それでは本編をどうぞ。
2/11 エルザの必殺スキルの効果説明の一部を分かりやすく変更しました。
2/1 テイムモンスターの名前を原作での表記に合わせて変更しました。
□アルター王国・王都アルテア 【
「えーと、待ち合わせ場所はここ、王都の噴水前だったね」
今、私はリアルの友人とデンドロ内で合流する為に、王都の噴水前に来ています。
この中央通りの大噴水はセーブポイントの一つであり、場所もわかりやすいので<マスター>の間でもよく待ち合わせに使われています。
「マスター、今日はあちらでのご友人と一緒にモンスターを狩りに行くと言う話でしたね」
「そうだよ、アリア。あと、デンドロで知り合った生産職の<マスター>も一緒に連れてくるって言ってたよ」
彼女は【
以前までは下級職の【
「成る程、今回はその彼女達と一緒に行動するんですね」
「でも、生産職って事はあんまり戦闘力は高くないから護衛が必要かな?」
「…………<エンブリオ>次第では必要ないかも……?」
…………最初に話したのは【ワルキューレ】次女のセリカ。今のジョブは【
次に話したのは三女のトリム。今は下級職の【
最後に話したのは四女のフィーネ。彼女は【ワルキューレ】が第四形態に進化した時に生まれた、緑色の髪をした大人しめの性格の子です。ジョブは【
<エンブリオ>が上級に進化した時にTYPEもガードナーからレギオンに変わり、更にもう一つスキルを覚えましたが…………あ! 来たみたいですね。
「おーい! エルザ〜!」
「こっちですよ、ターニャ」
彼女はターニャ・メリアム。私のリアルでの友人で、デンドロでは生産職の【
そして、その後ろには金髪でメガネをかけた小柄な男性と、赤髪で長身の男性がいました…………彼らがターニャの生産職仲間なのでしょうか?
「今回はこっちのお願いを聞いてくれてありがとうね! エルザ。あっ! 紹介するね、この二人がデンドロの生産職仲間で小さい方が錬金術師のエドワード、デカい方が鍛冶師のゲンジね!」
「【
「ワシは【
「【高位従魔師】のエルザ・ウインドベルです。彼女たちは私の<エンブリオ>の【ワルキューレ】達です」
お互い自己紹介も終えましたし、今回はこのメンバーで冒険をするんですね。ターニャが生産職なので、あまり一緒にデンドロをプレイする機会が無いので楽しみです。
…………あれ? 何かエドワードさんがこっちを見ていますね。
「今回の目的は、主に亜竜級モンスターを狩って素材を集める事なんだが…………ターニャ、この子で大丈夫なのか?」
「何よー! エルザの実力を疑うっていうの! エルザはこっちじゃ超強いんだからね‼︎」
…………ああ、成る程。エドワードさんはそのことを心配していたんですね…………私が弱いのは事実なので、そんなに睨まないであげてください、アリア。
「大丈夫ですよ。
「そ、そうか…………じゃあ今回の報酬の確認をするぞ。まず素材系アイテムは全てこちらに、装備系アイテムはそちらが欲しいものがあった場合はそちらが優先で、余ったものは売って四人で分ける。そして俺達が得たアイテムに応じて、こちらが作った各種アイテムを格安でそちらに売る…………と言うことでいいか?」
「はい、それで構いません」
「別にタダであげても良いのに」
「いや、流石にそれは無理じゃろ。というか以前、生産に派手に失敗して素材を大量に無くしたから、こんな狩りをする事になったんじゃから」
「そうだった…………ごめんねーエルザ、迷惑かけちゃって……」
「大丈夫ですよ。私もターニャと一緒に冒険出来るのが楽しみですから」
「…………ありがとう! エルザ〜‼︎」
そう言いながら、ターニャが抱きついて来ました。後ろでは、二人が呆れたような目で見ていますが…………
さて、今回の狩場は<イースター平原>の先にある、亜竜級モンスターがそれなりの頻度で出現する森、<フォロー森林>でしたね。
「じゃあ私達はジョブを戦闘用に変えるから、それから出発ね!」
「はい、行きましょう!」
そうして、私達は王都を発ったのです。
◇
『PYUUUUU‼︎』
「《テイマーズコマンド・アタック》《テイマーズコマンド・ディフェンス》《テイマーズコマンド・スピード》アーシーは壁ゴーレムでリーダーを、ヴェルフとウォズはフィーネと周りの取り巻きを、皆もお願い」
