久しぶりに投稿させていただきました。
前から5年も経ってるんですね、、、時の流れの残酷さを感じます。
では、どうぞ!
ー地球の人々よ!俺に力を貸してくれ!ー
サタンが己の宝具名を唱えた後にその声は世界に響いた。
本来ならいくら地球人へ呼びかけようとも、光の光帯に取り込まれた人々がその声に応える事はない。
だが、サタンの宝具により世界の認識が変わったことで、ありえない奇跡が起きた。
〜光帯内〜
光帯に取り込まれた人々の意識がサタンの声により目覚めた。
目覚めたといっても、出来ることなどない、本来なら。
『この声は、一体、、、?』
光帯内の人々は最初は戸惑うが、サタンの宝具により認識が変わり、声の主の正体に気づくと皆一斉に歓声を挙げる。
『こ、この声は、ま、まさか、ミスター・サタンなんですか?!なんで、ミスター・サタンの声が聞こえて、、?
いや、そもそもここは何処なんだ?!』
光帯の人々の意識が目覚め、サタンの声が聞こえることと今の自分達の状況に疑問の声が挙がる。
ー地球の人々よ!今のお前らの状況に戸惑う気持ちは理解出来る!お前らは今、地球を征服しようとしている悪い奴に囚われている!その悪い奴が地球最強であるこのミスター・サタンを倒し、地球を我が物にしようとしている!ー
『そ、そんなことがあったなんて、、!ま、まさか、い、今ミスター・サタンはそいつと戦ってるんですか、、?』
光帯の人々の中からミスター・サタンへの問いかけの声が発せられる。
ーああ、そうだ!この世界最強のミスター・サタンが戦っているのだ!その強さはあのセルや魔人ブウを超える程だ!そいつを倒してやるから、また力を貸してくれ!ー
サタンは地球人達に呼びかけ、力を貸してくれる様に頼む。
もしこれが悟空やベジータなどのサタンの仲間や立香やダヴィンチ、サーヴァント達が呼びかけても無視していただろう。
だが、サタンの協力の願いに光帯の人々は迷わず自分達の救世主の願いに応えようと天へとその手を掲げた。
かつて、世界の救世主が魔人を倒す為に自分達へと協力を呼びかけた時の様に。
『サーターン!サーターン!サーターン!』
世界の救世主を讃えるかの様なコールと勝利への願いと共に、光帯の人々のサタンの名を呼ぶ声が響き渡る。
「己を界王と宣う不敬者の声が突如頭に響いた時は何事かと思ったが、まさかこの様な事をしようとはな、、、」
黄金の鎧を身に纏い、鎧の同じ色の髪を逆立てたサーヴァントがその真紅の瞳を光帯に向けて思わず独り言の様に呟く。
普段の彼を知る者からすれば驚く様な表情をしていた。
その表情は楽しそうであり、面白そうであり、少年の様な笑顔であった。
黄金のサーヴァントは、光帯に眼を奪われる最中でも己の周りにいる悍ましき存在達には眼をくれず、片手間の様に財物庫の中身でその存在達を始末している。
だが、黄金のサーヴァントは遂には堪え切れないかの様に笑い声を挙げ始める。
「道化、いや、サタンよ。認めてやろう、、、他ならぬ、この英雄王を楽しませた褒美だ、、、貴様こそが真の世界の救世主とな!!」
英雄王ギルガメッシュが宣言の後に堪え切れんとばかりに楽しげに笑い声を挙げる。
余談だが、その姿を偶然見ていたとある青い槍兵と赤い弓兵は少しの驚きと共に、また戦場へと意識を戻した。
「おお!元気玉が大きくなってきた!元気が集まってきたぞ!」
自らの宝具により光帯になった人々へ協力を呼びかけた成果が出た事に歓喜の声を挙げるミスター・サタン。
元気玉が大きくなり、かつて魔人ブウを倒した大きさへと近づいている。
その事実に自分達の賭けが勝った事を確信する。
『すごい!すごいよ!藤丸君、サタン君!あの元気玉の魔力値がどんどん上昇しているよ!もう少しで計測が不可能になる程だ!この様子だと、計測が不可能になっても上昇し続けていくだろう!これなら、あのゲーティア を倒せるかもしれない!』
ダヴィンチが興奮気味に声を荒げ、通信で立香とサタンに話す。
「ああ!俺たちがやれるだけの事はやった!あとは、悟空さん達に任せよう、、、」
そう話すとサタンは悟空達に目を向け、勝利を願った。
悟空は先程の界王とサタン達の会話を聞いていた。
内容は、ブウとの戦いの時の様に界王様が地球人に協力してくれる様にしてくれると。
それが出来るかどうかの不安は無かった。
むしろ成功するだろうと確信していた。
(あん時みてえにサタンがあいつを倒す為に地球人みんなに協力する様に頼むんだ。ここが違う世界でも、サタンがおら達の世界並みに有名になるなら、大丈夫だ!)
そして、その結果を示す様に、元気が集まり始め、かつて魔人ブウを倒した時の大きさに近づいている。
「もう少し、もう少しだ、、だから、もう少しだけ持ち堪えてくれ、みんな!」
もう少しで元気玉は完成する。
だが、この間にもベジータ達がゲーティア へと攻撃を仕掛け、時間を稼いでいる。
ベジータ達の姿は傷が体の至る所にあり、限界が近い事が分かる。
(ま、まだか、カカロット、、早くしろ!も、もう、保たんぞ!)
(悟空、、!元気玉はまだ出来んのか!)
(父さん!早く!)
「ブウー!」
「ふん、ここまでしぶといとはな、、、そろそろ終わりにしてやろう、、」
ゲーティア がそろそろ終わりにしようと攻撃を仕掛け様と体勢を変えようとした時
頭上の元気玉が一層大きさを増した。
悟空はそれを感じ取り、頭上を見上げる。
その大きさを確認し、元気玉の完成を確信する。
「よっしゃあ!元気玉ができた!」
悟空が歓喜の声を挙げる。
そして、
「みんなあ、元気玉が出来たぞ!離れろぉぉ!」
悟空の叫び声に敵味方問わず、一斉に振り向く。
ベジータ達は元気玉の完成に喜び、その場を離れる。
ゲーティア は、元気玉の存在に驚愕するが、迎え撃つ構えを見せる。
「でやあああああ!」
渾身の叫びと共にゲーティア へと元気玉を放つ。
「ふん!そんなもの、貴様ごと、消しとばしてくれるわあ!!誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの!(アルス・アルマデル・サロモニス)」
ゲーティア も己の最大火力の宝具で元気玉を迎え撃つ。
お読み頂き、ありがとうございました!
結構端折ってるところがありますが、話の流れ的に次回以降に持ち越した方が良いかな?と思い、そうしました。
例えば界王様の件とか、、、
では改めて、ありがとうございました!