そして死神は何を思う   作:いーぐれっと

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まだ続きます
興が乗ってるうちに取り敢えず一つ


Day. After Days
After Day


ーーーメインシステム再起動……

ーーメインシステム通常モードを起動しました。

頭の中で声が響く

ーおかえりなさい。あなたの帰還を歓迎します

 

 

妙だ。あの時私は死んだはずでは?

徐々にだが感覚が戻り、微かではあるが声が聞こえ始めた

「ーーーーー!」

 

 

聴き覚えのあるような声

「ーーーーーマ!」

…確かこの声は…。

 

「起きろ!ファンタズマ!」

 

目が覚めた。見慣れた顔が一つニコニコとしながら覗き込んでいる

 

 

見知らぬ天井か…。まあいいか…久しぶりだなウロボロス。

 

 

「お主そういうキャラだったか…?」

怪訝そうな表情をしながらウロボロスは手を差し出してきた

「起きれるか?」

 

問題ない。と答えつつも手を握る

私が再度口を開く前にウロボロスが喋り出す

「まあ言いたいことは分かる!エリザがなんか、こうなんやかんやしてくれたみたいだ!」

ワハハと背中を叩きながら嬉しそうに話してくる

 

そうか。

 

なんやかんやとはと思うが恐らくウロボロスもよく分かってなさそうなため普通に返した

「反応薄いな」

微妙な顔をするウロボロスを横目に身体の機能を確かめる

全て問題なし。と自己診断が出るのでベッドから降りようとすれば

「ああ、再起動には成功したみたいだな。良かった」

とエリザがM4と共に部屋に入ってきた

「エリザ、本当に大丈夫なんですか?」

「大丈夫だ。財団のやつに弄られてた部分もなるべく元に戻した。…本当に襲う気はないな?」

やはり不安なのかエリザにも疑問を向けられる

 

私をなんだと思ってるんだ。

 

「バトルジャンキー」

「戦闘狂」

「私の部下」

上からエリザ、M4、ウロボロスだ

得意げにしながらニコニコしてるのはウロボロスだけだ。

「気分は?本当にバーサークしないな?」

なんかもう面倒なのでため息を一つ大きく吐き出して

問題ない。とだけ告げる

実際妙にスッキリしており頭はクリアだ。自己診断がまた頭も問題無し。と弾き出した

 

そうだ。ウロボロス。

 

「ん?どうした?」

 

約束は果たせなかった。すまない

 

そういえば、と私がウロボロスの言葉を思い出し謝罪すれば目を丸くしながら何言ってんだコイツ!?と言う顔をしながら

「ファンタズマに謝られた…?やっぱり異常が残ってたのか…!?大丈夫か!?ハグしておくか!?」

と肩を掴んで凄まじい勢いでガクガクと揺らしてくる

もう本当に面倒なので無抵抗に揺さぶられるまま

 

前より無礼になったな。

 

と溢した

少し他愛もない会話をした後にふと疑問を口にした

 

財団はどうした?

 

と問う

エリザが「そうだった。少し待っていてくれ」と部屋を出ていき数分して戻ってきた

「ほら、こいつだ」

と紐でドローンを引いてきた

「やあ、久しぶりだねJ」とドローンのプロジェクターから浮き出たやけに可愛らしいホログラムから財団の声が飛び出てきた

 

 

……無様な格好になったな。

 

と零せば

「だから来たくなかったんだよ」とため息混じりに文句を垂れた

ホログラムの見た目と声が合わないからか笑いを堪えるのに必死なウロボロスと憐れむ心なんてもう捨てました。と言わんばかりの目をしたM4が居るがこれもスルーした。

なんだか滅茶苦茶なこの状況を飲み込めず現実逃避するために死神はそっと目を逸らし窓の外を見る

 

いい天気だ。いや、言葉は不要か…

 

他の連中も来たのか騒がしくなってきた後ろを振り返る事なく夢だと思うことにし、目を閉じた




シリアス(笑)で書いてたのでここからしばらくシリアルにやってきます。やる気消滅したら失踪します
気が向いたらIFの一つとしてJが勝った方もやろうかなと思いますが期待はしないでください
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