ありふれた職業で世界最強~いつか竜に至る者~   作:【ユーマ】

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今更ですが、シアの衣装は漫画版準拠でアニメ版みたいに露出の多い服だけではありません。


第12話『生ける神代の体現者』

 あれから一週間。迷宮に挑戦してはスタート地点に戻されるのを繰り返す事7回。現在は8回目のアタックの最中だ。けれど、その全てが無駄と言う訳ではない。ミレディ曰く、この迷宮の構造の変化はランダムとの事だったが、それでもマーキングを刻んでいる内に、構造変化にはある程度規則が見られる事が判った。そんな中、カナタ達はホントに珍しく罠も何も無い部屋で仮眠休憩中、今はカナタが見張りで起きてる最中だ。

 

 隣ではハジメが壁にもたれ掛かり、その彼にもたれ掛かる形でユエが座り、香織は右腕に抱きつきながら3人とも寝息をたてている。そして自分の右腕の方に目を向ければそこには香織と同じ様にカナタの腕を枕にして眠っているシアの姿。そんなシアの頭を軽く撫でると、彼女のほほが僅かに綻んだように見えた。彼女が旅に同行するようになって約半月が経つ。その中で事ある毎に真直ぐにカナタに好意をぶつけてくるシアをスルーしたり、軽くツッコミを入れたりして流してはいるが、カナタとて思う所が無い訳ではない。

 

(参ったな……)

 

 そう、思う所がある。雫への想いは変わっていないにも関わらず、だ。ある時からたびたび感じてきた違和感、それがいよいよハッキリと感じ取れるようになってる。それとオスカーのメッセージの内容をあわせるとある仮説が出る。

 

(どうしたもんかねぇ……)

 

 自分のすぐ傍ではシアが「むにゃ……あぅ……カナタしゃん、ダメですよぉ~、お外でなんてぇ~」とだらしない笑顔でそんな寝言を言っている。そんな彼女に、休憩時間が終わればチョップで起こしてやろうと心に決めたカナタは、何気なく、この部屋を照らしている青白い光を放つ壁に目を向けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから休憩を終えた一行は今まで見たことも無い部屋に出た。そこには剣を掲げた騎士甲冑が一列に並んでおり、その奥にはカナタ達が嘗てオルクス大迷宮で見た扉が見える。

 

「流石に一週間も迷宮ぐるぐる回って、今まで見覚えの無い部屋は無いってくらいになったんだ。流石にあれがゴールじゃなかったら、俺はこんな難攻不落の迷宮作ったミレディを一周回って尊敬するぞ」

 

「同感だ……そしてこれ見よがしに置いてある大量の甲冑……」

 

 そんなハジメの言葉に呼応するように甲冑はまるで中身が入ってるかのごとく動き始める。

 

「良かったな、ストレス発散の相手がやってきたぞ」

 

「良くないですよぉ~!」

 

 そしてまるで一つの騎士団を思わせるような甲冑集団が、ガシャガシャと音を立ててこちらに向かってくる。

 

「か、数多くないですか? 私、こう言う敵と戦うの初めてなんですけどぉ……」

 

 今までは魔物や人間と、相手か明確に何者かが理解できる相手ばかりだった。けれど、目の前にいるのは得体の知れない相手だ。そしてその数も合わさって、シアのドリュッケンを持つ手が震えている。

 

「シア、一つだけ言っておく」

 

「は、はい!」

 

「お前は強い」

 

 ハジメからの真直ぐな賞賛にシアは「えっ?」となった。

 

「あんなゴーレム如きに負けたりはしない」

 

「そう言う事だ。と言う訳でさっき言った通りストレス発散も兼ねて思いっきり暴れようぜ。ヤバイ時はちゃんと俺らの誰かがフォローするさ」

 

「カナタさん……」

 

「シアは私の特訓に耐えた。弟子の強さは私が保証する……」

 

「シアちゃん、私の分までガツンとよろしくね」

 

「みなさん……」

 

 他の3人からの励ましも受けて、シアの口元に笑みが浮ぶ。そしてドリュッケンをブンと一振りしてそれを甲冑ゴーレムの集団に向ける。

 

「判りました! このシア・ハウリア。思う存分暴れさせてもらいますよぉっ!」

 

 

 

 

 

 

 

(戦える!)

 

 並み居る騎士甲冑をひしゃげさせ、吹き飛ばしながらシアはそんな事を思っていた。今までの見慣れた魔物と違う、初見の相手でも自分は相手を圧倒できている。チラリと正面を見れば赤いオーラを纏ったカナタが剣で周りの騎士甲冑をなぎ払い、その衝撃はその後ろに居た甲冑もまとめて吹き飛ばしている。

 

(カナタさんと……みなさんと一緒に戦えています!)

