ついに来てしまった。夏、本格到来。来る7月!
まぁでも、実はそんなに変わらないよね。6月からガッツリ30度は超えて来てたし、なんか30度超えてくるとすべてが熱いから、細かい値はどうでもよくなるんだよね。ハッキリ言って暑すぎるんだよね。地獄。
晩飯食ってシャワーも浴びた! 今日はもう後はネットサーフィンして寝るだけ!
……だと思っていたんだけど、そういえば、食堂帰りで部屋に戻る時に周子さんに捕まり、前川とまゆちゃんと4人で桃〇をやることになってたんだった。鬼強引だった。別にいいけど。
そんなわけで、汗かいてるんで風呂だけ入って行きますわって言って、シャワーだけ浴びて、ちゃんとパンツ履いて風呂から出たばかりでございます。
危ないね。ちゃんと部屋着は着ないとね。室内でパンイチならともかく、外でパンイチ、しかもここでやったらもうガチのマジでダメだからね。
しかしなんで紗枝ちゃんではなく、まゆちゃんが? とはなったけど、今日はどうやら紗枝ちゃんの方がロケでお泊りらしい。そういう日もあるんだね。結構ある気がするけど。
「おつかれー」
「お疲れ様です。やっぱり、夜だけど暑いですねぇ」
「おー、もう皆来てるよー」
「遅い! レディを待たせるなんて何事……に゛ゃ゛ー!゛?゛」
もう時刻も19時に差し掛かるガッツリバチバチ夜時だって言うのに、こいつ本当に元気だな。もう全部に濁点ついてるんじゃないかって勢い。
それはともかくとして、こんな僕にもフレンドリーに優しく話しかけてくれる、こちらの可愛らしい女の子。この子が佐久間まゆちゃんです。
色の抜いてあるような黒と茶髪の間のような髪が肩にかかるくらいの長さで整えられており、瞳もキレイな明るい青色をしている……若干、目のハイライトが薄い気もするけど、多分そういう物だろう。個性個性。
「なんだよ、ちゃんと服着てんだろ。まゆちゃんいるんだから」
「いくら夏とは言え、服はちゃんと着なきゃダメですよ? 髪も乾いてないじゃないですかぁ。まゆが乾かしてあげましょうか?」
「んにゃ、大丈夫。髪切ったばっかだからすぐ乾くべ」
この子はマジでいい子。本当にいい子。気配りも出来るわ、性格も優しいわ、家事も出来るわで。かと思えば、Gはからっきしダメだったり、事故で小梅ちゃんの見るホラー映画を見てしまって滅茶苦茶ビビったりと、本当に等身大の女の子。
ちなみに年は15歳。今年で16歳になる高校一年生らしい。最初は佐久間さんって呼んでたけど、『まゆで良いですよぉ』で、まゆちゃんになった。なんか最近、名前呼びのハードルが下がってきている気がする。
それにしても、今どきの高校一年生って高スペックが増えている気がする。響子ちゃんも、確か高一だろ? 凛も高一だし、どうなってんだ俺の一個下。
あと、まゆちゃんの特徴として、いつも左手首にいつもリボンとか巻いたり、紐物のブレスレットのようなものを付けてたり、シュシュを付けてたり、時には手袋のようなものもしている事も挙げられる。
女の子。手首。ということで、皆様も色々と思うところはあるだろうが、そこは安心して欲しい。
どうやらそういう痕があるというわけでは無いらしく、何だったら寮にいる時はたまに両手に何もつけてないときもある。何ともなかった。というか、それで注視して見てたけど、めっちゃ手が綺麗だった。顔も可愛くて手も綺麗って、無敵かよ。
安心しきって、『なんでいつも左手首を隠してるの?』って聞いたら、『願掛けですよぉ』って帰って来た。なんか、ちょっとだけ闇を感じた。なんでかわからんけど。
「なにー。あたしだったら裸見られてもええって言うん?」
「周子さんは一回見てるじゃないすか」
「そりゃそうだけどねー」
「みくが話してるのはそこじゃなーい! っていうか、なんで周子チャンは光クンの裸を知ってるのにゃー!」
「事故だったねー」
「アレは事故っすね」
あれなんだよ。俺が部屋でのんびりしてる時に、ゲームをしにその場のノリだけでノック無しに突撃してきて、パンツ一丁姿で野球を見ていた俺と遭遇したって事故な。いやー、パンツ履いてて良かったね(違う)
周子さんもあんまり気にしてなかったし、俺も珍棒出してる訳じゃなかったからよかったよかった。普段はちゃんとノックするなりピンポンするなり、ちゃんとやるんだけどね。その場のノリって怖いね。
「話が逸れてる! みくが言いたいのは、その格好にゃ! なんなのそれ!」
「あー、これ?」
「甚平やん。京都でもあんまり着てる人見なかったけど」
「そっか。周子さん京都育ちですもんね」
「こう見えても、実家にいる時はしょっちゅう着物着てたんよ。ま、追い出されたけど」
「突っ込みにくいにゃ……」
