ソードアート・オンライン 黒竜の剣士と焔の巫女   作:初めての

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 お久しぶりです二話目が書きあがりました。

 何度も読み返しいますが誤字・脱字はご容赦くださいm(_ _)m

 お気に入りに登録して頂き、感謝の言葉も有りません。本当にありがとうございます。m(_ _)m

 長いかも・・・


あの日 流星 そして女神

 全てが、変わったあの日から一か月が過ぎた。今私は、キリトと一緒にレべリングしている。

 今の私の装備は、暗い赤のインナーに、赤銅色のガントレットとレギンズに皮の胸当て、その上から黒いローブを着てフードをかぶっている。ローブは、キリトが頼むから着てくれと言ったので着ている。長い髪は、一本の三つ編みして動きやすい様にしている。

 

キリト「スイッチ」

 

ロゼ「はい!」

 

 キリトが、《ルインコボルト・トルーパー》の手斧を《アニールブレード》で打ち上げその隙に私が、キリトと相手の間に滑り込み《片手剣・片刃 単発技・スパイトフル》を発動させた。

 左手にもった剣を斜め後ろに、右手を左肩に添え体を捻ると私の剣が、赤いライトエフェクトを纏った。

 

ロゼ「やっ!」

 

 気合と共に剣を左から右に振り抜く。

 

 "バシュ!!”

 

 と、《ルインコボルト・トルーパー》のがら空きの胴を直撃し、残り僅かだったHPが0になり爆発しポリゴン片へと姿を変えた。

 

ロゼ「ふぅ」

 

キリト「おつかれ」

 

 私たちは、剣を鞘に納めてハイタッチを・・・うんハイタッチをした。

 今いるのは、キリトと私の二人だけクラインもエト姉もいない。あの日、あの始まりの日に私たちは分かれた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 空が赤く染まった後、第二層の底から赤い液体が垂れてきた、それは一か所集まり赤いローブ姿の巨人が現れたそして。

 

 『プレイヤーの諸君 私の世界にようこそ』

 

 重く深い響きの有る声で言った。

 その後、自分は[茅場晶彦]でありログアウト出来ないのは、このゲームの元々の仕様であり、第百層をクリアしないとログアウト出来ない言う残酷なルール、さらにHPが0になった時ナーヴギアの高出力マクロウェーブで、脳を焼き殺すと言うあまりにも現実離れしたものだった。

 

 『では、最後に、私からのプレゼントを諸君らのアイテムストレージに送ってある。ぜひ確認してくれ給え』

 

 私は、右手でメニューを呼びだし確認すると、手鏡がアイテムストレージの中にあったので取り出した。

 

ロゼ(手鏡?・・・まさか!?)

 

 そう思った瞬間、光に包まれた、そして光が収まった時、私は、自分の予想が正しかったことを知る。

 

ロゼ(やっぱり)

 

 周りを見渡すと、美男美女ばかりだった広場は、見る影も無いくらいに豹変していた。

 そして私も例外では無く、現実の姿に戻っていた。床に付きそうな程長い髪、幼さが残こった整った顔、そして一番のコンプレックスである身長が、元の80に届くか届か無いか位にまで縮んでいた。この身長のせいで年相応に見られないし、子供扱いされる。

 

ロゼ「時間かけて作ったのに」

 

 声も本来のソプラノに戻っていた。

 

???「おい!」

 

 よく通る稟とした声がした方を見ると、そこには、綺麗な女の人が立っていた。艶のある黒のショートヘアーに、整った顔、そして高い身長にモデルの様な体型で、思わず綺麗だなーっと見ていたら。

 

???「あんたロゼか?」

 

ロゼ「えっ」

 

 名前を呼ばれて驚き、頭の中でこの人の顔を探したが、いくら探しても記憶には無かった。

 綺麗な声だけど言葉使いが男っぽい、じぁ無くて。

 

ロゼ「なんで名前・・・」

 

???「ロゼでいいんだな俺は、[エメット]だ!」

 

ロゼ「えっ・・・えーーーーーーー!!。エメットさんなんですか?」

 

エメット「あんたは、本当に驚くの好きだな」

 

 呆れた顔でそう言われた、少しばかり恥ずかしくなって顔をうつむけた。

 

ロゼ「女性だったんですか!?」

 

エメット「ああ、悪いか?そう言うあんただって女だろ」

 

ロゼ「男ぽい口調ですね。それが素ですか?」

 

エメット「ああ。あれは、執事のロールがしたくてな」

 

 なんて、緊張感の無い会話をしてたら、後ろから声が掛けられた。

 

