オルタさんと恋したい   作:ジーザス

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世界

瓦礫を見ると思い出すことがある。

 

業火または劫火とも呼べる代物によって、俺が暮らした街があっという間に飲み込まれた惨状だ。目の前で死に絶えていく人間は見てはいない。既に生命としての役割を終えた器しか見てはいない。

 

それでもその有様を眼にすると、どうしようもない後悔と自身への怒りが心の奥底から湧き上がってくる。何故これを未然に防がなかったのか。防ぐ手立てなら多少なりともあったはずだ。

 

なのに俺はそれをしなかった。する以前にできなかったとも言い訳できるかもしれない。それでも俺は何かをすることもなく、何か行動を起こそうともしなかった。ただ自身を認めてもらいたいがために、命じられたことを成そうとした。それをしたとしても多少の関係性が改善されるだけだと知りながら。

 

自身への評価が下の下へと急降下したことを知りながらあがいた。マイナスからゼロに近づくだけでしかないとわかっていながら。

 

何故そこまでして認めてもらいたかったのだろう。俺を認めてくれた人物があまりにもまぶしかったからだろうか。それともあの人物こそが再び覇者として、この世に君臨することが相応しいと思ったからなのだろうか。

 

だがその人物は人間そのものを良きものとして見ていない。くだらない生命の一粒でしかないとあきらめている。無駄な世界に生き、無駄を吐き出し、無駄を謳歌する。取るに足らない存在を、そのままにしておくわけがないのだ。

 

黄金に輝く鎧をまとい、燃え上がる炎の如く反り立った髪を生やし、総てを見通す真紅の眼を持つ英霊。10年前の〈聖杯戦争〉において、最強の一角である三大騎士の一つの〈アーチャー〉で現界した。人類最古の王にして王の中の王、【英雄王】ギルガメッシュ。

 

あの異様なサーヴァントを忘れることは、一生できないだろう。

 

 

 

 

 

眼を開けると薄明るくなっており、見慣れた天井が見えた。年輪が装飾に活かされ、檜を用いたことで独特な芳香と光沢が心に余裕を持たせてくれる。日本家屋には様々な木材が用途によって使い分けられているので、家の造りに違和感を覚えることはない。

 

「生きてた…か」

「眼が覚めましたか?泉世」

 

何気なく口からこぼれた言葉に、反応されるとは思っていなかった。それによる驚きと恥ずかしさで、どうにかなってしまいそうだった。だがここで黙っているのも、応えてくれた相手を侮辱することになる。声が聞こえた方へ眼を向けると、穏やかに微笑んでいる女性がいた。

 

「〈セイバー〉…。無事だったか?」

「はい。貴方の魔力供給のおかげで昨日のうちに完治しています」

「昨日?」

 

〈セイバー〉の言葉に違和感を覚えて上半身を起こす。背骨部分に走る鋭い痛みに、少し顔を顰めてしまう。声に出すのを我慢して周囲へ視線を向けてみると、部屋が日光によって明るく照らし出されていた。枕元に置いていた時計を確認して納得する。

 

「寝過ごしてたか。こりゃ藤姉に叱られるな」

「仕方がないことだと思います。昨夜の戦闘でもっともダメージを負っていたのは泉世ですから」

「そんなにか」

 

確かに身体の痛みと倦怠感のことを考えると、〈セイバー〉の言葉もあながち嘘であるとは言えない。眼を閉じて戦闘シーンを思い返すと、あの戦闘がどれほど過激で普通ではないことだったかがよくわかる。

 

あれだけの戦闘をしておきながら最中に人が集まってこなかったのは、遠坂と俺が張った【遮断】を目的とした結界のおかげだろう。

 

振動と音を完全に【遮断】することで外部に漏らさないようにしていたのだ。ミサイルが着弾しようと、誰もそのことには気付かないほどに強力な術式。そう簡単に敷くことはできないが、遠坂と俺が共同で分担することで1人にかかる負担は軽減される。

 

遠坂が音を担当していたおかげで、俺が気を失っていても音は外に漏れていなかった。俺の気絶後にどうなったか知らないため、周囲への影響がどの程度まででていたかはわからない。

 

以前に俺は術式が一度発動すれば、誰も解除することは出来ないと言い、今回は常時術者が作用させていたと言った。相反する性質だが、どちらにもメリットとデメリットが存在する。

 

条件発動型は、例として〈ライダー〉の結界があげられる。メリットとして一度発動すれば強力であるが故に簡単には解除できない。デメリットとして発動させるには、多大な時間と膨大な魔力を必要とする。反対に常時発動型は、昨夜のような結界があげられる。メリットとして短時間で完成させることができる且つ、少ない魔力量で発動させることができる。

 

デメリットとして維持させるためには、術者が継続して魔力を送り込まなければならない。さらに言えば、結界は脆く容易に破壊されてしまう。

 

