とあるオタク女の受難(戦姫絶唱シンフォギア編)。 作:SUN'S
㊥月㎞日
あのクソ野郎をブッ飛ばしてから一週間ほど経過した頃だろうか。都市部では怪獣が出現していた。
なぜか、立花さんが巨大化したりして倒していた。あの光景を見た時は柄にも無い叫び声をあげてしまった。
しかし、本当に、特撮技術は発展しているな。
自家用車を踏み潰された怒りで脛を思いっきり蹴ったら倒れたぞ。
あんな重そうな見た目とは裏腹にな。
クリスも巨大化したりするんだろうか?なんて考えているとドリルを担いで歩くカリオストロとラガンらしきロボットに乗っているプレラーティを見付けた。
アンタ達、日本政府に保護されてたよな?等と思いながら見ているとジムの隣で膝を抱えて座っているグレンを見てしまった。
あの三人の複製したような再現技術は凄いと思っていたが、ここまでとは想像していなかった。
今度、乗せて貰おう。
㊥月Β日
翌日、リビングのカーテンを開けるとグレンラガンと怪獣が戦っていた。
驚きながら振り返るとエルフナインやキャロルは満足そうな表情を浮かべており、二人の手にはグレンラガン建造計画書と記された書類の束が握られていた。
キャロル達の後ろに立っていたクリスに顔を向けると気まずそうに顔を反らされた。
あんなものを造る許可を出したのは日本政府なんだろうけど。あそこまで大きなモノを造るのに何兆円を使ったんだ。
まあ、そんなことは置いておこう。
しかし、グレンラガンを造れるなら他のロボットも造れるんだろうな。ギガドリルブレイクを放つ時に風鳴さんの声が聞こえてきた。なんと言えば良いのか、操縦者は風鳴さんだったんだな。
冷静になって考えればグレンラガンを操縦することが出来そうな男なんて風鳴さん以外には有り得ないんだよな。
あの人、男気の塊みたいな人間だしな。
㊥月Ы日
今日は立花さんと翼さんが巨大化していた。
その隣には見慣れた光景となりつつあるグレンラガンが怪獣をボコっていた。時折、カリオストロの風鳴さんを「アニキ」と呼ぶ声が聞こえてくる。
しかし、あんな攻撃を繰り返しているのに都市部には傷一つ付いていない。やっぱり、特撮の技術は光を越える速度で発展しているのか。
なんて考えているとエルフナインから「クリスのロボット!」とヨーコWタンクをクリスを模したように作り替えていた。
チラッとクリスを見ると、キャロルから手渡されたヨーコWタンクならぬクリスWタンクを困惑したように見ていた。
クリスに二人が造ったら一回だけでも乗ってやれよ?と伝えたら「マジか」と呟いてテーブルに額を押し付けながら頭を抱えて悩んでいた。
そりゃあ、悩むよな。