そうです、今日僕が着てきたのは甚平です。ちなみに色は紺色。最近、若者の中で流行っているとか流行っていないとか言われている奴で。
周子さんが着物着ている姿、一周回ってなんか想像つかないな。紗枝ちゃんの着物姿はものすんごくしっくりくるんだけどね。
紗枝ちゃんの場合は黒髪長髪、ちょっとちんまくて見るからにもだし、中身もいろんな意味で京都の美人という感じだからってのもあるだろうけど。
周子さんは同じ美人でも系統が違うもんね。銀髪狐目スタイル鬼の超楽観的自由人だからね。着物と言うよりも、お友達の美嘉さんみたいなファッションの方が似合いそうだよね。
「へぇ、よく紗枝ちゃんが着ている着物と似てますけど……」
「紗枝ちゃんの着物みたいなガチガチの奴じゃないよ」
「まぁ、色々と違いはあるけど、着物が簡単になって上下半袖になった版みたいなもんやね」
「女の子でも着れるんですかね……?」
「男の人が着る様だからね、女の子が着るとかなりセンシティブになるかもねー」
「なるほど……」
いや、何がなるほどなんだろう。周子さんも冗談交じりで言ったのかもしれんけど、まゆちゃん信じてるかもしれん。そんな純朴のステータス振り切れてるっけ。まゆちゃんって本当に中身は超絶常識人なイメージしかないんだけど。
そんな説明でいいもんだろうかと思うが、京都出身の人が言うのなら間違いはないだろう。
実際、着物とか一切わからない民からしたら、マジで着物が簡単になって上下半袖になったようなもんとしか言いようがない。
これ、マジでパンツを履いて甚平羽織って縛って、下履いてそれで出動だからな。簡単極まりない。何なら普通の部屋着より好き。
「なーしてまたそんなもんを」
「関西弁出てる出てる」
「にゃ」
「帳尻合わせするな」
お前、マジで本当に猫アイドルやる気あるのかってくらいたまにネイティブに語尾外すよな。なんなら、寮で話す時はにゃが付いてるのと付いていないの半々な気がする。
思い返してみれば、前川って言うほど語尾を『にゃ』にしている訳ではない気がしてきたわ。そりゃ、オフでも語尾付けてる時点でプロ意識は高いのかもしれないが。なんだか前川にはツッコみたくなる。なんでだろうね。
「甚平ってマジで通気性良いんだよ。着ているんだけど、あんまり服着てないような感じ」
「あー、もう言いたいことがわかったにゃ」
「光さんってそういう……」
「違う。決して露出狂とか、そういうのじゃないんだ。信じてくれ」
「せやね。この子は服が嫌いなだけやから」
「一応、人前では脱がないようにしているだけまともってフォローしたるにゃ」
フォローだけどまともなフォローになってねぇんだよこの野郎!
赤〇みたいにキレそうになったわ。あれ、マジで何にキレたんだろうな。(マイクが)入ってねぇんだよこの野郎!
いや、でもマジで甚平って良いんだよ。夏場にはマジでもってこい。ちゃんと布を羽織ってはいるんだけど、布の質の問題なのかは知らんけど、本当に来ている感覚が普通の服とは違うの。しかも肌触りもサラサラで本当に服の嫌な部分が無い。
もう本当に俺からしたら夏場はこれ一択ってレベルで気に入っている。流石に私服として外で着る分には、少し薄着が過ぎるし、江戸時代ではない現代からしたら尖った見た目ではあるので、着れずにはいるんだけどね。
マジで事務所にもこれで行きたい。でも今の季節、これで外出て汗だくになったら替えの甚平が無くて着る服がなくなる。そもそも服は着たくないんだが。
俺は露出狂じゃなくて、単純に服が嫌いなだけだからな。ここ、絶対に間違えないでほしい。人間向いてないかもしれん。
「日常生活大変なんですね……」
「実際、この時期は割と地獄ではあるよね……布を経由したくない。許されるなら水着が良い。海パン一丁が浜辺で許されるなら、多分大丈夫だろ」
「光クン、この話題になった時だけぶっ飛んだ思考になるのやめた方がいいにゃ」
「人間、本当に嫌なことを前にすると本性表すからねー」
本当に、水着みたいに海パン一丁で許される世界だったら本当にそれでいい。本当に(三回目)
マジで服って概念、男にはほとんどいらないと思う。男女関係なく、露出したくないって人はいるんだろうけど、逆もまた然りなんだよね。流石に美嘉さんみたいなお腹を見せるような攻めた服は着れないけど。
攻めたファッションは絶対無理。日和る。だから甚平も部屋着なんだよね。
自分で言うのもなんだけど、別に人に見られて恥ずかしくなるような体じゃないからね。ちゃんと腹筋見えてるから。
朝〇海さんの腹筋トレーニングを、ちょっとアレンジして水を入れたペットボトル持ちながらやったりすると、簡単に負荷をあげたりできるからね。家トレってバカにならないからね。
