お待たせして申し訳ありません!
オルビアがいるかもしれない北の海を目的地に決めたリク
既に魚人島を通り抜け、パドルシップでカームベルトを渡っていると
「うわー!海蛇だー!」
甲板でくつろいでいたリクの隣にいたオレンジ髪の女の子が海王類を見てはしゃぐ
「楽しいか。
「うん!でも、こっち見てるお魚さんは怖いな……」
「そうか……だったら」
ドクン!
リクが少女の指さした海王類を睨むと同時に覇気を放つと海王類は一目散に海に逃げて行った。
「もう怖くないか?」
「うん!ありがとうお兄ちゃん!」
はしゃぎながら自分に抱きつく少女をの髪リクは思いっきり撫でる。少女もキャーといって嬉しそうにはしゃぐ
その様子を見ていた者たちは
「ウィーハッハ!船長はコアラに対して随分と過保護だな!」
「ホホホ、まるで御兄弟のようですね。なんとも微笑ましいものです」
「むー……」
「モネ、ロビン。そんな羨ましそうにするなよ。仕方ないだろ?コアラの境遇を考えたらさ」
「でも……」
「ま、確かにモネとコアラの境遇は一緒だったけどさ?そりゃああの子のほうがさ?」
リクの横ではしゃぐこの少女。そう。彼女もモネと同じく元奴隷だったのだ。
元奴隷のなかでも精神的傷が特に深く、最初の方は何があっても笑みを絶やさなかったのだ。そうしないと殺される環境にあったからだった。
だがリク達と船で共に過ごして少しずつ元の感情を取り戻してきたのだ。
そんな彼女を知っているのか彼らもこの状況にも見慣れたものだったのだ。
だからよほどのことがない限りモネたちもリクのの元へ横入りしないことにしてあるのだが……
「お兄ちゃんだーい好き!」
遂にコアラがリクに抱きついて頬ずりまでし始めたのを見た二人は
「船長!肩を揉んであげる!」
「リク!一緒にクレープ食べましょう!」
と大人気なくリクを取り合おうとしたのを見たニードルたちは
「なあバージェス……俺、女が怖いってのを知ったよ……」
「ウィーハッハ……俺もだ」
「ホホホ……確かに同感です」
「誰のものになるか……運命のみぞ知る……」
そしてカームベルトを抜けて北の海についたリク達は目的の場所、スワロー島へと船を停める。
「ここなの!?お母さんがいるって島は!」
「モルガンズの情報によるとこの島のバレルズ海賊団の手によって捕まってるらしい」
「じゃあ早く助けなきゃ!」
船から飛び出そうとしたロビンだったがニードルが
「待ってくれロビン。その前に皆に話がある」
「なんだ?ニードル」
「さっき海軍の情報を盗聴したんだが……奴らはさっき話していたバレルズ海賊団の持っているオペオペの実の取引するらしい」
「オペオペの実?」
「究極の悪魔の実とも呼ばれている代物だ。能力の汎用性だけでなく使い方によっては永遠の命をも得られるほどものらしい」
「へー……奴らに取られるぐらいなら……ついでに頂くか!」
「ホホホ。流石船長」
「それでメンバーだが今回はモネにバージェス、オーガーとロビンにハルキの俺の6人で行こうと思う」
「ホホホ。異論はありません」
「わかったわ。リク」
「ウィーハッハ!大暴れしてもいいんだよな!?」
「よし……じゃあ行くぞ!」
リク達は見張りの者たちを残してスワロー島に乗り込んだがそこは既に
「おいおい……なんだありゃあ……敵襲か?」
アジトと思われし場所からは煙が上がっていて燃え盛っていた。
「そのようだな……む?」
「どうした?オーガー」
「ドンキホーテ海賊団が……来ているな。バレルズ海賊団と戦闘中だ」
「ちっ!不味いな。急ぐぞ!」
リク達がドンキホーテファミリーを見つける数分前
「はぁ……はぁ……」
