それでは本編をどうぞ。
□クリラ村周辺・森林地帯 【
実に厄介な特性を持っている事が分かった【ハイ・マインド・アバターホムンクルス】一派を相手に戦ってからしばらく、現在私達はかなりの苦戦を強いられていました。
…………そして、私は現在
『《ダンシング・ヴァイパー》』
「《エンチャントアーム・ウィンド》せいっ!」
まず、ホムンクルスがその両手の蛇腹剣を超高速で乱舞させてこちらを切り刻もうとして来ますが、私は両手に風を纏わせる《エンチャントアーム・ウィンド》──腕部格闘系スキルに風属性を付与する【魔拳士】系統のスキル──を使った上でそれらの刃を横から打ち払う様にして弾き飛ばしていきます。
『《ヒート・ジャベリン》!』
「《ファントム・ステップ》!」
『対魔法障壁展開。《バインディング・エッジ》』
そうしている内に準備を終えたフェイが炎の槍を放ち、私はその隙に距離を詰めようとしました…………が、相手はアーマーのスキルと思わしき障壁で炎槍を防ぎ、更に反撃としてこちらを捉える様な動きで蛇腹剣を放ち足止めを測って来ました。
「《ウィングド・リッパー》!」
私は止む終えず足を止めて、その蛇腹剣を手甲の爪から放った斬撃波で叩き落しました…………と、こんな感じの攻防を今まで続けているのです。
…………ちなみに他の人達は【ストライクビートル】と【ライノセラス】を押さえ込んでおり、どれだけ回復能力と防御能力が高くとも基本的に突撃以外の攻撃手段が無い相手なので問題無く押さえ込んでいるのですが……。
「やっぱり俺たちも援護した方が……」
「アレを完全に捌けないアタシらじゃ、
「魔法も防がれるしな……」
『全く、我ながら不甲斐ない!』
そう、私達と相対したホムンクルスは初手で【魅了】効果付きの蛇腹剣で攻撃して来たのです…………あの蛇腹剣はライザーさんのスーツすらあっさり切り裂く程に攻撃力が高く、上手く受け流している筈の私ですら【外装地竜の爪手甲】にもいくつか傷を付けてしまう有様です。
更に、凄まじい
…………その為、最初は蛇腹剣を捌ききれなかったライザーさんやアマンダさんが【魅了】されて私に襲い掛かって来たり、サクさんボウさんの魔法が私に放たれたりして不利な状況になってしまったのです。
(幸い、必殺スキルの効果で《霊環付与》の効果が皆さんにも適応されているので【魅了】は直ぐに回復するのですが…………こんな乱戦では五秒も味方が寝返った状態だと戦いにならないのです)
特にサクさんボウさんが【魅了】されるとノータイムで追尾式魔法を撃ってくるので非常に厄介なのです…………その為、二人にはそれぞれの<エンブリオ>を近接用のエネルギーブレード状態を主体にして戦って貰ってます。
…………そう言う訳で、他の皆さんには一旦離れた所であの二体の抑え役をやってもらい、まずは私が一対一でホムンクルスと戦ってその手札を明らかにする戦術で行く事にしたのです。
(急いで倒したいのは山々ですが、焦ってやられては意味がないですからね。…………まあ、向こうも時間稼ぎが目的の様なので、敢えてこちらの思惑に乗って一対一で戦っている様なのは問題ですが)
つまりは完全に向こうの良い様に動かされている訳で…………《気圏合一》による奇襲も一度見せた後では通じないでしょうし、正面から突破するしかありませんか。
「…………まあ、このままではどうしようもないですし、色々やってみましょうか。《バックステップ》」
『了解、《ミラクル・ミキシング》《エメラルド・バースト》イン《粉砕波動拳》』
『……警戒《スネーク・エッジ》』
私が後方に距離を取ると相手は警戒しながら牽制の蛇腹剣を放って来ました…………やはり、先程《粉砕波動拳》を一度見せたからか、その攻撃範囲を分かった上で撃たれても確実に回避出来る様に立ち回って来ましたね。
…………ですが、
「《粉砕波動拳》!」
『⁉︎ 防御結界展開!』
私は放たれた蛇腹剣を片手で打ち払いつつ、もう片方の拳からヤツに向けて広範囲を吹き飛ばす豪風を炸裂させた…………相手には私と融合しているフェイの声は聞こえませんからね。《ミラクル・ミキシング》で魔法スキルを融合させているとは気が付かなかった様です。
そして、広範囲風属性攻撃魔法である《エメラルド・バースト》と防御無視の衝撃波を放つ《粉砕波動拳》を融合させた、広範囲を剥ぎ払う防御無視の豪風が相手を展開した障壁や周囲の森ごと吹き飛ばしました。
…………まあ、これも身代わりで凌がれた様ですが、狙い通りヤツは防御姿勢を取っている所為でこちらを攻撃出来ない状態。更に衝撃波で発生した土煙りで視界が塞がれているのでこの隙に接近しましょう。
「《縮地》」
そして、私は《第六圏》で特典したホムンクルスを位置に《縮地》──一歩の距離と速度を上昇させて、更に移動中に《気配遮断》効果を与える歩法系スキル──で拳が届く間合いまで接近しました…………懐に潜り込めれば蛇腹剣は使いにくい筈なのです!
