とあるオタク女の受難(戦姫絶唱シンフォギア編)。   作:SUN'S

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とあるオタク女の受難。
第1話


☆月℃日

 

早朝、アニメ拳法を練習するために近所の公園で見様見真似の技を行っていると活発そうな淡い栗色の髪の毛の女の子にアニメ拳法の事を聞かれてしまった。

 

彼女は立花響と名乗り、少し先に建つリディアン音楽院に通う女の子だそうだ。何でも身体を鍛える必要があり、特定の師匠は居ても危険な修行は禁止されている…とのことらしい。

 

最近の女子高生は格闘技を習うものなのか?なんて考えながらも聞かれた拳法の技を一つ、伝授して欲しいと言われた。私の考えた技では無いんだけど。

 

まあ、こういう子供はアニメとか特撮とか観ないんだろうな。

 

一応、安全で派手な技を教えれば満足すると思うことにして。明日の六時三十分に公園で待ち合わせる事になった。保護者同伴(立花さんの師匠さん)でも構わないと伝えたら喜んでた。

 

 

☆月〟日

 

 

公園に到着すると立花さんの隣には真っ白なリボンを着けたジャージ姿の女の子が立っていた。何でも公私共にお世話になっているそうだ。彼女は師匠さんじゃないらしい。

 

手始めに灘神影流の技の一つ弾丸滑りだ。

 

内容は「弾丸を掌などで滑らせ、軌道を変化させるモノ」だと教えた。

 

立花さんの付添人こと小日向未来は訝しむように見てくるので実際に見せた。知人から借りてきた熊殺しと呼ばれるクロスボウを三足脚立に固定して連射される矢を超至近距離で掌や甲で反らし見せたら、化け物を見るような目で見られた。

 

ふむ、こういうのはダメなのか?等と考えていると立花さんは「是非、教えて下さい!」と言ってくれた。

 

結論から言わせて貰うとアホと天才は紙一重とは言ったモノだね。

 

あの子、立花さんは見せただけで覚えちゃったよ。

 

 

☆月 ̄日

 

 

立花さんは三日ほど経過してから訪ねてきた。今日は赤髪の熊みたいな男の人も引き連れてた。この人は立花さんの師匠さんらしい。

 

危険な技を教えた事を謝罪すると「他にもあるのか?」と聞いてきたからアニメ拳法に終着点は無い事を伝えた。この人も灘神影流の技を教えて欲しいそうだ。

 

ちょっとした出来心や好奇心で風鳴弦十郎さんの脹ら脛や太股を触ってみた。ガッチリとした男性の筋肉とは硬いモノなんだな。

 

なんて思いながら「TOUGH」の作中に登場した。「龍腿」「虎腿」「鷹腿」について教えた。立花さんも聞き入っていたけど。

 

風鳴さんに三つの性質を兼ね備えた「玄腿」の可能性があると伝えたらニマニマと笑っていた。立花さんも「流石、師匠です!」と尊敬の眼差しを送っていた。今日は解説や説明するだけで終わってしまった。

 

まあ、二人は楽しそうだったので喜ばしいと言えば喜ばしいのだろうな。

 

 

 






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