騒動喫茶ユニオンリバー The novel 異端たる双眸   作:級長

64 / 121
 定番のコロッケ回。おや、コロッケのようすが……?


〇台風の日にはコロッケを食べるのです2020

 誰が言い出したのか、台風の日にはコロッケを食べる風習が日本にはある。わざわざ台風の中買いに行くのではなく、進路が予想出来る以上、直撃を見越して買っておくのが基本だ。

「しかし意外ねー。コロナが台風の予測に影響するとは」

 スーパーにコロッケを買いに来たユニオンリバー一行は台風が読めないことに愚痴をこぼす。今回はいつもの面子ではなく、少し変わったメンバー構成。水色の髪をアップにした少女、レイチェル・シンカー・コバルトドラグーンがスマホで台風の予想図を見る。

「どうやら普段は飛行機から偏西風のデータを貰ってるみたいだけど、その飛行機が飛ばないからデータが足りないみたい。それでもある程度読めてるってことはそれだけこの国が台風に晒されているってことだけど」

 陽歌は台風を初め、気象にも多少精通している。腕を失ってからは精度が落ちたが、西の空と風向きが分かれば天気予報は可能だ。指に唾を付けて風向きを判別していたのでそれが出来ないという問題がある。

「台風が過ぎると一気に温帯の配置とか変わるから、衣替えならそろそろかな……」

「必要なのか?」

 衣替えに異を唱えたのは金髪を束ねた少女、リウィッド・ホワイトファング。クールっぽく見えるが年中体操服で過ごす小学生みたいなタイプと見える。

「人間には必要だろ……いや私達も人間に紛れるならした方がいいけど」

 レイチェルは頓着の無いリウに呆れていた。彼女達は人間ではない。錬金術師アスルトの開発したロボット、四聖騎士団の一角である。この姿はコアが人間の様に変質しているのだが、ほぼ人間との差はない。

「しかし台風コロッケはお惣菜で買うのがうちの決まりなんだな。今更ながら」

「去年も買いに来たからね、違うメンバーだけど」

 惣菜売り場につくと、コロッケを探す。当然、揚げ物は揚げたてが美味しいのだが家で作ると片付けが面倒だ。たとえ冷凍のものを使うにしても揚げる行程で油を使うことに変わりはない。惣菜のコロッケでも霧吹きで水を掛けて、ラップをせずにレンジで温めるとサクサクになるので今やそっちの方が楽かもしれない。

「さて、今夜私が頂くのはこのスーパーを縄張りにする狼……」

「しれっと半額弁当争奪戦に参加すんな!」

 目を離すと、リウはこのスーパーで繰り広げられる戦いに参戦しようとしていた。レイチェルが止めたので事なきを得たが、生身でも人間を圧倒するスペックの戦闘狂が弁当でなく戦闘目的に乱入すれば混乱は避けられない。

「しかしなんで半額弁当の奪い合いだけこんな熾烈に……?」

 陽歌はパートのおばさんが半額シールを貼って裏に引っ込んだ瞬間開始された戦いに困惑する。このユニオンリバーに来て一年、大抵の不思議現象には慣れたが、純粋な人間が引き起こすこの珍事にだけはまだ慣れない。

「さぁな。弁当が目的なんだか戦いが目的なんだか、もう分かんなくなってるだろうな」

「そんな百年戦争的な……」

 レイチェルも長いことこの戦いは見ていたが、長い戦いというのは得てしてそういうものだ。

「あれ? コロッケない……」

 陽歌が惣菜売り場を見ると、コロッケだけが無くなっていた。定番品なのでそう欠品することもないはず。それに、POPには「台風の日にはコロッケ!」とこの日を見越したかの様な手書きではなく系列店でデータ共有していそうな印刷の文言が記されていたので、気合は入っているはず。