謎の襲撃者により混乱状態となったアジトから雪の中を掻き分けながら小さな女の子を抱えて必死に逃げるオルビア
「いたぞ!」
だが手負いの状態では上手く走れるわけもなくすぐに取り囲まれてしまった。
がオルビアの目が光るとバレルズ海賊団の者たちは倒れてしまった。
「はぁ……サウロ……ありがとう……」
そして岩にもたれかかるオルビアの姿は昔と変わっていなかった。
そう。オルビアは悪魔の能力者にとなっていたのだ。
サウロが偶然見つけた悪魔の実が”ネコネコの実モデル化け猫”
その悪魔の実を食らった者は不老となり、神通力を得るとされている。
神通力による催眠術で海軍の牢からも脱走できたのだ。
とそこに
「おまえは……ニコ・オルビア!?」
「ドンキホーテ・……ドフラミンゴ……」
「ふっふっふっ……どういうわけか知らねえが……随分やられているみたいだな……だがおまえには利用価値がありそうだな……でもその前にコラソンだ。バイス。そいつを連れてこい」
「わかったい~ん!」
「うっ……!」
「オルビアさん!」
そしてドフラミンゴは実の弟コラソン……ロシナンテの元の前に来た。
「半年ぶりだな……コラソン……!!」
「ハァ……!ハァ……!」
ロシナンテは手負いの状態ながらでも拳銃をドフラミンゴに向ける
「マリンコードー01746…『海軍本部』ロシナンテ中佐……ドンキホーテドフラミンゴ……お前がこの先生み出す惨劇を止めるために潜入していた……俺は海兵だ」
「…………」
「……ウソをついて悪かった……お前に嫌われたくないもんで……!」
その言葉はドフラミンゴではなく宝箱に隠れているローに向けられたものだった。
「そんなのとっくに知ってるよ!」
宝箱の中でローは叫ぶがコラソンの能力ナギナギの実でローの出す音は無音となってしまうので誰にも届かない
「つまらねえ冗談言ってないでさっさと答えろ!オペオペの実はどこにやった!」
ドフラミンゴは激昂したが
「オペオペの実は……ローに食わせた。あいつはもう能力者だ……」
「なんだと……!」
「上手く外に逃げて……今頃海軍に保護されているだろうよ」
「若様!さっき海軍が少年を保護したって通信が!」
「なぜそれを早く言わねえ!」
「まさかローだとは……!」
(少年を?なんの冗談だ!?ローはここにいる!)
「確認を急ぐ!”鳥かご”を解除する!出航の準備だ!事実なら海軍の監視船を沈めてローを奪い返す!」
「よせ……ローを追ってどうする……」
「ローをどうするかって?オペオペの実を食っちまったんなら……俺のために死ねるように教育しねえとな!」
コラソンの問いにドフラミンゴは冷たく答えるとローは背筋が凍った
「余計なことしやがってコラソン!なぜ俺の邪魔をした!?何故俺が実の家族を二度も殺さなきゃならねえんだ!?」
そう言ってドフラミンゴは銃口をコラソンに向ける。
「オマエに俺は撃てねえよ……父によく似てる……」
コラソンも立ち上がって銃口を向けながら
「ローは……お前に従わねえよ……3年後に死ぬって運命にアイツは勝ったんだ……!破壊の申し子の元へ迷い込んだ……あの日のローじゃねえ……もうほっといてやれ!あいつは……自由だ!」
「ふざけやがって……!」
ドフラミンゴが引き金を引こうとした時に
バァン!
「バイス!?」
オルビアを捕まえていたマッハ・バイスが何者かに狙撃される。
咄嗟に逃げたオルビアが見たのは
「……?あっ……!」
「あらら……これどういう状況?」
百鬼夜行海賊団と
「お母さん!」
「ロビン……!」
最愛の娘の姿だった。
リクは七武海になるべきなのか
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