私達は今、目的地の<フォロー森林>でリーダーの亜竜級モンスター【ジャイアント・ホーンラビット】に率いられた【ホーンラビット】の群れと戦っています。
ちなみに【ホーンラビット】の見た目は【パシラビット】に長いツノが生えただけの姿ですが、ステータスは大幅に上がっているので油断すると串刺しにされます。
…………やはり、念じただけで指示が伝わる【ワルキューレ】達と、言葉で指示を出さなければならないテイムモンスター達とでは若干指示にズレが出ますね。
「承知《スクエア・スラッシュ》!」
「はい《ホーリーランス》!」
「オッケー《シールドスタンス》!」
「……《ファイアーボール》!」
『
『
『GAU!』
まず、突っ込んで来たリーダーをアーシーが作った泥のゴーレム──この前見たシャルカさんの【ラフム】を参考に作ったようです、流石に能力は大きく劣りますが──を壁にして勢いを鈍らせ、トリムがスキルを使って防御力を上げた盾で受け止めます。
そこにアリアが斬り込み、セリカが【司教】の聖属性攻撃魔法を打ち込みます。そうやって怯んだところに、泥ゴーレムが纏わりつき動きを封じました。
取り巻きの方は【スカウト・デミドラグウルフ】のヴェルフと【テンペスト・デミドラグイーグル】のウォズ──二人とも最近亜竜級に進化しました──がフィーネの魔法の援護を受けて殲滅しています。
まあ、このぐらいの相手なら問題ないですね。…………さて、あっちはどうでしょうか?
「【クロートー】《運命の縦糸》! 行くわよ《斬糸》‼︎」
『ーーーー!』
『PYUUU⁉︎』
ターニャの蚕型ガードナーの<エンブリオ>、【天糸紡蚕 クロートー】の吐いた白い糸が取り巻きの一匹を絡め取り【拘束】の状態異常にして、そこを彼女が戦闘用のサブジョブである【繰糸士】のスキルで攻撃しています。
「《メタル・トランスレイト》、ゲンジ!」
「おう! 《スマッシュハンマー》!」
『PYUUU⁉︎』
エドワードさんの<エンブリオ>、【幻想冶金 オレイカルコス】のスキルにより取り巻きの身体の一部が
…………ちなみに、ゲンジさんの【改訂工房 ヘパイストス】は完全な生産型の<エンブリオ>なので、戦闘には使えないらしいです。
「あちらは大丈夫そうですし…………こちらもそろそろ終わりそうですね」
こちらはすでに周りの取り巻きを相当し終わり、拘束されたリーダーもアリアの剣とアーシーの魔法で倒されるところでした。
…………さて、良いアイテムを落としてくれると良いんですが。
◇
「ふむ、ドロップアイテムは【巨大角兎の毛皮】と換金アイテムですか…………毛皮の方は素材アイテムなので渡しておきますね」
「あ、ああ…………しかし、亜竜級をああも簡単に倒すとは実力は本当だったのだな…………先程は疑ってすまなかった」
「別に気にしていませんよ。私が弱いのは事実ですし」
ドロップアイテムを渡すと、先程の事でエドワードさんが謝って来ました。別に気にしてはいませんので……アリア、そのドヤ顔はやめなさい。
「いやいや亜竜級をあんなにあっさり狩れる<マスター>なんて早々いないよ‼︎」
「確かにのう、ワシらは取り巻きのおこぼれを倒しただけじゃったしの」
「生産職なら仕方がないですよ。それに、亜竜級を倒せる<マスター>は探せば結構いると思いますよ」
ミカさんとか、レントさんとか、フォルテスラさんとか、シャルカさんとか、あと最近知りあったキャサリン金剛さんとか…………あんまり珍しくは無いですよね。
…………そんな話をしていると、急にヴェルフが唸り始めた。ヴェルフは進化したおかげで感知能力が大幅に上がっているので、何か感じ取ったのでしょう。
『GUUUU!』
「…………成る程。皆さん気をつけて下さい! あちらから何か来ます‼︎」
ヴェルフが指し示しと方向を見ると、一体の羽の生えた白い竜がこちらに
しかし、よく見たら相当なダメージを負っているようですね、天竜種でありながら飛べていませんし…………それに、何かから追われているようです。
「また亜竜級のモンスター⁉︎」
「いえ、そちらではありません! その向こうから来ます‼︎」
そして【シャイン・デミドラゴン】の向こう側から現れたのは、全長五十メートル程の巨大なムカデ型のモンスターだった。
「【ドラグワーム】……純竜級モンスターですか。この辺りにはいないはずの種ですし、はぐれでしょうか」