「珍しいことがあるもんだ……台風コロッケなんて一部の好事家の話だと思ったが……」

 これにはレイチェルも訝しむ。正直、日持ちしない惣菜を災害時に買い溜めるという判断自体があり得ない。だからこそここまでネタになったのだが、一体何があったのか。

「ふははは! この店のコロッケは買い占めた!」

「お前は!」

 すると、店の外から馬鹿笑いが聞こえた。三人が急いで外に出ると、黄色い旗を掲げた集団がコロッケを大量に買い占めて持っていこうとしていた。

「マーケットプレイス!」

 彼らは転売ギルド、マーケットプレイス。様々なものを買い占めて、高値で転売する悪徳集団だ。最近はマスクや消毒液、果てはトイレットペーパーなどを買い占めている。

「コロッケが欲しければ我々から買うがいい! メルカリでな!」

「いや、総菜は即日消費期限なんだが?」

 レイチェルの言う通り、フリマアプリでスーパーの総菜を買う人間がいるものか。一時期流行ったピザポテトやホットケーキミックスと違い、一晩経てば消費期限が来てしまう。注文して届く頃には食べられたものではあるまい。

「ごきげんよう! あーっはっは!」

 まぁいいか、と陽歌達が見逃しの姿勢に入り、マケプレのトラックが発進する。今買えないのは残念だが、放っておいても勝手に自滅するので自分達で倒す必要もない。

「危ない!」

「は?」

 陽歌が何かを察知してトラックに呼びかける。レイチェルやリウには何も見えず、同じく運転しているマケプレの連中にも見えないらしい。

「目の前の化け物が見えないの? よけて!」

「化け物?」

 だが、陽歌には見えていた。迫るコロッケの化け物が。歪な形のコロッケから複数の腕が突き出て、火傷に爛れたその腕で身体を引きずりトラックを狙ってくる。しかもトラックと同じほどの巨体だ。

「ぐわー!」

 その時、トラックが独りでに潰れた。かの様に周囲は見えた。コロッケの化け物は揚げるのに失敗して爆発した蟹クリームコロッケの様に中身を吹き出させているが、それは赤い何かを潰した様なもので、動く眼球が含まれている。

