それでは、本編をどうぞ。
□クリラ村 【
あれからクリラ村に到着した私達は、そこで出会った【封竜王 ドラグシール】の話を聞くために村にある民家の一つにお邪魔する事になりました。
そして、今は紅茶とお菓子を出されてもてなされています。
「どうぞ召し上がれ。茶葉とお菓子は結構いいのを使っているから、美味しいと思うよ」
「「「『ア、ハイ。イタダキマス』」」」
…………ただし、この紅茶は【封竜王 ドラグシール】さんが入れたものだけれどね……。
うん、民家の一つに案内されたところまでは良かったんだけど、そこで当たり前の様に封竜王さんが紅茶を淹れだした時には私達は全員固まってしまったからね…………リリアーナさんとリリィさんなんて表情を凄く引きつらせているし……。
まあ、流石にお菓子は戸棚から取り出した物だったけど……。
「え? 古代伝説級の<
「いや、私は人間の中で暮らしていた時期が長かったからね。多分、こう言う事が出来る<UBM>は少数派だと思うよ。後、このお菓子も自分で作った物だよ」
…………へー、そうなんだー…………あっ、この紅茶とお菓子美味しい。
「さて、確か此処に封印されている<UBM>の事が知りたいんだったね。…………一応、どういう理由で知りたいのかは聞いておこうか」
「えーっと…………多分、後三日以内ぐらいにソイツと戦う事になるから、出来るだけ情報を知っておきたいんだけど……」
そこまで言うと、封竜王さんは少し怪訝そうな表情を浮かべた…………やっぱり自分の封印があっさり破られると聞いたらそう言う反応になるかぁ。
…………機嫌を損ねて彼の協力を得られない事は避けなきゃいけないし、どうにか説明しないと……。
「一応、襲撃があったとはいえ此処の封印は後半年ぐらいは持つんだけど、どういう根拠があって三日以内に封印が解けると君は言うのかな?」
「あー、私は生まれつき直感が鋭いんですけど……」
とりあえず私は自分の直感の事を含むこれまでの事情を全て正直に話す事にした…………相手は人間の事を良く知る<UBM>だし、下手な嘘や誤魔化しは状況を悪くするだけだろうからね。
「生まれつきの直感……解析したら嘘は付いていないし、精神に異常があるタイプでもない。…………ああ成る程、
「バロア氏?」
何か聞いた事がない名前が出てきたね、誰なんだろう…………と思ったら、リリアーナさんがその名前に反応した。
「それはもしかしてグランバロアの語源にもなったかの国祖の事ですか?」
「うん、そのバロア氏であってるよ。彼には六百年程前に一度会った事が会ってね、その彼には未来を見る様な直感を持っていたから同類だと思ったのさ」
「へー」
グランバロアの国祖バロア氏か…………以前聞いた【
…………そんな事を考えていると封竜王さんが少し雰囲気を鋭い物にして、私に向き直った。
「それで、君は何故自分の勘で把握した事件に首を突っ込んでいるのかな? 別に君がどうこうしなければいけない訳でもないだろう?」
「え? いや、事件が起きるのを知っててなにもせずに被害が出たら後味が悪いでしょ? …………それに、私はもうそういう思いはしたくないので」
私がこのデンドロをやっている理由の一つがそれだからね…………私の<エンブリオ>もその為のものだし。
「ふむ……他の人もそうなのかな?」
「ミカがやると言うなら俺も付き合いますよ……これでも兄なのでね」
「姉様を助ける事も私が此処に居る理由の一つなのです」
『俺は偶々巻き込まれただけだが……ここまで聞いておいてなにもしないのは後味が悪すぎるガル』
うん、ここにいるみんなはいい人ばかりだね…………ありがとう。
「ふむ、嘘は言ってないし人格も問題なさそうだから別にいいかな。…………それに、もし三日以内にアイツ──【十狂混沌 ギガキマイラ】が目覚めるなら戦力が欲しいしね。何せ相手は古代伝説級最上位、同じ古代伝説級でも中堅どころの私一人では自身の陣地であるこの森で戦っても勝率は三割ぐらいだろうし」