「それよりもどうするの! こっちに向かってくるんだけど‼︎」
「応戦しましょう。というか、あと三十秒くらいでここに辿り着くので逃げられません」
「それは…………だが、出来るのか?」
「…………
私がそう言うと、全員が応戦の準備を始めました…………さて、今回は三人なのでチャージ時間は十五秒ですね。
そうしていると、こちらに向かってきた【シャイン・デミドラゴン】が私達の横を通り過ぎ…………そのまま力尽きて倒れました。
『KYUUU…………』
「えーと、このドラゴンはどうする?」
「今は構っている余裕はないので…………とりあえずポーションを与えておきましょう。傷が治れば自分で逃げるでしょうし」
そう言って、倒れたドラゴンにポーションを振りかけておく。そうすると、多少は元気になったようだ。
「傷が治ったらさっさと逃げて下さいね。…………来ます!」
『GIIIIEEEEEAAAAAA‼︎』
そうして、目の前には【ドラグワーム】が迫り…………私の必殺スキルのチャージ時間が終了した。
「《
「わかった! 《シールドパリィ》‼︎」
『GEEEAAAA⁉︎』
相手の目の前に飛び出したトリムとヴェルフが“融合”し、そのまま眼前の【ドラグワーム】をスキルで弾き飛ばした。
…………これが私の<エンブリオ>の必殺スキル《
このスキルにより今の彼女達のステータスは、自分と融合したテイムモンスターのものを足し合わせた数値が基本ステータスになっており、そこに《魔物強化》や各々のジョブスキルなどの各種バフスキルが乗ることで、今の彼女達は純竜級に匹敵するステータスを持ち、さらに融合したそれぞれのスキルも全て使うことが出来ます。
また、事前のチャージ時間は融合させる【ワルキューレ】一人につき五秒掛かるので、今回は三人の【ワルキューレ】を融合させる為に十五秒チャージしました。
「アリア! セリカ!」
「《テンペストクロー》《スラッシュエッジ》‼︎」
「《魔法威力拡大》《魔法多重発動》《グランド・ホールダー》‼︎」
『GEEEAAAA⁉︎』
ウォズと融合したアリアが背中の翼を広げて飛び、風を纏った剣で【ドラグワーム】を斬り裂いた。そして、アーシーと融合したセリカが地面から十本を超える数の巨大な腕を生やし相手を拘束した。
…………この必殺スキルの持続時間は私の合計レベルを十倍し、それを融合させた【ワルキューレ】の数で割ったものなので、合計レベル126の私では持続時間は約四百秒程。さらに、使用後のクールタイムが効果時間の三十倍かかってしまいます。
また、スキルのデメリットとしてチャージ開始から効果終了まで、私は一切の戦闘行動及び他のアクティブスキルの行使が不可能になっています…………まあ、私が戦えなくても特に支障はありませんし、アクティブスキルは事前に使っておけばいいのですが。
「【クロートー】《運命の横糸》……触れた相手を一定確率で【呪縛】するスキルだけど、やっぱり純竜クラスには効きが悪いね。あっ! この糸は味方には当たらないから大丈夫だよ」
「《メタル・トランスレイト》……さっきから足の関節を金属化させているが足が多すぎるな。だが、胴体部を金属化すると攻撃の邪魔になるしな……」
「ワシはああいう相手には出来ることが無いのぉ…………エルザ嬢の肉壁になるぐらいか?」
「《ボトムレスピット》……今の私のレベルでは嫌がらせにしかなりません…………最悪マスターを連れて逃げましょう……」
他の皆も各々の能力で援護してくれているが…………やはりあれだけの巨体の純竜級、HPは相当多いようですね。
…………時間内に倒しきれるでしょうか? 私がそう思案していると……
『GAAAAA‼︎』
『GEEEAAAA⁉︎』
いきなり後ろから光線が放たれ【ドラグワーム】の顔面に突き刺さりました…………後ろを見ると、先程の【シャイン・デミドラゴン】がブレスを打った体勢でこちらを見ていました。
…………どうやら、あのブレスで甲殻の一部が砕けたようです。
「皆! あそこのヒビを狙って‼︎」
「了解! 《ウルフクロー》! 《シールドバッシュ》!」
「《魔法威力拡大》《ロック・ジャベリン》‼︎」
『GEEEAAAA⁉︎』
トリムの攻撃が相手の体勢を崩すと、セリカのほぼ全てのMPを籠めた攻撃魔法が甲殻のヒビに突き刺さりました。
それにより砕けた部分に向けて、アリアが飛翔しました。
