欲望に満ち溢れた戦いとは醜い。〈第四次聖杯戦〉ではこれが顕著に現れていたと思う。それぞれのマスターとサーヴァントの相性が良かったのは、〈キャスター〉と〈ライダー〉くらいだろう。
〈キャスター〉の場合は、最悪の一言に尽きる相性の良さだったが。〈ライダー〉も最初は馬が合わなかったけど、ウェイバーが【征服王】の仁義に感動していたようだ。それに比べて〈アーチャー〉陣営は機能していなかったし。
開戦直後に御三家の遠坂家を狙う作戦など馬鹿馬鹿しい。協会に属する魔術師でも、勝利確定者に近い遠坂時臣を狙うなど誰が考えるだろうか。表向きは敵対して水面下では共闘。難しい作戦でありながら、最初にミスを犯すなど遠坂家特有の「うっかり」では済まない。
単なる作戦ミスでしかない。
初めて俺がアイリスフィール・フォン・アインツベルンに会ったのは、〈アーチャー〉に強制連行されたときだ。ついでに言うと、その時に〈セイバー〉にも会った。
『いてっ!』
突如、子供の声がしてその場にいた全員が振り返る。顔面から地面に落下して、痛みを堪えながら伏せっている様子に全員が眼を見開いた。〈聖杯戦争〉という名の通り、命を賭けた戦いに齢10にも満たない幼子が参加するなどおかしな事だ。それも3体もの英霊が集まるこの場に、いること自体が異常だった。
『何故子供がここに』
『何かの手違いでしょうか』
『マスターなのか?だとしたらサーヴァントは一体何処に』
『ふむぅ、小僧が此処に現れるとは意外や意外。さてさてどのような意味があるのか』
『えぇ!?あいつはぁ!』
上から〈セイバー〉・アイリスフィール・〈ランサー〉・〈ライダー〉・ウェイバーのセリフである。
『げっ、サーヴァントが3体のど真ん中って死ぬ死ぬ死ぬ!』
『なんで此処にお前がいるんだよォ!』
『ウェイバー・ベルベット!?あんたこそ此処にいるの可笑しいだろ!』
『うるさい!僕だって戦闘に参加したかったわけじゃないぞ!』
知り合いらしい2人の言い合いを3体と1人は、怪訝そうな表情を浮かべて見ていた。知り合いにしては歳が離れすぎているが、何故か似たような雰囲気をまとっていることが気がかりらしい。
『...まさか
『『げっ!アーチボルト教授(ケイネス先生)まで!?』』
反響するような遠くから届く声に2人が同じ反応をする。ウェイバーからしてみれば、サーヴァントを召喚するための触媒を強奪した相手。対して少年にとっては、数回講義をしてもらった〈12人のロード〉のうちの1人。2人はもちろんケイネスが参加することを知っていたが、知らないふりを決め込んでいる。
関わりが無いわけではない2人にとっては、無視できない存在なのは確かだ。挙動不審な少年と、サーヴァントの後ろに隠れるウェイバー。両者ともにあまり関わりたくない人間に出会ってしまったことは幸運か不幸か。
ケイネスからすれば幸運であり、2人からしたら不幸なのではあるが。
『私から聖遺物を盗んだ挙句、それを触媒にして英霊を召喚し、〈聖杯戦争〉に参加するとは。一体どういう了見だ?えぇ?』
『べ、別にいいだろ!?あんたには関係ない!』
『そしてフェルリ・ヘルメス・アンソニアムくん。私は君にその才能を無駄にしないようにと教えたはずだが?』
『使いようはいくらでもあります!』
『...そうか2人ともそこまで私を怒らせたいのか。ここで謝罪をしていれば、居残り授業で済ませてやったものを。〈ランサー〉、その小僧共を始末しろ』
『…しかし我が主』
『口答えする気か?〈セイバー〉との戦闘時に言ったはずだ。〈宝具〉の開帳を許可するとな』
