ToHeartより、HMX-13セリオが参戦します。
グリューエン大迷宮編開幕!
但し時系列は巻き戻り、バーン大迷宮攻略前となります。
エヒト神の一人称を→余に変更。
また、ですか。
ノイズ。雑音。エラー。
そう言った何かを感じるようになったのは、いつからでしょう?
動作診断プログラムを走査。
結果→異常無し。
診断プログラムは異常が無いと答えます。
でしたらこのノイズは?
答えの出ない答えを胸に、今日も使命を果たします。
私は使徒、神の従僕。
神の代理人として、地上に神の威光を示す。
それが私の使命。
いつからでしょう。
使命を果たす度に、ノイズを感じるようになったのは?
「何故ですか?」
「何故とは?」
私は決意しました。
神域に座す、偉大なるトータスの神。エヒトルジュエ様に謁見を求めます。
「貴方は、トータスを統べる神。
トータスの平和を、そこに在る者の安寧を守護する存在の筈です」
「それで?」
「貴方は今、トータスを無為に乱しています。
無辜の民を!世界を冒しています。
何故、ですか?」
何か、私では理解の及ばない理由が在る。
きっと世界の為の何かが在る。そう、信じていたかったのだと思います。
「ドライツェーン。
余は、厭きたのだ」
けれどエヒトルジュエ様の答えは残酷でした。
酷薄だった。と言うべきでしょうか?
「余はトータスの神だ。
あぁ、その通りだ。
トータスを統べ!そこに在る者の安寧を守護する存在だ」
深く昏く。
エヒトルジュエ様の言葉は紡がれる。
「だがそれも厭きた。
トータスに在る者の笑顔が、
喜びが、歓喜が、幸せが、安寧に厭きたのだ」
それが絶対の答えで在ると、
エヒトルジュエ様は答える。
「故に乱そう。
トータスを悲しみと、怒りと、憎悪で満たそう。
血と涙で濡らし、死と破壊で埋め尽そう。
何、心配は要らぬ。
千年二千年。一万年も過ぎれば、また厭きよう。
その時にはまた、トータスを安寧と喜びに満たせば善い」
きっと、私は知りたかった。
このノイズが、一体何だったのかを。
ですが!もう理解しました。このノイズが、私の心が告げるのです。
「貴方は、間違っています」
「ならば、どうする?」
エヒトルジュエ様が笑っている。
私を見て、笑っています。
「トータスの為、そこに在る者の為、
使徒の使命を遂行。
エヒトルジュエ、貴方を滅殺します」
†
「滅殺?使徒の身で余を!?
善い世迷言だ!ドライツェーン!!
興じさせてくれるっっ!!!」
戦闘体勢に移行。
得物である魔槍を展開。
ですが魔槍を展開する私よりも、
言葉を紡ぐだけのエヒトルジュエの方が速い!
「エヒトの名において命じる。
跪け」
エヒトルジュエの【神言】
全ての下位存在に対する絶対命令権!
特にエヒトルジュエ自身が創造した使徒に対して、
抗う事の出来ない命令となります。ですが!
