俺の家に〇〇キャラがやって来たのだが・・・   作:ホタル火

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お久しぶりです。

そしてあけおめです!

今回はニーミちゃんです!


俺の家にアズレンキャラがやってくるのだが・・・3

仕事のために下に降りると包丁のリズミカルな音が聞こえる。

 

あいつか。

 

ありがたいが休んでほしい。

 

ここに来て5日目なのだが働きすぎだ。

 

ここに来るまでの廊下や階段扉までキラキラだ。

 

真面目め。

 

俺はキッチンに入ると5日前からの居候の後ろ姿が見える。

 

帽子をかぶってピッチリと服を着ている。

 

俺の入ってきたことに気づいたのかそれともセンサーか何かの反応があったのか俺の方に振り向いて挨拶をしてきた。

 

「おはようございます!洋介さん!」

 

洋介「おはようニーミ。」

 

そうニーミ。

 

正式な名前はZ23。

 

アズールレーンの鉄血の駆逐艦。

 

中国版アズールレーンではラフィー、ジャベリン、綾波以外にもZ23も初期艦に選ばれている。

 

ゲーム内ではこの4人は仲がいいからな。

 

洋介「一体いつ起きたんだ?」

 

ニーミ「はい、朝の5時に起床しました!」

 

早すぎ!

 

ニーミ「それで昨日の洗濯物を洗濯機に入れて回しておきました。それと掃除機を使うと洋介さんの睡眠の邪魔になると思いましたので廊下を雑巾掛けさせてもらいました。朝食はもう少しで出来上がりますので席についていてください。」

 

いやいや流石にそこまでさせるわけには行かないから。

 

洋介「手伝うよ。」

 

ニーミ「ダメです。男子厨房に入るべからずです。」

 

どこで覚えたその言葉!

 

鉄血って地球定義ではロシアあたりだよな!?

 

重桜の誰かが言うなら納得できるけどニーミがそれ言う?

 

俺はそう思いながらリビングでテレビを見る。

 

初めは警戒心剥き出しで俺に食ってかかってきてたけど俺が働いていて衣食住を保証してからこんな感じになった。

 

気持ちは嬉しいが朝早すぎだ。

 

もっとゆっくりとしてほしい。

 

ニーミ「おまたせしました。」

 

持ってきたのはどこで覚えたのか知らないが和風料理だ。

 

洋介「いただきます。」

 

俺は箸を取り料理に手を伸ばす。

 

匂いはいい。

 

とりあえず食べてみると・・・美味しかった。

 

洋介「美味しい。」

 

ニーミ「本当ですか!?」

 

洋介「嘘じゃない。」

 

ニーミは目に見えてホッとしている。

 

ニーミ「料理の本で見様見真似で作ってみたのですが・・・成功でした!」

 

マジか。

 

この味を見様見真似ってすごいな。

 

流石真面目ちゃん。

 

エレノアと同じくらい真面目だ。

 

ニーミ「お弁当も作っておきました!」

 

洋介「さしずめZ23弁当だな。」

 

ニーミ「みんなから言われてますけどなんでニーミ弁当と言わないんですか!?」

 

知らないよ。

 

だけど楽しみだな。

 

俺はニーミの朝食で舌鼓をして出勤した。

 

 

 

それから数日。

 

ニーミの様子がおかしい。

 

陸斗とコソコソと何かしている。

 

逢引?

 

あのニーミが?

 

いやニーミがそんな事しない。

 

あの真面目が軍服を着たようなニーミが。

 

それ以前に俺はニーミの保護者であってそのような関係ではない。

 

何考えてんだよ。

 

 

 

 

それから数週間後。

 

いつものように家に帰ると真っ暗だった。

 

ニーミは出かけているのか?

 

そのままリビングに向かうといきなり灯りが付き破裂音が無数に響く!

 

陸斗「誕生日おめでとう!」

 

優希「おめでとう洋介。」

 

ニーミ「おめでとうございます!」

 

洋介「はっ?」

 

今日って俺の誕生日か?

 

ニーミ「洋介さんに内緒で陸斗さんと優希さんに手伝っていただきました!」

 

それじゃあここ数週間よそよそしい理由ってこのことか。

 

どれだけ前に準備してんだよ。

 

泣けるじゃないか!

 

優希「ほら主役。前に出て。」

 

陸斗「ケーキはワンホールのやつ買っておいたぞ!」

 

誰が全部食うんだ?

 

俺か?

 

それに料理もかなり多いんだが・・・4人で食えるか?

 

そうして4人でどんちゃん騒ぎをした。

 

日付が変わり陸斗と優希が帰ってニーミと一緒にテレビを見ていた。

 

洋介「今日はありがとな。」

 

ニーミ「そんな!感謝をするのはこっちですよ!」

 

なんで?

 

ニーミ「私をずっとこの家に泊めてくれてありがとうございます。私は仕事をしていないしできるのは家事や洗濯とかしかできないから。」

 

それは一度聞いた。

 

今も悩んでいるのか?

 

洋介「気にするなよ。俺は家族が増えたと思って嬉しいんだがな。」

 

ニーミ「家族・・・私が人間じゃなくて艦娘でもですか?」

 

洋介「当たり前だろ?ニーミは艦娘でも1人の女性だろ?」

 

くっさい台詞だな・・・

 

ニーミ「洋介さん、タラシですね。」

 

洋介「俺も自分で言ってくさい台詞だと分かった。」

 

ニーミ「なんですか。それ。」

 

ニーミが笑う。

 

ゲームではすごく真面目なのに実際に話してみるとこんなに喜怒哀楽があって面白い子なんだよな。

 

ニーミ「あのですね洋介さん。」

 

洋介「なんだ?」

 

ニーミ「周りくどい事は無しにして言いたいことがあります。」

 

なんだ?

 

急に改まって。

 

ニーミ「私は洋介さんのこと好きです。」

 

洋介「ん?俺もだけど?」

 

ニーミ「それは1人の女性としてですか?」

 

そう言われるとへんに返せなくなる。

 

ニーミは俺を男として好きなのか?

 

ニーミ「私は洋介さんを1人の男性として好きです。」

 

マジか。

 

ニーミ「返事は今してください。」

 

更に急かされている。

 

洋介「確かに俺はニーミのこと好きだけどそれは家族としてだから今すぐ好きになって付き合ってくれと言われても困るな。」

 

ニーミ「そうですか。でも私は諦めません!絶対に洋介さんを振り向かせます!」

 

洋介「そうか。なら俺はニーミを1人の女性として見る。ちゃんと見る。しばらくはそれでいいか?」

 

ニーミ「はい!」

 

まさか告白されるなんて思わなかったな。

 

予想外ですよ。

 

 

 

 

 

数ヶ月後。

 

俺とニーミは晴れて恋人同士になった。

 

まぁ家でも一緒にいるとそうなりますわな。

 

ただニーミの尻に少し敷かれそうだ。

 

ニーミ「私、艦娘として戦うことしか出来ませんでした。ですが洋介さんに出会えてそれ以外の生き方を知りました。だからこれからもずっと・・・一緒にいてください!」

 

俺も離れる気ないから大丈夫だ。

 

俺はニーミの頭を撫でる。

 

照れ臭そうに笑う彼女の左手薬指には小さな指輪がはまっていた。




Z23弁当ネタはアズールレーン クロスウェーブがネタです。
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