「何あれ?」

「お前にしか見えないのか? いや、私達にもどうにか『観える』が……」

 陽歌は虚空から呼び出した刀を構える。レイチェルは霊力などの流れから得たデータをCG補正した画像を見ているだけであり、本当の意味では見えていない。

「見えるなら、倒せます!」

 リウが真っ先に飛び掛かる。だが、その拳は化け物を通り抜けてしまう。

「んん?」

「私達は見えてないんだよ! それはただの画像だ!」

 四聖騎士の攻撃は通じないらしい。そもそも、一般人には見えてすらいないのが現状だ。

「何が起きて……仲間に連絡を……」

 必死にスマホで連絡を取ろうとするマケプレ。しかし、他の仲間に電話をしたものの各所で似た様な混乱が起きていた。

「助けてくれ! 何かに追われている!」

『こっちが助けてほしいくらいだ! 何かが襲ってくる! 見えない!』

 マケプレを腕や身体でひとしきり押し潰して満足したのか、コロッケの化け物が陽歌達に迫る。陽歌が刀で斬って応戦すると、攻撃がちゃんと通った。

「斬れた!」

「陽歌の攻撃は通るのか……」

 レイチェルは彼だけだと戦闘が困難と判断し、仲間を呼ぼうとする。だが、この化け物に攻撃できそうな面子が思いつかない。

「助けを……、マナやシエル辺り、七耶なら攻撃出来るか?」

 怪異系、ということは性質の近い魔力持ちなら対応できるかもしれない。七耶も超精神の技術で干渉出来るだろう。

「ここは僕に任せて!」

 だが、陽歌は一人でこれを倒そうとしていた。いくら攻撃出来るとはいえ、彼の身体能力は同世代以下。とても太刀打ち出来るとは思えない。

「お、おい」

「【仏陀斬り】!」

 陽歌が赤い炎を纏った刀で斬りかかるが、無数の腕がコロッケから飛び出して攻撃を止める。一応敵も出血と火傷があるが、撃破には至らない。

「ええ?」

 一応、女神さえ切り裂いた一太刀であるはず。だが全然効いていない。

「必殺技は敵を弱らせてからじゃないと防がれるんだよ!」

「そうなの? 現実とフィクションじゃ違う気がするけど……」

 レイチェルは初手必殺ぶっぱが原因と判断する。まだ敵に防ぐだけの力があるということだ。まずは通常攻撃で削る必要がある。

「しかし熱々だね……」

 刀剣による直接攻撃だと、どうしても敵に接近することになる。コロッケの怪物はまだ衣から油の気泡が割れる音がするくらい揚げたてだ。そして、かなり活発に逃げ回る。どうやら、陽歌とことを構える気はないらしい。

「しかも活きがいい……」

 素直に追いかけると相手の大きさや純粋な速度があり、なかなか追いつけない。

「これで、どうだ!」

 レイチェルが敵の進行ルートに向かって飛び蹴りをかまし、駐車場のコンクリートを穿った。いくら攻撃が効かないとはいえ、視界を遮られたのではたまったものではない。急ブレーキを掛けるが、スピードが仇となり急には止まれない。見事、レイチェルの作ったクレーターにハマってしまう。

「うん、お母さん、それでいいんだね」

 陽歌は天啓を得たのか、ある技を試す。刀の周囲に赤い気配を纏った風が集まり、演舞と同時にコロッケの怪物に襲い掛かる。

「命を運ぶ風に捧ぐ……演舞、風雅賛歌!」

 かまいたち攻撃、ではなく単なる風だ。だが、コロッケから熱が失われ、徐々にキツネ色の衣も黒ずんでいく。

「いくら冷めても美味しい工夫を凝らしても、油は酸化に弱いから限界があるんだ」

 何とかクレーターから這い出した怪物だったが、その動きは鈍っていた。マズくなると弱体化するらしい。それと同時に、レイチェルやリウの周囲にも風が集まる。

「お?」

「これは……」

 リウは何かを察し、化け物を蹴り飛ばす。すると、先ほどは通じなかった攻撃はちゃんと直撃したではないか。レイチェルも数発蹴ってみるが、やはり効く。とはいえ、風がなくなると同時にその効力も途切れ、攻撃はすり抜けてしまう。

「もしかして演舞ってバフなのかな……。まぁいいか、これで弱ったはず」

 陽歌は父母から与えられた力を全て理解はしていない。だが、今はこれで十分だ。

「血肉となり損ねた悲しみを注げ、【仏陀斬り】!」

 今度こそ必殺の一太刀が決まる。コロッケの化け物も消滅し、事態は収束した。陽歌は転売屋たちが買い占めたコロッケを確保し、確かめる。トラックは全壊、マケプレメンバーは重傷を負っていたがコロッケだけは無事、まだ暖かいままだ。

「詰みの怨霊といい、これも一種のもったいないお化け、なのかな?」

「かもなー」

 一年前に対峙した詰みの怨霊と同質の存在だとすれば、彼らもマーケットプレイスの被害者だろう。陽歌との戦闘を避けたのが何よりの証拠だ。

「だとしたら、斬るのは可哀そうだったかな。山から下りてきた熊は撃たなきゃいけないんだけど……」

 陽歌は斬らずに済む方法が無かったか考える。相手と意思が疎通出来ない限り、何をするか分からない、常人に見えない何かを放置するわけにはいかないのも事実。大人しいならともかく、マーケットプレイスとはいえ人間に危害を加えていることからも見過ごせない。

「その点なら心配ない。お前の技は浄化……殺すのではなく祓う力だ」

 その時、銀髪を靡かせた少女が姿を現した。十代前半にも見えるが、陽歌にさえわかるほど強い魔力を纏っている。レイチェルとリウが彼の前に出て、臨戦態勢になるほどだ。

「浅野陽歌、お前は自分の能力を理解していない。霊能力的な血筋に無いにも関わらず、前世も平凡でありながら、邪を破り、祓う力がある……。そのからくりが分からない以上、我々退魔協会も放置はできない」

