とあるオタク女の受難(戦姫絶唱シンフォギア編)。   作:SUN'S

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第18話

‰月.日

 

翼さんは倭刀術一文字流を極めていた。教えた張本人としては光より速い進化に多少はビビっている。

 

クリスも二挺拳銃を逆手に構えて死神体術・罪の構えから迫り来るヒト型の的を撃ち抜いている。

 

立花さんはサンドバックを縦に揺らすし、小日向さんは高速で左右に揺れるパンチングボールをジャブで止めている。

 

調はテコンドーやムエタイの雑誌を読んでおり、切歌は「お仕置き用スパロボ」の振るう竹刀を二振りの木製の鎌を交差させ、刃と刃が噛み合うように押さえ付けている。

 

マリアはなんとも言えない表情を浮かべながら風鳴さんとミット打ちを行っていた。

 

なぜか、あの子は技を聞いてこない。

 

マリアはミット打ちを終えると翼さんに歩み寄って竹刀を構えていた。

 

予想通りだが、竹刀が竹刀に切断された。

 

‰月¬日

 

クリス達は友人の送別会を行うそうだ。遠くまで行くので数日は帰れないらしい。

 

怪我や事故には気を付けるように伝えてから頭を撫でた。やっぱり、犬の耳のようなモノが見えたような気がする。

 

掃除機を起動させようとした時、訪問者を知らせるアラートが部屋中に鳴り響いた。掃除機を壁に立て掛け、玄関のドアを開けると好青年が立っていた。

 

一応、顔は知っている。

 

翼さんのマネージャー緒川慎次さんだ。

 

どうしたのか?なんて考えていると彼から赤い封筒を手渡された。これはマトリ内では有名なモノだ。

 

緒川さんをリビングへと招き入れ、麦茶を淹れたコップを手前に置いて話し始めた彼の話を聞いていた。

 

なんと言えば良いのか、最大規模の麻薬組織と取引を行おうとしているヤクザ連中の話を聞かされた。

 

緒川さんにクリスのことを一時的に任せていいか?と尋ねると「はい、任せて下さい」と答えてくれた。

 

はぁ…さっさとボコって仕事を片付けよう。

 

‰月Ж日

 

1ヶ月ほど経過した頃だろうか?

 

麻薬売買の現場を取り押さえるために武装警官達と現場へ突入してきた。

 

銃器を使おうとする者には自慢の拳を叩き込んで黙らせ、逃げようとする麻薬組織の幹部らしき男に上から放つ膝蹴りを叩き付けて気絶させた。

 

まあ、警棒と盾だけで制圧することに成功した。だが、麻薬組織の幹部らしき男から「俺を倒しても2世とかジュニアとか真とか増え続けるぞ!?」なんて言ってきたので、ブッ飛ばすと答えておいた。

 

その後、手当の給料を貰ってクリスの待っている学生寮へと戻ろうとしたら官房から「身体には気を付けろよ?」という心暖まる一言を戴いた。

 

そう思うなら麻薬を使おうとする奴らをボコれる法律とか作ってくれよ。久々に学生寮のドアを開けると見知らぬ金髪の少女が立っていた。

 

えっ、だれ?

 

 

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