まぁ、設備の整ったジムに行くのが一番いいに決まってるんだけど。346プロって確かジムあるよな。使えねーのかな。今度、使えるかどうか聞いてみるか。
「それにしても、服装が質素と言うか、シンプルな物しか着ない光クンがそんな攻めた服を着るなんて。経緯が見えないにゃ」
「確かに。光さんって、飛鳥ちゃんや美玲ちゃんや蘭子ちゃんみたいな、特徴ある格好はしないですもんね」
「そもそも、絶対に手を出さないからね」
前川もめっちゃ言葉選んでたけど、言いたいことは通じちゃってるからね。そこの部分を突っ込んで言わないことが、逆に刺さってるから。
新しい服ってなんか怖くない? もう、ワンパターンでシンプルで尖ってもなくまんまるな服しか着たくない。失敗したらが怖すぎるんだよね。髪型は遊んでも良いと思うけど、服はなんかヤダ。
何なんだろうね。俺、前世は服になんか恨み買ったのかもしれんね。
「なんで甚平は着る様になったん? 昔からとか。なんか機会あったん?」
「あー。これ、去年誕プレで貰ったんすよ」
「待って。そこから先はみくでもいい当てられるにゃ」
「なんだよ。当たってもプレゼントは無いぞ」
「その甚平あげたの、凛チャンでしょ」
「すげぇ、なんでわかったんだよ」
「そんなことだろうと思ったにゃ……」
今年はでかい抱き枕だったんだけど、去年はこの甚平くれたんだよな。なんか部屋で服着ないのは、私はともかくとして、そろそろ人としてヤバイって言われて渡された。
人としてヤバイって誕生日に言われて服渡されるこっちの気持ちも考えてほしい。めっちゃ困惑したわ。
正直、最初はめっちゃ嫌だったよ? だって攻めすぎてるもん、和服って。でもこれが着たらいいのなんのって。一瞬で気に入っちゃった。
追加で何着か買おうと思ったけど、凛がくれたプレゼントに価値がありそうな気がしたからやめておいた。普通に部屋なら脱げばいいし。来年は別の甚平来そうなんだよな。
「凛ちゃんって……みくちゃんと同じCPの子でしたっけ?」
「そうそう。よく覚えてるな。すげーや」
「そういえば、まゆチャンはまだ面識なかったっけ。光クンと凛チャンは幼馴染なんだにゃ。ま、関係は見ての通り」
「へぇ……素敵……!」
「いや、何が」
凛とは別に悪いような関係では無いと思うけどね?
最近と言うか、寮に来てからは実家にいた時みたいな感じではないけど、それでもたまには遊びに来るし。何なら昨日も来てたな。なんかやってたわ。覚えてねーけど。
まゆちゃん、面識がないアイドルの知識もあるなんてすげぇな。
凛はCPの中でも早期デビューしてた組だから、ある程度の知名度は事務所内でもあるのかもしれんけど。アイドルの事をほとんど知らん俺からしたら、マジで凄いわ。
「なーるほどねぇ……そりゃあ着る訳だ」
「普通に気に入ってるんですよ?」
「それはそうだろうねぇ。服嫌いに甚平とは、彼女もセンスあるなぁ」
それは俺もマジで思う。今年の抱き枕も嬉しかったが、この甚平はマジで革命だった。革命チェンジだった。剣から勝利アパッチで勝利リュウセイ出して、そのままバルチュ宣言でジャスキル決まってたわ。
「凛チャンも凛チャンだけど、光クンも光クンだにゃ。なんか、本当に……うん。似てるわ」
「別に俺の服はいいじゃん。パンイチで来なかっただけ感謝して欲しい。これが俺の部屋でメンバーが前川と周子さんだけだったらワンチャンあった。無いけど」
「流石に一線は守るんやね」
「二人とも事故なんで本当は見せる気ないっすけどね。何度も言うけど、俺は露出狂じゃないんで」
「常識を持った変態にゃ」
「お前本当に碌な言い方しないのな」
この後、めちゃくちゃ〇鉄で集中攻撃してボッコボコにした。
ゲームでは絶対に負けることは無いからな。俺は得意分野で人をボコボコにしていくぜ☆
読者層気になるので知りたいアンケ
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男! 未成年
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女! 未成年
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どっちでもないorわからん! 未成年
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男! 成人
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女! 成人
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どっちでもないorわからん! 成人