五等分あらため六等分の花嫁   作:ウサガミ

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どのような物語にも必ず始まりと終わりがある。
マスターの出身国の言葉で言うなら起承転結というものが一番最適な言葉だろうか。

私も関わった物語、その始まりにすら達していない時期の話ではあるが、それもまた別の物語の始まりだったりするんだろう。

ふむ、なるほど、これはラブコメと言うやつかな?
  
フォ-ウフォウフォフォウ(特別意訳、まーたやってるよこの覗き魔)

覗きとは心外だな!私はマスターの過去の物語にも興味が出たからこっそり夢を見てるだけさ。

フォウドクズフォウ…(特別意訳、こいつやっぱクズだな…)

お、状況が動いたみたいだぞ…?





■等分の花嫁

 

 

 

昼食時に一番最後に五月が来て、ようやく皆揃い。

揃ったところで四葉は五月に遅いとは言うがその顔に悪い感情はなくむしろ皆が揃って嬉しいという感情すら見える。 

 

 

「すみません、席は埋まってますよ?」

 

しかし着席する途中で何か気がついた五月がそんなことを言っていた。

何かと思って視線の先を見ると引きつった表情の男子生徒がお盆を持ち立っていた。

背後関係はよくわからないが、五月は彼に何らかの意地悪しているようだ。

普段の五月はとにかく真面目で見ず知らずの人にわざわざそんな意地悪するわけもないしする理由も無いはずだ。

まあ、過去のことからか男性に若干の不信感と距離感はあるようだが、理由もなくこんな事はしないだろう。

 

つまり彼は五月と何かしらの事情で揉めたのだろうか?

この学校は昨日の説明で始めて来たはずなのにそんな短期間で男子生徒くんは何をやったのやら…

 

 

「ん?紙…?」

 

その男子生徒がなんとも言えない表情で離れていくのを見ていたら、ズボンの後ろポケットから何か紙が落ちるのに気がついた。

 

「ねえ四葉、さっきの人なにか紙落としたよね?」

「私も見てました。私、後で拾って届けてきます!」

 

そんな会話をしていると一花が何を思ったのか例の男子生徒に近づいて多分からかってる?

会話が一段落したのか男子生徒の背中をバシッと叩いてから帰ってきた。

ジト目で一花に声をかける。

 

「一花、男の子をからかうのもほどほどにね」

「からかう?面白そうだからちょっと事情聴取してきただけだよ」

「会話を聞かなくてもわかるけど一花のそれは一般的にはからかうって言うんだと思うけどね」

「そうかな?女の子なら恋バナ好きでしょ?」

「…恋ね、私にはよくわからないな」

「ふふふ、若人よ悩むが良いぞ」

「一花…みんな同い年でしょうに…」

 

そんなこんなで昼食を終えクラスに戻る。

午後の授業を終え、帰路につくという流れは前の学校でも今の学校でも変わらない。

日常、それはいつもまでも続くように思える。

だが、それはいつも意図せずとも唐突に終わるものだ。

 

 

ーーー

 

帰り道。

五月の買い食いコースに付き合って二乃ちゃん、三玖。

二乃ちゃんの書いたメモに従い買い物をしてくるグループに一花、四葉、私。 

という感じに別れ帰路についた。

 

 

思いの外買い物が早く終わり帰ってきたら先に着いてるかと思われた二人が何故かマンションの前に居たので合流してエレベーターに乗り込んだ。

エレベーターの中で二乃ちゃんはマンションの前にガリ勉で根暗っぽい感じの典型的なストーカーが出没したとか言っていた。

ほんの少し出てきた眠気をかみ殺しながら二乃ちゃんの話を聞いていたがいつの時代でも変な人はいるんだね。

そうこう考えながら雑談をしている内に部屋のある階に着いた。

 

ーーー

 

 

正直その出会いは若干寝ぼけながらだったため鮮明とは言いがたい。

だけどそれは後から思えば鮮烈であったと思う。

寝ぼけ眼から覚醒した辺りで呆然とした様子の男子生徒と対峙してる私達6姉妹という何ともわけのわからない場面が形成されてたのだから。

 

「へ、へえ…、同級生6人でシェアハウスか…?」

 

「違います、私達六つ子の姉妹です」

 

 

…それはそうと五月はなんで腕組んでたんだろ?

 

 

 

 

 

 

 

 





進まない
すすまない
すまない


本当にすまない…
ドラゴンスレイヤーではないが、すまない。




ある程度出来たので半端ですがあげました。
続きは同じタイトルの2、3としてあげます。












 
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