???「おい!あん・・た・ら・・・」

 

 声を掛けられ振り向くと、野武士の用な顔のプレイヤーが、私達を見て固まった。見覚えのあるあの悪趣味な赤いバンダナは。

 

ロゼ「も、もしかして[クライン]!?」

 

クライン「あ、ああそうだ、そんで[キリト]がこいつ」

 

 クラインが、隣にいる少年を指で差しながらいった。少年いやキリトは、顔を真っ赤にして俯いていた。

 

ロゼ(か、かわいい)

 

 現実の姿に戻ったキリトのは、髪の色と髪型はほぼ変わらないけど、線の細い体に少し幼いあどけなさが残った顔、下手をしたら女の子に見えなくもない。

 なんて考えていたら、クラインが呻くように。

 

クライン「クソッ! 何だってこんな事しでかしたんだ?」

 

 と言い、エメットさんが肩をすくめた後、ローブの巨人を指さし。

 

エメット「さあな、本人に聞いてくれ。まあ、そのうち言うだろう」

 

 そう言った直後。

 

 『諸君らは、何故と思っているだろう。何故ソードアート・オンラインの開発者である茅場晶彦が、こんな事をしたのか?

 私は、この世界を鑑賞するためだけに、ソードアート・オンラインとナーヴギアを作った。そして全ては、達成せしめられた。以上でソードアート・オンライン正式サービスのチュートリアルを終了する。諸君らの健闘を祈る』

 

 そう言ってビデオの巻き戻しの用に、第二層の底に吸い込まれて消えた。

 一瞬、本当に一瞬だけ広場は、静まり返り始まりの街のBGMが軽快に流れた。「イヤーーーー!?」誰かの悲鳴が、引き金になり「お、おい出せよ、出せーー!?」「ふざけんなー!」「意味わかんねえーよ!!」と広場は、パニックに陥った。

 そんな中、キリトが話し掛けてきた。

 

キリト「三人ともついて来い!」

 

 キリトの声で我に返り、言われるがまま裏路地についた私達に、キリトがエメットさんを睨み付けながら、強い口調で聞いた。

 

キリト「さっきのは、どういう事だ」

 

 キリトにも聞こえたらしい。

 

エメット「そのままの意味だ。茅場晶彦は、俺の兄貴だ」

 

キリト「そうか、繋がってるのか」

 

 キリトが、さらに怒気を込めて聞いていた。

 

ロゼ(やっぱり、聞き間違えじゃ無かったんだ)

 

 エメットさんが、ため息を付いて首を左右に振った。

 

キリト「そうかわかった。俺は、あんたを信じるよ」

 

 エメットさんが、驚きながら聞き返した。

 

エメット「俺が嘘を付いてると、思わないのか?」

 

キリト「βテストからの付き合いだ、あんたの性格はよく知ってるさ。それでみんな、俺はすぐに次の街に行こうと思う、ロゼ以外ついて来てほしい」

 

ロゼ「えっ、何で私以外なの??」

 

 クラインが、私の頭に手を乗せて目線を合わせながら、諭すように言って来た。

 

クライン「お前さんみたいな、小さい子供に、戦闘なんてさせられるか!? ついでにナーヴギアの対象年齢は13からだぜ。お前さんいくつだ??」

 

 プチっ!!

 

 と私の中で、何かが切れる音がした。握り拳を作り゙にっこり゛と、微笑み目の前にある、クラインの顔に叩きつけた。街の中なので、圏内コードでダメージは無いが、ノックバックが発生しクラインをふっ飛ばした。

 

ロゼ「私は、今年14になるれっきとした中学二年です!!」

 

 そして、怒気をはらんだ声で唸る用に言った。

 

エメット

キリト   「「「は??」」」

クライン

 

 三人の目が点になった。私は、ため息をつきながら体の事を説明した。

 

ロゼ「[低身長症] 体がある程度成長するとそこで成長が止まる病気。日本人には、殆ど居ないらしいから、知らなくてもしょうがないけど。

 ちなみに私は、[ラロン型低身長症]と言って体に異常は無いけど、遺伝子の変異が原因だから背が低い以外は、一般人と変わらないの。゙わかっだ」

 

 最後の゙わかっだの所を、゙にっこり゙と微笑みながら言ったら、三人が、首を縦にいきよいよく振っていた。

 

ロゼ「だから、私が一緒に行っても問題ないよね? キ・リ・ト??」

 

 そうい言った瞬間”あっ”と思ったが笑みを、崩さずに内心の動揺を押せえていた。そして何故かキリトは、少し怯えた表情で頷いた。

 