「《浸透勁》!」
『⁉︎ 防御ッ!』
こちらの接近に気付いたヤツは即座に両腕で急所である頭部と心臓部を防御したので、止む終えず私はガラ空きの腹部に拳を見舞いました…………この《浸透勁》は《発勁》から派生した
…………とは言え、その効果がある分《発勁》よりも威力が低いので、急所に当てられなかった以上はあまりダメージにはならないでしょう。なので、このまま一挙手一投足の間合いを維持したまま可能な限り削り倒します!
「《タイガー・スクラッチ》!」
『近接戦闘モード《ブレード・パリィ》』
私が爪手甲で斬りかかると、ヤツも両腕の蛇腹剣を縮めて普通の剣へと変形させて迎え撃ってきました…………最初の攻撃は弾かれましたが、スキル効果による追撃の二発がヤツに直撃してその態勢を崩しました。
(フェイ、今です!)
『《アースハンド》!』
『ッ⁉︎』
そうやって態勢を崩したヤツの足を、フェイが事前に準備しておいた魔法で作られた土の腕が掴んだ…………低位の地属性魔法ですが一瞬だけ動きを止めるには十分なのです。
その隙に私はヤツの剣の間合いよりも更に内側に潜り込み……。
「《発勁》! 《ニースマッシュ》! 《ベアー・スクラッチ》! 《シャイニング・フィスト》!」
『グゥ⁉︎ ガッ! クッ! チィ!』
そこから浸透打撃、ヒザ蹴り、爪手甲での斬撃、そして光属性を纏った正拳突きを立て続けに放って行きました…………これこそが格闘系スキルの真骨頂、技の出が早く出し終わりの隙も少ないので使用者の技量次第ではこの様にコンボを繋げられるのです!
身代わりの所為でダメージは与えられませんが、ノックバックで動きを封じられるのを嫌がったヤツは
『《マッドプール》!』
『退避……⁉︎』
なので、事前にフェイに指示を出してヤツが下がる場所に小さな泥沼を作らせておき、後ろに飛び退いた所でそこに嵌める事に成功したのです。
そうしてヤツの足が止まった所に私は飛び掛かって片足を振り上げ……。
「《ヒールクロウ》!」
『グッ!』
そのままカカト落としを見舞いました…………攻撃自体は相手が交差した両腕に受け止められましたが、その衝撃で泥沼へと更に深く埋める事が出来ました。
…………そして、私は受け止められている踵を支点にして縦に一回転して、ヤツの背後に降り立ち……。
「《
特典武具【アスカ】のスキルで使用済みスキルのクールタイムをカットし、再使用可能になった《浸透勁》を強化した上でヤツの後頭部に打ち込みました…………このまま脳を直接潰して確実に仕留められるといいのですが……。
…………そう思ったのがフラグだったのか、攻撃が当たる直前にヤツが着ていたアーマーから声が聞こえた。
『内蔵【ジェムー《サンダーカタラクト》】起動』
「⁉︎ ヅゥ!」
その声と同時にヤツの全身から迸った雷撃によって私の攻撃は中断されて、そのまま弾き飛ばされました…………と言うか、またこのスキルですか! 便利ですからね!