「あの戦闘は誰にも見られてないんだな?」

「はい。今朝のニュースで道路が陥没していることしか言っていませんでした。おそらくは柳洞寺に向かう人物か街に向かって下りてきた僧が目撃して、警察に連絡したのでしょう」

「言峰もさすがに手を回せなかったのかな」

 

これだけ頻繁に戦闘が起こっていれば〈教会〉でも隠し通せないのだろう。人員不足なのかはたまた隠蔽工作の魔術師たちの腕が悪いのか。そこはまあ俺達には関係ないので気にする必要はないだろう。取り合えず今は今後の策を練らなければならない。

 

昨日の戦闘で、〈キャスター〉のマスターであり〈ライダー〉を倒したのも葛木だということがわかった。あれだけの腕前を持っていれば、いくら機動力に長けた〈ライダー〉でも倒すことは可能だろう。容易に撲殺できたかはわからない。だが〈セイバー〉を圧倒するほどの腕前ならば可能かもしれない。

 

「あの後はどうなった?」

「私も泉世が倒れこんでくるまでの記憶はありません。気が付けば〈キャスター〉のマスターと互角に戦っている士郎がいました」

「あいつと互角だって?」

「はい。〈アーチャー〉が使っていた二振りの剣を用いながら。無理な使用で肉体にかなりのダメージを負っていました」

 

士郎が使える魔術は《強化》だけだ。それ以外の魔術は点で使えないが、初めて使用できた魔術は《強化》ではなく《投影》だった。だがそれは形をなぞっただけのもので実用的ではなかった。俺が軽く力を込めただけで儚く散るほどの強度。そんなものが実践で使えるわけがない。

 

そういうこともあって俺と切嗣は使用させないことを言い渡した。それ以外で扱えた魔術が《強化》で、多少ならば日常生活でも問題なく使える。だから魔術の鍛錬は《強化》だけで《投影》なんて無茶はさせなかった。

 

あの戦闘の最中に5年前に数回ほどしか使わなかった魔術を会得したことになる。驚異的な才能と呼べるものじゃない。異常と言っても差し支えないだろう。魔術というものは長い年月をかけて己の肉体に刻み込むものだ。筋肉をつけるために、筋トレを長期に渡って繰り返すのと同じだ。

 

だが士郎は使用してから長期間に渡って使用していない。だというのに完全に模倣したというのだ。魔術の師として喜ぶべきなのか、怒るべきなのか難しく思えてくる。だが今は喜ぶべきだろう。そのおかげで俺は怪我を負いながらも無事帰還しているのだから。

 

「士郎のおかげで、マスターは〈キャスター〉共々逃走しました。予定外に反撃が強く危機感を抱いたのでしょう」

「そうか…。仕留めきれなかったのは失態だったな」

「どういうことなのですか?」

「〈キャスター〉と葛木を狙うのが厳しくなったってことだ。警戒して柳洞寺から降りてこなくなるだろうから」

「〈キャスター〉のマスターが教師である以上、学校へ行くことになると思いますが」

「教師でも病気を理由にして休むことは可能だろうさ。病気でも来いというブラック企業でなければ」

 

ある意味教師という仕事はブラック企業そのものだが。休みなんてないに等しい職業だと思っている。部活動の顧問であれば、尚更に拘束時間は異常値にまで達することだろう。如何に生徒集団昏睡事件が起こった学校側でも、病気の人間を無理矢理立たせるようなことはしないだろう。

 

…いや、昏睡事件でも翌日から通常営業していたから完全な否定はできないか。

 

だが一度も休まずに教卓に立っていた葛木が体調を崩したと聞けば、案外全員が納得してしまうかもしれない。今まで溜まっていた疲労が爆発したのだと考えるだろうから。しかし柳洞寺に居候しているならば、住職の息子の一成がそのことを知らないはずがない。

 

〈キャスター〉が魔術で意識操作していればそのようなことも杞憂に終わるか。友人にそんなことをされていると思うと、かなり怒りが湧いてきてしまうが自重する。

 

「取り合えず昼飯の準備でもしておくか。学校をさぼってるなら士郎の苦労を減らしとかないとな」

「そうですね。士郎も昨日の戦闘でそれなりに疲弊しているでしょうし、私も手伝います」

 

今現在の時刻は11時過ぎ。半ドンだから士郎もそろそろ帰ってくる頃合いだ。今から準備していれば士郎が帰ってくるぐらいには準備が整っていることだろう。痛みを軽減する魔術を使用しながら料理を開始するのだった。

 

 

 

女性と二人っきりでの料理はしたことがなかったため、なかなかの緊張感を味わいながら作ることになってしまった。時折触れる〈セイバー〉の指がくすぐったくて新鮮味を感じた。そのときの〈セイバー〉の慌てようが、騎士らしくない年頃の女性にしか見えなかったのは気のせいではないだろう。

