ソードアート・オンライン 黒竜の剣士と焔の巫女   作:初めての

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 お久しぶりです。

 三話が書けました。

 色々無理やり気味ですが、ご容赦下さい(/_;)

 短いです。m(_ _)m



意志 灯火 そして一歩

 キリト達と別れて始まりの街の広場に戻った俺は、パニック状態のプレイヤー達を見て舌打ちをした。

 そして、プレイヤーが少なくなって居ることに気づいた。

 

エメット(βテスターと生粋のMMOプレイヤーは、スタートダッシュか。それ以外は、部屋に籠もって助け待ちか。チッ、面倒な事を引き受けたぜ。クソ兄貴のせいでとんだ外れクジだ)

 

 なんて考えながら広場の中央にある石のオブジェクトに《片手剣 単発垂直切り・バーチカル》を、叩き突けた。

 

 ゙キィーーーーーーン゙

 

 と、金属同士がぶつかった様かん高い大きな音が鳴り響いた。

 いきなり鳴り響いた大音量の音に驚き、広場に残って居た全てのプレイヤーが、剣を振り下ろしままの俺を見ていた。

 俺は、ワザと剣をゆっくりと鞘に納めて両手を胸の前で合わせてながら、出来るだけ大きな声で。

 

エメット「嘆いていても何も変わりません。

 今出来る事は、前に進む事だけです。戦う意志の有る人は、お願いします力を貸して下さい」

 

 そう言いながら頭を下げた。が広場の人達の反応は、イマイチの様だ。

 頭を下げた本人は。

 

エメット(死ぬ程、ハズイ)

 

 そう思っていた。普段ならまずやらない言葉使いに女性の立ち振る舞い、顔から火がでる程心の中で悶絶していたが、強靭な意志力で耐えている。

 しばらくして、広場に残って居る人達の中からちらほらと「進むって」「百層なんて無理だ」「死にたくない」と、やはりと言うか、攻略に乗り気では無い人が多い。

 

エメット「無理にとは、言いません。

 ですが戦わ無くても戦う人達の支えになる事は、出来ます。

 私は、βテスターです。β時代の第十層までの情報も有ります。お願いします、力を・・・力を貸して下さい!!」

 

 そして、もう一度頭を下げた。

 

エメット(これで、無理なら諦めるか)

 

 そんな事を考えていると、人垣から見覚えの有る野武士ずらのプレイヤーが出てきて。

 

クライン「その話乗った!!」

 

 と、腰の片手用曲刀を鞘から抜いて掲げた。

 

クライン「俺様の命あんたに預けたぜ!!」

 

 そう、大声で宣言した。俺は、ポカンとした間の抜けた顔で、クラインの事を見ていた。そして、その後ろに居た五人のプレイヤーも同じようにそれぞれの武器を掲げていた。

 

???「「「俺たちは、リーダーについて行く(行くぜ)(行きます)!!」」」

 

 恐らく後ろの五人は、クラインの知り合いだろう、はっきり言って有り難い。

 勇気を語る人は多いけど、勇気を示す事が出来る人は少ない。

 俺は、深く頭を下げた。

 

エメット「あなた方の勇気に感謝を」

 

 そう笑顔で言うとクラインが顔を赤くして目を逸らしながら。

 

クライン「気にすんな」

 

 と、照れくさそうに言った。

 

エメット(お人好し。いや、大切な誰かの為に命を投げるタイプだな)

 

 クラインが名乗りをあげた事でさっきまでの殺伐とした雰囲気が無くなり、広場に残って居るプレイヤーの中から「そうだ、生産系のスキルがあったな」「少しずつでも進めば」「剣を作って見たかったのよ」と、広場の雰囲気明るく成なった。

 

エメット(チャンス)

 

 俺は、辺りを見回し最後のだめ押し。

 

エメット「皆さんの力を少しずつ貸して下さい。そして、何時かきっと現実に帰りましょう!」

 

 誰かが手を叩き出した。

 それは、瞬く間に広がり広場は、溢れんばかりの歓声に包まれた。

 そして不意に誰が「「女神」様」と言い出しそれが広場に広がった。

 

エメット(オイッ!!待て。たしかに煽ったのは、俺だが「女神」は、無いだろう?!

