とある兄妹のデンドロ記録(旧)   作:貴司崎

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前回のあらすじ(の様なもの):TSスライム「来ちゃった♡」カンガルーニーサン『こっち来んな』


それでは本編をどうぞ。


援軍と交渉

 □クリラ村 【突撃騎兵(チャージライダー)】レント

 

 俺達がクリラ村に来てから三日、その間は特に何もなく村の中と外は平和であった…………そして、三日後の現在の村の状況はと言うと。

 

「じゃあ、村の人達の事はよろしく頼むよ」

「お任せ下さい封竜王様」

 

 そう、つい先程どうにかクリラ村の住人の避難が全て終わったのだ…………あれからリヒトさんを始めとする騎士達が物凄く頑張った様で、たった三日で残りの住人全てを避難させる準備を整えてくれたらしい。

 …………まあ、これだけ早く準備と避難を終えるにはティアンの力だけでは無理だったらしく、クレーミルで<マスター>の援軍を雇い入れたのだが、その雇った<マスター>とは……。

 

「お久しぶり……と言うほどでもないですね、フォルテスラさん」

「それもそうだな、レント君」

 

 そう、フォルテスラさん達<バビロニア戦闘団>だったのだ…………まあ、クレーミルで実力がありティアンからも信頼を得ている<マスター>達を雇うと言うなら、彼等が最も適しているだろうしな。

 …………なので、彼等にも諸々の事情を話して協力を要請したところ……。

 

「ああ、構わないよ。…………と言うか、元より俺達が受けた依頼は避難民の護衛と王都から援軍が来るまでこの村の警護をする事だから、やる事は特に変わらないしな……シャルカ」

「はい、この村を警備するメンバーは腕の立つ者を回しておきます」

「ありがとうございます、皆さん」

 

 そういう訳で<バビロニア戦闘団>のメンバーが援軍に加わってくれる事になったのだ…………これで、こちらの戦力は大分整って来たと思うのだが、ミカが言うには『これでもギリギリ』だそうなんだよなぁ。

 …………そんな事を思案していた俺の元に、騎士達と村の警備について話し合っていたリリアーナさんとリリィさんがやって来た。

 

「お疲れ様です、そちらはどんな感じですか?」

「はい、住民の避難は全て終わりました。避難民の護衛には騎士達と<バビロニア戦闘団>のメンバーが付いています」

「村の方にはローラン卿を始めとする近衛騎士団などの精鋭がつく事になりました。…………ですが、リヒト団長は避難民の生活などの交渉でクレーミルに暫く留まるそうです。なるべく早く村に戻りとは言っていましたが」

 

 成る程、リヒトさんは今居ないのか…………まあ、取り敢えずこれで村の人間が巻き込まれるのは防げそうだし、封竜王さんやフォルテスラさんも交えて、今後の事を話し合っておきましょうか。

 …………そう話し合っているとフォルテスラさんとリリアーナさんから質問があった。

 

「おや? そう言えばミカちゃん達は居ないのか?」

「あれ? シュウさんも居ませんね」

「ああ、あの三人はちょっと村の外でこちらを監視しているエフという人との交渉に行っています」

 

 そう、ウチの妹二人とシュウさんは今この村には居ないのだ…………ミカが『事が始まる前にちょっとエフさんに話を付けてくるから、村の方はお願いね』と言ってミュウちゃんとシュウさんを連れて出て行ったのだ。

 …………ちなみに相手の位置は封竜王さんが森の中に入って来た彼の<エンブリオ>を解析・逆探知することで大まかな場所を割り出してくれたので、現在ミカ達が向かっているところだ。

 それにミュウちゃんの《第六圏》やミカの《竜意圏》など、大まかな位置さえ分かれば何所を見つける手段はあるからな。

 

「封竜王さん、色々迷惑をかけてすみません」

「いや、大した手間じゃなかったから別に構わないよ。森の中に入って来た球体を破壊するついでに逆探知しただけだし」

「…………ちょっと待ってくれ、レント君。エフって……アイツがいるのか⁉︎」

 