…………そう言った封竜王さんは自身の過去とかつてこの村であった事を話し始めるのだった。
◇◇◇
□【封竜王 ドラグシール】
それじゃあ、まずは私が生まれた頃の話をしようか…………ああ、別に今回の件に私の生まれが関わっている訳じゃないんだが、その方が色々と説明しやすいんでね。
何、関係のない話だからすぐに終わらせるさ。
私が生まれたのは今から六百年程前…………と言うか、私はかつて“魔法都市”と呼ばれた都市で
…………まあ、この時代は【覇王】に魔法都市を滅ぼされてからクリラと一緒に各地を放浪していただけだから端折るよ。強いて言うなら三神の作る対覇王封印に少しだけ関わったぐらいだし。
時代は少し飛んで大体五百年前──ああ、クリラは長命種だから普通に百年生きているよ。私と出会った時には五百歳を超えていたしね──私とマスターはまだ名前もなかったこの村で隠遁生活を送っていたのだが、そこで【聖剣王】と【邪神】の争いが起きたんだ。
…………ちなみに私とクリラはとりあえずまだましな方だった【聖剣王】側について【邪神】についた先代【封竜王】と戦ったりもしたけど、この辺りも今回の件とは特に関係ないからカットで。
事の始まりは【聖剣王】と【邪神】の戦いが終わってからすぐ後のことだった…………突如、どこからともなく【ギガキマイラ】が現れて街々を襲い始めたんだ。
…………しかも、間が悪い事に【邪神】との戦いが終わったすぐ後だったせいで【聖剣王】を始めとする
ヤツは理性がない代わりにSTR・END・AGIが五万はある純粋性能型な上、《竜王気》や高速再生などの素材となったモンスターのモノと思しきスキルを複数使ってくる古代伝説級最上位の<UBM>だったんだ…………生憎、私とクリラは封印と結界を主な戦闘手段とする補助・防御型だったから、高ステータスでごり押ししてくる相手だと勝ちの目が無くてね。
…………なので、止む終えず私とクリラが力を合わせて発動した
それからは村の救い主であるクリラにあやかって<クリラ村>と名付けられた(クリラ自身は『恥ずかしいからやめろ』と言って拒否していたから、その名前になったのは彼女の死後だったが)ここに封印を守りながら五百年程過ごしていたんだ…………その間に私が<UBM>になる事態も起きたが、事情を知っているこの国の王族の働きかけで特に問題無く暮らす事は出来たし。
まあ、そうやってこの村で暮らしてきた私なんだが流石に封印の効果が切れる時期になってきたので、このままでは村の人間に多大な被害が出るからどうにかしたかったんだよ…………五百年も暮らしていれば情の一つぐらいは湧くからね。
そこで昔【聖剣王】が私とクリラに『肝心な時に力になれなくてすまない、いつか封印が解ける時が来たらこのアルター王国は力になろう』的な事を言っていたのを思い出して、王国の王族に住民の避難と【ギガキマイラ】討伐の協力を要請して今に至ると言うわけさ。
◇◇◇
□クリラ村 【
「と、大雑把に説明するとそんな感じかな。何か質問はあるかい?」
封竜王さんから一通りの情報を聞き終わった俺達は、手元の紅茶とお菓子(メイドイン封竜王)を飲み食いしながら今の状況について考えていた。
…………とりあえず気になった事を聞いておくか。
「じゃあ一つ質問です。…………ここの封印に干渉してきたホムンクルスについて詳しく聞きたいんですが」
