幻想郷に来て2日たった。
初日は、いろいろあったが…まあ楽しく暮らせそうだった。
初日までは…。
僕は今、人里を散歩している。いらいらした時は散歩をするのが一番である。
何故いらいらしてるかって?あんなことがあれば誰だっていらいらもするだろう。
確か、あれは神社の掃除が終わったあとだったな………
「へー、超能力って役に立つのね。神社の掃除が一瞬で終わったわ。」
(これからは、楽できるわー)
巫女としてその心の声はどうかと思うんだが…。
「そりゃそうっすよ!何しろ、世界最強の生物ですから。」
何が生物だ。首へし折るぞ。
「掃除の得意な世界最強ってのもなかなか面白いわね。」
まず僕は世界最強じゃない。
「それより、今日はこの霊夢先生が弾幕ごっこの仕方を教えるわ。」
ほう、それはかなり気になっていたんだ。
一体どういうものなんだ?
(フッフッフ、こんないい天気のときは霊夢と弾幕ごっこに限るぜ!)
ん?誰かテレパシー範囲内に入ってきたな。
弾幕ごっこ…霊夢の友達だろうか?
すると箒に乗った魔法使いらしき人が神社に降りてきた。
「おーっす霊夢!遊びに来たぜ!……って誰だこいつら?
「おー!!魔女っ子っすか!?いいっすね~。」
(スカートのなかはドロワか…おしい!)
いつの間に見たんだ?もはやそれを能力といってもいいぐらいだろう?
「鳥束、あんたまた私、霊夢先生の夢想封印をくr「すみませんでした!!」(霊夢さんはツンデレっすか。…有りだな。)
霊夢先生、コツに夢想封印ぶち込んでやってください。お願いします。
「それより魔理沙、ちょうどいいところにやってきたわね。ちょっと弾幕ごっこに付き合いなさい」
「そこまで言うならやってやるぜ!」
その気でここに来たんだろうが。
だが、それは好都合だ。どんなものかも知りたいしな。
「それじゃあ、始めるぜ!」
そして、魔理沙が手の平を前に突き出した。
ブワゥン!!
色とりどりの球体が手のひらから飛び出す。
さすがの僕もこれにはびっくりした。
霊夢も負けじと球を撃ち出す。
魔理沙が空を飛んで回避する。
霊夢もそれを追いかけて空を飛ぶ。
鳥束、下からのぞこうとするんじゃない。
なるほど、空中もありなのか。
ここであの、河童が持ってきた機械が役に立つのか。
すると、魔理沙が、何かを取り出した。
「行くぞ霊夢!マスタースパーク!!」
霊夢はそれを間一髪でよけるとカードのようなものを取り出した。
「スペルカード、『夢想封印』!」
あ、鳥束どうしたそんなに怯えてどうした?トラウマにでもなったか?
だが、前に見たやつとは違うな。前のやつは『夢想封印(物理)』ってところか?
魔理沙の左右上下にどこにも逃げ場がなくなった。
そこに霊夢がすかさず玉を打ち込む。
ピチューーン!!
魔理沙が地面に落ちた。これは…大丈夫なのだろうか?
普通の人間なら致命傷の高さだ。
そんな心配の必要はなく、魔理沙はすぐに起き上がった。
「いってー霊夢、少しは手加減しろよな。」
「手加減したら練習にならないわ。」
「それじゃ、紅魔館でパチュリーに本を借りてくるぜ(死ぬまで)。」
盗る気満々じゃないですかやだー。
霊夢がこっちに歩いてきた。
「今はまだ無理だけど、練習しだいでこのくらいできるようになるわ。
どう?やってみる?」
「やります!俺やります!!ぜええったい!やります!!」
気持ちは分かるが、興奮しすぎだ。
だが結構…いや、かなり面白そうだ。今まで僕は、ゲームなどで人とまともに勝負することができなかった。
だがこれは、超能力さえ使わなければ、まともに戦える。
ぜひやってみたい。
「それじゃあ、まず基本のショットからね。これは誰でもできると思うわ。」
そんなに簡単にできるものなのか?
とりあえずy「できたっすよ!これは結構簡単っすね。」
なんだ、鳥束ができたならぼくだって……え?
ん?なぜだ?何も出てこない。鳥束でもできたのに?
「あら、もしかしてできない?鳥束でもできるのに?」
やめろ…そのせりふはかなり傷つく…。
「あれ?斉木さんできないんですか?俺でもできるのに?」
(うっわー斉木さんこんなんもできないのかー。へっ!ざまーみろ!いつも女の人の裸を見て………!?てことは咲夜さんや霊夢さんの裸も!?うらやましすぎるだろ!)
やめろ…そのセリフはかなりむかつく。衝動的に殺しそうになってしまった。それと後半自重しろ。
いくら撃とうとしても煙すら出ない。
……少し頭を冷やそう。散歩でもしてくるか。
「あ、斉木さん買い物っすか?だったらえろろろろろろろぉぉぉ」
おっと、偶然石が高速回転しながら鳥束に一直線に飛んで来たようだ。
人里についた。
……なんなんだこのモヤモヤした気持ちは?
怒りではない。
初めて感じた気持ちだ。
まさか…くやしい?
この僕が?
今まで誰にも負けたことがないから分からない。
いらいらはしている。だがそれだけではない。
くそ!自分の心もよく分からないとは…。
まったく、僕もまだまだ未熟者だって事か……。
何故斉木には弾幕が撃てないのか!?
次回明らかになります。
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