グリューエン大迷宮編完結!
最後のシーンは?21で登場したレティシア(オリキャラ)視点です。
「新しいステージ衣装、完成していたのか」
「えぇ、リンコが頑張ってくれたわ」
新作の蒼い、青薔薇のステージ衣装。
Roseliaのステージ衣装と言うと、黒のイメージが強い。
だが此処は砂漠である。
砂漠で黒い衣装は流石に!と言う事になった。
ブランドのイメージを護るのも良いが?
新しい空気を取り入れる気質も有用!と言う点も有った。
其処で新しい青薔薇の衣装だ。
「新しい青薔薇も好い、良く似合っている」
「ありがとう///
明日からだから、最初に見て欲しかったの」
明日からアンカジで、快癒記念ライブが開催される。
アンカジを苦しめた病気の、快癒のタイミングを狙ってのライブだ。
テンションが上り易い絶好のタイミング!
其処でRoseliaはライブを行う。多くの観客が訪れるだろう。
だが今は、
微かに頬を染める青薔薇は、自分一人のモノだ。
「でも、良かったの?
幸利はアンカジまで、大分急いでいたのに」
その後は明日からのライブの予定やら、
新しいパフォーマンスの確認やらをしていた訳だが?
それも終ると、ベットに腰掛けるユキナが訊ねて来る。
「大火山の噴火を知って、何かが起こる気がしていた。
セリオとの出逢いが!それだと思って良いだろう。もう急ぐ必要は無い」
それにグリューエンの攻略が終れば、
次の目的地はエリセン、メルジーネ大迷宮!ユキナの故郷だ。
「………そう、ね」
エリセンの名は出さ無かったが、やはり伝わってしまう。
ユキナがやや俯く。
元々、日本に還る為に旅を始めた。
ファンタジー系のゲームやラノベも、確かに好きだ。
だが、実際にファンタジー世界に永住する程では無い。
日本への帰還。それは間違い無く竜骨だった。
「次の目的地はメルジーネだ。
エリセンでは無い。何とでもなる」
だがいつからか?
ユキナの存在は、それよりも多くを占めるようになった。
俯いたままのユキナを振り向かせたくて、そう口にする。
言うまでも無く、エリセンに寄った方が旅の難易度は下がる。
「大丈夫よ。
私には、貴方が居るから」
そうしてユキナが微笑むから、難易度を上げたくなる。
ノンストップの砂漠横断よりは?多分マシだろう。
追記。
その夜は自重した。
新作の衣装を、ステージに立たせる事無く汚す展開は無かった。
†
「浮かない顔だ。どうした?」
「幸利さん」
翌日。Roseliaの快癒記念ライブは、予定通り開催された。
予想通りライブは沸き、アンカジ全体が鳴動しているかのようだ。
だからライブ会場に在りながら、
何処か遠くを眺めるようなセリオに、目星が留まる。
「私達は世界の安寧を護る存在です。
世界の安寧を、其処に住まう人々を護り続けて来ました」
「このアンカジのように」と、セリオの声が聴こえて来るようだった。
世界の安寧。既にセリオの献身は目撃している。
その言葉に偽りは無いだろう。
だがそれなら?そもそも異世界召喚される謂れは無い。
残念ながら、続く言葉が有る。
「エヒトルジュエ、
エヒト神は厭きた。と、そう言っていました」
セリオは告解する。
世界の真実を、トータスを統べる神の姿を!
「世界の安寧。
護り続けて来たトータスの喜びを、笑顔に厭きたと」
そう言って向けるセリオの眼差しの先には、
ライブに沸くアンカジが、今此処に在る幸せ!と言うヤツが映る。
「大切だった筈のモノが、
路傍の石になる事が在るのでしょうか?」
さて、二十年も生きて居ない人の身だが?
カミサマの心境をトレースして見る。
勿論カミサマなどでは無いので?足りたい部分はゲーム脳で補完する。
延々と同じゲーム、
恐らく都市開発モノか、戦略系戦争ゲーの類をひたすらプレイし続ける。
セリオには悪いが?いつか厭きる。
別のジャンルに手を出したくなる気持ちも解る。
かと言って、異世界召喚のリアルプレイに同意する気は無いが!
