初めての方は初めまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。
性懲りもなく短編の続きを書いてみました。
後書きにネタバレのようなものを書くかもしれません。
では、どうぞ!
「ふん、貴様がいくら強かろうと、人類五千年の歴史の力を得たこの私に勝てる訳が無い!貴様もこの私の計画を台無しにしてくれた恨み、この場で晴らさせてもらおう!」
「ブウー!お前、悪い奴で、生意気だぞ!おれが倒してやる!」
人類悪であるビースト、ゲーティア の前へサタンを助ける為に駆けつけた魔人ブウが立ちはだかる。
(でも困った、、ちょっと勝てないぞ、、、)
だが、ブウは心中でゲーティア に自分の力が劣る事を察していた。
何故かこの世界では元いた世界ほどの力を出す事が出来ず、彼我の戦力差を悟っていた。
彼の頬に一筋の汗が伝い、それは彼の焦りを体現するかのようだった。
「ブウー!そんな奴、こてんぱんにやっつけちまえー!」
そんな彼を応援するのは、彼をこの世界へと呼び出した友人であるミスター・サタンである。
そんな彼の声を聞き、後ろを振り返れば、サタンは自分の勝利を疑っていない様子であり、目の前の敵と自分の戦力差を理解していない様に見える。
だが、そんな彼を見ていると負けられない気持ちが溢れてくる。
(サタン、、、ありがとう、、、だから、おれは負けないぞ!)
ブウは気持ちを奮い立たせ、目の前の敵を見遣る。
「ふふふ、、、奴もああ言っているのだ、少しは楽しませてくれよ、謎のサーヴァントよ、でなければ歯応えが無いからなあ、、、」
ゲーティア は余裕綽々と言った様子でブウに言い放つ。
「ブウ!いくぞ!」
「ふん、来い!」
お互いが言葉を放ち、敵へ向かう。
魔神と魔人の戦いが火花をあげる。
「そ、そんな、、、こんなのって、、、」
言葉を放つのはカルデアのマスターである藤丸立香。なぜこんな言葉を放ったのか、それは目の前の戦いの状況を見てのことだった。
「ふはははははは!そら、どうした!この程度ではあるまい!もっと抵抗して私を楽しませてみろ!」
「ブ、ブウ!」
ゲーティア とブウの戦いは一方的なものであった。数々の特異点でその力でカルデア一行を助けてきたあの太っちょのサーヴァントが押されていた。
彼はあの第三の特異点でヘラクレスと互角以上に戦い、それ以外にも幾多の強敵に立ち向かう姿は、立香だけではなく、多くの者に勇気を与えてきた。
その彼が、圧されている
「ブ、ブウ、、、」
ブウが劣勢なのを見て、サタンも信じられない様子だ。やはり彼にとってブウの力が劣るなど信じられない様子だ。
「が、頑張れブウ!そんな奴に負けるなー!そこだあ!いけえ!」
それでも彼はブウを応援する。ブウが勝利するのを信じて。
だが、現実は残酷であり、彼の思いも虚しく、ブウは劣勢に押し込まれていく。
「ふん、この程度だったとはな、拍子抜けだ。そろそろ消えるがいい!」
ゲーティア がブウに対して、マシュを消し去った宝具を展開しようと、魔力を溜める。
『はあああ!』
だが、その宝具が展開することは無かった。
その時、1つの影がゲーティア の横っ面を殴り飛ばしたからだ。
その影が着地し、サタンに顔を向ける。
その顔はサタンがよく知る者だった。
「ご、悟飯くん!?」
「送れてすみません、お義父さん。ブウさんだけでも大丈夫だと思ったんですけど、お義父さんを通じて、まずい状況だと感じましたので、駆けつけました」
「お、おお!悟飯君も来てくれたのか!ありがとう!君は自慢の義息だ!君も来てくれたなら勝てる!勝てるぞ!」
『来たんは悟飯だけじゃねえぞ』
サタンが勝利への希望を見出した時、彼の背後から声が掛かる。
「こ、この声は!」
そう言いながらサタンが背後を見遣ると
「よ!サタン、危ねぇところだったみてえだなぁ〜、おらちょっと焦ったぞ」
「ご、悟空さん!」
『おれ達も来てやったぞ』
今度は彼の真上から声が掛かり、空を見上げる。
そこにいたのは
「ピ、ピッコロさん!ベジータさんまで!?」
「ふ、悟空や悟飯が行くと聞かんのでなあ、まあ、お前にはブウの時の件で借りがあるからな、、」
「ふん、勘違いするな、おれは貴様の為に駆けつけた訳ではない。修行の最中に奴のパワーを感じたのでな、それで来ただけだ」
「お、おお!ありがとうございます!ありがとうございます!これなら勝てるぞ!」
サタンが勝利を確信し、希望を見出したが、立香がサタンに疑問の声を掛ける。
「え、えっと、サタンさん、この人達は?」
その疑問にサタンは答える。
「そういえばお前さん達は初対面だったな。この人は孫悟空さんという人で、地球を何度も救ったことのあるすごい強い方でなあ。
悟飯君はその息子さんで、私の娘の夫でもあるんだ」
「えっ?!ということは、皆さんは親戚関係なんですか?」
「ああ、まあそういうことになるな。で、上に居られるのは、マントを着ている方がピッコロさんで、その隣に居られるのがベジータ さんという人で、お二人共物凄く強いんだ!
この人達が来てくれたからにはもう勝ったも同然だ!」
「そ、そんなに強い方々なんですか、、、」
『強いなんてもんじゃないね!彼ら一人一人の魔力の反応を見てみたけど、一人一人が神霊ともタイマンを張れるくらいの力を持っているね!サーヴァントでも無いのにこれ程の力を持っているなんて、サタン君のいた世界というのは、めちゃくちゃなところだねえ、、、』
立香の声に答えるかのように反応するのはカルデアの管制室にいるはずのダヴィンチちゃんだ。何故かロマンではなく彼女?が答えたが、それを声にすることは出来なかった。
なぜなら
「ふん、調子に乗るのはいいが、雑魚がいくら増えようと、今の私の力の前では変わらんよ、、、」
そう言い放つゲーティアは、悟飯の不意打ちの攻撃にもまるで堪えた様子が無く、悠然と言い放ったからだ。
「ふん、雑魚かどうか、試してみるか?」
そう言いながら上空にいたベジータが高速で移動しながらゲーティアへと攻撃をしに突撃する。
「ベジータ !」
悟空がベジータ を静止しようと声を張り上げるが、
「おれに命令するな、カカロット!そして、貴様ら、手を出すんじゃないぞ!」
聞き入れずにゲーティアへ向かっていく。
「貴様は、サイヤ人の王子ベジータ が相手だ!チャアアアアアアア!」
「ふん!良いだろう、掛かってくるがいい!」
ここからさらに激闘が始まるのであった、、、
お読みいただき、ありがとうございました!
なんか中途半端なところで終わらせてしまいました、、、
本当だったらもう少し書こうかとも余ったのですが、ちょっと切った方がいいかな?と思う構成にしてしまったので、今回はここまでです。
構想だと、あと書いても3話かな?と考えてます。
3話で終わればいいなあ、、、
では、ありがとうございました!