 ・・・ハァ、仕方ないか、まぁ死人が増えるよりマシか)

 

 俺は、こほんと咳払いをして静かになったところで。

 

エメット「では。剣を取り戦う意志がある人は残って下さい。

 一時の感情で動けば死が待って居ます。戦いを恐れるのは、当たり前です。私は、戦わない選択をした人達を軽蔑したりしません。

 自分の゙意志゙でしっかりと後悔しないように決めて下さい」

 

 俺の演説が終わると「戦うのは、怖い」「私は、外に出たくない!」「すまないな」と、去って行く人達が予想よりも遥かに多かったけど、残ってくれた人達も居た。

 

エメット(俺たちを入れて四~五百人か、まぁ打倒かな)

 

 そして、後ろに居るクライン達に向き直り。

 

エメット「ありがとうございます。あなた方のおかげです。助かりました。」

 

 そう言うとクラインは、首を左右に振りながら答えた。

 

クライン「さっきも言ったが気にすんな」

 

 俺は、頷き残ったプレイヤーに向き治り。

 

エメット「この中でβテスターの方は、居ませんか?」

 

 すると、二人のプレイヤーが手を挙げた。

 一人は、目が少したれ目で、茶色の髪をオールバックにした、優しそうな少年。もう一人は同じたれ目で、同じ茶色の髪をポニーテールにしている、少女だった。

 

???「僕は、[シラヌイ]だよ」

 

 と、少女が挨拶し、続けて少年が。

 

???「自分は、[オオワシ]です」

 

 と、頭を下げた。

 

エメット「シラヌイさんとオオワシさん?・・・もしかして、[暁の双翼]のお二人ですか?」

 

シラヌイ「そう呼ばれてたね~」

 

 暁の双翼と言えばコンビで戦えばどんな相手でも倒すというβテストで噂の二人組である。

 

エメット(嬉しい誤算だな)

 

エメット「では、お二人に戦闘のレクチャーを頼んで宜しいでしょうか?」

 

オオワシ「それは、構わんが女神様は、どうすんだ」

 

 正直疲れたので休みたいが、そうも言ってられず、早めに済ましておきたい事がある。

 

エメット「《鼠》に連絡を取り、β時代の情報を掲示板に公表します」

 

 その一言で、βテスターだった、シラヌイとオオワシは、あぁ、なる程と頷いた。

 

クライン「なぁ。《鼠》ってなんだ」

 

 クラインが首をひねりながら聞いてきた。

 

シラヌイ「β時代の情報屋だよ。確かに彼女との繋がりは、欲しいね」

 

 俺は、頷きながらメニューを操作してインスタントメッセージを《情報屋・鼠のアルゴ》に飛ばした。

 少ししてメッセージが帰ってきた。

 

 <alugo>

 会うのは、いいけどサ。オイラもう《ホルンカ》に居るんダナ。ここまで来るノカ??

 

エメット(どーすかっな)

 

 《ホルンカ》は、けして遠く無いのだが、βテスター三人で残りの五百人弱いや、連れて行け数十人だろう。それに、もう日が暮れる。夜は、ウルフ系のMobがホップするから出来れば夜は、フィールドに出たくないな。

 ウルフ系のMobは、単体だと強く無いが群れで来ると厄介だ。

 さらに、アルゴにメッセージを飛ばした。

 

 <Emetto>

 何時まで、《ホルンカ》に居るつもりだ??

 

 ピピンと返信があり。

 

 <alugo>

 暫くは、《ホルンカ》に居るんダナ。

 

エメット(よし!)

 

 <Emetto>

 わかった。今日中に、俺も《ホルンカ》行く。俺の目印は、白いローブだ。

 

 と、メッセージを飛ばし、皆にこれからの予定を伝えようと顔をあげ。

 

エメット「《鼠》は、すでに次の街に居るようなので私は、次の街《ホルンカ》に向かい合って来ます。そして、明日には、戻って参ります」

 

 周りを見渡しながら皆の反応を伺った。

 

クライン「分かったか、オメーら」

 

 やはり、クラインが最初に声をあげた。それに続く様に「はい!」「了解」「分かりました」とそれぞれ答えてくれた。

 

エメット「では、明日会える事を願います」

 

 全員が頷くのを確認して。

 

エメット「では、解散とします」

 

 そう言いながら、一歩踏み出した。

 

~ この街に居た人達の意志は、まだ揺らいでいた。けど、小さな灯火が現れ、その灯火に集う者達は、後にギルド《終焉の女神》を創った ~




 新たに出てきた二人の名前に関してまず謝罪をm(_ _)m
 お分かりですよね・・・ごめんなさい。

 次回は、第一層ボスを倒せる所まで行きたいと思っております。

 最後に、読んで頂いた方々に感謝を。
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