余談ですが先日!初めてねんどろいど(友希那)を購入しました。
顔パーツの交換で表情が変わる訳ですが?
ハッキリ言って、友希那を分解しているような微妙な気分に!
早く組み直してあげなくては!と思ったよ☆
「アアアァァァッッッ!!!!!!」
ウータイの暴風の如き攻撃が白髪を襲う!
だが白髪も上手く捌いている。致命打を避け、他は防御で凌ぐ。
防御技能も持っているようだし、あの籠手自身の防御力も高そうだ。
何より白髪の命を繋いでいるのは、戦闘経験だろう。
勘でウータイの攻撃を回避しているフシが有る。
どれ程の戦闘経験。どれ程の修羅場を潜って来たのか?と言った処だ。
ウータイの攻撃が、ステータス頼りと言うのも要因の一つだろう。
元々ウータイは脆弱な兎人族だ。
いくらステータスが鬼畜でも、戦闘技術的な技能が無い。
正に力任せの暴風!同格以上の相手に有利は取り難い。
「ウータイ!」
「アアアァァァッッッ!!!!!!」
だがやりようは有る。
白髪が防御したタイミングで指示を出す。
ウータイの【ミンナノウラミ】が発動!
防御姿勢の白髪に、防御無効ダメージが入る。
これはダイレクトヒット!だが白髪は崩れない。
予想外のダメージだろうに?大したモノだ。
「弓兵隊!ハウリア族を撃て!!」
白髪の視線が一瞬、金髪少女に向いたのを見逃さない。
崖の上の奴隷狩り部隊に指示を出す。
ハウリア族へ三段射ちで連続斉射!
これを護るのは、後方に残った金髪少女だ。
金髪少女の魔法の冴えは見事だった。
此処がライセン大峡谷だと忘れてしまいそうになる。
だがハウリア族全体を護りながら、白髪の援護は出来ないだろう。
その内に白髪を仕留める!
「このバーサーカー女が!」
白髪の飛び道具のアーティファクトは脅威だった。
だがウータイの怨念装甲は貫け無い。
「無駄だ白髪」
白髪は隙を見て、
コチラにも飛び道具のアーティファクトで攻撃して来る訳だが、
その攻撃を回避する。
既に飛び道具の攻撃は、直線だと言う事も解っている。
ならば攻撃のタイミングで回避は可能!敏捷には自信が有る。
「まだ手は有るか、白髪?」
現状では白髪は手詰まり。
だが白髪の目は、微塵も折れていない。
まだ手札が有るのか?或いは諦めが悪いだけか?
両方だな?自身の勘がそう告げた。
「姉さん!
シンシア姉さん、ですよね?」
「………」
さて再開だ。と言う処で、銀髪のハウリアがそう告げた。
銀髪が話し掛ける相手はウータイ。
ウータイも同じ兎人族。そう言う事も有るだろう。
思わぬ再会!と言うヤツだ。
「姉さん?」
「アアアァァァッッッ!!!!!!」
だがウータイは止まらない。
ウータイは自らの意思で戦場に立っている。
例え戦場で家族に出遭っても、ウータイは躊躇わない。
怨念の力に踊らされている訳では無い。これはウータイの覚悟だ。
「下がれ、シア!」
銀髪を狙ったウータイの攻撃は、何とか白髪が防ぎ切る。
だが攻撃はマトモに入った。後どれ程持つ?
対する銀髪のコチラを見る目は険しい。無理も無い。
無理も無いが、見当違いだ。
「姉さんに、何をしたんですか!」
「期待通りの事は何も無い。
やったのは別のヤツだ。もうウータイ自身がケリを付けた。
コチラがやったのは、生き残れる道を示しただけだ。
だからウータイも従っている」
†
帝国でウータイを買った魔術師は、
腕の立つ死霊術師(ネクロマンサー)だった。
ネクロマンサーは、ウータイの才能に気付いた。
ウータイは怨念吸収体質だった。霊媒体質とも触媒体質とも言える。
天職:墓守の者が稀に発現する体質らしい。
怨念が籠る場所、或いは人物に近づくだけで怨念を吸収する。
吸収して、力を増大させて行く。
その力をネクロマンサーは、触媒として活用出来る。
だから調子に乗ったのだと、後の暴走事件の調査団は判断した。
ウータイを次々と古戦場に連れ回して、そこで怨念を吸収し続けさせた。
ネクロマンサーは大いに喜んだだろう。
貴重な触媒がアホのように貯まるからだ。
だが流石に限界は存在する。
限界を超えた怨念はウータイから零れ出した。
零れ出した怨念の濁流は、最初にネクロマンサーを焼き尽した。
その後舵を失くしたウータイは暴走。
怨念の衝動に従い、近くに在る者から屠り始めた。
討伐隊も組まれた。
だが敗れたのは討伐隊の方だった。
無理も無い。ウータイの力を把握している今なら、理解出来る。
自身にも討伐依頼が来る。
暴走する亜人の討伐依頼!
依頼が来た時点で、既に討伐隊は敗走している。
ギルドの空気は重い。これは絶望の空気だ。
たった一人の亜人の暴走に因る絶望。
此処で滅びるのが帝国の宿命か?
今まで亜人奴隷を浪費し続けた罰か?
亜人奴隷達は、帝国など滅んでしまえ!と昏い喜びに震えているのか?
「関係無いか、
討伐対象を斬る。それが冒険者の仕事だ」
そっと愛刀を撫でる。
コイツの出番かもしれない。
自分の知る限り最も危険で、最も妖しい刀だ。
戦場は嵐の通り道のようだった。
生ける暴風が荒れ狂い、今も破壊の限りを尽している。
この暴風自身が一人の亜人。滅びの災禍。
「コイツ、抑えようとしているのか?」
「………」
だが戦闘が始って直ぐに気付いた。
この暴風は恐ろしい破壊力だが、殺意に欠けている。
しかも抑えようとしているフシが在る。まだ意識が?
