ぬらりひょんの航海記   作:ハッタリピエロ

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救い

赤のコートを風になびかせてドフラミンゴの前に立つリク

 

緊張が張り詰める中でドフラミンゴが

 

「……なぜここにいる……百鬼夜行海賊団総大将……シルバー・D・リク……これは身内の問題だ」

 

「いやな。俺はそこのロビンの母さんのオルビアさんを助けにきたわけでな。ついでといっちゃなんだがオペオペの実も奪いに来たわけだが……どうやらそっちも同じ狙いみたいだな。それで?オペオペの実はどこだ?」

 

「……ローってガキに食わせたんだとよ。コラソンが」

 

「そうか……」

 

それを聞いたリクはコラソンの元へ行くと

 

「おい。ローはどこだ?」

 

「はぁ……今頃……海軍に保護されているだろうよ……」

 

それを聞いたリクはドフラミンゴに聞こえないぐらいの小さな声で

 

『その宝箱にローが入っているだろう?』

 

「!?い、いや……!」

 

『奴には言わないし安心しろ……』「それに……ついでといっちゃあなんだが……守ってやる」

 

それを聞いたコラソンは目を見開いて驚きドフラミンゴは

 

「なぜ邪魔をする……!これは俺たちの問題だ……!」

 

「そういうわけにもいかないでしょ……おまえらにオペオペの実を渡すわけにいかないから……ここで仕留めさせてもらうわけだし……」

 

そう言ってリクは縮地で一気にドフラミンゴまで距離を詰めると抜刀した。

 

「ぐううっ……!」

 

咄嗟に後ろに飛び退いたドフラミンゴだったが手傷を負ってしまった。

 

「ハルキ。治療頼むわ」

 

「任せとけ総大将」

 

ハルキはエネエネの実の能力のエネルギー人間である。自分自身から光のエネルギーを放つことができるが他人に自身のエネルギーを分け与えることで治癒力を活性化させることもできる能力でもある。

 

そしてコラソンにエネルギーを与えて身体を再生させていると

 

「そいつは俺たちが殺すんだ!邪魔をするな!」

 

ドンキホーテファミリーのグラディウスにセニョール、ラオGがハルキの前に立ちふさがるが

 

「ウィーハッハ!暴れてもいいんだよな!」

 

「…………」

 

「リクの邪魔はさせない!」

 

一方のリクの前にはドフラミンゴに加えディアマンテ、ピーカ、トレーボルの三幹部が立ち塞がっていた。

 

「最高幹部が相手か……」

 

「卑怯とは言わせねえぜ?ドフィに手傷を負わせるほどのアンタが相手じゃあな」

 

再び剃と縮地を合わせた複合技でドフラミンゴに斬りかかるが

 

「蜘蛛の巣がき!」

 

ドフラミンゴは咄嗟に糸で防御したがそれも一瞬。すぐに防御壁は斬られて刀がドフラミンゴに襲い掛かるが

 

ドフラミンゴは後ろに逃げ、分身を作って相手させるが速すぎるリクを相手に出来ず瞬殺された。

 

「速すぎる……!」

 

「任せろ!陸軍旗(アーミーバンテラ)!」

 

最高幹部ディアマンテはヒラヒラの実の(フラッグ)人間であり、あらゆるものをはためく物質に変えることができる。

 

「どうだ!移動しづらいだろ!」

 

「…………」

 

リクは縮地の移動を止めた。地面が動いている状態での縮地の移動は体力を消耗するからだ。

 

「”半~~月~~”グレイブ!」

 

剣を上に掲げて一気に振り下ろし剣圧を放つディアマンテだったが

 

「覇道一文字!」

 

リクが抜刀して放った斬撃はディアマンテの斬撃を撃ち飛ばしてそのままディアマンテに直撃した。

 

「ディアマンテ!」

 

直撃したものの威力が軽減されていたせいか死にはしなかったがどう見ても戦闘不可能の状態だった。

 

「おのれ~!」

 

ピーカが自身の能力、イシイシの岩石を動かす能力を発動させて島の地面を動かしてリクを潰そうとしたが

 

「時雨一文字!」

 

リクが上下に交互に降り抜いた斬撃が岩を砕いた。

 

「なあっ!」

 

ディアマンテがいなくなったことから縮地が可能となったリクが一瞬で詰め寄るとピーカを斬り殺そうとしたが、

 

「ぐうっ!」

 

「…………」

 

横からドフラミンゴが割り込んできたため後ろに飛び退いた。

 

そして少し戻ってー

 

「ヌゥン!」

 

「ウィーハッハ!」

 

ラオGとバージェスが拳をぶつけるとその余波は雪を吹き散らした。

 

一見拮抗しているように見えたがー

 

「グぬぬ……!」

 

ラオGの手にはダメージが蓄積し、これ以上拳をぶつければ手が砕ける可能性があった。

 

「ウィーハッハ!そんなもんかあ!?ガレオンラリアット!」

 

「ぬおわっ……!」

 

そして島の彼方まで吹き飛ばされたラオG

 

一方オーガーとグラディウスは

 

「はあっ……「ドゥン!」はあっ……!」

 

一瞬で勝負がついた。

 

引き金を引こうとしたグラディウスの指より早くオーガーがその指を狙撃して撃ち落とした。

 

そして頭をぶちぬかれて絶命した。

 

「ウィーハッハ!ロビン!そっちは大丈夫か!?」

 

ロビンの方はセニョールがスイスイの実の遊泳人間であることから狙いが定まらないでいたが

 

千紫万紅・巨大樹(ミル・フルール・ヒガンデスコ・マーノ)……ストンプ!」

 

巨大な足を作り出して雪をまき散らすと、セニョールの姿を認識してスパンクで島の端まで吹き飛ばした。

 

モネはというと

 

「シュガー!」

 

「お姉ちゃん!」

 

「ああよかった!よかった!」

 

そう。オルビアに保護された女の子こそモネの妹シュガーだったのだ。

 

「ウィーハッハ!粗方終わったか!お?船長!」

 

「リク。ドフラミンゴは?」

 

「分身作って逃げやがった。それよりモネ。よかったな」

 

「ッ!ハイ!」

 

そして治療を終えたコラソンが

 

「はぁ……ありがとな……」

 

「まあいいけどよ。それで?これからどうするんだ?おまえら」

 

「はぁ……俺も仲間に加えてくれないか……もう海軍には戻れねえからな……」

 

「……わかった。いいよ」

 

「いいの?」

 

「せっかく助けたんだ。どこかで死なれても困る。それよりロー、大丈夫か?」

 

「あ、うん……ありがとな!」

 

「よし……戻るぞ!」

 

こうしてリク達はオルビアとシュガーを救出してコラソン……ロシナンテとローを新たな仲間に加えた。

 

リクは七武海になるべきなのか

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