更に、ヤツはすぐさま泥沼から脱出してこちらと距離を取ったので追撃も出来ませんでした。
『脅威判定修正、撃破優先。《チェーン・ゲージ》』
「チィ!」
そのままヤツはこちらに全方位から蛇腹剣を襲い掛からせて来ました…………それらの攻撃は直接こちらを狙うものが少なかったので弾き飛ばすのは問題ないのですが、どちらかと言うと逃げ場を封じる事が主体の様で私はその場に足止めされてしまいます。
…………そうしている間にヤツのスーツの胸部が開き、そこから非常に高い“気”が感じ取れる宝石が姿を現し……。
「ッ⁉︎ 《瞬間そ『内蔵【ジェムー《
直後、その宝石からこちらに向けて無数の光線が放たれ、私とその周囲一帯をまとめて撃ち抜いて行きました。
◇
そうして、広域殲滅型超級魔法の直撃を受けた私はどうなったかと言うと……。
「まあ、生きてはいるんですけどね」
『…………対象生存』
この様にどうにか生き残る事が出来ています…………咄嗟にクールタイムをキャンセルしていた《瞬間装着》で【身代わり竜鱗】を装備して、元々付けていた【救命のブローチ】と各種魔法耐性バフのお陰でどうにかと言う感じでしたが。
しかし、受けた魔法が光線の超連続攻撃だったので防ぎきれずにかなりのダメージを負ってしまいました。頭部や心臓などの急所は手甲でガードしましたが……。
「足と腹部には撃ち抜かれた所もありますか……回復を」
『《フィフスヒール》!』
それらの傷はフェイの回復魔法でとりあえず塞ぎましたし、《霊環付与》なら肉体欠損や【炭化】なども時間を掛ければ回復しますが……。
『ダメージ確認、装備破損、攻撃継続《スネーク・エッジ》』
「見逃してはくれませんよね!」
当然、ヤツは再び攻撃を仕掛けて来たので凌いでいきますが、やはりダメージの所為か私の動きはやや鈍い…………このままだと不味いですかね。
…………しかし、そうやって攻撃を仕掛けて来るヤツの背後から
『《ライザァァァァァァキィィィィック》!!!』
『回避』
その影の正体はヤツに向かって飛び蹴りを仕掛けるライザーさんでした…………その飛び蹴り自体は回避されましたが、そこに更なる追撃が加えられます。
『GAAAAAAAAA!!!』
『反撃《ダンシング・ヴァイパー》』
ヤツに追撃を仕掛けたのはアマンダさんの<エンブリオ>であるベヒーモスでした…………ですが、ヤツはあっさりとその攻撃を回避しながら反撃の蛇腹剣でライザーさん諸共切り刻んでいきます。
…………不味い、あの蛇腹剣を受ければ【魅了】に掛かってしまいます! 私を助けに来てくれたのですがこのままでは……。
『グッ! ……うおおおおおおおお!!!』
『GAAAAAAAAAAAAAA!!!』
『⁉︎ ……対象【魅了】効果無し』
しかし、彼等はヤツの攻撃を食らったにも関わらず、そのまま何事もなかったかの様に戦闘を続行していました…………あれは状態異常耐性ですかね?
そう考えていたら、こちらにアマンダさんがやって来ました。
「ダメージの方はどうだい?」
「どうにか、少し休めば戦闘続行は可能です。……ところであれは一体?」
「ああ、アレは私の手持ちに【精神興奮薬・ファイト一発タイプⅢ】ってのを持っていてね。そいつを飲んだお陰で暫くの間、精神系状態異常には掛からなくなってるんだよ」
ちなみに最初から使わなかった理由は、その薬の使用中強制的に【興奮】の状態異常になるので行動に制限が出来る事と、使用後長時間に渡って【酩酊】【衰弱】などの状態異常になるデメリットがあるからだそうです…………そりゃあ、ホイホイ使えませんよね。
「後、あっちの方は二人に“死んでも抑えろ”って言ってあるから暫くは大丈夫だろう。……で、今の状況はかなり不味い感じだけど、何か打つ手はあるかい?」
「…………一つ、今なら使える手があるので、どうにか私がヤツに一撃入れられる状況を作ってくれませんか?」
アマンダさんの質問に対して私は一つだけ打つ手があると答えました…………使用条件を満たす必要があるので今まで使えませんでしたが、アスカ氏から学んだスキルの一つにこの状況でもヤツを仕留められるモノがあるのです。
「出来る限りヤツの防御能力を減らして欲しいのです。……外したら次がないタイプのモノなので」