「うーん……生憎封印に干渉してきた相手を逆探知して遠くから殺した感じだから詳しくは分からないが、スペックは亜竜級だったけど身体に機械を埋め込まれて強化されていたし、総合的な質は魔法都市時代に見た事があるホムンクルス作成特化超級職が作った物と遜色無いぐらいの出来だったかな。…………ここからは私見になるが、あのホムンクルスと【ギガキマイラ】はどちらも何者かに作られたモノで、その製作者は同一だと思う。それにあのホムンクルスはすぐに自爆したから多分捨て駒で、近くに本命がここに来る可能性は高いと思うよ」
曰く、私も作られたモノだからね、その辺りは何となくわかるんだ、との事…………ちなみに倒した方法は相手が封印に干渉するルートから魔力を逆流させてダメージを与えつつ、《竜王気》を物質化させた水晶の杭を遠隔発生させて貫いたらしい。
尚、クリラ村周辺の森はスキル《陣地作成》によって彼の領域を化しており、その範囲内ならばスキルの遠隔発動や対象の詳細な解析が可能との事。
更に彼は話を続ける。
「ちなみに陣地と言っても有利に戦えるってだけで私はあくまで多重技巧型、条件特化型程の絶対性はないよ。そして相手はステータスで圧倒的に上回られていて、更にこちらのスキルが殆ど効かないから相性が悪いし。…………だからこそ王国に【ギガキマイラ】の討伐協力を要請したのだが」
「後、先程の報告によると王都からの援軍到着は早くとも一週間はかかるそうです」
「つまり三日以内には間に合わないと」
…………さて、これである程度の情報は出揃ったかな。
「で? ミカ、お前はどう思う?」
「んー……その【ギガキマイラ】だけなら封竜王さんと協力して、更に私が
『黒幕や取材犯の事ガル?』
シュウさんにそう聞かれてミカはどこか遠くを見るような目をしながら返答した。
「それもあるんだけど……まだ、何か厄介事が増えそうな気がするんだよね。…………正直ギリギリかなぁ……」
…………どうやら、この事件は一筋縄ではいかない様だな。
◇◆◇
◾️とある遺跡深部 【完理全脳 アークブレイン】
『封印術特化外部行動用【アバターホムンクルス】から該当地点の封印術式のデータを取得。…………解析終了』
ここはとある遺跡の中、そこで神話級<UBM>【アークブレイン】は【アバターホムンクルス】から得たクリラ村の封印を解析していた…………【アバターホムンクルス】とは【アークブレイン】の複製脳を搭載したホムンクルスで、《ハイパーデータリンク》によって遠隔操作する外部端末である。
…………【アークブレイン】はこれらのホムンクルスを地上に配置する事で、遺跡内部にいながら外部での行動をある程度可能にしているのだ。
『解析結果、封印の持続時間は約百九十三日。…………複製脳と現在の状況、及び今後の方針を思考』
そして、それと同時にそこに封印されている
その際には最もレベルと潜在能力の高かった【ハイエンド・グラトニー・ウルフ】をベースとし、その【喰王】を参考にした捕食時にリソースを効率的に吸収できるスキル《暴食餓狼》を使って他の九体のモンスターを食わせる形で他の九体のモンスターを上乗せし、其れ等のスキルを全て使えるキメラとなる様に調整した。
尚、残り九体のモンスターの内訳は以下の通り
・【ベルセルク・ハイグラップルコング】──【
・【ハイ・シャークドラゴン】──物理・魔法問わないエネルギー減衰に特化した防御専門の《竜王気》である《海竜王気》を有する鮫型ドラゴン。
・【スクラッチ・ハイドラグタイガー】──爪牙での攻撃時に対象の防御効果を自身のSTRに応じて減衰させるスキル《ブレイク・リッパー》などの爪牙系スキルを有する虎型モンスター。
・【インフェルノ・ハイドラグファルコン】──高速飛行能力と炎熱攻撃、及び炎熱耐性を持つハヤブサ型モンスター。
・【ヴェノム・ハイドラグスコーピオン】──複数の猛毒を持つ針を有する尾と高い病毒耐性を持つ蠍型モンスター。
・【リカバリー・ハイドラグリザード】──自身のHPと傷痍系状態異常を自動回復させる《自己再生》スキルを持つトカゲ型モンスター。
