清水(挫折)と園部のステータスはオリジナルです。
また、清水(挫折)は?
天職を→適正ジョブ。技能を→スキルと呼んでいます。
優花と今後のルートについて語り合った翌日。
早々にチュートリアルは始った。
現れたのは昨日の晩餐会にも居た、
騎士団長のメルド・ロギンス。だったか?
如何にも現場の叩き上げ系の人だが、
チュートリアルの説明&解説係はこの人らしい。
ハッキリ言って?戦士系の前衛職はまだしも、
魔術師系の後衛職などの解説も出来るのか?と言う疑問が残る。
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清水幸利 17歳 男 レベル:1
天職:闇術師
筋力:30
体力:30
耐性:30
敏捷:30
魔力:250
魔耐:230
技能:闇属性適性・闇属性耐性・魔力感知・従属目録・精神支配無効・言語理解
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と思っていたのは、フラグだった。
渡されたステータスプレートと言うアーティファクト。
これに血液で個人登録を行うと、
文字通りステータスと、適正ジョブ、スキルが表示されるらしい。
更にプレートは身分証にもなるとの事。
そして表示された適正ジョブは、闇術師。闇属性特化の魔術師だろう。
ステータスに関しては、如何にも魔術師ステ!としか言えない。
期待出来るのか怪しいが、解説を待とう。
問題はスキル覧。
闇属性適性・闇属性耐性・魔力感知・言語理解
は解る。この手のゲームのお約束だろう。問題は、
従属目録・精神支配無効
の二つ。精神支配無効は、まだ予想が付く。
無効系は強スキルで、
Lv1で付くような代物では無い点を除けば、だが?
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精神支配無効
記憶とは、
自己が自己で在る上で、最も大切な自己で在る。
清水幸利の、最も強い在り方が具現化した技能。
効果/
清水幸利の固有技能。
精神干渉/精神支配無効。
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スキルの項目に触れると、ヘルプが出た。
ヘルプの内容を見る限り、固有スキルのように思える。
となると従属目録も、だろうか?
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従属目録
効果/
従属下に有る者を管理。
目録/
該当0件
目録管理/
目録終了/
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従属目録の項目に触れる。
らしい語りが入っていない分、固有スキルでは無い気がする。
だがそれよりも内容から察するに、
これはティムモンスター、或いは召喚獣の管理画面か?
今は該当0で出来る事は無いが、そんな感じだと思う。
「?
どうした?南雲」
「………清水君」
自分のプレートを大体確認して、
メルド団長の解説の順番待ちをして居ると、
浮かない顔の南雲が目に入った。
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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:1
天職:錬成師
筋力:10
体力:10
耐性:10
敏捷:10
魔力:10
魔耐:10
技能:錬成・言語理解
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南雲のプレートを見て察した。
ステータスが初期ステだった。待望のチートステでは、断じて無い。
メルド団長の最初の説明では、この世界の一般人の平均ステータスが10。
要は非チート。凡人。モブである。
「何と言っても生産職だからな?
下手に戦場に出ないで、錬成で貢献しろ!
と言うエヒト神の啓示じゃないか?」
「そう………かなぁ」
「南雲はバカ正直に、剣や槍を作る心算か?」
「!
現代知識チート!」
南雲の目に灯が灯る。
パッと思い付く限りでも、
「最初は携帯デキる銃や爆弾だろうな。
初期から車やバイクも良い。絶対に馬車より速いし便利だ。
戦車やミサイルでファンタジーを焼くのも良いが、最終的にはICBM、核だ。
スイッチ一つで、魔人領を焼き尽す。
永住の予定は無いからな?敵だ。全て焼いてしまえ」
「………鬼だ。此処に鬼が居る。
最初は、比較的マトモだったのに!」
南雲がドン引きしている。
これではアレなので、スマートな話にしよう。
「要はバカ正直にやる必要は無い!って事だ。
どんなスキルも使い方次第。天之河になるなよ?」
天之河=バカ正直のアホと言う認識である。
そうやって天之河の噂をしていると、アイツの番になった。
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天之河光輝 17歳 男 レベル:1
天職:勇者
筋力:100
体力:100
耐性:100
敏捷:100
魔力:100
魔耐:100
技能:
全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・
高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解
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ノーマルチート万歳!と言った処だろう。
そして適正ジョブは勇者!御苦労な事だった。
これから天之河には、幾多の苦難が待ち受けて居るだろう。
行け勇者よ!世界を救うのだ!!とかな?
本当に御苦労サマだ。
「………清水君は、
羨ましいとは思わないんだね?」
「何だ?
