スタンド☆エクスプローラー!   作:ランチア

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明けましておめでとうございます。
かなり投稿送れました。すいません。
ではどうぞ。


男の能力

涼平「・・・・・・・・・」

 

時刻は既に夜。場所は涼平が住んでいるアパートの一室。

 

涼平は悩んでいた。無論今日の昼の事だ。

いきなり学園に来てくれと言われてもその場でYESとは言えなかった。当然である。涼平にも生活というものがあるからだ。

 

涼平(どうすっかなー、今後の事もそうやけどまさかアレ(・・)にも気付くとは)

 

実は涼平には思い悩んでいる事がもう一つあった。どちらかと言えばそっちの方が彼にとっては重要だったりする。

 

涼平(汀さんが言っていた白い霧と鉛色のもの(・・・・・・・・・)・・・あれって恐らくメティス波では無いんだよなー)

 

勧誘された後も薫子から自分の体から発せらせるものについて詳しく聞いた。その結果、薫子は最初はメティス波と言っていたが、正確にはメティス波では無い何か(・・・・・・・・・・・)と付け加えた。

どう言う事かというと、薫子から見て涼平からメティス波みたいなものは見えるが、それがメティス波かどうか分からないと言う事だ。しかし事実《ディスカバリー》ではっきりと見えているのでメティスの様な超常的なものである事は確からしい。だが如何せん実体が掴めないとのこと。

これは薫子にとっては人生初、それどころかメティス研究界にとっては大発見ものらしい。

 

涼平(そりゃそうやろ。だってそれはあん時(・・・)に貰ったものやからな)

 

話は涼平が生まれる前まで遡るーーー

 

 

 

ーーーー

 

 

 

転生

 

それは死んだ人間が次の世界に渡り、その世界の人間として生まれ変わり第二の人生を歩むこと。

昨今のアニメやゲームにマンガ、ここ最近では二次小説にまで定番になっているジャンルである。

 

なぜこんな説明をしているのか。

理由は明白。

 

立川涼平は転生者であるからだ。

 

前世では20代半ばで今と変わらず、仕事をし、休日はダラダラと家で過ごしていた。

だがある時、いつもの様に仕事の後に家に帰っていた途中でトラックと衝突した。意識が薄れゆくなか、走馬灯を見て、その生涯を閉じた。そして気付いたら白い空間にいて、そこには自らを『神』と名乗る老人に出会った。

 

何ともありきたりな展開である。

 

そしてその『神』から事の顛末を聞き、これからどうすっぺと思った。すると『神』から前世の記憶を受け継いで転生する事が出来ると言った。しかも特典付きで。

 

涼平はそれを承諾し、『立川涼平』として生まれ変わった。

 

その際に『神』から貰った特典は2つ。しかもどちらも『スタンド』であった。

 

スタンドとはジョジョの奇妙な冒険というマンガに出てくる架空の超能力で、キャラクター毎に固有の名前と能力がある。

 

涼平はその中でも第五部『黄金の風』に出てくる暗殺者(ヒットマン)チームが使うスタンドの内2つを選んだ。

 

1つ目はギアッチョの『ホワイト・アルバム』

 

2つ目はリゾット・ネエロの『メタリカ』

 

理由としては前世で第五部のアニメが放送されており、涼平はそれを視聴していた。その中でも前述の2つがえらく気に入り、自分もどっちかで良いからこの能力が欲しいなと思っていたからだ。

『神』にこの2つのスタンドが欲しいと言ったら、意外にも了承してくれたので涼平にとっては有難い事だった。

 

そんなこんなで特典を貰った涼平は、無事転生する事が出来、大きな怪我もせず、また重い病気にもならずに過ごした。ただスタンドを貰ったからには使いこなす様にしなければならないと思い、暇さえあれば特訓を行った。

最低でも原作キャラと同じくらいまではしなければならないと目標を立て、ひたすら特訓し、またスタンドに頼るのも何か癪だなとも思い、体を鍛え、自分なりに格闘術も学んだ。

 

その結果、スタンドは原作キャラと同じくらい扱えられる様になり、格闘術の方もそれなりに使える様になった。

 

そして月日は流れ、高校を卒業し、無事就職する事も出来、今日まで平穏無事に過ごしてきた。

 

 

ーーーー

 

 

 

ーーー場所は再び涼平のアパートの自室。

涼平は自分の生い立ちを回想しつつ、未だ思い悩んでいた。

 

涼平(正直に言ってもたぶん信じてもらえんやろうし、何よりあまり目立ちたくないしなぁ・・・)

 

そうグダグダ悩んでいて、ふと時計を見た。

 

涼平(もう10時か。・・・しゃーねー、スタンドの事は追々考えるとしてスカウトを引き受けるかどうか考えるか)

 

涼平は一旦、スタンドの事は後回しにしてスカウトのことについて考え始めた。

 

涼平(まず受けるかどうかや。色々考えたが、これは受けても問題なさそうやな。待遇も今の会社よりもええし)

 

薫子からある程度の説明を受けていた涼平は意外にもすんなり受け入れていた。

やはり高卒では安月給であったのは否めず、遊びたい年頃なので給料が上がるという点で惹かれたのだ。また学校周りの施設も充実しているのでそれについてもなお良しと思ったのである。

 

涼平(早速明日から色々準備するか。そうと決まれば寝るとしよう)

 

そう思い、涼平は風呂と夕飯を済ませ、寝る準備を始めた。




最後の所投げやりになってしまいました。
ではまたいつか。
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