 そんな感じで俺が妹達が不在の事情を説明していると、フォルテスラさんが物々しい雰囲気になってこちらを問い詰めて来た…………て、よく見ると<バビロニア戦闘団>のメンバー全員が同じ様な雰囲気を醸し出しているんだが……。

 

「あー……エフさんが今まで何をやってきたのかはシュウさんから聞きましたが、皆さんも何かあったんですか?」

「以前、ヤツの起こしたトラブルにクランが巻き込まれてな。…………お陰で散々な目に遭った」

「もう二度と会いたくな──い!」

「幸いティアンに被害は出ませんでしたが……。あの男、やるだけやって逃げたので後始末が大変でしたよ」

『その上、ギリギリ罪に問われないやり方だったから、こっちから何かするのも難しくてな……』

「クラン的な体面とかもあるし……」

 

 …………うわぁ。皆さん苦虫を噛み潰したような表情(ライザーさんは仮面を被っているが雰囲気でわかる)をしているなぁ…………これは説得出来ても不和のタネになるだけでは? 

 ちなみに詳しく話を聞くと、どうやら『非常に面倒だけどクラン総出で報復する程では無い』感じの事件だったらしい。

 

「ま、まあ、エフさんに事についてはミカが何とか説得すると言って居ましたし、それでダメなら始末するので大丈夫でしょう」

「本当に大丈夫なのか? …………アイツは遠距離戦闘なら王国の<マスター>の中でもトップクラスだぞ」

 

 うーむ、ミュウちゃんが『彼の目を誤魔化す策があるのです』と言っていたし、あのメンバーなら大丈夫だと思うが…………むしろ、あの規格外三人組が向かったエフさんの方に同情するレベルだけど。

 …………それに、リアル側でミカが『必要だから交渉は大分エゲツない事をする』と言っていたからなぁ。やり過ぎ無いかなアイツら……。

 

 

 ◇◆◇

 

 

 ◾️□アルター王国北部 【閃光術師(フラッシュマンサー)】エフ

 

 そこはクリラ村がある森から少し離れた場所、ここでエフは自身の<エンブリオ>を使って三兄妹を監視していたのだが……。

 

「ふむ、森に入れた【ゾディアック】は全滅ですか。…………やはり、古代伝説級<UBM(ユニーク・ボス・モンスター)>の領域に光学迷彩程度では無意味ですか」

 

 その為に森に入れた【ゾディアック】は直ぐに結界に囲まれてそのまま潰されてしまったので、今は森の上空など外側に配置した【ゾディアック】で監視を続けているのである。

 

「とは言え、これでは村の様子が分かりませんね。…………行き来する馬車やクレーミルに居る騎士達や避難民の様子や集めた情報から村で何かがあった、或いはこれから何かが起きる事は分かっているのですが、このままでは何も見れずに終わってしまいそうですね。…………さて、どうしたものか……ん?」

 

 そうエフが今後の行動を思案していると、森の監視につけて居た【ゾディアック】の一つがとある光景を彼の目に映し出した。

 

「あれは……シュウ・スターリングの戦艦ですね。…………しかも、上に乗っているのは妹さん達ですか」

 

 それはシュウ・スターリングが有する戦艦──【バルドル】の第五形態である軽巡洋艦であった…………更にその艦上には主人であるシュウの他に完全武装したミカとミュウが乗っていたのだ。

 …………そして、彼等の乗った戦艦は真っ直ぐにエフがいる場所へと全速力で進んでいた。

 

「これは、不確定要素になり得る私を始末しに来ましたかね? …………以前、シュウ・スターリングや<バビロニア戦闘団>には()()をした事がありますし、何か起こる前にこちらを排除するというのは十分あり得ますか」

 

 視界に移る彼等の様子から相手の目的をそう推測したエフは、僅かな時間今後どうするかを思考し……。

 

「仕方ありませんね……今は一旦引いて事件が起きてからどさくさに紛れて接近しましょうか」

 

