「しかし私には、正義の殿堂の温かな入り口に立つ同胞たちに対して言わなければならないことがある。
正当な居場所を確保する過程で、われわれは不正な行為を犯してはならない。
われわれは、敵意と憎悪の杯を干すことによって、自由への渇きをいやそうとしないようにしよう。
われわれは、絶えず尊厳と規律の高い次元での闘争を展開していかなければならない。
われわれの創造的な抗議を、肉体的暴力へ堕落させてはならない。
われわれは、肉体的な力に魂の力で対抗するという荘厳な高みに、何度も繰り返し上がらなければならない。
信じがたい新たな闘志が黒人社会全体を包み込んでいるが、それがすべての白人に対する不信につながることがあってはならない。
なぜなら、われわれの白人の兄弟の多くは、今日彼らがここにいることからも証明されるように、彼らの運命がわれわれ の運命と結び付いていることを認識するようになったからである。
また、彼らの自由がわれわれの自由と分かち難く結びついていることを認識するようになったからである。われわれは、たった一人で歩くことはできない。
そして、歩くからには、前進あるのみということを心に誓わなければならない。
引き返すことはできないのである。
公民権運動に献身する人々に対して、「あなたはいつになったら満足するのか」と聞く人たちもいる。
われわれは、黒人が警察の言語に絶する恐ろしい残虐行為の犠牲者である限りは、決して満足することはできない。
われわれは、旅に疲れた重い体を、道路沿いのモーテルや町のホテルで休めることを許されない限り、決して満足することはできない。
われわれは、黒人の基本的な移動の範囲が、小さなゲットーから大きなゲットーまでである限り、満足することはできない。
われわれは、われわれの子どもたちが、「白人専用」という標識によって、人格をはぎとられ尊厳を奪われている限り、決して満足することはできない。
ミシシッピ州の黒人が投票できず、ニューヨー ク州の黒人が投票に値する対象はないと考えている限り、われわれは決して満足することはできない。
そうだ、決して、われわれは満足することはできないのだ。
そして、正義が河水のように流れ下り、公正が力強い急流となって流れ落ちるまで、われわれは決して満足することはないだろう。」
――キング牧師(1963年)
その頃下では兵士たちが急いで体勢を整えていた。
「非常線は手前30メートルに設定しろ。」
「了解」
「前の通りは通行可能にしておけ。
野次馬は追い返せ!」
デル・ボッシュが陣頭指揮を取りデモ隊に対処しようとしていた。
「ほら、行った!行った!」
「これより前には立ち入るな!」
「この線より先での抗議活動は許可されてません!」
兵士と人形がメガホンやスピーカーで野次馬を追い払いデモ隊を制御しようとする。
だが馬鹿な群衆の一部が兵士たちに食って掛かった。
「ああん!?誰がお前らの指示なんかに従うか!」
「仕事泥棒!!」
「侵略者!」
罵声を浴びせ石を投げる者も現れる始末で更には野次馬達も同じように罵声を浴びせるほどだった。
だがスペイン兵と人形はあくまで注意と非常線を張るだけでそれ以上は何もする様子はなかった。
その間にスペイン軍は兵士や装備を集めていた。
「少佐、どうします?」
「どうもこうもあるか、勝手に向こうが落ち着くのを待つしか無い。
対暴動用装備もないんだ、今は人が集まるまで待つしかない。」
「了解」
彼の言う通り、この時点で司令部にいたのは警備と司令部要員の合わせて200人ほど、一方デモ隊は増え続け目算で500人近く、野次馬もほぼ同数にまで増えていた。
その中で突如クラクションが鳴り響きデモ隊の横を猛スピードでスペイン軍の車両がすり抜けてきた。
するとデモ隊や野次馬が罵声を浴びせながら石を投げつけ始めた。
「やっと来たか、おーい!こっちだ!こっち!」
ボッシュは三角帽を脱いで車列に振る。
車列は何とかデモ隊をすり抜けて司令部の前で止まった。
「ボッシュ少佐、状況は!
