とあるオタク女の受難(戦姫絶唱シンフォギア編)。   作:SUN'S

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第25話

Ⅲ月┗日

 

エルフナイン達からプレゼントを渡された。包みを開けると仕事で使っているチョークストライプのダブルスーツ一式がケースに収納された状態で置かれていた。

 

見ただけで分かる、これはスゴい高いヤツだ。

 

キャロルとエルフナインに料金の事を尋ねると自作だと教えてくれた。

 

デザインはクリスが考えてくれ、性能や素材は二人で決めたそうだ。クリスは頬を染めて顔を背けていたが、三人を寄せ集めて抱き締めても抵抗することはなかった。

 

オバサン、すっごい嬉しい。

 

エルフナインとキャロルの言っている「ガ=ジャルグ」という特殊な繊維を織り混ぜており、並大抵の事では傷付かないそうだ。最近のスーツは傷防止のコーティングを行っているのか。

 

初めて知ったな。

 

Ⅲ月♯日

 

プレゼントされた「ガ=ジャルグ」という名前のスーツを着て麻薬取引現場を押さえているとヘンテコなコスプレ集団と出会った。

 

全員、美女だ。しかし、なんとも言えない不可思議な気配を放っている。

 

一際、目立つような衣服を纏っている薄い水色の髪の毛をツインテールのように束ねたヤツの氣の流れに違和感を感じるんだが…。

 

そのことはあとで追求しよう。

 

試験管のような容器に入った淡い桜色と札束の詰まったアタッシュケースを交換しようとしていた男を蹴り飛ばし、空中を回転しているアタッシュケースが落ちてくるまでに男達を殴り倒して、落ちてきたアタッシュケースをキャッチする。

 

よく見ると容器の中身はチップのようなモノを液体で漬けていただけだった。最新の麻薬か?なんて考えているといつの間にか三人組の美女が消えていた。

 

ふむ、取引現場を撮影していた一般人なのか?

 

振り返ると緒川さんが立っていた。この人、何処にでも現れるな。先週は翼さんの部屋で見た気がするぞ?その前はリディアンだったか?

 

緒川さんにアタッシュケースを渡して欲しいと頼まれた。考えれば分かると思うが、一般人に麻薬を渡せる訳ないだろ。それから官房から「渡して良いよ」という電話が掛かってきた。

 

Ⅲ月♀日

 

早朝、気怠さを感じながら食器を洗っていると国外で爆破テロが行われていたという報道が流れていた。

 

クリス達は神妙な顔付きでテレビを見ていたが時計を指差すと駆け出すように学校へと行ってしまった。

 

三人を見送ってから最近の麻薬組織の縄張り争いを纏めた資料を流すように読んでいると「パヴァリア光明結社」という変な名前の組織を見付けた。首謀者の名前や顔写真が挟まれており、顔を確認するために写真を取り出した。

 

なぜか、光を放つ男の全裸の写真だった。

 

眉間を押さえながらも幹部らしき女性の顔写真を拝見してみたがプリクラとか有り得ないだろ!?

 

 

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