とあるオタク女の受難(戦姫絶唱シンフォギア編)。   作:SUN'S

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第14話

〒月Ω日

 

風鳴さんから山籠りを提案された。仕事も入っていなかったので同行することになったが、クリス達のトレーニングも兼ねているそうだ。

 

立花さんと翼さんは基礎的な呼吸法を使っているが、クリスは数kmほど走っただけでヘロヘロになっていた。

 

あの夜の撮影では二挺拳銃だったからな遠距離もしくは中距離でのバトルスタイルで戦うキャラクターなんだろうな。

 

野原にてクリス達は馬歩站椿を行う傍ら、私は首ブリッジの体勢を維持する風鳴さんの腹部に座っている。

 

前々日、教えた首回りの筋肉の付け方や身体を柔らかくする為の修行だ。生肉冷凍庫へと入室して冷凍保存された豚や牛の肉へ拳打を叩き込んだ。

 

クリスに近付いて銃を使うなら銃用の打撃技を教えるぞ?と提案したら「…そんなの…あるのかよ…」と驚いていた。

 

なにも銃の使用法は長距離だけでは無いんだ。

 

熊避けのエアガンを取り出して自動式拳銃を逆手に、小指をトリガーに掛けて構える。

 

虚空へ向かって銃口を叩き付け、スライド部分を横へ薙ぎ払うように使う。クリスに拳銃を投げ渡し、銃を持たずに動きを真似させる。

 

〒月д日

 

翌日、必殺技のことも相談されたので高出力のエネルギーを弾丸の中に圧縮して弾き出すイメージしてみることを提案した。

 

教えるのは「怒りの暴発」「炎の鉄槌」「炎の蕾」「決別の一撃」等である。

 

一発逆転みたいな技も聞かれたのでスナイパーライフルを用いて高出力のエネルギーを一点集中させた弾丸を放つ「マキシマム・バースト」を聞かせた。

 

ウンウンと頷きながら学校へと行ってしまった。私の知識で参考になると良いのだが…。

 

やはり、死神体術はキツかったか?

 

そんなことを考えながら食器を洗っていると訪問者を知らせるアラートが部屋中に鳴り響いた。

 

またか、今度は誰だ?なんて考えてドアを開けると薄い桜色の髪が特徴的な女性が立っていた。

 

えっ、だれ?

 

〒月¶日

 

掃除や選択も終わって暇なので…。

 

昨日、訪ねてきたマリア・カデンツァヴナ・イヴの言葉を思い返してみよう。彼女は「世界を変えるために力を貸して欲しい」と言っていた。

 

数年前に同じような台詞で勧誘する悪徳宗教を殲滅したな。あの時はノイズは神の使者だとか騒いでいたので殴り飛ばして黙らせた。

 

神様頼みなんてモノは現実から逃げようとするカスのアホみたいな戯言だと信者共に言い放ち、襲い掛かってきた奴らは片っ端からぶん殴って更正させたな。

 

しかし、まさか、あの宗教団体の残党が居たとは思わなかった。驚きのあまり殴り飛ばして黙らせてしまったからな。

 

今度、会った時は謝罪してから殴るとしよう。

 

なんて考えていると海の方から爆発するような音が聞こえてきた。

 

なんだ、花火大会には早いぞ?

 

 

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