石投げつけられるなんてバルセロナ以来ですよ」
「こっちだってバルセロナ以来だよガベイラス中尉。
君は何人連れてきた」
降りてきた指揮官のフアン=カルロス・ガベイラス中尉にボッシュが増援を尋ねる。
「何とか45人。武器なんて全員とりあえずアサルトライフルと拳銃だけ持ち出してきただけで弾倉は一人2つか3つだけだ。
部下には準備できた奴らから送り出せって言ってきてます、車の準備もまだで場合によっては歩いて来いって命令してます」
「それでいい。とにかく今は人手がいる。
見ての通りのデモだよ、言っておくが絶対にこちらから手出しはするな」
「了解」
ガベイラスが連れてきた45人の状態を聞き何とか少し余裕が出た。
車両から兵士たちが降りると車は出ていき兵士たちが警備に参加する。
「これで一息つける…」
何とかひと息つけるとボッシュは胸をなでおろす。
だがデモ隊は増え続け、1時間後には広場の司令部前の道路すべてが埋まり増員は迂回して送らなければならないほどにまで増えてしまった。
「人形を追い出せ!」
「人形を破壊しろ!」
「侵略者は出ていけ!」
「殺せ!」
大声で過激な事を言いまくる群衆にスペイン軍もこれは短時間での自然消滅は無理だと感じ始めた。
「不味いな」
「不味いですよ。もうこれ1000人超えてますよ。
野次馬合わせたら多分2000人はいるんじゃないですか」
司令室から状況を見ていたイ・コミンとテヘ―ロも状況が相当不味い事に気が付き始めた。
何とか兵士と人形をかき集めて近くに放水車と装甲車を用意したが益々不味い事態になっている、おそらく何かの理由で火がつけばそのまま暴動になるのは避けられない。
「こりゃ、大事になるぞ…」
先頭に立って対処していたデル・ボッシュは呟いた。
「S-02でデモ?」
「はい、反人形運動のようです」
司令部ではグッドイナフが廊下を歩きながら部下から報告を受けていた。
突然のことで彼らも混乱はしていたがまずは情報収集が最優先であった。
「裏になにかいるのか?」
「現在保安部に問い合わせ中です」
「とにかく今は情報がいる。
私は司令室にいる、新しい情報が入り次第報告しろ」
「は」
部下にそう言うと作戦室に入った。
入ると部下が敬礼し返礼するといつもの席に座って情報を確認する。
「デモか、現在の状況は」
「画面のような状態です。
段々増えてますね」
「わかった。暴動に備えろ」
「了解」
司令部のテレビ画面で状況を確認すると指示を出す。
するとそこへ保安部のMP7がやってきた。
「閣下、MP7です」
「保安部のか、情報は?」
敬礼すると聞く。
今は背後関係も含めて情報が少しでも欲しいのだ。
そして保安部はグリフィンと協力でS地区内の犯罪組織や反社会的勢力の情報収集も仕事としていた。
背後関係になにかあるなら保安部がなにか情報があると踏んでいた。
「そうですねぇ、ある程度背後関係は。
レポートがこちらに」
MP7は持っていたファイルを彼に渡す。
ファイルから書類を取り出し読み始めた。
「ふむ、外部の組織犯罪などとの繋がりの可能性はなし。
主催者と思われる人物は元は街の名士であったがグリフィンの存在により影響力が低下し反人形運動を煽った上でグリフィンと裏取引していた、か。
ありがとう」
「では、失礼します」
彼女は敬礼し退出した。
情報が正しければこのデモを画策したのはあの主催の男なのだろう。
「人形を追い払え!」
「壊せ!」
「侵略者を殺せ!」
デモが始まり数時間、昼過ぎになってもまだデモ隊は声を上げていたし野次馬も増えていた。
さらにデモ隊は非常線まで進んで兵士や警官、人形と睨み合いになる一幕もあった。
「飽きないのか、連中は」
「よほど憎たらしいんですよ。馬鹿なんですから」
イ・コミンとテヘーロは遅い昼飯のパンを齧りながら半ば呆れていた。
下の兵士たちは交代で昼食を取りながら警備と静観を続けていた。