キリト「わ、分かった。二人は、どうする」

 

 キリトの問い掛けに、クラインがとても申し訳なさそうな顔をして、右手で頭を掻きながら。

 

クライン「嬉しいけどよぅ。俺は、前のゲームで、ギルド組んでた奴らと一緒にダイブしてんだ。置いてけねぇ」

 

エメット「クソ兄貴が始めたこのデスゲーム。その責任を取る」

 

ロゼ「そ、それって」

 

エメット「安心しろ、死んで償うつもりは無い。俺がβテスターだという事と第十層までの情報を公開して、ビギナーの育成をする。だから一旦別れよう」

 

ロゼ「エメットさん」

 

 エメットさんが微笑んだ。とても綺麗な笑顔で、同じ女性の私でさえ゙ドキッ゙としてしまった。

 

キリト「分かった。絶対に死ぬなよ」

 

クライン「お前さんもな。それとよぅ。

キリト、お前さん案外可愛い顔してんだな、結構好みだぜ」

 

 その言葉にキリトが、呆れた様に苦笑しながら。

 

キリト「お前も、その野武士ずらのが10倍似合ってるよ」

 

 そう返していた。私は、エメットさん頭を下げ

 

ロゼ「エメットさんここまで、ありがとうございました。近い内にまた会いましょう」

 

エメット「ああ。そうだ、呼び捨てでいいぞ」

 

ロゼ「え、呼び捨ては、ちょっと・・・」

 

エメット「なら、あんたが、呼びやすい呼び方でいい」

 

 私は、なんて呼ぼうか考えてふと閃いた。そしてとびっきりの笑顔で。

 

ロゼ「じゃあ、[エト姉]でいいですか?」

 

 そう言ったら、エト姉が驚いた後、笑顔になり頷いたてくれた。

 

エメット「分かった」

 

 そうして私たちは、それぞれの向かう道に分かれ歩き出した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キリト「そろそろ、戻るか?」

 

ロゼ「うん、そうだね」

 

 今日の攻略を、切り上げ帰路に就いた私たち、不意にキリトが立ち止まった。

 

ロゼ「どうしたの?」

 

キリト「しっ!」

 

 キリトが、目を閉じて手を耳元に当てて、少ししてはっと顔を上げた。

 

キリト「戦闘音だ。それも一つだけ」

 

 そう言って走り出した、あわてて私も、後をおった。

 私のステータスは、敏捷よりなので直ぐにキリトに追いつき。

 

ロゼ「こんな最前線で、一人なんて危ない」

 

キリツ「ああ。急ごう」

 

 そして私たちは、流星を見た。

 

 音の聞こえてきた所に急ぐと、フード付きのプーケを着た一人のプレイヤーが戦闘していた。

 《ルインコボルト・トルーパー》の攻撃を、ギリギリのスッテプでかわし、体勢の崩れた相手の喉元に《細剣 単発技・リニアー》を叩き込んだ。

 

ロゼ(すごい)

 

 素直にそう思った。システムアシスト任せのソードスキルじゃ無くて、スキルを自分の意志でブーストしている。でも早すぎて私の目には、剣が映らず、かろうじてライトエフェクトが確認できる程度だ。そして私たちの目の前で《ルインコボルト・トルーパー》を、その高速の《リニアー》で倒した。

 

ロゼ「あなた、すごいね!」

 

 手を叩きながらそう声をかけると、フード付のピーケを着た細剣使いが、ビクっと肩を振るわせ私たちの方を向いた、そして。

 

???「何か用?」

 

 その声で相手が女性プレイヤーだと気付いたけど、鋭く冷たい、高く澄んだ声で、一言だけ発した。その声の冷たさに思わず後ずさりしてしまう。

 

ロゼ「え・・・えっと・その・・」

 

???「用がないなら話掛けないで!」

 

 その言葉に、押され意気消沈していると、キリトが、私の頭にポンっと手おいて前に出て話し始めた。

 

キリト「さっきのは、オーバーキルすぎるよ」

 

???「??」

 

 その言葉に、最速の《リニアー》を放つ細剣使いが、首をかしげた。

 

キリト「オーバーキルは、必要以上のダメージを与えて相手を倒すこと。

 さっきの敵は、あんたの《リニアー》ですでにニアデス、つまり瀕死だった。後は、軽く突くだけでも良かったはずだ」

 

???「過剰で何か問題が有るの??」

 

 その言葉に、少しムッとしたけど、キリトは少しだけ考えてから話し出した。

 