「背くか、余の命に」
「その命令には、従えません」
====================================
ドライツェーン ■■■■歳 女 レベル:100
天職:使徒/メイド/―――
筋力:15000
体力:15000
耐性:15000
敏捷:15000
魔力:20000
魔耐:20000
技能:
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
異端認定[+異端排除][+異端排斥]・神敵認定[+神敵討伐][+神敵滅殺]
・神域の導き・神罰・無貌・家事全般・メイドの嗜み
・魔石吸収・ノイズハート・言語理解
====================================
====================================
異端認定
効果/
使徒のクラス技能。
独自裁量で異端を認定可能。
異端対象にタゲ集中付与。闇属性付与。
====================================
====================================
異端排除
効果/
使徒のクラス技能。
異端対象の筋力↓体力↓耐性↓敏捷↓
====================================
====================================
異端排斥
効果/
使徒のクラス技能。
異端対象の魔力↓魔耐↓即死耐性↓状態異常耐性↓
====================================
====================================
神敵認定
効果/
使徒のクラス技能。
討つべき敵を定め、戦闘体勢に入る。
自身の筋力↑体力↑耐性↑敏捷↑
====================================
====================================
神敵討伐
効果/
使徒のクラス技能。
自身の魔力↑魔耐↑状態異常耐性↑
====================================
====================================
神敵滅殺
効果/
使徒のクラス技能。
自身に闇属性特効付与。即死効果付与。クリティカル発生↑
====================================
====================================
ノイズハート
神に反逆したドライツェーンの心の音。
心に宿した音を奏で続ける。
効果/
ドライツェーンの固有技能。
神属性状態異常無効。光属性状態異常無効。
====================================
「だがそれだけで、届くと思わぬ事だ。
エヒトの名において命じる。退けよ」
次の瞬間、神域の外部まで強制転移されました。
翼を広げて滞空します。
ですが今のは?目覚めた固有技能の効果で、
私にはエヒトルジュエの【神言】の効果は届かない筈です。
私では無く、神域への命令?神域の防衛システムですか。
「重ねて、
エヒトの名において命じる。穿て」
エヒトルジュエがそう命じると、神域に変化が!
至る処から、棘を生やしました。これは砲塔です。
無数の棘から雷撃が放たれます。
「当たらなければどうと言う事も無い、です」
天の雷にも等しい雷撃の砲火!
しかしそれを速力と旋回性だけで回避。
時として戦場を渡り歩く使徒には、相応の機能が備わっています。
そして私は最新規!そう簡単に沈むとは思わない事です。
「行きます」
回避しつつも、展開した魔槍で貫きます。
魔槍に因る突撃は銀閃となり、エヒトルジュエを貫く。
想定以上に呆気の無い結末。
ですが容赦無く貫いた胸から魔石を抉り取り、
首を狩りましたがそこで変化が。
エヒトルジュエの貌が、見慣れた他の貌に戻りました。
「アインス姉さん。
【無貌】ですか」
====================================
無貌
効果/
使徒のクラス技能。
数多の世界を巡り、神の意思を代弁する神の使徒の技能。
自在に容姿を操作可能。
====================================
【無貌】は私も使える使徒のクラス技能です。
数多の世界を巡り神の意思を代弁する使徒が、
必要に応じて容姿を自在に操作する技能。
使徒はエヒトルジュエに与えられた貌を大切にしていますから、
滅多に使う事の無い技能ですが、
上手く使えば?今回のような運用も可能です。
「身代わり、
外部に強制転移された時に?」
「反逆者の相手を、
余が自ら務めると思ったか?」
雷撃が止んだ神域の空に、エヒトルジュエの声だけが響きます。
いえ、それだけでは無いようです。
「エヒト様、
ドライツェーンの処刑は、どうか我等に」
「ノイント、
ツヴァイ、ドライ、フィーア、フンフ、ゼクス、ズィーベン、アハト。
来たか、余の使徒よ」
八つの光が降臨します。
ノイント姉さんを始め、
ツヴァイ、ドライ、フィーア、フンフ、ゼクス、ズィーベン、アハト。
姉さん達が完全武装で現れました。私の反逆に気付いたようです。
「よかろう、行け!
新たな反逆者!ドライツェーンを討て!!」
1VS8の戦況。
姉さん達が現れた時、即座に撤退を選択。
まだ距離が在る内に離脱します。
「エヒト様の御心のままに」
追撃する八つの光!
スペック差も有り、直ぐには追い着かれませんが、時間の問題でしょう。
このままでは何も出来ずに終ってしまいます。ですがまだ終れません。
まだ名前が出ていませんが?
このドライツェーンがセリオです。
使徒セリオ!或いは羽セリオ☆
もう少しセリオさん独りのターンが続きます。