 

結局予定時間を大幅に超えて完成したため、帰ってきてた士郎と何故か一緒にいる遠坂に、冷ややかな眼で見られることになったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

夜中に差し掛かるという時刻、俺は魔術の鍛錬を行っている士郎の元へ足を向けていた。〈セイバー〉の姿もなかったのでそこにいるのだろうと予想する。遠坂は結局夜になっても帰らず、客間に泊まることになった。

 

最初からそのつもりだったらしく、〈アーチャー〉に宿泊道具一式を持ってこさせたらしい。なんだかサーヴァントの扱い方を間違えているようにも感じるが、〈アーチャー〉が文句を言わないならば第三者がわめくのも情けない。

 

遠坂が泊まると知った時の藤姉の顔は絶望に染まっていたが。何を想像したのだろうか。年頃の男女が同じ屋根の下で寝ることが外聞的に悪いから?馬鹿馬鹿しい。そんなものそこらへんの犬に食わせておけばいい。本人たちが気にしていないなら、他人があれこれ言うのは間違っている。士郎や遠坂が文句ないのなら構わない。

 

もっとも士郎は遠坂を家に帰すつもりだったようだが。あいつの家は〈アーチャー〉召喚時に半壊しているから、風通しの良い場所にはあまり戻りたくないのだろう。それも冬場なら余計にだ。

 

修復工事は行っているらしいが、瓦礫撤去から始まって材料調達に建て直しとなると、少なくとも一か月はかかるらしい。それまでの時間をホテル住まいにするのは、さすがの遠坂でも精神的にくるものがあるのだろう。遠坂家の財ならば、半年ぐらい泊まっても雀の涙程度しか減らないと思ったりする。

 

召喚してから今日まで我慢して住んでいたなら、戻っても問題ないと思うのだが。まあそこらへんも何か理由があるのだろう。単純に家事などをしなくて済むという単純な理由もあるかもしれないが。

 

ついでに報告として、葛木は学校には来ていなかったらしい。一成によれば、実際に熱もあって安静を第一優先にしているようだ。十中八九〈キャスター〉が術式を用いて葛木の体調を崩させたのだろう。今頃完全完治して戦闘に備えているはずだ。

 

そんなことを考えながら蔵に入ろうとしたとき、中から〈アーチャー〉がでてきた。霊体化して遠坂の近くにいたと思っていたが此処にいるとは思わなかった。

 

「中で何をしていたんだ?〈アーチャー〉。士郎と〈セイバー〉しかいないはずだが」

「別段、敵対していたわけではない。お前の相方が昨日の戦闘で《投影》をしたと聞いてな。いてもたってもいられず手を差し伸べに来ただけだ」

「はははははは。そんな冗談を言えたなんてな」

「そこまで笑われることではないと思ったのだがな。まあいい、話があるついてこい」

 

俺の笑いが気に喰わなかったのか。先ほどより低い声音で呼ぶ〈アーチャー〉に逆らう気も起きず、言う通りに後ろをついていくことにした。

 

「泉世…」

「大丈夫だ〈セイバー〉。士郎の鍛錬をみていてほしい」

「…わかりました」

 

納得できないという表情をしながらも、素直に引き下がってくれた〈セイバー〉に眼で感謝を送る。背中から〈セイバー〉の視線を感じながら歩いていく。その歩みは少しの乱れもなく敷地内を悠然と歩を進めている。まるでこの場所を知り尽くしているかのように、迷いのない進みだった。

 

蔵の少し奥にある建物が見えてくる。ここは俺が〈セイバー〉や藤姉に剣の教えを受けた道場だ。鍵は普段かけているが霊体化したサーヴァントなら、少しの隙間からでも侵入することができる。

 

内側の鍵を外した〈アーチャー〉に入れと指示される。大人しく中に入ると、磨き上げられた床と落ち着かせるような空気をため込んだ空間が待っていた。その中心で俺に背を向けながら立っている〈アーチャー〉が振り向く。

 

「驚いたよ。素直に言うことを聞いてくれるとは」

「断る理由もない。それに士郎の後遺症を治してくれたからな」

「あれだけでわかったのか。さすがは一流魔術師だ」

「買いかぶるなよ俺は未だ半人前。それに戦闘に適した魔術を扱えないなんて笑いもんだ」

 

蔵の入り口から見えた士郎から、昼や夜と比べて魔力の流れが良くなっているのを感じた。〈セイバー〉にはそのような治療はできないだろうし、《触媒》があったとしても治すことはできない。あれは傷を癒すのであって、魔術回路などには作用できないのだ。

 