 ここでデスペナになれば事件を取材できなくなるリスクを考え、更にどうせ事件が起きなければそのまま撤収すれば良いとも思いつつ、エフは左手の紋章から【ゾディアック】をいくつか展開して一旦ここから離れる為に必殺スキルを行使しようとした。

 

「では《天に描く物g(ゾディアッk)「それはさせられないのです」なっ⁉︎」

 

 その時、必殺スキルを発動しようとしていたエフの左手を何者かが掴んだのだ…………()()()()()()()()()()なのに、いきなり現れた腕を掴まれたエフはその人物を見て更に驚愕した。

 

「貴女は……確かミュウさん……でしたね」

「はい、そうなのです。分かっていると思いますが妙な真似はしない様に…………この一挙手一投足の間合いであれば、貴方が何かするよりも早く私が貴方を始末出来るのです」

 

 確かにこの間合いで近接型超級職に腕を掴まれているのでは、魔法型である自身にはどうしようもない事ぐらいはエフにも分かっていた…………だが、彼にはそれよりも気になっている事があり、内心の動揺を押し隠してミュウに問いかけた。

 

「…………しかし、私の<エンブリオ>には貴女が戦艦の艦上にいる様に見えていますし、貴女はいきなり此処に現れた様に見えたのですが……」

「あれは私の<エンブリオ>が作った幻術なのです。…………こちらミュウ、目標を確保したのです」

 

 そうやって彼女が【テレパシーカフス】で連絡を取ると、次の瞬間には艦上にいた彼女の姿はかき消えていた…………この光景を作り出したのは、以前フェイが【ジャック・デスサイズ・キラー】からラーニングした《ファントム・トリック》──術者の姿をした高精度な幻術を周囲の空間に映し出すスキル──の効果である。

 また、この《ファントム・トリック》は術者の幻影しか作れない代わりに《看破》など一定レベル以下の視覚系感知スキルを誤魔化す効果もあるため、視覚系スキル()()遠隔使用出来ない【ゾディアック】では見破れなかったのである。

 そして彼女はエフの疑問に答える様に、自分がどうやってここまで来れたのかを説明していった。

 

「やった事は簡単なのです…………目立つ戦艦に目を向けさせつつ、フェイに私の姿を幻術として映し出させてながら、私自身はスキルで姿を消してここまで接近だけですね」

「成る程、納得しました。…………私の<エンブリオ>は視覚情報しか取得出来ないですからね」

 

 ちなみに彼女が姿を消すのに使ったスキルは《気圏合一》──周囲の気と自身の気を同一化させる事で自身が発する情報を他者に認識されなくするアクティブスキル──というものであり、更にこれと《第六圏》による感知でエフを位置を捕捉して接近した形になる。

 …………さて、当初はミュウがいきなり現れた事にやや動揺していたエフだが、疑問を解消する会話をする内に落ち着きを取り戻していた。

 

「それで、私に一体なんの用でしょうか? …………こうして私がまだ生きているという事は、ただ始末しに来たという訳では無いのでしょう?」

「はい、今回は貴方と交渉するつもりで来たので姉様とシュウさんが来るまで大人しく待っていてほしいのです。…………勿論、抵抗した場合が容赦なく仕留めますので」

 

 その言葉と同時に掴んだ手の力が僅かに強まった…………この状況ではどうしようもないと判断したエフは交渉に応じる旨を伝え、更にこれ以上抵抗しない証拠として自身の<エンブリオ>を紋章の中に収納した。

 …………それを確認したミュウは掴んでいた腕を話したが、自身が即座に相手を仕留められる距離を維持しつつ警戒は続行していた。

 

「…………そこまで警戒しなくても、こちらはもう抵抗する気などないのですが……」

「念のためなのです。…………どうやら来た様ですね」

 

 エフは両手を広げながらそう言うが、ミュウはそれを適当にあしらった…………そうしていると村がある方角からキャタピラの音が聞こえて来て、見ると一隻の戦艦が真っ直ぐこちらに向かって来ていた。