「退魔協会!」

 少女は先日手紙を寄越した組織の人間であった。

「私はカラス。刀李とは会ったことがあるなら話は早い。早く支部に来るんだな。待っているぞ」

 そのまま少女、カラスは去ってしまう。あくまで自分の意思で来させたいということなのか。

「さて……コロッケが冷める前に帰ってコロッケパーティーしないと」

 陽歌はユニオンリバーという後ろ盾がある限り、そう無茶なことはしてこないとレンはもちろん、アステリアらからも聞かされていた。なのでこの件は無視することにした。祓う力、ということは無念の果てに怪物となった怨霊を沈めて成仏させたということでいいのだろうか。

「お前、よくあんなグロイ怪物と戦って食欲失せないな……」

 レイチェルはあの化け物を直に見た陽歌の正気度を心配したが、彼は何ともなかった。ああいう見ること自体に条件のいるタイプの化け物は、見ただけで発狂してしまうのが通例だ。

「え? 魚捌いたあと食べないの?」

「あ、そういう考えか……」

 身も蓋もない言い方をすれば、食材の加工手順は基本グロテスクである。陽歌はある意味本質を得ていたので平気だったというのか、それとも外見で迫害されたが故に外見から受ける精神干渉を防ぐスキルでもあるのだろうか。

 とにかく、コロッケパーティーの準備は整ったのであった。

 

   @

 

 一年前 ガラル地方

 

 このセプトギア時空は、様々は時空が合流して混沌を極め続けるという特性がある。しかし、近くまで引き寄せられこそすれ合流までいかない時空が存在するのも事実だ。

 この動物図鑑にも乗っていない不思議な生き物、ポケモンが跋扈する世界もその一つ。いくつかの地方が存在するこの地方の内、ガラル地方は環境の変化が激しいワイルドエリアという区域を有するのが特徴だ。

 そんなワイルドエリアの隅、細い道を進んだ先に寂れた一件の施設があった。かつて児童養護施設だった場所らしく、学校に似た構造でグラウンドには遊具もある。

 ガラルでは現在、無敗と謳われるチャンピオンが大暴れするまで麻薬を作ったり子供を働かせたりする悪の組織が暗躍していた。その結果、多くの子供が親を失い孤児となったという時勢があったりする。

 ダンテがそれらを焼き尽くしてしばらく後、ポケモンリーグ実行委員会の委員長であり大企業マクロコスモスの社長であるローズによって早急に孤児達の里親探しが始まった。その結果、多数存在した施設は役目を終えて閉鎖されることとなった。

「う……んん……」

 部屋の二段ベッド、その下段で一人の少女が目を覚ます。服装はTシャツにジーンズと質素。ピンクブラウンの髪をした青い瞳の少女であったが、ボブカットの髪は寝ぐせでぐしゃぐしゃ、目には隈が出来ており、目つきも鋭い三白眼であった。

「頭痛い……飲みすぎた……」

 ベッドの周囲には瓶や缶が散乱し、灰皿には山盛りの吸い殻が乗っている。彼女は時計を見て、行動目的を定める。

「そろそろ時間か……」

 特に服を着替えることもなく、髪さえ整えず外へ出る。外は朝焼けに包まれ、澄んだ空気が漂う。歩いて施設の敷地から出ると、看板の文字を読んで彼女はそこへ唾を吐きかける。

(何が『希望児童園』、だ。欠片もそんなもの、無かったくせに)

 二日酔いするほど深酒をしたにも関わらず、こんな朝早く目が覚めること自体彼女にとっては不愉快であった。この施設が無くなった今、起床時間を守る意味もない。それなにに長年染みついた習慣は抜けてくれない。

(用事済んだら二度寝するか……)

 彼女はそう決めて、さっさと目的地へ向かった。

 

