ありふれた英雄願望(挫折)で世界最強   作:LW

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ステータスプレート回。
清水(挫折)と園部のステータスはオリジナルです。
また、清水(挫折)は?
天職を→適正ジョブ。技能を→スキルと呼んでいます。


03 固有技能

優花と今後のルートについて語り合った翌日。

早々にチュートリアルは始った。

現れたのは昨日の晩餐会にも居た、

騎士団長のメルド・ロギンス。だったか?

如何にも現場の叩き上げ系の人だが、

チュートリアルの説明&解説係はこの人らしい。

ハッキリ言って?戦士系の前衛職はまだしも、

魔術師系の後衛職などの解説も出来るのか?と言う疑問が残る。

 

====================================

清水幸利 17歳 男 レベル:1

天職:闇術師

筋力:30

体力:30

耐性:30

敏捷:30

魔力:250

魔耐:230

技能:闇属性適性・闇属性耐性・魔力感知・従属目録・精神支配無効・言語理解

====================================

 

と思っていたのは、フラグだった。

渡されたステータスプレートと言うアーティファクト。

これに血液で個人登録を行うと、

文字通りステータスと、適正ジョブ、スキルが表示されるらしい。

更にプレートは身分証にもなるとの事。

 

そして表示された適正ジョブは、闇術師。闇属性特化の魔術師だろう。

ステータスに関しては、如何にも魔術師ステ!としか言えない。

期待出来るのか怪しいが、解説を待とう。

 

問題はスキル覧。

闇属性適性・闇属性耐性・魔力感知・言語理解

は解る。この手のゲームのお約束だろう。問題は、

従属目録・精神支配無効

の二つ。精神支配無効は、まだ予想が付く。

無効系は強スキルで、

Lv1で付くような代物では無い点を除けば、だが?

 

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精神支配無効

記憶とは、

自己が自己で在る上で、最も大切な自己で在る。

清水幸利の、最も強い在り方が具現化した技能。

効果/

清水幸利の固有技能。

精神干渉/精神支配無効。

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スキルの項目に触れると、ヘルプが出た。

ヘルプの内容を見る限り、固有スキルのように思える。

となると従属目録も、だろうか?

 

====================================

従属目録

効果/

従属下に有る者を管理。

目録/

該当0件

目録管理/

目録終了/

====================================

 

従属目録の項目に触れる。

らしい語りが入っていない分、固有スキルでは無い気がする。

だがそれよりも内容から察するに、

これはティムモンスター、或いは召喚獣の管理画面か?

今は該当0で出来る事は無いが、そんな感じだと思う。

 

「?

 どうした?南雲」

 

「………清水君」

 

自分のプレートを大体確認して、

メルド団長の解説の順番待ちをして居ると、

浮かない顔の南雲が目に入った。

 

====================================

南雲ハジメ 17歳 男 レベル:1

天職:錬成師

筋力:10

体力:10

耐性:10

敏捷:10

魔力:10

魔耐:10

技能:錬成・言語理解

====================================

 

南雲のプレートを見て察した。

ステータスが初期ステだった。待望のチートステでは、断じて無い。

メルド団長の最初の説明では、この世界の一般人の平均ステータスが10。

要は非チート。凡人。モブである。

 

「何と言っても生産職だからな?

 下手に戦場に出ないで、錬成で貢献しろ!

 と言うエヒト神の啓示じゃないか?」

 

「そう………かなぁ」

 

「南雲はバカ正直に、剣や槍を作る心算か?」

 

「!

 現代知識チート!」

 

南雲の目に灯が灯る。

パッと思い付く限りでも、

 

「最初は携帯デキる銃や爆弾だろうな。

 初期から車やバイクも良い。絶対に馬車より速いし便利だ。

 戦車やミサイルでファンタジーを焼くのも良いが、最終的にはICBM、核だ。

 スイッチ一つで、魔人領を焼き尽す。

 永住の予定は無いからな?敵だ。全て焼いてしまえ」

 

「………鬼だ。此処に鬼が居る。

 最初は、比較的マトモだったのに!」

 

南雲がドン引きしている。

これではアレなので、スマートな話にしよう。

 

「要はバカ正直にやる必要は無い!って事だ。

 どんなスキルも使い方次第。天之河になるなよ?」

 

天之河=バカ正直のアホと言う認識である。

そうやって天之河の噂をしていると、アイツの番になった。

 

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天之河光輝 17歳 男 レベル:1

天職:勇者

筋力:100

体力:100

耐性:100

敏捷:100

魔力:100

魔耐:100

技能:

全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・

高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解

====================================

 

ノーマルチート万歳!と言った処だろう。

そして適正ジョブは勇者!御苦労な事だった。

これから天之河には、幾多の苦難が待ち受けて居るだろう。

行け勇者よ!世界を救うのだ!!とかな?

本当に御苦労サマだ。

 

「………清水君は、

 羨ましいとは思わないんだね?」

 

「何だ?