 …………それからすぐに接近して来た戦艦は二人の近くで停止し、その艦上から二人の影が地上に飛び降りた。

 

「はーい! エフさん久しぶり〜!」

『よー! エフ。そろそろ年貢の納め時ガル〜』

「お久しぶりですね二人共。…………それでご用件は?」

 

 勿論、飛び降りて来たのはミカとシュウ、そしてミカの肩に捕まっているフェイである…………それに対してエフは妙に高いテンションの二人をスルーして用件を尋ねた。

 

「ああ、それは交渉に来たんだよ。…………これから始まる戦いに手を貸してほしいんだ」

『ちなみに拒否したら砲弾の雨をプレゼントするガル』

「…………それは、一般的に交渉では無く脅迫と言うのでは?」

 

 シュウが言ったその言葉を裏付ける様に【バルドル】の砲門がエフに向けられていた…………文字通りの砲艦外交に流石のエフもやや引いている。

 …………そんな彼を無視して二人は交渉の具体的な内容を話していく。

 

「詳しく話すと後半日ぐらいでクリラ村を古代伝説級<UBM>が襲う気がするから、それを撃破する為に力を貸してほしいって事」

『後、ここに【契約書】を持って来てるから、“この件に対する全面協力”と“今から三日間俺達の味方陣営に危害を加えない事”を誓ってもらうガル』

「…………流石にもう交渉の定すら成していないのでは?」

 

 …………余りにあんまりなその内容にエフの雰囲気はかなり剣呑なモノになっているが、二人は更に話を進めていった。

 

「だってそうしないと貴方はこの事件で有利になった方を襲いにかかるでしょ? …………要するに、こちらが貴方に支払う対価は“ここで貴方を殺さない事”になるね」

『お前の性格からしてここで見逃したり、ただ味方に付けただけでは背中を預けられないガル。…………それに、これはお前にとっても悪い話だけではないガル』

「…………ほう?」

 

 シュウのその言葉にエフは剣呑な雰囲気を少しだけ引っ込めて、代わりに興味を示し出した。

 

『今、お前は封竜王の領域を突破出来ずに村の様子を覗き見できていないガル。…………ここで俺達の話を飲めば、村の中の様子はこれから起きる事件を何の憂いもなく取材出来る様になるガル』

「ただし、ここで話を飲まないなら不確定要素を排除する為に貴方は確実に始末するよ。…………そうなれば三日後のデスペナ開けには、この事件は終わっているから貴方が最も見たいと思う光景は見れなくなるから」

「…………成る程、確かに私にも利がある話ですね」

 

 その二人の話を聞いたエフは乗り気になったのか剣呑な雰囲気はかなり薄くなったが……。

 

「ですが、一つ質問をよろしいでしょうか。…………何故、ミカさん達はそこまで正確に事件が起きる事を知る事が出来るのですか?」

『それを話す必要はn「それは、私が生まれつきそういった事を事前に知る事が出来るぐらい勘がいいからだよ」……ミカちゃん、いいのかガル?』

 

 エフの質問に対してシュウはミカの事を考えて回答を拒否しようとしたが、それに被せるようにミカ自身があっさりと自分の能力を明かした。

 …………それに対してシュウは()()()()()も考えてミカに真意を問うたが……。

 

「うん、どうも私の能力について気付かれかけているみたいだし、ここで話した方が良いかな。…………シュウさんが気にしているのは彼が今後私達に付き纏う事だろうけど、まあ覗き見されるぐらいならあまり気にはならないしね。…………それに、こちらに危害を加える様なら直感で先んじて潰せばいいだけだから」

「はい、姉様や兄様に手を出そうとするなら容赦はしないのです。…………具体的に言うと彼は痛覚を遮断していない様なので、人体構造上発狂するぐらいの痛みを与えた上で殺します」

『えーと……ミュウの望みなら可能な限り答えるけど…………あんまりやり過ぎない様にね」

『…………この妹達アグレッシブ(婉曲表現)すぎるガル。レント君の苦労が偲ばれるガル』

「…………これは、地雷を踏みましたかね(冷や汗)」

 