 ガラルは産業革命の際に、炭鉱で栄えた国である。狭い鉱山で働くには子供の方が都合よく、子供であることを理由に小遣い程度の賃金で危険な仕事をさせられた。その悪習は、ダンテの台頭まで打ち切られることは無かった。

 その名残である第二鉱山は既に閉山し、湧き水が溜まって水ポケモンの楽園となっている。

「わざわざご苦労なこった。弱点に自分を晒すなど」

 そして、ここをトレーニングの拠点にするジムリーダーがいる。少女はそのジムリーダーが狙いだ。鉱山の一角にて、相棒のラビフットと共に待ち構える。

「ああいう、挫折から立ち直ったって人間が一番嫌いなんだよ……。大半が落ちたまま這いあがれずに死んでいくってのに、その死体から目を反らす様に立ち直るのが当然と喧伝する。それを真に受けた馬鹿が、這い上がれない人間に石を投げる」

 自分の物言いにイライラしたのか、ポケットから煙草を取り出してラビフットに火を要求する。

「ガレス、火」

 ラビフットのガレスは何も言わず火の粉を煙草に付ける。そして、フィルターを噛み潰しながら一気に煙を吸い込んだ。

「はあ……推薦状の為とはいえ、ムカつく奴の面わざわざご足労の末拝むのは怠いな」

 愚痴をこぼしていると、目的のジムリーダーが姿を現す。白髪交じりの中年男性だが、しっかり鍛えているのか肉体に衰えは見られない。

 エンジンシティにある炎ジムのジムリーダー、カブだ。ランニング中の彼の行く手を少女が遮る。

「推薦状を渡してもらおうか」

「シャルくんか……」

 カブは少女、シャルと面識があった。こうしてランニングコースに現れては、推薦状を無心してくる。ガラルのポケモンリーグには、まずジムに挑む為にそれなりの立場を持った人間から推薦状を貰う必要がある。それが必要でシャルはカブに交渉していたのだ。

「まずは、飲酒と喫煙をやめてくれ。身体に悪いぞ」

「推薦したあんたの面子に関わるからでしょ? 誤魔化さずに言いなさいよ」

 シャルは素手でタバコの火を押し潰すと、吸い殻を投げ捨てる。

「誰かの為に私を捻じ曲げるのは金輪際ゴメンだ、って何度言わせれば分かる」

「そうカリカリするな。コロッケ食うか?」

 カブは途中で買ったコロッケを差し出すが、受け取らずにシャルは背中を向けて去ってしまう。

「それ私がコロッケ嫌いなの知っててやってんの? もういい、話にならない」

 のらりくらりとかわされた挙句、話は平行線。こんなやり取りがここ数週間、ポケモンリーグ開催の直前である今になって続いている。

 シャルが去ったあと、カブは吸い殻を拾った。

「自分が大事にされなければ、他人を大事にできない、か……」

 彼は不器用ながら、シャルの身を案じていた。彼女の心は頑なで、ベテラントレーナーをもってしても全く付け入る隙がない。

 この時は誰もが予想していなかった。今年のジムチャレンジは、外なる来訪者の存在によって大いにかき回されることを。その来訪者も、この騒動のことは全く予期していなかったのであった。

 




 コロッケとポケモン

 アニメに登場するサトシのピカチュウがケチャップを好むことはよく知られているが、当のサトシの好物はあまり知られていない。それがコロッケである。
 アニメではゲストのポケモン、サトシと手持ちの関係などが掘り下げられることがあっても、サトシというキャラクターを単体で掘り下げる機会は長い歴史の中でも意外と無い。
 ポケモン世界では神話においてポケモンを食していた記述があり、図鑑ではポケモン同士の食物連鎖もあるとされている。コロッケには肉を用いたバリエーションがあるのだが、その肉は一体何の肉なのか……。ヤドンの尻尾が今でも食べられているのは事実のようだが。
 そして最新作でついにヴルスト、ソーセージという形で肉が登場してしまった……。あの世界の食文化の謎は深まる……

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。