だがそれでも手は足りないので中には最前線で口に携行食を咥えながら警備をしている人もいた。
一方急遽駆り出されたグリフィンに人形達は食事も摂らず警備に当たっていて兵士や人形の中には気を利かせて携行食を渡す物もいた。
その中に1人、スペイン軍のMG4は携行食のチョコバーを幾つか持って警備に当たるグリフィンの人形達のところに行った。
「お疲れ様です。これどうぞ」
「おお、気が利くのう」
「え、も、もらってもいいんですか…?」
「ええ。大変なのはお互い様ですから」
彼女は警備中のグリフィンのナガンと88式にチョコバーを渡した。
だがそれに近くにいたデモ隊の男が反応した。
「何で人形ごときがチョコなんか食ってるんだ!」
激昂した男は二人に掴みかかり倒れ込んだ。
それを見て回りの群衆がこの二人を殴ろうと殺到し始めた。
「テメえ!」
「殺せ!」
群衆は水に落ちた犬は棒で叩けとばかりに殺到し殴り蹴り始める。
3人は何とか逃げようとするが興奮した群衆は止められようもなかった。
その様子を見、周りのスペイン兵が3人を助けようと殺到する。
「どけ!」
「離れろ!」
「このクソが!」
非常線の一角が崩れたことで群衆を押しのけながら兵士たちは進む。
一人の兵士が殺到する群衆の一人を押し倒した。
すると隣りにいた男がその兵士を殴った。
「この!」
「ブフ!」
それに周りの兵士と群衆が反応し兵士は殴った男を逮捕しようと、群衆は兵士を殺そうと殺到する。
そのまま一帯は兵士と群衆の大乱闘に陥った。
すぐに一帯は叫び声と雄叫びと興奮して我を忘れた群衆の暴動状態になった。
「クソ!催涙弾用意!
放水車もだ!」
一角が崩れスペイン兵と群衆の大乱闘になったことに気がついたデル・ボッシュは即座に部下に指示を出した。
屋内に待機していたショットガンを持った兵士が飛び出ると乱闘になっている一帯に急いで催涙弾を撃ち込み始めた。
さらに司令部の裏口に待機していた放水車もやってくると群衆に放水を開始した。
「不味いぞ!こりゃ大変だ!」
「畜生!司令部に連絡!暴動だ!」
テヘ―ロとイ・コミンも気がついた。
もはや自然収拾は不可能になった。
暴動だ。
「ゴホ!ゴホ!」
「この侵略者が!」
「救出次第撤収だ!」
撃ち込まれた一帯では催涙ガスの煙の中で兵士たちは捕まえた男と救出した仲間を連れて撤退しようとするが群衆は倒れた兵士や人形を滅多打ちにしたり引きずりながら引き下がる。
血塗れになった兵士や人形、群衆は仲間や兵士に抱えられて何とか司令部内に運び込まれた。
すぐに軍医達が彼ら彼女らの治療に当たり始めた。
一方暴徒達はというと近隣の店舗を襲い始める者や車に火をつけ始める始末、中には兵士や人形を引きずり回す者も、特に後者は気がついた兵士たちの怒りを買っていた。
状況は最悪の状態となった。
情報は即座に司令部の画面でもすぐに把握された。
「サノバビッチ!暴動になったか」
「どうしますか?」
部下が尋ねる。
「どうもこうもあるか、今すぐ送れるだけの全ての治安部隊を送り込んで対処する以外ない。
もうこうなれば数日掛かりで抑え込むしか無い。」
「了解」
対処はとにかく警察も軍も総動員して抑え込むしかなかった。
幸い警察システムは国連軍傘下で管理されており最初から暴動に備えた訓練や装備が用意されていた。
それを総動員すれば対処は可能と彼は考えた。
暴動は日が沈んだ後も続いた。
通りの店は殆どが窓を割られ落書きされ車は燃え夜空を照らし催涙ガスと煙が不気味にあたりを包み込んでいた。
その中で兵士と警官と暴徒の罵声と叫びが木霊していた。
「オカマ野郎が!」
「大人しくしろ!」
「離せ!侵略者!殺人者!」
「俺達の仕事を返せ!」
捕まえた暴徒二人を兵士たちが銃を向けながら取り押さえる。
そしてそのまま二人はやってきたトラックに手荒に放り込まれる、中には御同輩が大勢いた。
彼らを見送ると兵士たちは改めてまだ騒いでいる暴徒たちに催涙弾を撃ち込み警棒と盾を持ち突撃する。ここまでくれば国連軍は徹底的にやるつもりだった。