「厭きた。か、
大切だった宝石も、いつかは石コロになる時も有る」
「!!」
同意されるとは思っていなかったのだろう。
セリオの顔が、悲しく沈む。
「だが、いつまでも輝き続ける事も有る。
そう言うモノだろう?」
未だに初めてプレイした恋愛系RPGのヒロインが好きだ☆
何もかも手探りだった。
だからキャラメイクで、目当てのヒロインと同じ地属性に!
これはゲーム的にメリットの有る行動だった。
周回プレイから仲間になる女神様が居なくても、
初回から風の四天王を撃破し易くなったり、他にも色々。
好感度を上げて、少し台詞が変わるだけで嬉しくなる。
謎の好感度ダウンイベント&
時間経過で戻るアレは?目当てのヒロインには発生しない。
後でこれが、実は生理イベント(ゲーム中に明言無し)らしいと知る。
目当てのヒロインにこのイベントが無いのは?
子供が産めない生まれだから、と言う設定の凝り具合!
ラストまでパーティーを組み続けた所為で、ノーマルEDになった事も有る。
他のフラグを全て建てた後、
パーティーから外さないと?最後のフラグイベントは起きなかった。
エピローグの描写は?
どう考えても初めての痛みだろう!?と思ったモノだ。
そして、初めて好きになった目当てのヒロインは銀髪である。
「幸利さん!」
覚えている。忘れる筈も無い。
間違い無く今も輝き続けている。
セリオの目が、希望を見る目に変わっていた。
†
「出番だ、メタリア」
大火山の噴火が治まるまで、アンカジでライブ活動をして過ごした。
噴火が治まる頃、水晶の冷房結界に護られて再び大火山に到着。
冷えた溶岩が道を塞ぐ事も有ったが、
メタルワームのメタリアを解凍召喚して、新しい道を掘らせて先に進む。
大火山内部に魔物の姿は無い。
マグマに耐性を持つ溶岩竜やら、炎の精的な奴等の出現を想定していたが?
グリューエン大迷宮は静かだった。
大火山の噴火で、迷宮内の魔物も何処かへ流されたのか?
「セリオの活躍で、最後の探索は楽になったか」
「恐縮です」
本当に大迷宮の探索は?最後までイージーモードだった。
何のイベントも無く、解放者の住処にも到着。
ボス戦も、ザコとのエンカウントすら無い。
神代魔法の空間魔法も問題無く修得!
グリューエン大迷宮のクリア証たるペンダントも回収した。
「他の大迷宮もこの難易度なら助かるが、無いだろうな?」
「はい、姉さん達との戦いは数的に不利でした。
正面から戦って勝てる戦況では無かったでしょう」
使徒相手に1VS8とか!
準セリオクラスの相手だ。好んで戦う手合いでは無い。
「姉さん達が相手でも、水晶さんなら問題無いのでは?」
「………水晶が基準になる時点で、
アウト判定の相手だろう」
水晶が直接戦う以外なら、
コネクトとユキナのバフ有ならどうにか?と言うレベルだ。
「バトルモノにありがちなインフレ!
もういつの間にか後半戦的なヤツか?
リアルでインフレは止めて欲しい処だ」
今後、どうやってインフレゾーンを突破して行くか?
それが課題となる。
「セリオ、
解放者はどうやって使徒と戦ったんだ?」
確かバーン大迷宮で観た戦争記録では?