「分かった、じゃあそれで行こうか。……ここで仕留めないとジリ貧だからね、
そう言ってアマンダさんはヤツの元へと向かって行きました…………信じてくれた彼等の為にもやって見せねばなりませんね。
『スキルの効果時間が切れたから再使用するよ《
「ありがとうなのです、フェイ。……私は少し集中するのです」
フェイが回復とバフの再使用をしている間、私は深く集中して以前アスカ氏との試練で至った“あの領域”へと自分の意識を持っていきます…………まだ、かなり追い込まれた状態でないとコレは出来ないんですよね。
『内蔵【ジェムー《サンダー・カタラクト》】起動』
『グワァッ⁉︎』
『GAAAA⁉︎』
「攻め続けなぁ! コイツの手札を可能な限り削るんだよ! どうせあの子のスキルのお陰で回復するんだからねぇ!」
あちらでは彼等が多少のダメージなら回復される事を利用して、斬り刻まれながらも捨て身でヤツを攻め続けています…………さて、ヤツの
…………これなら仕留められます。
「では、行きましょうかフェイ」
『わかった、行こう!』
そうして、準備が整ったところで私も前線に参加します…………すると、ヤツは真っ先にこちらに向けて蛇腹剣を放って来ました。余程、私を警戒している様ですね。
『迎撃「させないよ! 身代わりが出来るのはアンタだけじゃないのさ!」
ですが、その攻撃は割り込んで来たアマンダさんがその身体で受け止める事によって阻まれました…………そして、そのまま蛇腹剣の一本を素手で掴みとってヤツの動きを封じにかかります。
「捕まえた! 今だよやりな!」
『GAAAAAAAAA!!!』
『ウオォォォォ!!!』
『接続解除、内蔵【ジェムー《サンダー・カタラクト》】起動』
そして、その隙にライザーさんとベヒーモスがヤツに直接攻撃を仕掛けましたが、その直前にヤツは掴まれている蛇腹剣の接続を途中で解除し、更に三回目となる全方位雷撃で周囲にいた彼等を一層しました。
それで出来た隙にどうにか私は接近出来ましたが、ヤツは即座に残った蛇腹剣を伸長させてこちらを迎撃して来たのです。
『《バインディング・エッジ》』
「《ファントム・ステップ》《縮地》」
ですが、向かってくるのが一本だけならば回避する事も可能なのです…………そしてヤツの懐に潜り込んだ所で、そのアーマーから全方位雷撃を行う際に感じられる“気”が読み取れました。
『内蔵【ジェムー《サンダー・カタラクト》】起動』
直後、四度目の全方位雷撃が放射されました…………ええ、接近して来た私にそう来る事は分かっていました。だからこそ、これまで
「フェイ!」
『《サンダー・カタラクト》!』
相手から放たれた雷撃は分かってから放たれた
…………攻撃は大体回避か防御出来るのでアスカ氏との試練の時ぐらいしか使わなかったのですが、向こうも乱発するだけあってやっぱり便利ですねこのスキル。
「《アクセル・ステップ》」
『ッ⁉︎』
そうやって雷撃を凌いだ後、即座に加速した私はヤツの懐に潜り込む事に成功しました…………これから使うのはアスカ氏がかつて戦ったという超級職【
…………この【武仙】は周囲の“気”を読む《第六圏》や、周囲と自身の“気”を同調させる事で姿を消す《気圏合一》などの“気”という概念を用いた格闘スキルを極めたジョブであり、その奥義も“気”への干渉を主とするモノなのです。
更に発動には対象と自身の“気”の流れを同調させる為にその流れ完全に読み切る必要があるので、一定時間《第六圏》で対象の“気”を感知する必要があり、更に自身のHPを任意の割合消費して発動されます。
「《断気絶招》」
それは相手の“気”に同調させた自身の“気”を叩きつける事で、相手の生命力の根本を断つという一撃…………具体的には消費したHP×スキルレベル×10%の数値だけ
『ァッ…………』
その一撃はHPを減らすものではないため防御・身代わり系スキルの意味はなく、私のHPの大半を消費したので魔法型である【ハイ・マインド・アバターホムンクルス】の低い最大HPを全て削り取って絶命させたのでした。
◇
「ふう、どうにか倒せました」
「やったみたいだね、しっかし疲れたよ」
『これで精神干渉も無くなったのか?』