過去に死した英雄の中には、臣下として名を馳せた者もいる。まさに〈ランサー〉はその代表であり、忠義に深いサーヴァントだ。新たに君主となったマスターである、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトに逆らう気はさらさらない。
だがサーヴァントを連れているとはいえ、丸腰の魔術師を殺すことははばかれた。たとえマスターであったとしても。彼にとって無防備な人間を殺すことは、仲間や家族を傷つけるのと同じぐらい辛い。
『先程の話を聞く限り、本来ならば余を召喚する予定だったのはお前のようだな。だが〈聖杯戦争〉において姿を晒さず遠くから眺めている貴様と違って、こいつは自分の足でこの場に立っている。それもサーヴァント2体が戦闘しているこの場にな。故に坊主、安心せぇ。そなたを殺させはせん。貴様は余のマスターなのだからな』
『...戯言を』
〈ライダー〉の言葉に苛立ちを隠さないケイネス。いや、抑えようにも抑えきれていない分が溢れた結果なのかもしれない。
『殺すことはできかねます我が主よ』
『2度は言わぬ。それとも〈令呪〉を使われたいのか?』
『っ!』
サーヴァントにとって〈令呪〉とは、最も忌み嫌う方法である。自身がどれほど御しようとも、抗うことのできない絶対の指令。自尊心が高い英雄や誇り高い英雄であれば、尚更使用されることを嫌う。
1画でも使用すれば、マスターとサーヴァントの関係性は急速に悪化する。下手をすれば殺される危険性だって有り得る。
ケイネスの言葉に含まれた苛立ちを理解したフェルリ・ヘルメス・アンソニアムは、命の危機を感じて助けを乞う。
『王よ、俺死にます!』
『地を這う虫けら風情が。目障りな声を発するな』
少年が誰かに向かって叫ぶ。すると、存在が不確かなような声音が一体に響いた。されどその声音は獰猛で、全ての者を支配するような威厳に満ち溢れている。
空中に漂っていた金色の光が1箇所に集まり、人の形を作り上げる。否、それは人間に在らずさして神でもない。人を超越し神に近い存在。誰よりも威厳に満ち溢れたその存在感は、見るもの全てに頭を垂れさせる。光が消えると、そこには黄金の鎧を見に纏った金髪赤眼の男がいた。10mほどの高さに佇立する街灯のポールの頂上に実態化したことで、より一層その存在感を上げる。
『真の王たるこの我を差し置いて、王を名乗る不埒者が2匹も湧くとはな』
苛立ちを含んだ。いや、怒気を孕んだ声音は不愉快極まりないとばかりに口にする。どうやら〈ランサー〉と【騎士王】が互いに名乗って【征服王】も自ら名乗ったときには、既にこの場に居合わせていたらしい。今まで現れなかったのは何故なのか。
『ふむ、余は間違いなく王なのだがな』
『当然、私も王だ』
【征服王】と【騎士王】の2つ名を持つ2人は、確かにその名を世界に躍らせた王だ。間違いではなく証拠として、数多の伝説と石碑などが残っている。どうやら声の主はそれさえも不満らしい。
『たわけ。王は天上天下にこの我ただ独りのみ。それ以外は有象無象の偽りにすぎん』
『いやぁ、なんともまぁ。王であることを誇りにするのは構わんのだが、あまりにも度が過ぎると嫌われるぞ。そこまで言うのならば名乗っても損はあるまい。それだけの名を持つ英霊なのだろう?』
『問いを投げるか?雑種風情が。世界にただ独りの王にして覇者たるこの我に』
王は1人だけと言う英霊に対して、そう聞くのはおかしなことではないだろう。他人を否定して自身を肯定する。ならばそれだけの名を馳せた英雄であるに違いない。〈ライダー〉である【征服王イスカンダル】は、そのような意味合いを込めて聞いたのだが。
どうやら問いを投げられた英雄は、その質問がお気に召さなかったらしい。観点の違いなのか含まれた意味を理解できなかったのか。