 

 嘗て、迷宮では自分を守る余裕は恐らくないとカナタは言っていた。でも今の自分なら、カナタさん達ほどの大立ち回りは無理でも、彼らの足を引っ張らないぐらいには戦うことが出来ている。

 

(これなら、これから先も……っ!?)

 

 しかしそうした考え事は戦いの中で言えば雑念となる。その気の緩みが油断となり、一人の甲冑がシアの背後を取る。けれど、横から飛んできた水流により甲冑は真っ二つに切り裂かれる。そして、シアと背中合わせになるように魔法のウォーターレーザーを構えたユエが立つ。

 

「油断大敵」

 

「す、すいません」

 

「次は気をつける事……」

 

「はいです!」

 

 そして少し離れた所ではドンナー、シュラーク、ナイチンゲールの3丁からマズルフラッシュが放たれ、ハジメと香織が互いをカバーする様に群がる甲冑を撃ち抜いている。

 

「香織、面白いことがわかったぞ」

 

「おもしろいこと?」

 

 シアとユエ同様に背中合わせになりながら香織とハジメの二人が言葉を交わす。

 

「最初にシアが倒したやつの所から残骸が消えている。恐らく再生してやがる」

 

「でも、ゴーレムって核で動いているんだよね? だったらシアちゃんにあそこまで潰されたら核も一緒に――」

 

「それが、こいつら核を持ってねぇんだよ」

 

「え?」

 

 ゴーレムは核を破壊して倒すのが定石。その為ハジメは開戦と同時に魔眼石で核の位置を確認しようとしたが核が無かった。とはいえ、あっても無かろうと関係ない。むしろ無いのであればウィークポイントを気にせず風穴あけてやれば良いだけなので特に気にしないでいた。

 

「もう、そう言うのは早く言ってよ!」

 

 そうとは知らずに香織はとりあえず、人で言う心臓の部分に当りをつけた。そして、それでゴーレムが倒れたからその場所が核だと確信していた。様はどこ撃ち抜いても同じなのに、無駄に狙いを付けて居た事になる。

 

「わ、悪かったって。兎に角、考えられる可能性は一つ、どこかにこいつ等を操っている奴が居る」

 

 ゴーレムに核を仕込むのは自立稼動させる為であり、誰かがダイレクトに操るのであればその限りではない。ゴーレムの再生・修復もそいつが行っているとすれば話は通る。

 

「だとすればこのままだとキリが無い、強行突破するぞ」

 

「で、でも扉は閉まったままだよ?」

 

 オルクス大迷宮ではヒュドラを倒す事で扉が開いた。ならば、今回もこの甲冑の群れを倒す事で開く仕組みの筈だ。

 

「問題ない、丁度新しい武器の性能を試してみたかった所だ」

 

 が、ここまで散々ミレディに煮え湯を呑まされ続けたハジメは、お行儀よく正規の手順通りに動くつもりは無かった。銃をホルスターに戻すと、ハジメの指にはめられた宝物庫が輝く。そして次の瞬間、ハジメの義手にはシュラーゲンを超える巨大な重火器“十二連式回転弾倉型ロケット&ミサイルランチャー”オルカンが握られている。

 

「お前等ッ! 耳を塞げっ!!」

 

 ハジメが叫ぶと同時にオルカンのロケットを扉の脇の壁に向けて発射。爆音が響き、爆風により近くに居た甲冑が飛ばされ、宙を舞う。

 

「……凄い火力」

 

「ウサミミがぁ~、私のウサミミがぁ~!!」

 

 他の3人は耳を塞ぐだけでなんとも無かった。が、シアはハウリア族。常人よりも遥かに優れた聴覚を持っている為、耳を塞いでなお爆音が鼓膜を揺さぶり涙目になっている。

 

「魔法を使えないのを良い事に破壊対策が薄い、早く部屋の向こうへ駆け込め!」

 

 カナタとシアが前方の甲冑をなぎ払いながら強行突破。壁の向こうは途中で道が途切れ、少し離れた所に足場が浮いており、ハジメ、カナタ、シアが全力で跳躍(香織とユエはハジメが抱えた)して、その足場に飛び移る。後ろを振り向けば自分達を追いかけてくるゴーレムが数体、そこの見えない暗闇へと落ちていく。

 

「はっ! わざわざ自分で跳ばずに私もカナタさんに抱えてもらえばよかったです!」

 

 ハジメに抱きかかえられた2人の姿を見て、シアが「しまった!」と言う表情になった。

 

「いや、シアなら自力で飛び移れるだろうと思ってたから、普通に却下してたぞ」

 

「ひどいっ?!」

 

「失礼な、これも信頼の証と言う奴だ」

 

 「そんな信頼いらないですぅ~」と反論してくるシアを宥めつつ、カナタは辺りを見渡す。周りには様々な形をしたブロックが浮いている。

 

「なんて言うか、如何にもって感じのフロアだな……」

 

