とあるオタク女の受難(戦姫絶唱シンフォギア編)。 作:SUN'S
Х月Т日
サンジェルマン達と鋼の錬金術師を視ていた途中からサンジェルマン達の表情が曇っており、カリオストロは指パッチンしようと右手の人差し指と親指でペチペチと練習していた。
プレラーティは賢者の石製造について注視しているが、素材を聞いて顔を歪めていた。
サンジェルマンは手合わせ錬成が気になるのか。私達からは見えないように手を合わせてソファに手を押し付けていた。
私も子供の頃は試したな。
まあ、出来なかったけど。
エルフナインやキャロルは鋼の義肢を見ていた。あれは格好いいからな。
女の子でも見てしまうのは仕方の無いことだ。
クリスに至ってはホークアイ中尉の銃捌きを参考にしようとしていた。私の教えた死神体術だけじゃあ物足りないのか。
まあ、仕方無いな。
Х月К日
翌日、サンジェルマン達はアメストリスの軍服を着ており、胸元には国家錬金術師の銀時計が鎖で繋がれていた。
まさか、そこまでハマるとは思わなかったぞ。なんて考えているとカリオストロは見せ付けるようにマスタング大佐の発火布の手袋を引っ張っていた。
ここでエンヴィーのシーン再現とは…。
三人の後ろから出てきたエルフナインとキャロルも同じように軍服を着ており、フンスと胸を張っていた。クリスに視線を向けると「いや、着ねぇぞ!?」と言われた。
あんなに中尉のことを見ていたじゃないか。
着てもバチは当たらないと思うぞ?等とねっちょりとした口調でクリスに軍服とエアガンを渡そうとするカリオストロ達からエルフナインとキャロルを抱えて離れ、眺めていると玄関のドアをタックルしながら逃げてしまった。
ちょっと期待したのは内緒だぞ?
その後、私は大総統閣下のコスプレをすることになった。最初に言わせて貰いたいのは着心地は最高の一言だった。
Х月Η日
サンジェルマン達の鋼の錬金術師ブームを切り替えるために武装錬金を見せた結果、核鉄を作っていた。
フォルムやナンバーは完璧だな。
そんなことを考えていると風鳴さんにCと刻まれた核鉄を渡そうとするエルフナインをキャロルが必死で止めていた。
風鳴さんはエルフナインから核鉄を受け取り、そのまま十数分ほどサンジェルマン達と話してから帰っていった。
私はキャロルから貰った核鉄を左胸のポケットに入れておいた。手触りは金属っぽいからな。万が一、撃たれても心臓は守れるな。
しかし、なんと言えば良いのか、カリオストロは蝶々仮面になっていた。「あーしの魅力は蝶爆発!!」等と叫んでいた。
確かに、美人だな。
そう伝えると顔を反らされた。なぜだ?