「《パイル・ブレード》! ……これで終わりです《テンペスト・エッジ》‼︎」
『GEEEEEEEAAAAAAA‼︎』
彼女のアクティブスキルにより放たれた突きが【ドラグワーム】の頭に突き刺さり…………その剣を介して
…………その結果、【ドラグワーム】は脳を破壊され息絶えたのでした。
◇
「ふう、なんとか倒せましたね。…………さて」
…………私は先程からずっとこちらを見ていた【シャイン・デミドラゴン】に近づいて、右手を差し出しました。
「あなたを一目見た時からピンと来ていました。…………私達と一緒に来ませんか?」
『…………KYU!』
差し出したその手に、彼女は鼻先で触れました…………どうやらOKのようですね。
「では《
『KYU!』
「では一旦【ジュエル】に入っていて下さい。セリカのMPがまだ回復していないので、貴女の傷を治せませんから」
そうして、私は新しく仲間になったセレナを【ジュエル】にしまい、皆の元に戻って行きました。
「お疲れ〜エルザ! …………しかしテイムってあんなふうにするんだね〜初めて見たよ!」
「普通はあんなふうにあっさりとはいかないんですけどね。…………あっ! 勝手にテイムしてしまってすみませんでした」
「別に良いって! 誰も文句を言う人はいないよ〜……ねえ?」
「そうだな。今回はエルザさんに助けられたし、そのぐらいは別に構わないさ」
「あの竜には助けられたしの。あのまま倒すのは気が引けたわい」
他の皆の時と同じようにピンときたので、ついテイムしてしまいましたが…………皆さん納得してくれて良かったです。
そうしていると、アリアが手に一つの【宝櫃】を持ってきました。
「マスター、先程の【ドラグワーム】からドロップしたアイテムです」
「ありがとうアリア。…………中身は【純竜甲虫の甲殻】……これは素材アイテムなのでターニャ達に渡しましょう。もう一つは……【適職診断カタログ】?」
このアイテムは、色々なジョブの情報が載っているカタログのようです。さらにいくつかの質問をする事で、その人が今就けるジョブの中で一番合っているものを検索する機能もあるようです。
…………これは良いですね。私は【ワルキューレ】達のジョブも考えなければならないので、これがあれば大分便利そうです。
「あの、この【適職診断カタログ】を貰いたいのですが…………」
「良いよ良いよ! あのモンスターを倒したのはエルザだし、素材アイテムの方は貰ったからね!」
「そうだな。…………しかし、これだけの素材が手に入るとはな。これは報酬の方も奮発しなければなるまい」
「そうじゃの、腕がなるわい! エルザ嬢も楽しみにしてくれい」
「分かりました。楽しみにしていますね」
新しく出来る装備に思いを馳せながら、私達の今日の狩りは終わったのでした。
あとがき・オマケ、各種オリ設定・解説
エルザ・ウインドベル:今回の主人公
・実は総戦力なら兄妹を上回っている………というか、現在のアルター王国の<マスター>全体でもトップクラス。
・【ワルキューレ】やテイムモンスターの名前は、その時のフィーリングでつけている。
・リアルラックはかなり高く、物欲センサーも克服している。
【ワルキューレ】:今回上級進化&必殺スキル取得
・四女のフィーネは緑髪ショートカットの大人しめの性格。
・ジョブの転職条件を満たす為に、個々でジョブクエストを受ける時もある。
・後に今回の報酬で装備を一新した。
ヴェルフ&ウォズ:今回亜竜級に進化
・ヴェルフが進化した【スカウト・デミドラグウルフ】はAGIに特化しており、各種索敵スキルの運用に長ける。
・ウォズは【テンペスト・デミドラグイーグル】に進化したことにより、風属性攻撃魔法の威力が大幅に上昇した。
・尚、食費も増大した模様。
《
・デメリットとしてチャージ時間中にマスターが攻撃を受けるとスキル効果が失敗する。
・クールタイムはスキル使用時間×融合した【ワルキューレ】の数×10秒。
・スキルは任意で途中解除可能。
・誰と誰を融合させるのかは事前に選択する。
セレナ:エルザのテイムモンスターその四
・亜竜級の光属性の天竜種。
・本編で放ったブレスは《ソルライト・レイ》というスキルで、チャージ時間に応じて周辺の光を吸収して威力を上昇させる効果がある。