「だな、お前等周りに気をつけろ。何があるか判らねぇからな」

 

 と、一行が辺りを警戒し始めた次の瞬間――

 

「っ!? にげてぇっ!!」

 

 やっと落ち着いたシアが切迫した様に叫ぶと、5人は先ほどと同じ様にその場から跳びのく。が、咄嗟の事に全員同じ方向とは行かず、ハジメ、香織、ユエが左側の、シアとカナタは右側のブロックにそれぞれ飛び移るのと、一瞬前まで彼らのいた足場が上から降ってきた何かによって木っ端微塵にされたのは同時だった。

 

「二人共、大丈夫?」

 

「こっちの方は問題ない、ハジメ達の方は?」

 

「ああ、問題ねぇ。シア、助かったぜ。ありがとよ」

 

「……ん、お手柄」

 

「えへへ、〝未来視〟が発動して良かったです。代わりに魔力をごっそり持って行かれましたけど……」

 

 シアの未来視は自分の意志で発動するのとは別に術者、つまりシアの命に危険が迫った際には自動で発動するようになっている。つまり、先ほどの何かによる足場の破壊に巻き込まれれば少なくてもシアの命は無かったって事だ。彼らが暗闇の底に目を向けると、突然そこに眼光を思わせる様な光が灯り、それは浮上してきた。

 

「おいおい、マジかよ」

 

「……すごく……大きい」

 

「お、親玉って感じですね」

 

 それは先ほど騎士甲冑を遥かに巨大化させ奴で、左手にはトゲのついた鉄球を持ち、肩から背中にかけて豪華なマントがはためいている。やがて、兜の間から覗く眼光がカナタ達を捉えると5人はそれぞれの獲物を構える。そして数秒の間の後――

 

『やほ~、はじめまして~、みんな大好きミレディ・ライセンちゃんだよぉ~』

 

「「「「「……は?」」」」」

 

 ――巨大な甲冑にはえらく似合わない、底抜けに明るい声が響き渡った……。

 

『あのねぇ~、挨拶したんだから何か返そうよ。最低限の礼儀だよ? 全く、これだから最近の若者は……もっと常識的になりたまえよ』

 

 余りに予想外の出来事に一同が呆然としていると目の前の甲冑は両手を肩の高さまで持ち上げ、肩を竦めながら首を横に振る。所謂「はぁ~やれやれだぜ」と言った仕草をしている。

 

「そいつは、悪かったな。だが、ミレディ・ライセンは人間で故人のはずだろ? まして、自我を持つゴーレム何て聞いたことないんでな……目論見通り驚いてやったんだから許せ。そして、お前が何者か説明しろ。簡潔にな」

 

『あれぇ~、こんな状況なのに物凄く偉そうなんですけど、まぁいいや。さっきの質問だけどミレディさんは初めからゴーレムさんですよぉ~何を持って人間だなんて……』

 

「オスカーの手記にお前のことも少し書いてあった。きちんと人間の女として出てきてたぞ? というか阿呆な問答をする気はない。簡潔にと言っただろう。どうせ立ち塞がる気なんだろうから、やることは変わらん。お前をスクラップにして先に進む。だから、その前にガタガタ騒いでないで、吐くもん吐け」

 

『お、おおう。久しぶりの会話に内心、狂喜乱舞している私に何たる言い様。っていうかオスカーって言った? もしかして、オーちゃんの迷宮の攻略者?』

 

 まるで取り付く様子を見せないハジメの返事に、うろたえてる仕草を見せたミレディ(?)は、やがてハジメの言葉に出てきた名前に反応し、首をかしげた。なんとも女の子らしい仕草がまるで似合わない。

 

「ああ、オスカー・オルクスの迷宮なら攻略した。というか質問しているのはこちらだ。答える気がないなら、戦闘に入るぞ? 別にどうしても知りたい事ってわけじゃない。俺達の目的は神代魔法だけだからな」

 

『そっかぁ。オーちゃんの迷宮を既に攻略済みなんだ~。一応、あそこは他の迷宮で得た力を完全に自分のモノにする為の実戦経験が目的で、他の神代魔法ありきの難易度にしてるはずなんだけどねぇ。でもまぁ、それなら大よその事情は理解しているよね? それでも神代魔法を求めるって事はあのクソ野郎共を滅殺してくれるって事かなぁ?』

 

「質問しているのはこちらだと言ったはずだ。答えて欲しけりゃ、先にこちらの質問に答えろ」

 

『こいつぅ~ホントに偉そうだなぁ~、まぁ、いいけどぉ~、えっと何だっけ……ああ、私の正体だったね。うぅ~ん』

 

「簡潔にな。オスカーみたいにダラダラした説明はいらないぞ」

 