・【アンチマジック・エレメンタル】──周囲の魔法効果を減衰させるアクティブスキル《マジックジャマー》を有するエレメンタルの変種。
・【ハイ・アームドメタル・ドラゴン】──自身の身体を金属化する《金属変身》スキルを有する上位地竜。
・【ライトニング・ハイストライクベア】──全方位放電スキル《サンダーカタラクト》を始めとする雷属性スキルを持つクマ型モンスター。
そしてスキルを使いやすい様、融合させたモンスターのパーツを元に自身の肉体を変形させる《キメラアビリティ》のスキルを付加し、更に理性の無い欠点を脳改造によって遠隔操作出来る様にする形で欠点を補うプランだったのだが……。
『キメラ化には成功した。……だが、制御下に置くための脳改造直前で制御を外れて<UBM>化』
『狂化のせいで《燈幻狂》が効きにくく、封印・拘束も各種スキルによって困難』
『本能だけでスキルを使い分けると言うのは誤算だった』
なので、止む終えずシェルターに被害が出る前に外部へ緊急転送して好きに暴れさせつつ、そのまま《ハイパーデータリンク》によるデータ取りを行うプランに切り替えたのだが……。
『その結果は大してデータが取れない内に【封印姫】と現【封竜王】による封印』
『当時の技術では制御下に置く事は難しかったので放置した』
『しかし、現在の技術でなら古代伝説級<UBM>をコントロール下に置く事も可能』
『脳に寄生して対象を支配下に置く【侵食型ナノマシン】を使えば良い。試験型は上手くいったからな』
故に【アークブレイン】は封印術特化の【シール・アバターホムンクルス】と精神干渉特化の【ハイ・マインド・アバターホムンクルス】を派遣して現地の封印のデータを取得したのだ…………【シール・アバターホムンクルス】の方は撃破されたが、元々使い捨て用に作ったモノなので特に問題は無い。
…………そして、もう一体の【ハイ・マインド・アバターホムンクルス】には【侵食型ナノマシン】を持たせている。
『時間が経てば封印は解けるだろうが、こちらの
『試算すると、封印を破るなら【侵食型ナノマシン】で支配下に置いている
『第一目的にも合致する上、ナノマシンを使う囮にもなる。三日後には実行可能』
『【マインド・アバターハイホムンクルス】なら【ギガキマイラ】に対する短時間の精神干渉が可能。その隙にナノマシンを使えば良い』
『では、そのプランを試行する』
…………こうして、クリラ村に更なる災厄が訪れる事となった。
◆◆◆
◾️城塞都市クレーミル ???
三兄妹とシュウが封竜王の話を聴き終わった頃、クリラ村の避難民を乗せた馬車は予定よりも大幅に早くクレーミルに到着していた。
それからリヒトを始めとする騎士達は今回の事件の対策の為に慌ただしく動き回っており、避難民達は住居の準備が整うまで一時的に待機していた…………そして、その避難民の一部がそこに通りかかった一人の
「成る程、それは大変でしたね」
「ああ、本当にな。…………だが、通りすがりの着ぐるみや<マスター>が助けてくれたお陰でどうにかなったよ」
「<マスター>は以前【封竜王】様を襲ったからあまり良い印象は持っていなかったんだが、良い<マスター>も居るみたいだな」
その女性は避難民に何があったのかを聞いており、避難民の方も三兄妹とシュウのお陰で<マスター>への印象が良くなっていたので特に何か問題が起きる事も無く話は進んでいた。
…………そして避難先の準備が整ったと騎士の一人から連絡があった。
「おっと、どうやら行かなきゃいけないらしい。…………悪いが嬢ちゃん、話はここまでだな」
「いえ、
「ああ! これから厄災に立ち向かう封竜王様と比べれば、このぐらい何ともないさ!」
そう言って、その女性は住居の準備をしに行った彼等と別れて街の路地裏に奥深くに入っていき…………人目が無くなったところでその身体の輪郭が