・今回はそれなりの時間チャージしたため、純竜級のモンスターの甲殻を砕く威力になった。
・天竜であるのでエルザを乗せて空も飛べるため、今後の移動手段になる予定。
ターニャ・メリアム:エルザのリアフレ
・主に布装備専門の生産職。
・普通の生産の他にも【クロートー】のスキルで作った特殊な繊維を売ったりして金を稼いでいる。
・今回の一件はそれらの特殊な素材を使ってオリジナルアイテムを作ろうとして、盛大に失敗して素材をスったのが原因。
【天糸紡蚕 クロートー】
TYPE:ガードナー
到達形態:Ⅳ
能力特性:製糸・捕縛
保有スキル:《天糸紡ぎ》《運命の縦糸》《運命の横糸》《天命紡績》
・ターニャ・メリアムの<エンブリオ>で体長一メートル程の蚕型ガードナー。
・モチーフはギリシャ神話の運命の三女神の一人「紡ぐ者」を意味する名前の“クロートー”。
・《天糸紡ぎ》は素材を捕食する事で、その素材と同じ性質を持つ繊維を生産出来るスキル。
・一度に生産出来る繊維の量は捕食した素材のリソース量で決定する。
・《運命の縦糸》は巻きついた相手に【拘束】の状態異常を与える白い糸を吐くスキルで、糸自体の強度も非常に高い。
・《運命の横糸》は触れた敵に【呪縛】の一定確率で状態異常を与える黒い糸を吐くスキルで、闇属性魔法に近い性質を持っており物理的には干渉しない。
・《天命紡績》は《天糸紡ぎ》で作った繊維での生産成功率及び生産物の性能を上昇させるパッシブスキル。
・ステータスはMP・SP・DEXに特化しており、直接戦闘は苦手。
エドワード:ターニャの生産仲間その一
・主にインゴットなどの金属素材生産が専門の生産職。
・【オレイカルコス】のスキルで特殊な金属を生産出来るため、それを売って金を稼いだりしている。
・ターニャとの出会いは、同じ方法で金を稼ぐ<マスター>がいると聞いて会いにいったのがきっかけ。
【幻想冶金 オレイカルコス】
TYPE:テリトリー
到達形態:Ⅳ
能力特性:非金属の金属化
保有スキル:《メタル・トランスレイト》《ファンタジー・メタル・ワーキング》
・エドワードの<エンブリオ>
・モチーフは神話や伝承に登場する金属の名称の一つ“オレイカルコス”。
・《メタル・トランスレイト》は周辺の任意の非金属を、性質はそのままに金属化させるスキル。
・生物に使用した場合は【金属化】の特殊状態異常となり、金属操作のスキルなどを持っていない限り動かすことは出来なくなる。
・だが、基本的に金属化した部分の強度は上昇する。
・効果時間は自身と効果対象の能力差で決まる。
・《ファンタジー・メタル・ワーキング》は自身が所有している非生物・非金属のアイテムを、一定確率で性質はそのままに完全に金属化させるスキル。
・確率は自身の能力と効果対象のリソース量で決定する。
ゲンジ:ターニャの生産仲間その二
・主に鍛冶スキルによる金属装備生産を行う。
・二人との出会いは、良質な素材を探していた時に特殊な素材を作る<マスター>がいると聞いて訪ねたことがきっかけ。
・口調はロールプレイ。
【改訂工房 ヘパイストス】
TYPE:キャッスル・ルール
到達形態:Ⅳ
能力特性:生産スキル効果・生産物の効果改竄
保有スキル:《プロダクション・エンハンスメント》《プロダクト・リビルド》
・ゲンジの<エンブリオ>で生産工房型のキャッスル。
・モチーフはギリシャ神話の鍛冶の神“ヘパイストス”。
・《プロダクション・エンハンスメント》は工房内で発動した生産系アクティブスキル効果欄の数字表記を三倍加させるスキル。
・倍加されるのは効果がプラスになる部分のみ。
・さらに、マスターとパーティーを組んでいる人間にも効果が発揮される。
・《プロダクト・リビルド》は自身が工房内で作った生産物の効果を、そのリソースの範囲内で変更するスキル。
・具体的には装備スキルを削除して装備補正を強化したり、その逆に装備補正を弱化して装備スキルを強化したりする、などの事が出来る。
・過剰に変更しすぎると生産物がロストする可能性がある。
・生産物を工房から出した時点で、このスキルの対象には出来なくなる。
【ドラグワーム】:今回のボス
・みんな大好きデミドラさんの進化形。
・カルディナの砂漠に住んでいたが、<UBM>に住処を追われて王国に流れ着いた個体。
読了ありがとうございました、ご意見・ご感想などお待ちしております。