『あはは、確かに、オーちゃんは話が長かったねぇ~、理屈屋だったしねぇ~。うん、要望通りに簡潔に言うとね。私は確かにミレディ・ライセンだよ。ゴーレムの不思議は全て神代魔法で解決! もっと詳しく知りたければ見事、私を倒してみよ! って感じかな』

 

「結局、説明になってねぇ……」

 

『ははは、そりゃ、攻略する前に情報なんて貰えるわけないじゃん? 迷宮の意味ないでしょ? それでなくても君達は本来の順番すっ飛ばしてるわけだしぃ~』

 

 と、今度はこちらに人差し指をたて、鉄球を持った手を腰に当てて「めっ!」のポーズ。ここまでの段階で見慣れてくるとなんだか、愛嬌があるように見えてくる。しかし――

 

「……中身だけが問題」

 

 ユエの言うとおり、彼女がミレディと言う事は此処に至るまでのウザイトラップや煽り文の数々は彼女の仕業となる。

 

「お前の神代魔法は、残留思念に関わるものなのか? だとしたら、ここには用がないんだがなぁ」

 

 つまりこのゴーレムにはミレディの魂、もしくは残留思念の様なものが定着されている事になる。その推測通りならば、世界を越える為の魔法とは違うと言う事になる。

 

『ん~? その様子じゃ、何か目当ての神代魔法があるのかな? ちなみに、私の神代魔法は別物だよぉ~、魂の定着の方はラーくんに手伝ってもらっただけだしぃ~』

 

「解放者の中には概念に干渉する神代魔法を使える奴が居る筈だ。その魔法が手に入る迷宮の場所を教えてほしい」

 

 その言葉にミレディは「ん?」となった。

 

『なんで、君達が既にそれのことを……いや、ちょっと待って……』

 

 やがて、ミレディが何かを考え込むと『そう言えばオーちゃんのあのメッセージって……』と呟きやがて『あぁッ!?』となる。

 

『ま、まさか……君達の中に天職が竜魂士の子が居たりする?』

 

「ああ、それは俺の事だ」

 

『じゃ、じゃあ……もしかしてオーちゃんの迷宮でアーちゃんから魂の核を受け継いだりとかは……』

 

「その、アーちゃんってのがアジーンの事を指すなら、たぶん継いでる筈だ。実際竜にも変身できる。まぁ、その時は気を失っていたが」

 

『うっそぉ~~~~~~~!?』

 

 嘗ては人々の守護竜と呼ばれてた帝竜を略称+ちゃん付け。そんな彼女の図々しさに若干呆れつつもそう返事をすると、ミレディが驚愕して叫び声が辺りに響く。

 

『よりによって、竜魂士が真っ先にオーちゃんの迷宮にアタックした上に、アーちゃんってば気絶してた君に魂の核渡しちゃったのぉ? うわ~ん、どうしよう……それいっちばん最悪なパターンじゃん。ちゃんと渡す前に最終確認してね、って釘指したのにぃ……』

 

 上を向き、手で顔を隠して「あっちゃ~」と言うリアクションを見せるミレディ。

 

「まぁあんな凄い力、最初から持ってたら迷宮攻略も、その道中も楽っちゃ楽だろうからラストを想定していたオスカーの迷宮に置いてあったのは判るがな」

 

『話はそんな単純な事じゃないけどねぇ……。でも、てことはあのクソ野郎共だけじゃなく、あのトカゲ野郎も一緒にぶっ殺してくれるって事かな?』

 

 ミレディの問い「いや」とハジメが答えた。

 

「俺達の目的は故郷に帰ることだ。お前等のいう狂った神とやらに無理やりこの世界に連れてこられたんでな。世界を超えて転移できる神代魔法を探している……そして概念に介入できる魔法ならそれぐらいの事はできそうだからな。お前等の代わりに神や裏切った守護竜の討伐を目的としているわけじゃない。この世界のために命を賭けるつもりは毛頭ない」

 

「……」

 

 ハジメのキッパリとした言葉にミレディはしばし無言になり、やがて『そっか……』と呟いた。

 

『ん~、そっかそっか。なるほどねぇ~、別の世界からねぇ~。うんうん。それは大変だよねぇ~よし、ならば戦争だ! 見事、この私を打ち破って、神代魔法を手にするがいい!』

 

「脈絡なさすぎて意味不明なんだが……何が『ならば』何だよ。っていうか話し聞いてたか? お前の神代魔法が転移系でないなら意味ないんだけど? それとも転移系か、それとも概念干渉系なのか?」

 

『んふふ~それはね~……』

 

 まるで、某賞金クイズみたいに、最後の言葉を引っ張るミレディ。もし、彼女の表情が見えるなら、少しずつ目力が強くなってるだろう。

 

『教えてあ~げないっ!』

 

「死ね」

 

 その発言と同時にミレディに向かってオルカンが撃ち込まれた。

 


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