさい、幸利」
「あぁ帰って来た。帰って来たぞ!」
『良かったわね、マスター☆』
「???」
コチラが一大イベントをクリアしたかのような盛り上がりを見せる中、
流石に不思議そうな顔をする歌姫。
そう!とうとうクリア報酬を受け取れる時が来た!!
「名前、歌姫の名前を聞かせてくれるか?」
「そうだったわね?
ユキナ。私の名前はユキナよ」
ユキナ。
ユキナが、腕の中で微笑む。
帰って来た。
自分は無事ユキナの元に帰って来たのだと、この時実感した。
†
その後は暫く、再会を喜び合った。
ユキナと別れてからホルアドへ行って、
オルクス大迷宮に挑んだ顛末を伝える。
流石に世界の真実やら、水晶の事はまだ伝えていない。
今はただ、ユキナとの再会を喜びたかった。
「今度はユキナの事が聞きたい処だな?」
「私?私は………」
歯切れが悪くなったが、ユキナは話してくれた。
ユキナと別れた後日、怪しい二人の男と接触が有ったと!
二人。水晶の啓示とは人数が違うが?
例のユキナを連れ去る奴で間違い無いだろう。赤毛と言う符合する点も有る。
その二人の男。
一人は体格の良い金髪の戦士風で、
この戦士風の男とは顔を合わせた程度で、特に話もしていないとの事。
問題はもう一人の赤毛の方で、こいつが水晶の啓示に出たヤツだろう。
その赤毛、フリードは告げる。
お前の歌は素晴らしい才能だと、
その歌を!自分達の元で活用しろと、そう告げたらしい。
「その時ハッキリと見たの、フリードは魔人だった。
魔人なら私の歌を聴いてくれるかもしれない。そう思ったわ」
ユキナの歌を聴く者は、誰も居ないと言う。
まずそこから不思議だった。
ユキナの歌は訊いた事が有るが、それはもう素晴らしいモノだった。
それを何故!?と言う話になる。
きっと自分一人がユキナの歌を聴いても、余り意味が無い。
原因を特定して解決しなければ、ユキナは魔人の元へ行ってしまう。
何故だ?何故誰もユキナの歌を聴こうとしない!?
『マスター、【真名看破】を使ったわ。
これを確認して?』
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ユキナ 17歳 女 レベル:1
天職:歌姫
筋力:10
体力:10
耐性:10
敏捷:10
魔力:500
魔耐:160
技能:
歌唱・水属性適正・水属性耐性・耐性貫通・蒼海の羅針盤
・ローレライの歌声・セイレーンの誘い・メロウの寵愛
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耐性貫通
効果/
耐性技能を貫通して無効化する。
無効技能を貫通する事は出来ない。
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蒼海の羅針盤
効果/
海人族の種族技能。
海で決して方位を誤らない。水中で呼吸可能。暗視可能。
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ローレライの歌声
効果/
海人族が稀に発現させる固有魔法。
歌唱極大↑魅了付与。
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セイレーンの誘い
効果/
海人族が稀に発現させる固有魔法。
精神干渉系全状態異常付与。
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メロウの寵愛(使用済)
効果/
海人族が稀に発現させる固有魔法。
初めての愛を捧げた者に加護を与える。
加護の内容は、愛の在り方によって異なる。
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『ただでさえ珍しい固有魔法を、3つも発現させているわ。
でも問題は【セイレーンの誘い】ね?』
他にもツッコミ処は有ると思うが?
取り合えずユキナの歌を、誰も聴こうとしない理由はそれか!
下手に精神支配無効が在ったから、気付か無かった。
だがこれで決まりだ。
アレは、固有魔法にも効果が有るのか?
「ユキナ、
ユキナの歌を聴かせて欲しい」
「でも私は、
私の歌は………」
返って来た水晶の答えはYesだ。
ユキナが歩む筈だった道は、此処から始る。
「大丈夫だ。
ユキナなら行ける!」
「解ったわ、
聴かせてあげる。私の歌を!」
股間クラッシュは悲惨なので、
SANチェックで許してあげました☆
>これから王都でする事
まだ何も終って無いです。
前にも書きましたが?
ユキナは友希那からキャライメージを貰った半クロスキャラです。
友希那本人が?異世界転移したり、転生した訳では在りません。