キリト「オーバーキルしても、メリットもデメリットも無いけどソードスキルは、集中力を使うからあまり連発しない方がいい。帰りも有るだろう??」

 

???「それなら問題ないわ」

 

 細剣使いは、キッパリと言いきった。

 

ロゼ「何で??」

 

 そしてその細剣使いは、ゾッとする様な事をさらりと言った。

 

???「私帰らないから!?」

 

ロゼ「えっ・・・か、帰らないって、危ないよ!! それに装備のメンテナンスや回復アイテムの補充、それに街で休憩とかしないの??」

 

???「ダメージを受けなければアイテムは必要無いし、剣も同じのを後五本買って来たから問題ない、休憩に関しては、そこの安全地帯で取ってるか大丈夫よ」

 

 私は、驚きで開いた口が塞がらず固まった。

 確かに安全地帯にMobは、ポップしない。でも人以外の怪物が直ぐ近くに、出てくる状況で、心休まる程の休息が出来るとも思えない。

 

???「もういいかしら、そろそろ怪物が復活するから、私は、行くわ」

 

 そう言いながら、ふらふらとした頼り無い足取りで、去ろうする細剣使いにキリトが。

 

キリト「そんな、戦い方じゃいつか死ぬぞ」

 

 と、声を掛けた。そして、今までで一番冷たい声で。

 

???「どうせ、みんな死ぬのよ」

 

 そう言い残し、もう話す事は、無いと言わんばかりに歩き出したが、三歩ほど歩いた途端。

 

 ゙ドサリ゙

 

 と崩れ落ちた、私は、直ぐに駆け寄り彼女を観察し、ただ気絶しただけの様子に安堵した。そして

 

ロゼ「ねえ、キリトどうしよう??」

 

キリト「仕方ない。緊急事態だしな」

 

 そう言いながら、アイテムストレージから寝袋を取り出し、最速の《リニアー》を放つ細剣使いを押し込み、ずりずりと引きずりだして。

 

キリト「とりあえずフィールドの安全地帯まで行こう」

 

ロゼ「うん」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 私は、フィールドの安全地帯で、スキルの構成についてキリトに色々と質問していたら。

 

???「お、お前ら、久しぶりだな!!」

 

 と、よく通る凛とした声がした。振り向くとそこには、白いローブを纏った背の高いプレイヤーが居た。

 私達が、首を傾げていると。

 

???「あ、わりぃ」

 

 そうい言ってローブのフードをとった、そこから出てきた女性の顔を見て、私は、笑顔になり。

 

ロゼ「エト姉!!」

 

 と、言って抱きついた。

 

キリト「久しぶりだな。[女神]様」

 

 ニヤリと笑いながらそう言ったキリトに心底嫌そうな顔をして。

 

エメット「頼むからやめてくれ」

 

 と、言っていた。少しして私は、あれっと思い。

 

ロゼ「そういえば、なんでここにいるの??」

 

 エト姉が、すぐ近くで寝息を立てている細剣使いを指さし。

 

エメット「ああ。[アスナ]を探しにな」

 

 キリトが、苦笑気味に聞いた。

 

キリト「優秀な人材の確保か??」

 

 キリトの問いにエト姉は、頷きながら。

 

エメット「ああ。今日の午後四時から攻略会議が有るのは、知ってるよな??」

 

 私とキリトが一緒に頷く。

 

キリト「あんたが呼びかけたんだろ」

 

エメット「まあ、そうなんだが、《鼠》に頼んでレベルだけじゃ無くて、戦う意志の有るプレイヤーを教えてくれと言ったら」

 

キリト「この、細剣使いの情報を貰ったと」

 

エメット「そっ、だからレイドの勧誘」

 

 すると、噂の細剣使いが"ガバッ!!″と起きて辺りを見まわし私達を見つけて睨みながら。

 

アスナ「余計な事を」

 

 やっぱり私は、彼女が嫌いと再認識した。

 不機嫌オーラ全開の私の頭をエト姉がフード越しに撫でてアスナの近くに行き。やさしい笑み浮かべながら。

 

エメット「お久しぶりです。アスナさん」

 

 と、私達が聞いた事が無い位やさしい声であいさつした。

 名前を呼ばれた彼女は、途切れ途切れに。

 

アスナ「なん・・で・・・あな・た・・が??」

 

エメット「あなたを、迎えに来ました」

 

 

 

~ 始まりのあの日それぞれの道に別れ歩き出した私とキリト。鮮やかな流星を見付け、そして女神を知る ~




 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 評価・感想お待ちしております。

 次回は、エメットが、キリト達と別れた後の話しを書きます。
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