ならば魔力の流れを改善させたのは、そこからでてきた〈アーチャー〉以外には考えられない。こんな簡単な事柄を解決なんて呼ぶこともできない。消去法による断定でもないから子供だましも笑えてくる。

 

「まあいい...。お前はあいつをどうするつもりだ?このままいけばあの小僧は《理想》に飲み込まれるぞ」

「随分ぶっ飛んだ質問だな。まるで自分が見てきた(・・・・・・・)ように言うじゃないか」

「私もあの小僧と似たような想い入れがあってな。他人の考えに感化されて、自身の考えとして動くのは偽物としての行動だ。いずれそれが本心から出たものではなく借りものだと知る時が来る。それを知った時、自身は何のためにここまで来たのか。何のために地獄を生き延びたのか。そうなれば待っている結末はただ一つしかない」

「ただ一つの結末だって?」

 

俺を見ているようで見ていない〈アーチャー〉の視線。遥か遠くを見つめるその瞳には、哀愁と焦燥が入り混じった哀しい色であふれていた。かつての自分が何を思っていたのか。俺には考えることも想像することもできない。

 

他人の成れの果てなど見たくもない。家族や友人とならば構わない。けど赤の他人、ましてや過去の偉人の結末を知っていても、本人の口から知らされたくはない。その最後に納得がいっているならばまだマシだ。けれども最後を悔いているならば俺は…。

 

「〈絶望〉だ。自身から零れ落ちた感情ではなければ、最後まであがき続けることなどできはしない。他人の感情を受け継いだだけならば、それに付随する重荷も意味も知らず苦しむだけだ。私はそれを悔いた。守るべき人を守れず、救うべき人間を救えなかった。誰かを助けたいと思った感情は意味もなかった。結局、私はかつての自分が抱いた感情にはまったく意味はなく、憧れを抱いていたにすぎないと知った。自分の《理想》を貫くためにもっとも大切な人間を私は見殺しにした。これは私の一番の過ちだ」

「お前、後悔しているのか?自分が決めた道を歩み続けた時間を、自分がそれを選んだ瞬間を」

「無論だ。それさえしなければ私がこうなることはなかった。できるなら私はあの時の選択をもう一度やり直したい…」

 

霊体化してこの場を離れた〈アーチャー〉に、俺はどう声をかけるべきなのか悩んだ。自身の決めた道が間違いだと後になって気が付き、やり直したいと願う〈アーチャー〉に。

 

切嗣の《理想》を動力源として生きている士郎を否定する言葉。《理想》を抱くことに間違いはない。生きる理由になるのも事実だ。士郎はそれがあって生きていると言っても過言ではない。士郎の存在を心の拠り所としている

俺も似たようなものだろうか。

 

あいつの言った《理想》も士郎と似たものだったのだろう。自身の救いではなく他人の幸せを求めた。それが家族なのか友人なのか。それはあいつにしかわからない。大切な人間を見殺しにしたというならば、そういうことなのだろう。

 

そうして俺は道場にしばらく立ち尽くしていた。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「デートするから準備しててね」

 

翌日、朝食をとっていると凛がそんなことを言い出した。なんでも戦闘続きだから少しぐらいゆっくりしてみたいということらしい。それに乗っかる形で〈セイバー〉が逢引きを提案したのだった。

 

「「…は?」」

「何よその反応は。嫌だったの?」

「そうじゃない。誰と誰がデートするんだって思っただけだ」

「私と衛宮君、〈セイバー〉に泉世よ」

 

まさかの組み合わせに士郎と泉世は互いに顔を向けあう。その同じ行動に凛と〈セイバー〉が笑いをこぼした。和やかな空気に、〈聖杯戦争〉は本当に続いているのか疑問に思ってしまう。

 

「何で泉世が〈セイバー〉なんだよ。普通ならマスターの俺だろ」

「そんなに衛宮君は私とデートするのが嫌だなんて。ョョョョ…」

「「し・ろ・う」」

「わかった!わかった!遠坂と行けばいいんだろ!?だったら行くよ」

 

泉世と〈セイバー〉からのジト目を喰らって士郎は負けを認めた。この場合は誤解を招く言い方だったのは確かだ。まるで「気は乗らない。遠坂は嫌だからせめて〈セイバー〉とがいい」と言っているのと同じである。潔く間違いを認めたのは及第点だろう。本人が納得しているかは別にして。

 

「私と泉世はそれなりに付き合いあるけど、衛宮君はまだそんなに関わったことないでしょ?ならこれをきっかけにしてもいいと思うの」

「別にデートまでしなくてもいいと思うんだが。でもまあ遠坂の言っていることが間違いでもないから。仕方ないかぁ」

「じゃあデートに出発!」

「おー!」

「「おー…」」

 

元気いっぱいの凛と〈セイバー〉、それに比べてあまり乗り気ではない泉世と士郎は、隣町までデートすることになったのだった。

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