 その真意がかなりヤバイ(控えめな表現)モノだったので、フェイとシュウとエフは物凄くドン引きしていた…………特に直接ミュウの殺気(ガチ)を向けられたエフは冷や汗を流しながら硬直していた。

 

「私達がデンドロをやっているのは、自分の才能に対して答えを見つける為でもあるからね。…………今回は釘を刺しおくだけだけど、それを邪魔する様なら敵と見做すよ」

「その事を知らずに偶然邪魔をするならば別にどうこうしませんが、それを知った上で意図的に邪魔するなら容赦をする気はないのです」

「ア、ハイ……」

 

 …………どうやら、この交渉()の趨勢は完全に妹二人に傾いた様だ……。

 

『あー……で、どうする?』

「…………分かりました、貴方達の提案を受け入れます」

 

 かなりアレになった空気を誤魔化す様にシュウがエフに答えを聞き、それに便乗する様に彼はその提案を受け入れると答えた…………と言うか、完全にその場の空気に飲まれた感じだが……。

 …………その後、エフはこれ以上何か言われる前にさっさと【契約書】にサインをしてしまった。

 

「さて! これでエフさんも味方だね! …………脅す様な形になったのはちょっとアレだったけど、この事件で貴重な光景が見られる事は保証するよ」

「そうですか、楽しみにしていますよ。…………それに、改めて考えてみると【契約書】で縛られて戦わされるのは初めての経験ですし、話を聞く限り古代伝説級<UBM>と戦うという貴重な経験を積める様ですからね。まあ、満喫させてもらいますよ」

『…………こいつ切り替え早い上にブレねぇなぁ……』

 

 …………そんなシュウのやや呆れた声をもって、不確定要素の排除と戦力確保の為の交渉()は終わりを告げたのだった。




あとがき・オマケ、各種オリ設定・解説

兄:今回は村でお留守番
・尚、後で交渉()の内容を聞いて頭を抱えた。

妹:今回の交渉()役
・自分の直感について半ばマッチポンプ的にエフへ釘を刺したのは、彼がその事を普通に気付く気がしたので致命的な事態になる前に抑止する為でもある。

末妹:トラウマが若干克服された所為で言動がやや過激になっている
・とは言え、あの脅し文句は交渉()を有利に運ぶ為の手段というのが主な理由だった(尚、《真偽判定》には反応が無かった模様)。

《気圏合一》:【武仙】からラーニングしたスキルの一つ
・効果を分かりやすく言うと“一定時間の【アルハザード】化”だが、SP消費の激しいアクティブスキルであり長時間は使えない。
・また、他者への攻撃意思を持った時や他者へスキルなどを行使しようとすると効果が大幅に減衰し、実際に実行すれば効果は切れる。
・だが、気を感じ取るだけの《第六圏》の様に他者に干渉しないタイプのスキルなら併用可能。

《ファントム・トリック》:フェイがラーニングしたスキルの一つ
・自身の姿を映し出す幻術だが<エンブリオ>であるフェイの場合、自分自身の姿か<マスター>である末妹の好きな方の姿を映し出せる。

<バビロニア戦闘団>:今回の援軍
・以前エフには酷い目に遭わされたらしく、クラン全体のヘイトが凄い。

カンガルーニーサン:今回の交渉(真っ当な方)役
・事前にエフへの交渉の方針として『脅しながら飴と鞭を使い分ける感じで、どうせ良心が痛まない相手だし』と提案していた。
・……だが、あそこまで酷い事になるのは流石に予想外だった。

エフ:今回の協力者(にさせられた)
・とはいえ、脅されて<UBM>と戦わせられるのは今までに無かった経験の為か、あっさりと気分を切り替えて割と満喫している。
・だが、今回刺された釘によって三兄妹への直接的な敵対行動はなるべく避けようとも考えている。
・ちなみに交渉が上手くいったのはデンドロが始まってから余り時間が経っていないからで、原作の時間軸の様にマンネリ化していた場合にはここまで上手くはいかなかった模様。


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