…………そして、先程までは女性だったソレは眼鏡をかけた中肉中背の男性へと変わっていた。
「戦うと罪になる<UBM>がいると聞いて情報を集めていたのですが…………まさか、シュウまで来ているとはね。…………では、この私もクリラ村に行くとしましょうか」
そうして、その男性…………【
あとがき・オマケ、各種オリ設定・解説
【封竜王 ドラグシール】:家事全般は一通り熟せる
・家事スキルは従魔時代にクリラの執事の様な事をしていたので身につけ、その後封印から離れられなくなったので暇潰しに練習していた。
・元の種族である【クリスタル・キメラドラゴン】は魔法都市で行われていた天竜・地竜・海竜の混血竜を作る実験で生まれた種族で、オーラを結晶化させた壁や変形させた障壁で戦う壁役として作られた。
・<UBM>化した現在は《竜王気》を変形させて結界とする《竜王結界》や、《竜王気》を古代伝説級金属レベルの高硬度結晶に変換する《竜気結晶》という形に進化している。
・更に主人であるクリラから各種封印術を始めとする魔法技術を学び六百年間修練を積んでおり、それらのスキルに拘束・封印系の特殊効果を付与する事も出来る。
・防御・補助が得意なMP特化の<UBM>だがそれでも“竜王”としてSTR・END・AGIは一万弱あり、《竜気結晶》を大量に生成しての質量攻撃を行うなどの攻撃能力もある。
・だが、古代伝説級<UBM>としては火力不足なので、高速再生と魔法妨害・結界破壊能力を持ちステータスでも圧倒されている【ギガキマイラ】相手では勝算が低いと考え王国や三兄妹に協力を要請することに。
クリラ:かつての【封印姫】で【ドラグシール】の主人
・魔法都市に所属していたが各地を回って活動するタイプであり客分的な扱いであり、そのお陰で【覇王】が魔法都市に攻めて来た時には偶々都市にいなかったので難を逃れた。
・【ドラグシール】は彼女が知り合いから貰い、偶々封印術の才能があったので半ば弟子の様な形で連れ回していた。
・彼女の使った最終奥義《人柱封印》は術者の命と引き換えに対象を生贄と共に封印するスキルだが、生贄が協力的で封印術に長けていれば術者への負担を抑え生贄にもある程度の自由を与える事が出来る。
【十狂混沌 ギガキマイラ】:厄災1号
・見た目は巨大な狼に様々なモンスターのパーツが生えている感じ。
・現在はクリラ村の地下に封印中(場所は【ドラグシール】以外は知らない)。
・ちなみにコイツだけなら【ドラグシール】と三兄妹が協力すればどうにか倒せるレベル。
【アークブレイン】:厄災2号
・【アバターホムンクルス】達は地上での活動の他にシェルター内での【アークブレイン】の手足としての役割があり、その為ステータスはMP・SP・DEX特化。
・更に高級生産型(名前に“ハイ”とかが付いているモノ)には【アークブレイン】の作業を代行する為に《ハイパーデータリンク》による直接遠隔操作時に自身のDEXを【アークブレイン】のDEXと同じにする《デクスタリティ・データリンク》というアクティブスキルを持つ。
・通常型のスペックは亜竜級ぐらいだが、高級生産型になると特化した分野においては超級職ティアンクラスのスペックがある。
・ちなみに難易度:十なのはコイツが派遣する“ヤツ”が主な理由。
ゼクス・ヴュルフェル:厄災V3
・いつも通り罪になりそうな情報を聞いてクリラ村へ行こうとしていたが、途中でクマニーサンが居ると聞いて大ハッスルしている。
・街への潜入時には<エンブリオ>での変身以外にジョブスキルと装備スキルによるステータスの偽装・隠蔽も行なっていた。
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