『我の拝謁を栄に俗して尚、この面貌を知らぬと申すなら、そのような不埒者は生かしておく価値すらない!』
『6割解放ですかぁ!?陛下、ここら一帯が消し飛びます!』
『知らん!』
『『『『『『『んなっ!』』』』』』』
その場にいた全員が見境ない言葉に驚愕する。サーヴァントだけならば生き延びることはできるが、マスターがいる〈ライダー〉〈ランサー〉〈セイバー〉は、自身だけが生き延びることなど考えていない。〈ランサー〉や〈セイバー〉は特に他人を犠牲にすることを良しとしない。自身が致命傷を負う可能性が高くとも、自信を危険に晒してマスターを助ける。
『地はすべてが余さず我のもの。この地とはいえ我の庭の一部分にすぎん。この地を失ったところで、残りがあれば構わんのでな』
〈アーチャー〉として現界して今全てを無に還す気でいる。それが言葉だけではないのが、〈アーチャー〉の背後に生じた空間の歪みだ。そこからは黄金に輝く槍・剣・斧といったあらゆる武器が出現している。それの一つ一つが尋常ではない魔力を有しており、装飾が華美なだけではなく、すべてが《宝具》であることを如実に示していた。1つでも着弾すれば跡形もなくなるであろう武器を、数多準備するこの英霊の能力は何か。
〈アーチャー〉が武器を発射させようとした瞬間。あらぬ場所から魔力の渦が発生したのを、その場に居合わせた全員が認識した。ただの魔力の奔流が次第に形を得ていく。人型のような形に整った影はその姿を晒す。
『影...なのか?』
誰かがポツリと呟いた。誰もがそう思ったしそうとしか思えなかった。実体であるというのに影としか思えない。黒い何かを纏ったその姿は異形としか言いようがない。
『あれはちょいと話しかけられんなぁ。話しかけたらかけたで、その先の予想もつかん』
『...誰の許しを得て我を見ている狂犬めが』
直立している〈アーチャー〉に向けて、突如現れた影が視線を向けていた。王と名乗った2人以上に気分が悪いと〈アーチャー〉は言う。
『せめて散り様で我を興じさせよ、雑種』
『陛下、おやめください!』
『指図するな小僧!』
フェルリ・ヘルメス・アンソニアムの言葉を一蹴して、〈アーチャー〉は歪みから剣と槍を異形に向けて放った。普通ならばその速度と威力によって消し炭になる。途方もない威力によって地面が土煙を上げ、収まってからその位置を見てみる。そこにはさきほどと何も変わらない様子の異形が立っていた。無傷で。そして黄金の剣を手に持ったまま。
『あれが〈バーサーカー〉。〈狂化〉が入ってあれなんて…』
『やけに芸達者な奴よのう。おいそこの坊主、貴様が〈アーチャー〉のマスターか?』
『はい、そうです!』
『〈アーチャー〉の武器を自身の武器とする。あれは何の能力かわかるか?』
『おそらくですが〈バーサーカー〉の《宝具》ではないかと。触れたものすべてを自身の武器とする、《
『どうやら先程の攻撃のしのぎ方が見えたようだな。幼いくせに生き方を知っている。我が臣下にほしくなったぞ』
『遠慮します』
傍若無人にも近い英霊の部下で苦労はしたくない。そんなふうに他のメンバーには聞こえた。
『我が宝物を穢れた手で触れるとは。そこまで死に急ぐか狗ぅ!』
怒りがそのまま武器に宿ったようにも思えるほど、大量の空間の歪みが生じる。そこからさきほどの10倍に近い武器が現れる。どうするべきか迷っているフェルリ・ヘルメス・アンソニアムに、ある人物から通達が届いた。
『〈令呪〉をもって奉る。陛下、怒りをお鎮めください!』
『貴様程度の諌言で、王たるこの我に命じると?...いや、時臣か。大きく出たな…』
