「お前あの斑鳩か!?」
「あのってのは何だ!あのって!」
全く失礼だよ一夏。いくら俺が昔の俺が弱虫だったからって言っていいことと悪いことがあるだろう。しかし、俺も鬼じゃないから許してやろう。
「千冬姉聞いてないぜ!斑鳩が来るなんて!」
鈍器でコンクリートを殴ったような、鈍い音が一夏の頭から躊躇なく鳴り響いた。
「何度言わせるんだ。織斑先生だ」
うわぁ、千冬さんマジ千冬さん。相変わらずの鬼のようにのように怖いな。思わず、退いてしまった。
「黒翼・・・。お前はまだくらいたいならもう一度やってやろう。うれしいだろう」
「いいえ!一夏はうれしいだろうけれども、俺は全然うれしくないですから!!」
なんで分かったの、織村先生。何か感じ取ったんですか?NTなんですか!?それとも、NT-Dなんですか!?
「お前も一夏みたいにわかりやすいからな。分かったんだ」
さ、さいですか。そうなんでしょうね。でも千冬さん、貴女が凄すぎるんですよ。一夏はあんまり変わっていないし。なんだか、みんな変わってないな。それに比べて俺は・・・。
「全く変わってないな」
「斑鳩は変わったな。お前もISを動かしたのか?」
「ああ、何故かはしらんが。さらに専用機も有るのさ」
俺は腰に鎖の付いた懐中時計を一夏に見せる。色は銀で鳥の絵が描かれているシンプルなデザインだ。
「ヘェー、ならあとで模擬戦しようぜ」
「いいが俺はそれなりに強いぞ」
「へえー、って当たり前か。何せお前の姉さん達はな・・・」
「あんまり関係ないと思うが・・・」
こんな会話をしながら俺達は屋上に向かっている。なぜかと言うと箒が昼飯を一緒に食べようと一夏を誘ったらしい。十中八九二人っきりで食べたいと見た俺は断ろうしたが「大丈夫だって!みんないいやつだから」と。おそらく、ほかの女性も誘ったのだろう。全く変わっていないね。箒ちゃんがかわいそうだな。
「一夏」
「何だ?」
「お前、いつか箒に斬られるぞ」
「い、いきなり、なんで!?」
「やはり、お前は少し乙女心をしった方がよかったよ」
「・・・?」
命にかかわる話をしている内に屋上に続く扉の前に着いた。
「しかし、屋上が開放されているなんてな」
「まあ、珍しいって言ったら珍しいよな」
そして、いざ扉を開ける時に俺は一夏をいじるアイデアが浮かんだ。一夏、待ってろよ。その時の顔はきっと悪い顔だったろう。
ここまで投稿しましたが、あまり連続投稿はきついので・・・。
済みませんが、一旦ここまでにさせてもらいます。