この日だけで人形3体が大破、メンタルモデルだけを新品の素体に移す程の損害を受けその他30体以上が修理可能な損傷、人も341人が重軽傷を負う事態になった。
特にスペイン軍は重軽傷者32人を出し内3名は暴徒に捕らえられリンチに遭った結果だった。
この3名の怪我は特に酷く救助されるとすぐに応急手当を受けてヘリで司令部ではなくエドワーズに直接空輸され米本土のロサンゼルス陸軍高度医療センターに救急搬送されるほどだった。
翌朝、司令部前の広場では各種メディアのリポーターたちが中継を行っていた。
「こちらが昨日暴動の発端となった司令部前の広場です。
ご覧の通り暴徒たちが残した血痕や靴などがそこら中にまだ残っています。」
CNNの女性リポーターが一夜明けた現場の惨状を伝える。
彼女の後ろの広場には血痕や暴徒の靴や服がまだ残っていた。
「この暴動で現在確認されているだけでスペイン兵人形合わせて50人以上が負傷、市民達は推定350人が重軽傷を負ったと思われます。」
その隣ではBBCの記者が現在のところ確認、又は推定されている負傷者数を伝える。
BBCの隣ではNHKの記者がニュース番組の収録をする。
「はい、公式な発表によりますと今朝5時の時点で532人が拘束されているとのことです。」
一方CNNの隣でCBCのリポーターもカメラに向かって話していた。
「拘束されている市民の罪状は主に暴行・窃盗・強盗・放火・強姦とのことです。」
CBCは拘束された人の罪状を伝える。
「司令部関係者によるとデモだったがデモ隊がグリフィンの人形を襲撃しようとしそれが切っ掛けとなり暴動に発展したとのことです。デモの趣旨は反人形運動とのことです」
ABCニュースのリポーターは若干嫌悪感を出した表情で原因となったデモのことを伝えた。
その横ではスペイン語で冷静な口調ながらも怒りを感じる口調でスペイン語で報じるリポーターがいた。
「負傷したスペイン兵の内数名は暴徒によってリンチにされ現在ロサンゼルスの陸軍高度医療センターで治療を受けているとのことです。
また暴徒に対して最初に催涙弾を撃ち込んだ理由はリンチに遭っていた味方人形を救出するためだったそうです」
一番の被害を受けていたスペイン、テレビシオン・エスパニョーラの記者が言う。
彼らゲートの向こうの世界のメディアの基本的な論調はこのようにデモ運動の弾圧ではなくただの反政府的な暴動であるというのが主流だった。
極々初期、昨日の夕方ぐらいまでにはスペイン軍や国連軍の対処に問題があったとする論客もいたが夜が明けて正確な情勢状況が分かると一転して国連軍の対処に問題は無くむしろ反政府的な組織が暴動を煽動して暴力で自らの目的を果たそうとしているという論調に変わった。
だがこれはあくまで
こちらの世界の論調は微妙に違っていた。
「ご覧の通り未だ広場には昨日の事件の跡が残っています。
国連軍はデモ隊に対して突如催涙弾を発砲し無防備なデモ隊に殺到して彼らを追い払おうとし衝突したとのことです。」
真逆の「国連軍やグリフィンへの抗議を彼らが弾圧した」という世論を作り出そうとする低レベルなマスゴミと言うべき連中が跳梁跋扈していた。
公権力の監視という役割を受けながら同時に市民からの監視と取捨選択という圧力に晒されてきたメディアと政府の言いなりとなる分野と好き放題報道し無責任に伝え世論をコントロールする事で利益を生み出してきたメディアの対立という構図が生まれていた。
最終的に死者5名、内スペイン兵4名、重軽傷者929人、逮捕者1400人以上を出す一大事件であった。
その直後、このような一幕があった。
最終的に全てが終わった後、終結宣言をイ・コミン大佐が行った時のことである。
一通り発表が終わり質疑の時間に入った時、現地メディアの記者がこんな事を聞いた。
「そもそも最初にあなた方が彼らの意見を呑めばこのような事態にならなかったのでは?