使徒は扇動がメインの印象だったが、
解放者が使徒と戦う局面も有った筈だ。
「解放者の代表格を除けば、
解放者に味方した聖歌隊の戦果です」
†
「如何でしたか?枢機卿猊下。
いえ、もう教皇猊下。と御呼びした方が?」
かつては誉れ高き天上の御使いだと信じていた。
けれど信仰は絶えて、
御使いもただの羽人形となり、駆逐すべき害悪となった。
あぁ、ようやく届きました。
駆逐すべき害悪を、この手で仕留めたのです。
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反転
世界の真実を知り信仰は死に絶えた。
救いの手は反転して、愛は隣人を傷付ける。
効果/
レティシアの固有技能。
全ての回復効果の反転。任意解除不能。
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もう使い慣れてしまった忌わしい反転回復が、羽人形を捉える。
羽人形は、内側から爆ぜて崩れ堕ちました。
あぁ、何て心地好い。久しく味わう事の無かった達成感です。
「えぇ、世界の真実とやらを確認しました。
残念ですね?まさか神が、何の役にも立たない害悪とは」
聖教教会総本山の神山。
神山の封印区画、バーン大迷宮から現れたのは?
明日、新たな教皇となられるエレシュキガル枢機卿猊下です。
「ならば廃しましょう。
神の時代は終り、と言う事で」
新たなる教皇猊下の答えに、哄笑を以って応える。
これで神殺しを為せる!そう信じられる一歩でした。
新たなる解放者の誕生を祝福するように、賛美歌が奏でられる。
「闇の聖歌隊。
コチラも充分に効果が有ったようですね?」
「はい、羽人形は捕囚の如く愚鈍になりました。
精兵ならば討滅可能な領域でしょう」
神山全域に奏でられた賛美歌【覇堕の聖歌】!
この賛美歌に囚われた者は?
例え羽人形であろうと、著しく能力を制限される。
「ならば、新しい手札が要ります。
手筈通り残骸を回収して―――」
「キサマラァッッ!!!
このような事をして、許されるとでもッッッ!!!!!!」
せっかくの好い気分でしたが?流石は羽人形です。
猊下を封印区画に案内した際、
直ぐに襲撃して来た二体の羽人形。
もう一体の羽人形に、まだ息が有りました。
「解らないのですか?
もう、要らないのです」
ですが既に虫の息。声を出すのがやっとでしょう。
そっと生き残りの羽人形に手を触れて、いつも通り回復魔法を詠唱。
羽人形が爆ぜて沈黙します。
「今日は本当に素晴らしい日です。
ユキトシに話す事も増えました☆」
†
オリキャラ&クロスキャラ設定
10/新教皇エレシュキガル
イシュタルに代わる聖教教会の次代の教皇。オリキャラ。
イシュタルが狂信者系だったのに代わり、
エレシュキガルは、人類の利益優先の商人系のキャラで行く予定。
神山攻略の際に、
清水(挫折)はアリアの洗脳胞子をバラ撒き、
レティシアは洗脳された神官を、独断で鏖殺して処分しました。
神山は聖教教会の管理下に戻りましたが、レティシアは審問を受けます。
その審問担当者がエレシュキガルでした。
エレシュキガルはレティシアの狂気と、世界の真実を聞かされます。
そして真相を確かめる為にバーン大迷宮へ!と言う流れです。
闇の聖歌隊は?
【覇堕の聖歌】を使う為だけの、教皇直属の秘匿部隊です。
今回は後方の離れた位置に配置していた為、
部隊の詳しい描写は有りませんでしたが?
全員黒い眼帯を装備した、修道女(聖女候補)で構成されています。
また神山には?
通信系アーティファクトが設置されており、
神山内なら自在に、聖歌の効果範囲に捕捉可能!と言う設定です。
因みに回収された使徒は?
ツェーン(10)とエルフ(11)のモブ使徒となります。
>新作の衣装を、ステージに立たせる事無く汚す展開は無かった。
正しい展開を読み取れるかな?と言うテキスト☆
>初めてプレイした恋愛系RPG
懐かしさに駆られて、少し羅列してしまいました☆
かなり旧い作品ですが?知名度は結構有ったと思います。
PC-FX→SSとPSに移植!
PSではアフターの続編も出ましたが?何故か格ゲーに!
私は超ビギナーでしたが、ライン回避で楽に勝てるレベル☆
リングアウトで勝つのが好きでした。
グリューエン大迷宮編が終り、
次はメルジーネ大迷宮編!ユキナ帰郷編とも言う☆
グランベルムからも参戦有です。