 南雲は肉体交換系のジャンルに興味が有るのか?」

 

ハッキリ言って、肉体交換系に興味は無い。

と言うかキモイ。そこまで追い詰められていない。

 

「スキルの話と同じだな?

 上手く使うしか、無いって事だ」

 

「………清水君は凄いよ」

 

やがて南雲の番になり前へ。

入れ代わりに既に解説を聞いた優花が来て、

プレートを見せてくれる訳だが、

ステータスはまだしも、スキル覧がおかしかった。

 

====================================

園部優花 17歳 女 レベル:1

天職:投擲師

筋力:70

体力:80

耐性:70

敏捷:100

魔力:80

魔耐:100

技能:投擲術・気配感知・???・言語理解

====================================

 

「???か。

 ヘルプは確認したか?」

 

「え~っと、ヘルプは」

 

====================================

???

???

効果/

この技能は未だ目覚めていない。

劣化効果/

縁を戻す。

手放した縁。縁在る物を、再び手にする事が出来る。

====================================

 

「………固有スキルのような気がする。

 それに劣化効果?試すしかないだろうな」

 

一列目の???が恐らくスキル名。

二列目の???がスキルを表す語りだろう。

やはり固有スキルの線が濃厚だと思う。

 

「固有技能って、確か」

 

「ワンオフアビリティとも言うな?

 優花の、オマエだけの特別な力だ」

 

当に諦めた特別が、今になって来るとか!

罠だな?

余程ファンタジーは、コチラを戦わせたいらしい。

 

「冗談は、

 ゲームダケにしろ」

 

 

結局魔術師系の解説は?他の宮廷魔術師が担当した。

まずは座学。訓練。座学の繰り返しである。実戦訓練は無い。

しかし訓練が続く日々の中、模擬戦は存在する。

そこで既に修得した闇魔法で、

メルド団長以外の騎士には勝てる程強くなり、

やがて一対多数でも圧倒出来るようになった。

チュートリアルも終りが近いのかもしれない。

 

だが従属目録を活用出来るティム系魔法の修得は、まだ無い。

やはりアレは召喚獣の方なのか?

担当の宮廷魔術師の返答は渋い。解らないのだろう。

 

「南雲か」

 

「………清水君」

 

資料室に来ると南雲が居た。

南雲は最近、訓練に参加していない。

サボって居る訳では無い。

基礎体力向上と、最低限の防衛手段の訓練では?

伸び悩んでいるからの行動だった。

 

戦士でも魔術師でも無い南雲は、訓練を基礎に止めた。

基礎ステータスの上昇を最低限に止め、錬成の熟練に努めた。

当初語った銃や爆弾はまだ無い。

魔法有りのゆるふわ設定でも、ゲーム知識で銃の再現は困難との事。

爆弾モドキは出来たが?クラスメイト達の魔法の方が強いらしい。

 

そこでコイツはロマン武器に走りやがった!

ガンブレードである。

だが前衛職では無い南雲では、ガンブレードを扱え無かった。

まだまだ拙いガンブレードを使ってくれるクラスメイトも居ない。

友人の少なさが響いている。

結局ロマン武器は?自分用のスペツナズナイフのみで凍結。

銃の製作に戻る。

 

「今日はどうしたの?」

 

「今日は地理の資料だな。

 必要な知識は、アホな程有る」

 

戦闘関連ダケでも、必要なモノは多い。

離脱も想定しているので、旅の知識も必要だった。

頼れる現地人の仲間が欲しい。

だが信用デキる有能な者など、転がっているモノでは無い。

ゲームでもリアルでも、それは同じだった。

 

チュートリアルでも習う戦闘に関しては?

言うまでも無く、実戦経験と現場知識のウェイトが大きい。

本格的な実戦訓練は近々来る気配が有るが?

ハッキリ言って、その実戦訓練前に経験を積みたい。

 

城の外はファンタジーの無法世界。

リアルはゲームでは無い。

一歩外に出れば?いきなり魔人のボスキャラと遭遇戦!

と言う展開も在り得る。

メルド団長達騎士団が護ってくれるだろうって?温い!

コッチが護る側だよ!人類の守護者、神の使徒だからな!!

 

「自分で探すべきか?

 信頼デキる現地人が希少なのはリアルでも常識!

 それに実戦経験だ。躊躇いは不要で危険。

 だがまずは嘆願が先か?」

 

必要な資料に目を通し、資料室を出る。

一足先に経験を済ませるとしよう。メルド団長に面会を求めた。




原作では?ハジメが望郷の念から、クリスタルキーを造りました。
なら強い心の在り方で、固有技能が生えても良い筈!と思いました。

半端な処で切れているように見えるのは?
此処でルート分岐を考えていたからです。

1/新米冒険者になって、先輩冒険者と大冒険!(笑)

2/神殿騎士と共に使命を果たす。悪を討伐!(笑)

となります。
既にルートは決めました。アンケートは無いです。
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