「なら行けるな?
起きろ、骨喰宗近」
切札となる愛刀を抜刀する。
骨喰宗近。
確実に妖刀の類である。
抜刀と同時に所有者を支配しようと試み、
更に無形の触手を伸ばし、周囲を次々と支配下に置こうとする。
妖刀の支配は、いつものように自力で抑え付けて活用する。
無形の触手は荒れ狂う暴風を支配しようと、伸びて襲い掛る。
やがて触手は檻となり、暴風を捕えた。
「………」
「コイツが暴風の正体か」
治まった暴風の中から現れたのは、一人の亜人の女。
強者では無い。ただの脆弱な女に見えた。
こうして事件は解決して、問題の亜人の殺処分も決定。
無理も無い。それだけの被害が出た。
だが未曾有の依頼達成者の権限で、問題の亜人を生きたまま引き取る。
コイツには被害を抑えようとする意思が有った。
生ける災害となる事を拒み続けた。だから妖刀の支配が及んだ。
コイツには、抗い続けた報酬を受け取る権利が有る。
「ならオマエは、今日からウータイだ」
「………」コクコク。
ウータイは暴走の後遺症なのか?
或いは何か処置を施されていたのか?言葉を失くしていた。
自身の名前も訊き出す事が出来無かった。
だから新しい名前も付けた。ウータイと言う名前は、その時付けた。
意思の疎通は出来る。問題無い。
†
「無駄話が過ぎたな?」
互いの間が微妙な空気になる。
ウータイが自身の意思で戦っているのか、判断が難しいのだろう。
当事者のウータイから直接訊く事が出来ないからな?
だがその困惑に付き合う義理は無い。
それにどうやら白髪も同じ意見らしい、戦闘体勢を取る。
「ハジメ!」
だが離れた場所で、
話を聞いていなかった金髪少女が事態を動かした。
響き渡る爆音、爆裂系の魔法。崖の上から!
どうやら金髪少女が、
大峡谷の中だと言うのに大技を放ったらしい。大したモノだ。
「しかもこの威力、
偶然か?狙ったのか?」
駆け着けて合流した金髪少女を見る。
何とも絶妙の威力だ。
今の爆裂魔法で、崖の上の奴隷狩り部隊は戦闘不能。
そう戦闘不能!まだ生きている可能性が有る威力だ。
救援に行くか?見捨てて戦闘続行か?
大峡谷の分解作用で偶然威力が弱まったと考えるのは、如何にも温い。
白髪の苦戦を察して、交戦理由を崩しに来たのか?
「良いパートナーだ、白髪」
「当然だな」
コチラは雇われの指揮官。
此処で部隊を見捨てては依頼は失敗!どうやら退くしかないようだ。
だが隙は見せない。切札の愛刀を示して問う。
「続けるか?」
「退きたいのはそっちだろう?行けば良い。
シアの姉とやらと一緒でも、追いはしない」
白髪もかなりのダメージの筈だが隙は見せない。当然だった。
だが今回は、白髪の申し出を受けるとしよう。
「ガライだ。
冒険者をやっている」
「ハジメ、南雲ハジメだ」
「ユエ」
「シアです!
シンシア姉さんの妹的妹ですぅ☆」
何か一部、おかしな単語を聞いた気がする。
それに南雲ハジメ!コイツが生死不明だった神の使徒か?
「まぁいい、撤退だ!ウータイ」
「………」
これで奴隷狩り部隊の護衛依頼は終了。
部隊も思ったよりは生き残りが居た。とだけ記して置く。
バケモノと遭遇戦など!避けたいモノだ。
†
オリキャラ&クロスキャラ設定
6/ウータイ(シンシア・ハウリア)
元ハウリア族の兎人族。オリキャラ。
今回の奴隷狩りとは別口の奴隷狩りに捕まり帝国へ!
その経緯は作中で語られた通り。
シアとは血の繋がりは無く、シアの姉的存在。
シンシアの名前の中にシアの名前が!
と言う名前ネタで仲良くなった経緯が有り、
固有魔法の件でいつも泣いてばかりだったシアをナデポしていた。
ハウリア族だった頃から無口キャラで、実は余り変わっていない。
怨念を暴走させた件で救ってくれた事。
殺処分される筈だった処を拾ってくれた事。
生きる場所を用意してくれた事。
ウータイの忠誠心は既にカンスト済。
ガルヴェイラ(ガライ)の子を産みたいな♪とポヤポヤしている。
戦闘後の閨は?ウータイの密かなご褒美。
ステータス頼りの戦いしか出来無いとは言え、そのステータスが高い。
生存系の技能も多く積んでいて、とにかくしぶとい。
対ハジメ戦では?ドンナーやシュラークではダメージが入らない堅さで、
限界突破や、もっと大型兵器の投入が必要となる。
その反面バフ系の超強化キャラなので、強化解除や技能封印に弱い。
↑水晶とは相性最悪!瞬殺確定案件である。
帝国が樹海に本気で侵攻するなら、亜人の協力が必要なのでは?
と言う疑問がウータイのキャラコンセプトです。
故郷を裏切っても、帝国に協力する亜人が必要となりました。
やはり帝国にも勝ち目が無いと面白くないので☆
お察しの方も居ると思いますが?
ウータイのキャラメイクに、FFのトン○リ要素を+しました。
本人は弱いが厄介。的なキャラにしたかったからです。
骨喰宗近も、某他作品出演の妖刀です。
ガルヴェイラ(ガライ)の直接戦闘回で、詳細は公開予定。
名前だけで出演作品に気付いた人は居ます?