最後の一言は自分自身に対する言葉だろうか。誰にも聞かれることなく地に降りる。その表情は怒りに溢れているが、言葉や行動はそこまで怒気を孕んでいない。これが〈令呪〉による強制命令だ。
『雑種共、次までに有象無象を間引いておけ。我と見えるのは真の英雄のみでよい』
黄金の光の粒に身体を変えて消えていく〈アーチャー〉を、フェルリ・ヘルメス・アンソニアムが追いかける。
『陛下、置いてかないでください!』
無防備にコンテナ周辺を駈けていく少年を狙う者は、誰もいなかった。闇夜にとけるように消えた少年の気配は、瞬時に消え去り全員が首を傾げた。〈アーチャー〉が消えた瞬間に少年を攻撃すれば、聖杯戦争が少しは片付くのが早かっただろう。
騎士としてそのような汚い真似ができない〈ランサー〉と〈セイバー〉は、背中を見送るしかなかった。ケイネスもできなくはなかったが、〈アーチャー〉の存在感とその強さに心を撃たれて行動できなかった。〈ライダー〉に関しては方向性が大きく異なる。
現界している間に臣下にすることを決意したことで、その命を狙うのは惜しいと思ったからだ。もっともそれを理解しているのは、〈ライダー〉本人のみだったが。
「こんなもんかな偉く長ったらしくなったけど」
「お母様がまったくでてこないじゃない」
「仕方ないだろ。最初があの出会い方なんだから」
意識を記憶から現実に戻す。イリヤに文句を言われてしまったが、あの時はどうしようもなかった。〈アーチャー〉のマスターとして、あの場では戦わなければならなかったのだから。
〈令呪〉を宿していると書いてあったが、実際は本当に宿っていたわけではない。《同調》という魔術で、本来のマスターである遠坂時臣氏の右手と同化させるという術式だ。もちろん本当の意味で同化しているわけではなく、〈令呪〉の部分を映し出しているだけなので、人体への影響は全くない。
あの時脳裏に話しかけてきた遠坂時臣氏と、タイミングを合わせて
この作戦に関しては感心することができた。まあ情報として、遠坂時臣がマスターとして参戦していると知っているアインツベルンに対しては、全く意味を持たない作戦だったが。いや、もしかしたら撹乱することが出来たのかもしれない。
自身は安全な場所に待機しておき、他人に任せることは外道と罵られなくもないだろうが。それも齢8でしかない俺を代わりとしていたなら尚更に。
「泉世の本名ってフェルリ・ヘルメス・アンソニアムだったんだ。〈アンソニアム家〉は戦闘魔術師としての才能はまったくないけど、術式に関しての才能は並外れてるって聞いたわ。それが泉世なわけなのね」
「鯖を読んで戦闘の才能は普通よりあるけどね。〈第四次聖杯戦争〉が終わったあとに、俺は切嗣に救われてこの名前を貰ったんだ」
「...切嗣」
イリヤにとっては裏切りの魔術師であり父親だ。自分を捨てた血の繋がった者が救った命。今すぐにでも終わらせたいだろう。だが生憎俺は殺される気など毛頭ない。
「イリヤ、君が切嗣を憎んでる気持ちはわかる。でもこれだけは信じてくれ。切嗣は君を見捨てたことなんてなかった。〈聖杯戦争〉が終わって俺と士郎を養子として育てる間も、君に会うためにアインツベルンの城までやってきてた。でもアハト翁は入城を許さなかった」
「お爺様が?」
「〈聖杯戦争〉に勝つために最優の英霊である〈セイバー〉を従えながらも敗北した。そんな存在を受け入れるわけがない」
勝者となり敗者となった。
〈聖杯戦争〉で最後まで生き残って勝者になり、〈聖杯〉に願いを叶えて貰えず敗者となった。どれもこれも〈聖杯〉がすべてを切り裂いたのは言うまでもない。
「でもイリヤ、切嗣は君のことを大切に想っていた。違うか?」