それに一部の逮捕者は人形を殴った程度の事で暴行罪として拘束されています、これは違法では?」
その質問にイ・コミンはこう答えた。
「我々は市民の一部の権利を制限するような要求を絶対に呑まない。
彼らは反政府勢力です、人形と人間の関係を破壊することで秩序を破壊し我々の安全と平和を乱そうとする不逞の輩です。
その結果がこれだ、我々は4人もの兵士を失った、その4人全員があの叛徒共に捕らえられて丸一晩リンチに遭って殺されたのだ。その4人全員、私もよく知っていた部下だ。
その中の一人、今年で25歳になるはずだったペトロ・ホアキン・ガルシア軍曹は私と同じカナリア諸島のテネリフェ島出身で彼の両親のレストランは私の実家から2ブロックと離れてないところにあった。
彼の両親は中南米の内戦から命からがらスペインに逃げてカナリア諸島に安住の地を得た、そこで育った彼は軍に入った。
彼は両親譲りの腕のいいコックでもあった、軍に入ってお金を稼いだらスペインの料理学校に行って両親のレストランを継ぐつもりだった。私も彼の手料理を何回か食べたことがある。
誰に対しても別け隔てなく親切で心優しい下士官で部下からも上官からも慕われたいいヤツだった。
そんな未来ある若者を殺人者だの侵略者等と言ってリンチにして殺したんだ。
君等は殺人者の言うことを呑めと?巫山戯るのもいい加減にしろ。
反人形運動とは殺人者と同義だ、人形に対する暴行は暴行だ。そこに何の違いがある」
力強い言葉でリンチにされて殺されたあるスペイン兵のことを引き合いに出して非難した。
その記者には周りの記者からの冷たい目線が浴びせられた。
この事件以降表立って人形を差別した人間は改めて次々と逮捕された。
「離せ!離せ!俺が何したってんだ!!」
男がレストランのカウンターに押さえつけられて喚く。
その男を押さえるのはDBIのイサカとスタンのコンビだった。
「何をって、人形を差別したのよ。
人種隔離は違法よ?アメリカではね」
「お前さんみたいな御同輩は今月だけで500人はいるから安心しな」
「はん!何が人種だ、テメエなんか所詮は作り物のセックスドールじゃねえか、お前らなんかに食わせる飯なんてねーよ」
二人が男の耳元でわざとらしく言うと男は暴れる。
だが屈強なスタンと見た目以上の怪力のイサカの前では何の抵抗にもならず手錠をかけられて連行されようと立ち上がらさせられる、
「はいはい、それ以上のことは拘置所と裁判所でたっっっぷり裁判官と陪審員が聞いてあげるわよ。
行きましょ、スタン」
「イサカ、その馬鹿少し貸せ」
「はぁ、いいわよ。やりすぎないでね」
「分かってる」
イサカは男をスタンに渡す。
するとスタンはこの男を殴り始めた。
「グハ!ガハ!ゲフ!グフ!ブフ!」
「ふう、俺のイサカを馬鹿にした報いだ。」
「良かったわね、いつもなら半殺しにされてるのよ。
感謝しなさい」
一方的に何発も何発も殴られた男は改めてイサカに引きずり回されるように連行された。
・フアン=カルロス・ガベイラス
グアルディア・シビル中尉
過去にバルセロナでの暴動鎮圧に参加した。
・MG4
スペイン陸軍の戦術人形
切っ掛けそのものがアホ過ぎる理由だしその後も無茶苦茶な案件。
まあ見ての通りアホな報道するソ連メディアに部下殺されたスペイン軍はマジギレしてますわ。