そして死神は何を思う   作:いーぐれっと

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休みは書きたくなくなーるのよね。
それはそうとUA1500いってましたありがとうございます!!


救援

忙しなく動き回る鉄血の下級人形達、それに指示を出すウロボロスを死神は眺めていた。

「大体の位置はわかった、だがノコノコ歩いて接近させてくれるほど相手も間抜けでは無い。ファンタズマ、おぬしは空飛べるだろう?派手にかまして二人を回収する隙を作ってくれないか?」

ウロボロスが振り返り死神へと声を掛ける

 

わかった。丁度試してみたいモノもある。

 

そう言って獰猛な笑みを浮かべた

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハンター!!増援はまだなのか!?」

「30分前に代理人から急ぎ救援を送ると通信が入ったからそろそろのはずなんだが…」

「あいつらがあと数分も待ってくれると思ってるのか!?」

「分かってる!」

ハンターが手だけを出し射撃をする

「クソっ!弾切れか…!」

手に持つハンドガンを投げ捨てる

「助かるにはこれしかない…。ハンター、俺が囮になるその隙に下がれ」

「処刑人!?何を言っているんだ!お前を見捨てて逃げれるか!」

敵がすぐそばまで迫ってる事も忘れ口論を始める二人の近くに榴弾が着弾する

「うわっ!クソったれ!危ねぇだろうが!!」

「処刑人!今飛び出すな!」

ハンターの忠告をうるせぇ!と一蹴し飛び出るがそれを予想していた人形達に狙いを定められる

処刑人!と悲痛な声が響く。銃弾が撃ち出される音とマズルフラッシュが処刑人の死を確かなものにするーーーーはずだった

黒い影が揺らめき処刑人を殺すはずの弾丸を弾き無力化させる

降り立った黒い死神はドヒャア!という音と共に右手に装備した()()()()()()()()()()()()()()()()を振り抜いた

 

 

 

 

焼け焦げた匂いが漂う

 

お前達生きているか?

 

死神が問いかける

「あ、ああ…。」

「おう…」

二人は信じられないといった顔をしながら返答をする

「なあファンタズマ、それはなんなんだ?」

ハンターが恐る恐る聞く

 

ヒュージブレードというオーバードウェポン(全てを焼き尽くす暴力)らしい。私の武装の一つとしてデータベースに登録されていた。

 

「俺も欲しいな」

キラキラした目でヒュージブレードを見つめる処刑人

 

恐らくお前達では使えない。私自身も何故使えるのかわからんが。

 

「チェッ、残念だな。まあ助けてくれてありがとうな」

「ああ、お前が来てくれなかったら私達は死んでただろうな」

 

礼はいい。さっさと下がれ。奥からまだ来ているようだからな。

 

二人を下がらせウロボロスへと通信を行う

 

二人の救援は完了した。これより敵の追撃に向かう。援護は任せた。

 

『ああ、わかった!ちゃんと帰ってこいよファンタズマ!』

ウロボロスとの通信を終えシステムをスキャンモードへと切り替える

 

…感有り。見つけたぞ…。

 

 

 

 

 

あれは何!?ダミーが一度に全滅した!?信じたくないけどアレは手に負えない!

「M4!M4!聞こえる!?撤退するべきよ!!鉄血の増援は化け物よ!M4!?聞こえてるの!?」

直感が騒ぎ立てる、早く離脱しろと。だがまだ下がれない。隊長(M4)からの返事が帰ってこないからだ

ザザッと音がして通信が繋がった

「こちらM4どうしたの?」

「M4!相手は化け物よ!早く撤退しないと!」

「こっちも敵の攻撃を受けてる!SOPを向かわせるから下がっt

悪寒、死の感覚、果てしない敵意。ほんの一瞬時間が止まったような感じがした。ハッとして咄嗟に仰向けに伏せる

ゴオッ!と音と共に黒い影がナニカを振り抜く。直後、焦げた臭いが漂う

私は自分の直感を褒めながら素早く立ち上がり震える手でSTAR-15(自分の半身)を構え引き金を引く

全て意味をなさなかった。何一つ効いていなかった

そして目の前に立つ死神は獰猛な笑みを浮かべこう言った

 

グリフィンの人形よこんにちは。そしてさようならだ。

 




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