仮面ライダーガッコロンvs仮面ライダーヒカキソ   作:いちごDF

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第3話

逃げ切ったと思われた明。だが、それは上空から落ちてくる存在によって否定された。

 

「ちょこまかと動きやがってシバくぞゴラァ!」

 

常人では到底追いかけられない速度で逃げたにもかかわらず、追いつかれていることに驚きを隠せない明。

そんな明の様子を見てか、サングラスの男はなぜ自分が追いついたのか勝手に説明し始めた。

 

「ワイはな、ポケモンが使える力を持っていてな、相棒のボーマンダに乗ってお前を空から追いかけてたわけや」

 

男の隣には、水色の体色をしたドラゴンが浮かんでいた。

この街には変わった動物がいるのかと思う明。

 

「まぁそれはいいんだけど...さっきから君が言っているヒカキソって誰だ?俺はそんな名前のやつではないと言っているだろ?」

 

「まだそんなこといってんのか?お前はどっからどう見てもヒカキソや」

 

「いや、だから....」

 

「うるさいなっ!俺はお前をシバきたくてうずうずしてるんや!ワイはポケモン界の王、母校!ボーマンダで消炭にしてやる!」

 

この母校という男にはやっぱり話が通じないと判断し、またこの場から逃げようと試みる。

だが、一度されているためか母校はボーマンダでそれを阻止した。

 

「ボーマンダ!メガシンカ!」

 

母校の手首につけているリングが光るとボーマンダを包むオーラが現れ、それが消えるとボーマンダはより強い形態、メガボーマンダへメガシンカした。

そして母校がMボーマンダに命令を繰り出すと、それに従い明に攻撃を仕掛ける。

もちろん明はそれを避けるが、Mボーマンダの攻撃の余波によって宙に舞った石が明の顔に当たり、わずかの間だけ怯んでしまった。

その隙を逃さなかったMマンダ&母校。継続中だった攻撃、『あばれる』で全身を使い明の腹に向かって思い切りタックルする。

明は豪快に転がっていく。

 

「さすかにシルバーウォッチで強化されたこの体でもあんな攻撃を生身で受けてしまったら、かなりダメージをうけるみたいだ...」

 

実は平野明はオールスターダストの力が入った「シルバーライドウォッチ」の後遺症になって全ての身体能力が通常の何十倍以上も上がっているのである。

そんな体でもダメージをうける攻撃。後遺症が無ければ一発であの世行きだっただろう。

 

「どうした?変身せんのか?」

 

「したくても...できない」

 

「そうか。だったら都合がええわ。じゃあこの言葉を冥土の土産に覚えておけ。ええか?マンダの流星群は強い!」

 

母校がそういうと空から大量の隕石が明に目掛けて降ってきた。

今残った体力では到底避けられそうにない。仮に体力が万全だったとしても避ければ街へのダメージは大きくなるため、そんなことはしないだろうが。

 

「ここまでか...」

 

明は目を瞑った。

すると明の頭の中に謎の声が聞こえる。

『もしも今日が人生最後の日ならば、悔いのない人生過ごしたと言えますか?』

 

「そうだな。もし俺をここに連れてきた奴がいなければ悔いはないと言えただろうけど...でもこんなに強い人がいるんだ。俺がここで消えてもきっと奴を倒してくれるだろう...」

 

『死んじゃうよちょっとヤバイ』

 

「俺が死んだとしても、人間の自由のために戦う者は消えないよ」

 

『我を倒したガッコロンはそんなものではない』

 

「その声はGaccio!?」

 

『最後に残った力で貴様にガッコロンを蘇らせる。我を倒した存在はここで消えていいわけがない。さあ立ち上がれ今』

 

「Gaccio...んっ!?」

 

隕石が明に全て命中した。

それを見た母校はヒカキソを倒したと歓喜している。

 

「もしここでりゅうせいぐん外してたらWiiぶっ壊すところだったわぁ...」

 

母校はメガシンカがとけたボーマンダに乗り、再び上空へ飛ぼうとした時。

明がいた場所が緑色に輝き出した。

 

「なんや?まさかまだ生きてるとか言うんじゃないだろうな?」

 

「あんたは勘違いをしている。俺はヒカキソではない。俺は...仮面ライダーガッコロン、平野明だ!」

 

『ジャンケンTIME!』

『仮面ライダー!ガッコロン!』

 

「誤解を解きたい。どうしたらいいんです」


「人間って愚かなもの。なんか空気が読めない」

 

ここは『ANAUUUM』。数々の著名YouTuberが所属している会社だ。

本来であれば賑やかな雰囲気なANAUUUMの社内だが、現在はとても静かな空気が漂っている。

 

「ヒカキソさん、平野明を殺やりにいかないのですか?」

 

白衣を着た男がそう言う。

ヒカキソと呼ばれた男は眼鏡を触りながら答える。

 

「やつは必ずセイヤに出会うはず。出会った後、まとめて奴らを殺す。そうすれば鬱陶しい反ANAUUUMも、憎きガッコロンもまとめて消せるからな」

 

ヒカキソが立ち上がると同時に遠くで爆発音が鳴り響いた。

それを聞いたヒカキソは何やら感じたとったようだ。

 

「ガッコロンに変身しただと?あの時ガッコロンに変身するためのデバイスは持っていなかったはず」

 

「今調べたところ、どうやら介入者が平野明にガッコロンに変身させたようです」

 

白衣の男が目に青い紋章を浮かべながら今の爆発の原因を解析した。

 

「なるほどな。より詳しい情報が欲しいところだが、貴様の今の状況では厳しいか」

 

そう言うとヒカキソは指を鳴す。

すると7人の男が一瞬にして現れた。

 

「どうも同車種ベローです。お呼びですかヒカキソ様」

 

「貴様らに命ずる。現在、平野明がガッコロンへ変身した。現場へ行き詳しい情報を集めよ。ただし明には手を出すな。下手にダメージを与えて何かしらの力に覚醒されては面倒だからだ」

 

それを聞いた同車種ベローの一人が質問をする。

 

「平野明以外に関係している人間がいれば殺してしまっても構わないでしょうか」

 

「ああ構わない。...これ以上は無いな?では行くが良い。良い働きを期待している」

 

再び同車種ベローは姿を消した。




次回 仮面ライダーガッコロンvs仮面ライダーヒカキソ!
「僕の名前はセイヤだ」
「オールスターダストではないのか」
「どうも〜!同車種ベローのシルクです」
「これはなぁ、勇気の切断や!」
じかいもおたのしみに
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