えーと《第六圏》を使っても精神干渉能力が使われている様子は無いので、おそらく向こうの操作も解かれている筈です…………上空にはエフさんの球体がありますし、すぐに向こうにも伝えられるでしょう。
…………その時、まだ
『……ガッ、ガガ……装備者死亡により機密保持の為に自爆を実行。内蔵【ジェムー《圧縮恒星》】起動』
「! 全員離れて!」
その内容が聞こえて来た途端全員即座にアーマーから離れ、それとほぼ同時にアーマーが白い円球に包まれました…………それが消えた時そこには半球状に抉れた地面と僅かな残骸以外は何も残っていませんでした。
「…………自爆したのかい?」
『その様だがほとんど熱を感じなかったぞ』
「おそらく熱量を完全に制御して内側の物体だけを消滅させたのでしょう」
…………この事件の黒幕は一体何者なんでしょう「「ギャァァァァ!!!」」
「ちょ! そろそろ足止め限界なんですけど!」
「終わったんならこっちヘルプ〜!」
『GOAAAAAAA!!!』
『KETEEEEEEE!!!』
声が聞こえて来た方向を見るとお二人が例のモンスター達に追い込まれている所でした…………アイツらまだ残っているんですね。
「やれやれ、締まらないねぇ」
『流石に放置して置くわけにもいかないがな』
「では、助けに行きましょう」
その後、私の《ミラクル・ミキシング》からの《粉砕波動拳》&《エメラルド・バースト》のコンボを中心に片方を集中攻撃して再生される前に倒し、それで再生能力を失ったもう片方も問題無く倒せました。
さて、これで【アニワザム】の制御は無くなった筈ですが、兄様達は大丈夫でしょうか?
あとがき・オマケ、各種オリ設定・解説
末妹:《粉砕波動拳》は覚えた超級職の奥義の中で一番使いやすいと思っている
・【ハデスルード】は古代伝説級になれる程の資質を持っていたため、特典武具になった後のスキル性能はかなり高い。
・具体的に《霊環付与》は時間を掛ければ部位欠損や特殊状態異常も治せるし、《魔力収束》はかなりの広範囲から高速で魔力を収集できる。
《ニースマッシュ》《ヒールクロウ》:【蹴士】系のスキル
・それぞれヒザ蹴りとカカト落としの基本スキル。
《ベアー・スクラッチ》:【爪拳士】のスキル
・連撃重視の【爪拳士】では珍しい単発・高威力のスキル。
《断気絶招》:【武仙】の奥義
・
・発動には《第六圏》で対象の気を把握する必要があり、末妹の場合現在では五分程かかる。
・削られた最大HPは自然回復せず、超級回復魔法や同じリソース干渉系スキルでしか治せない。
戦闘団組:そこまで付き合いの深くない末妹を全力でサポートしてくれる善人達
・双子の<エンブリオ>の近接形態はそれぞれMPを継続消費する代わりに高威力の光属性エネルギーブレードを展開する《光輝剣》、同じく非生物透過効果がある闇属性エネルギーブレードを展開する《暗黒剣》と言う。
・更に、それぞれMPを追加消費する事で刀身を延長する《光輝の爪牙》、刀身を変形させる《暗黒の爪牙》のスキルがある。
【精神興奮薬・ファイト一発タイプⅢ】:クランメンバーの一人が作った薬
・実は効果時間中自分に掛かった精神系状態異常を【興奮】に変更する事で無効化する薬だったりする。
・このメンバーは『副作用と引き換えに特殊な効果を持つ薬を作る』<エンブリオ>を持っており、使える状況が限られている代わりに効果が高い薬や毒物を作る事を専門としている。
・……だが、結構マッド気味でまともな薬を作らないのでクランで使う通常の薬は外注している。
【ハイ・マインド・アバターホムンクルス】:逃亡しなかったのは離れすぎると【アニワザム】の制御に支障を来したから
・パワードスーツには内蔵【ジェム】や障壁展開機能などの厄介な効果が満載で、機密保持の為の自爆機能も完備。
・このホムンクルスはテイムモンスターと同じ扱いなのでアイテムを落とさず、スーツも【アークブレイン】所有の物と扱われているので死んだ後も残っていた。
・《サンダー・カタラクト》は【マグネトローべ】の実験結果で有用だと判断され技術転用が進んでおり、それ以外の<UBM>の能力も多くが“量産”されている。
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