南雲は肉体交換系のジャンルに興味が有るのか?」
ハッキリ言って、肉体交換系に興味は無い。
と言うかキモイ。そこまで追い詰められていない。
「スキルの話と同じだな?
上手く使うしか、無いって事だ」
「………清水君は凄いよ」
やがて南雲の番になり前へ。
入れ代わりに既に解説を聞いた優花が来て、
プレートを見せてくれる訳だが、
ステータスはまだしも、スキル覧がおかしかった。
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園部優花 17歳 女 レベル:1
天職:投擲師
筋力:70
体力:80
耐性:70
敏捷:100
魔力:80
魔耐:100
技能:投擲術・気配感知・???・言語理解
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「???か。
ヘルプは確認したか?」
「え~っと、ヘルプは」
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???
???
効果/
この技能は未だ目覚めていない。
劣化効果/
縁を戻す。
手放した縁。縁在る物を、再び手にする事が出来る。
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「………固有スキルのような気がする。
それに劣化効果?試すしかないだろうな」
一列目の???が恐らくスキル名。
二列目の???がスキルを表す語りだろう。
やはり固有スキルの線が濃厚だと思う。
「固有技能って、確か」
「ワンオフアビリティとも言うな?
優花の、オマエだけの特別な力だ」
当に諦めた特別が、今になって来るとか!
罠だな?
余程ファンタジーは、コチラを戦わせたいらしい。
「冗談は、
ゲームダケにしろ」
†
結局魔術師系の解説は?他の宮廷魔術師が担当した。
まずは座学。訓練。座学の繰り返しである。実戦訓練は無い。
しかし訓練が続く日々の中、模擬戦は存在する。
そこで既に修得した闇魔法で、
メルド団長以外の騎士には勝てる程強くなり、
やがて一対多数でも圧倒出来るようになった。
チュートリアルも終りが近いのかもしれない。
だが従属目録を活用出来るティム系魔法の修得は、まだ無い。
やはりアレは召喚獣の方なのか?
担当の宮廷魔術師の返答は渋い。解らないのだろう。
「南雲か」
「………清水君」
資料室に来ると南雲が居た。
南雲は最近、訓練に参加していない。
サボって居る訳では無い。
基礎体力向上と、最低限の防衛手段の訓練では?
伸び悩んでいるからの行動だった。
戦士でも魔術師でも無い南雲は、訓練を基礎に止めた。
基礎ステータスの上昇を最低限に止め、錬成の熟練に努めた。
当初語った銃や爆弾はまだ無い。
魔法有りのゆるふわ設定でも、ゲーム知識で銃の再現は困難との事。
爆弾モドキは出来たが?クラスメイト達の魔法の方が強いらしい。
そこでコイツはロマン武器に走りやがった!
ガンブレードである。
だが前衛職では無い南雲では、ガンブレードを扱え無かった。
まだまだ拙いガンブレードを使ってくれるクラスメイトも居ない。
友人の少なさが響いている。
結局ロマン武器は?自分用のスペツナズナイフのみで凍結。
銃の製作に戻る。
「今日はどうしたの?」
「今日は地理の資料だな。
必要な知識は、アホな程有る」
戦闘関連ダケでも、必要なモノは多い。
離脱も想定しているので、旅の知識も必要だった。
頼れる現地人の仲間が欲しい。
だが信用デキる有能な者など、転がっているモノでは無い。
ゲームでもリアルでも、それは同じだった。
チュートリアルでも習う戦闘に関しては?
言うまでも無く、実戦経験と現場知識のウェイトが大きい。
本格的な実戦訓練は近々来る気配が有るが?
ハッキリ言って、その実戦訓練前に経験を積みたい。
城の外はファンタジーの無法世界。
リアルはゲームでは無い。
一歩外に出れば?いきなり魔人のボスキャラと遭遇戦!
と言う展開も在り得る。
メルド団長達騎士団が護ってくれるだろうって?温い!
コッチが護る側だよ!人類の守護者、神の使徒だからな!!
「自分で探すべきか?
信頼デキる現地人が希少なのはリアルでも常識!
それに実戦経験だ。躊躇いは不要で危険。
だがまずは嘆願が先か?」
必要な資料に目を通し、資料室を出る。
一足先に経験を済ませるとしよう。メルド団長に面会を求めた。
原作では?ハジメが望郷の念から、クリスタルキーを造りました。
なら強い心の在り方で、固有技能が生えても良い筈!と思いました。
半端な処で切れているように見えるのは?
此処でルート分岐を考えていたからです。
1/新米冒険者になって、先輩冒険者と大冒険!(笑)
2/神殿騎士と共に使命を果たす。悪を討伐!(笑)
となります。
既にルートは決めました。アンケートは無いです。