切嗣は死ぬ直前にイリヤの存在を俺に教えた。もう一度会うことを約束しながら、果たせないことをとても悔やんでいた。アイリスフィールも守れなかったことを謝りたかった。だがアイリスフィールのことを謝るのは違う。〈聖杯〉の装置となっていたアイリスフィールを救うということは、必然的に〈聖杯戦争〉で敗けることを意味していたから。
「...切嗣は小さい時に遊んでくれた。今思えばあの笑顔は偽物じゃないってわかる」
「その切嗣が救った士郎を殺すことはやめてもらえるか?イリヤが本当に切嗣を父親として見ていたなら」
「...切嗣、お母様...」
涙を流すイリヤを抱きしめる。現在の〈聖杯戦争〉のためだけに育て上げられたイリヤにとって、心を許せる存在は少なかった。メイドとサーヴァントである〈バーサーカー〉だけ。
親の愛を知ることなく生きた10年間は消したい過去だろう。親の愛情をもっとも理解出来る時間を歩めなかった。消せるなら癒せるなら俺も救ってあげたい。少しでもイリヤの負担を減らせるなら。
いつの間にか眠りに落ちていたイリヤを膝枕しながら、穢れと汚れのない銀色の髪を撫でる。アイリスフィールと比べても特に変わりがない純粋な色。無駄がなくされど度が過ぎない手入れの仕方は、イリヤの誠実な心を映したようだ。
「お嬢様」
「げっ」
突然、ノックと共に入ってきた人物と視線が交わる。数秒間フリーズした俺は、取り敢えず挨拶をすることにした。
「お、お邪魔してます」
「...侵入者発見。排除します!」
「落ち着け!」
こんなところで暴れられるわけにはいかない。命が惜しいのもあったが、何よりイリヤが寝ているから起こしたくなかった。
「侵入者が何を言いますか!」
「槍は禁止!イリヤが寝てるから!」
「貴様、お嬢様を人質に取ったのですね!?」
「なわけあるか!寝てるから邪魔したくないだけ!」
「睡眠薬!?ななな、何をするつもりですか!」
「曲解だ!」
なんだこいつはまったく話を聞いてくれないじゃないか。いやまあ、確かに不法侵入してイリヤの部屋にいたら誤解されるけども。それにイリヤが眠っていたら怪しいか。
「このロ○コン!」
「断じて違う!全力で否定させていただく!」
俺にそんな趣味はない。イリヤは確かに見た目は12~13歳程度だが肉体年齢は18歳だ。...てか今の言い方はイリヤを貶してるのと同意だぞ。
俺の制止も無視して、どこからか取り出した槍による刺突攻撃を魔術で防ぐ。イリヤが膝で寝ているからまともな反撃はできない。反撃するより防御に徹した方がいいだろう。槍が身体に突き刺さる瞬間、透明な何かが槍の軌道をずらす。空間の歪みは水面のように波たち、槍による攻撃を防ぐ。硬質に造るわけではなく弾性を付与することで、一点集中に近い攻撃から身を守る。
たまに軌道をずらしたり弾性で跳ね返したりと、2種類の特性を用いて身体に届く攻撃を避ける。
「なんと奇怪な!」
やめてくれ。奇怪じゃないんだからもう少しマシな言い方はないのか。術式に特性を付与するのは珍しいことではないし、むしろそれが魔術の基礎でもあるのに。
それからしばらく。イリヤが目を覚ますまで俺の防衛は続いた。
これまでの回想は、泉世視点でしたがFate/Zeroの戦闘シーンなどは、第三者目線で書いていくので宜しくお願いします。文が少し雑いかもしれませんがご容赦くださいww
フェルリ・ヘルメス・アンソニアム・・・泉世の本名。ヘルメス・トリスメギストスからとったミドルネームで、家族や友人から呼ばれることが多かった。錬金術師の祖のようになってほしいという意味合いで、その知識量を崇めるといった意味が込められている。